西武60億満額の笑み「日本の宝に最大限の評価」
(2006年11月15日(水)16:40 夕刊フジ)
「西武は昨日(13日)最高応札額を受諾することを回答しました。本日MLBよりNPBを通じて入札額とチーム名の通知を受けました。チームはボストン・レッドソックス。金額は5111万ドルです」
同じプロ野球チームでなぜここまで収益構造が違うのか、とか、日本プロ野球の将来は、とか、西武球団の資金使途は、などという話はさておき、さすが、と思ったのが新聞に載っていたイチローのコメント。
「久しぶりの対戦は楽しみだけど、ちゃんと練習してこいよ。」
これも余計なお世話なのですが、ちょいと気になったのは、ここまで巨額だと今後松坂の入団確定まで(契約交渉とか健康診断とかしばらくかかると思います)の期間の為替ヘッジはするのかな(でも、万が一破談になる可能性もあるし)ということ。
でも、そもそも論として、ここまで売り手市場だったら入札条件を円建てにするくらいの気迫が日本プロ野球連盟にあってもよかったのではないでしょうか。
「ドル建入札」という時点で、既に日米のプロ野球界の関係が決まってしまっているのかもしれません。
昨今また話題になり出した三角合併でも、対価として外国会社の株式を交付するにしてもその対価の相当性は日本法のレベルで評価されるのにねぇ(ちょいと話が違いますかw)