一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『お世話され上手』

2018-05-06 | 乱読日記
お寺の住職かつ宗教研究者である著者が、自らが営むグループホームの経験から介護する側・される側について、そして「救い」とは何かを語る本。

そう遠くない将来に直面するであろう親の介護の参考に、と思って読み始めたが、実はその先にある「墓をどうする」=墓を建てた後のお寺との付き合いをどうするという問題意識により近い内容だった。

コミュニティの核ではなく葬式・法事だけでつながっているお寺との関係を改めて考えさせられた。

筆者のような問題意識を持った住職がもっと増えるといいのだが。

★3

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『専業主婦は2億円損をする』

2018-05-05 | 乱読日記
橘玲の若い女性向けの雑誌の連載を本にしたもの(なんで買ったのだか覚えていない)

この本は一言でいえば経済的な自由をもつことの大事さを独身女性に説いた本。
タイトルのあおり方に比べると中身はまとも(普通、ともいえるが)

政府の「女性活躍支援」ももっともらしい大義名分をやめて、本書のような「損得」の切り口で議論した方がいいんじゃないかと思う。

★2.5

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』

2018-05-04 | 乱読日記
GW恒例の蔵書と積読処分のなかでななめ読み。

何年か前のベストセラー。

アドラーという人の心理学の解説本で、とっつきやすさのための対話形式なのだろうが、小芝居が気になってかえって気が散る。

ものの考え方、という意味では参考になるところが結構ある。

これが「心理学」なんだろうか?という疑問は最後まで残ったが(入門書なので仕方ないかもしれないが)


★2.5







コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする