一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『アルゴ』

2013-09-25 | キネマ
ベン・アフレックは役者としてよりプロデューサーとしてはいいセンスをしている


1979年イラン革命がおこり、アメリカ大使館が占拠され大使館員が人質になった際に、6人がひそかに脱出しカナダ大使の私邸にかくまわれていた。この6人をイラン当局に気づかれずに国外に脱出させるために、CIAは架空の映画『ARGO』製作話を作り上げ、ロケハンを装って脱出を図る・・・という実話に基づく映画。

『ゼロ・ダーク・サーティ』の今から見ればおおらかで大胆な作戦だが、米国・イラン側ともに情報収集や分析・連絡手段に限界がある中では、スリリングな展開になる。

ファッション・自動車・電話機などの小物に至るまで当時を忠実に再現しているだけでなく、画質自体「天然色映画」風な色合いと徹底している。それに、会話もどことなくのどか。
80年前後の雰囲気を知るものとしてはとても懐かしい。





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『ゼロ・ダーク・サーティ』

2013-09-24 | キネマ
良作。

オサマ・ビン・ラディン殺害にいたるまでを、(おそらく)綿密な取材と、手間隙をかけたロケやセットでリアリティ十分に描いた映画。
米国の活動や関係組織の行動の当否については触れずに、事実を再現することに力を入れている。
CIAのノンキャリの女性分析官が主人公であるが、彼女についても極端にヒロインとしてまつりあげているわけでもない。

究極の状況におかれた「現場の人」を描くという意味では『ハートロッカー』と同根であり、ラストシーンからは同じ後味がする。



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『フライト』

2013-09-23 | キネマ
鉄板さが災い。


腕利きだが私生活に問題のある機長が墜落の危機を救ったのだが・・・という、機内上映はされなそうな内容の映画。

面白いし助演陣の好演が光るんだけど、デンゼル・ワシントンが主役の時点で、演技への安心感とともにストーリーにお約束感が出てしまう。

仕方無いかもしれないけどちょっと残念。

本人の意向かもしれないが、演技はうまいんだから、ロバート・デ・ニーロのようにもっと役柄を広げてもいいのではないかと思う。




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『オブリビオン』

2013-09-22 | キネマ
これも機内鑑賞。
いまいち。

途中からストーリーが読めてしまう。
確かに「地球の未来」物のSFは、ストーリーが出尽くしている感があるので仕掛けが大きいほど難しい

という点は同情の余地はあるが。
それに宇宙船とか乗り物などのプロダクション・デザインにも新鮮さがないのはより残念。
トム・クルーズはいつも通りだし。


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『アイアンマン3』

2013-09-22 | キネマ
機内で鑑賞。まあ、それで十分かな。

荒唐無稽なアクションと主人公の毒舌は相変わらず楽しめる。
ただ、アイアンマンも活躍するにつれより大きく社会的存在感に見合う負担を負うようになってしまっ

ていて大変そう。



コメント (1)
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大丈夫か、東急リバブル?

2013-09-14 | よしなしごと
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2020年

2013-09-08 | よしなしごと
またまたご無沙汰してます。
(ネタはあるものの、言い訳は無用ですな)


2020年オリンピック開催、7年後はずいぶん先のことのように思えるけどけっこうすぐ来てしまいそうである。


東京都知事の任期は4年で猪瀬知事は2012年12月に知事になったので、このままいけば「オリンピック知事」は次の知事選で決まることになる。
(現在66歳の猪瀬知事はさすがにあと7年はやらないだろうから、「オリンピックを招致した男」として任期半ばで辞任して2018年あたりに知事選を持ってくるという可能性はないだろうか)

一方でインフラ系などはあまり時間がない。
そもそも現在工事中の外環道の東名-関越間の開通予定自体が2020年なので、ここから新しい道路を作るとか老朽化した首都高を作り替えるとなると時間がない。
1964年よりも東京の開発は進んでおり、当時のように突貫工事は難しいだろう。
それに、建設業自体人手不足は深刻で、それは東日本大震災の影響だけでなく、若年の新規就業者が減少している中で(参照)今後7年間にできることは限られそうだ。


7年で変えようと思えば変えられそうだけど、というのが役所の縦割り。
オリンピックは文部科学省、パラリンピックは厚生労働省の所管なので、パラリンピックの日本代表でも文科省所管の国立トレセンは簡単には使えないらしい。
これくらいはどうにかならないものだろうか。



ちなみにこのブログ、細々とだが9年も続いてきたが、最近低迷気味だしあと7年続くか?
(ブログ自体が別のメディアにとってかわられてるかもしれないし)


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