一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

これが本当の「ケツを持つ」か

2006-11-12 | よしなしごと

しんみりした話が続いたので、おバカなネタを。

尻から花火発射で男性負傷=映画のシーンまねる―英
(2006年11月9日(木)23:45 時事通信)

【ロンドン9日】英国中部のサンダーランドでこのほど、尻から花火を打ち上げようとした22歳の男性が負傷し、病院に担ぎ込まれる騒ぎがあった。危険な行為やいたずらを実際にやってみせる内容で物議を醸した映画「ジャッカス・ザ・ムービー」のシーンをまねたらしいが、その代償は大きかったようだ。
(中略)
事故後、「自分の尻に花火を入れた男性が出血している」との電話を受けたと話す救急当局者によると、この男性は結腸が焦げるほどの重傷を負い、入院中という。

記事を見ると、尻に挿した部分で発火してしまったようですね。


昔の話ですが、合宿の打ち上げなどで「ドラゴン花火を口にくわえる」(※)というのが流行ったことがあります。

これは馬鹿は馬鹿なりに、手に持ったとき火花はそんなに飛んでこないし熱量自体はたいしたことがないという経験から、目をつぶってさえいれば大丈夫、と考えたわけですが、上の記事の人はどういう成算があってこれをしたのでしょうか。


その場で発火したとなると打ち上げ花火や噴射系と思われますが、火薬がどこまで詰まっているかを確認しなかったことが原因だと思います。
それに、口ならいざと言うときにすぐに吐き出せるし手も使えますが、尻では身動きがとれないですよね。
(「結腸が焦げる」ほどの花火とするとかなり太いものと思われますが、そんなものを尻に挿せたのか、とか、そんなに深く挿したのかなどという妙な想像もしてしまいます。また、尻に挿して「打ち上げ」るにはかなり複雑な体位をとる必要があるように思うのですが・・・)


バカをやるにも最低限の慎重さ(少なくとも自分がバカをやっているという自覚)は必要だ、というのが本件の教訓でしょう。



(※)よい子の皆さんは決して真似しないでください。また、いい大人の皆さんは、他人や燃えやすいものの方に向けたりせず、自己責任でやってください。


コメント (3)
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林檎

2006-11-12 | 自分のこと
実家からリンゴが届いた。

といってもリンゴを作っているわけではなく、長野に住む父の従姉弟(「イトコ」の正確な関係はこう)から送ってきたもののおすそ分け。

ところが、父がお礼の電話をしたところ誰も電話に出ない。
心配になって息子の家に電話をしたら、従姉弟は認知症になってしまったとか。

80台半ばなので仕方ないのだが、もともと緑内障を患っていて高血圧でもあり、そっちの方で逝くのではと周りも思っていたので、予想外の展開に戸惑っているとか。
ご主人が健在なので一応在宅で介護をつけているらしいが、ご主人も80台なのでなかなか大変のようです。
(そう語る父親も他人事ではないとつっこもうとも思ったのですが、それだけ認知症とか介護が不運な「悲劇」でなく日常的な出来事として話題に上るようになったのは健全なことなのかもしれません。)


私はこの親戚の家には小学生の頃2,3回行っただけです。
当時は父の叔父が多分70台後半で健在だったのですが、両目を失明していました(緑内障は遺伝なんでしょうか)。
そのお爺さんは、池の鯉にえさをやるのを日課にしていました。
着物を着て白髪の盲目の老人が一人で庭に出て、池の端にしゃがんで小石で池の縁石をコツコツと叩くと、鯉が一斉に寄ってくる、という姿が印象に残っています。

今から思えばなかなか絵になった光景なのですが、子供心には何か怖いものを見てしまったという印象が記憶に残っています。



そういう大変な中で、毎年恒例とはいえリンゴを送ってくださるとは、まことにありがたい事です。

感謝していただくことにします。


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