一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

鳩山首相の施政方針演説

2010-01-30 | まつりごと

全文を読んでみました。首相官邸のHPにも載ってます(こちら)。

マニフェストをちょっと肉付けした、という感じで、政策の優先順位とか具体的な経済対策などに触れていなくてこれから大丈夫かな、と感じました。

冒頭から

いのちを、守りたい。
いのちを守りたいと、願うのです。
生まれくるいのち、そして、育ちゆくいのちを守りたい。

ときます。そして  

働くいのちを守りたい。
世界のいのちを守りたい。
地球のいのちを守りたい。 

と続き、

私は、このような思いから、平成二十二年度予算を「いのちを守る予算」と名付け、これを日本の新しいあり方への第一歩として、国会議員の皆さん、そして、すべての国民の皆さまに提示し、活発なご議論をいただきたいと願っています。  

と出だしを締めくくります。  
表現は趣味の問題でしょうからこんな感じでもいいのですが、このまま最後まで抽象的な話が続いてしまいます。
そういう意味で、ある種忍耐の必要な読み物になっています。

二 目指すべき日本のあり方

ここでは、マハトマ・ガンジーが、八十数年前に記した「七つの社会的大罪」をひいて「今の日本と世界が抱える諸問題を、鋭く言い当てている」と始めます。 でも二番目にある「労働なき富」(あなたには言われたくない)8番目の「犠牲なき宗教」(時節柄微妙)などはこのタイミングでどうなんでしょうか。

そして、日本のあり方として

 (人間のための経済、再び)
今こそ、国際競争を生き抜きつつも、社会的存在として地域社会にも貢献する日本型企業モデルを提案していかなければなりません。  

だから、まずは国際競争を生き抜くためにどういう政策をとるかを語るのでは・・・

 (「新しい公共」によって支えられる日本) 
人を支えること、人の役に立つことは、それ自体が歓びとなり、生きがいともなります。こうした人々の力を、私たちは「新しい公共」と呼び、この力を支援することによって、自立と共生を基本とする人間らしい社会を築き、地域の絆を再生するとともに、肥大化した「官」をスリムにすることにつなげていきたいと考えます。  

(人材と知恵で世界に貢献する日本)  
こうした教育や科学の役割をしっかりと見据え、真の教育者、科学者をさらに増やし、また社会全体として教育と科学に大きな資源を振り向けてまいります。それこそが、私が申し上げ続けてきた「コンクリートから人へ」という言葉の意味するところです。  

「コンクリートから人へ」というのは、公共事業・箱モノ行政でなくセーフティネットなどの国民の利便になるような施策への転換を言うのだと思ってました。  

三 人のいのちを守るために  
私は、来年度予算を「いのちを守る予算」に転換しました。  

(子どものいのちを守る) 
(いのちを守る医療と年金の再生) 
(働くいのちを守り、人間を孤立させない)  

確かに国民医療が崩壊し、雇用も落ち込み、自殺者が増加するという状況はとても中国に抜かれてもまだGDP世界第3位の国でえありながら、国民の生命が危険にさらされているのだから、確かに非常事態かもしれません。 
予算案にはそれに対する処方箋を期待してもいいのでしょうか。  


四 危機を好機に-フロンティアを切り拓く-
(いのちのための成長を担う新産業の創造)  

ちょっとこじつけっぽい

(成長のフロンティアとしてのアジア)
環境問題、都市化、少子高齢化など、日本と共通の深刻な課題を抱えるアジア諸国と、日本の知識や経験を共有し、ともに成長することを目指します。  

というより、日本には課題先行者としてのモデルを期待されているのではないでしょうか。

(地域経済を成長の源に) 

ここはマニフェストにある話。ただ地域経済支援は語られているものの、「成長の源に」どのように繋がるかは不明。 

(地域主権の確立)

五 課題解決に向けた責任ある政治
(「戦後行政の大掃除」の本格実施)
(政治主導による行政体制の見直し) 

これらもマニフェストとほぼ同じ

(政治家自ら襟を正す) 

よろしくお願いします。


六 世界に新たな価値を発信する日本
(文化融合の国、日本)
(東アジア共同体のあり方) 

東アジアの中での文化の多様性についての言及がないので、下手をすると「大東亜共栄圏」とどこが違うの、とつっこまれそうです。

(いのちと文化の共同体)
(人的交流の飛躍的充実) 

インドネシアからの看護師の問題など足元の問題にも取り組んだほうがいいのでは?

(日米同盟の深化) 
普天間基地移設問題については、米国との同盟関係を基軸として、わが国、そしてアジアの平和を確保しながら、沖縄に暮らす方々の長年にわたる大変なご負担を少しでも軽くしていくためにどのような解決策が最善か、沖縄基地問題検討委員会で精力的に議論し、政府として本年五月末までに具体的な移設先を決定することといたします。

ご自身も含め、閣僚の発言についてはこのトーンを軸にする、という確認をしておくべきだったように思います。

(アジア太平洋地域における二国間関係)
(貧困や紛争、災害からいのちを救う支援)


七 むすび  
あの十五年前の、不幸な震災が、しかし、日本の「新しい公共」の出発点だったのかもしれません。  

だからといって、「新しい公共」を発展させるために、より大きな災害をもたらすことだけはなさらないようにお願いします。

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Japan is standing still, DPJ runs for the hills.

2010-01-29 | よしなしごと

引き続きオバマ大統領の一般教書演説 
国際競争力について語ったくだり。

You see, Washington has been telling us to wait for decades, even as the problems have grown worse. Meanwhile, China is not waiting to revamp its economy. Germany is not waiting. India is not waiting. These nations -- they're not standing still. These nations aren't playing for second place. They're putting more emphasis on math and science. They're rebuilding their infrastructure. They're making serious investments in clean energy because they want those jobs. Well, I do not accept second place for the United States of America. (Applause.)

Japanは出てきません。
もはや脅威ではない以上に、"waiting""standing still"な国というイメージがあるのでしょうか。(*1)


つぎに両党議員に語りかけているくだり

To Democrats, I would remind you that we still have the largest majority in decades, and the people expect us to solve problems, not run for the hills(*2). (Applause.)

民主党議員に言いたい。我々は近来稀に見る多数を占めているが、それは課題を解決することを期待しされているのであって、高見の見物を決め込んでいる場合ではない。

このあとに、共和党議員にも協力を呼びかけているのですが、前段は日本の民主党にも言えそうです。
「小沢さんに当選させてもらったので頭が上がらない」といわんばかりの議員の立ち居振る舞いが目に付きますが、(野党暮らしが長かったとはいえ)議員になることが最終目的ではないはずだ(と思いたい)し、そこで早速「小沢」「反小沢」とか内輪もめをやってる場合じゃないというのを、これを読んで反省してほしいです。

「会長(=前の社長)に後継社長に指名してもらったので頭が上がらない」というのは日本のコーポレートガバナンスの問題点でもありますが、同じことをやっている人々が公開会社法案を検討しているというのも妙な話ではあります。


(*1)溜池通信にこんなジョークがありました

日本には謎の鳥がいる。その正体はよく分からない。
中国から見れば、その鳥は「カモ」に見える。
アメリカから見れば、その鳥は「チキン」に見える。
ヨーロッパから見れば、その鳥は「アホウドリ」に見える。
日本国内では、その鳥は「サギ」だと思われている。
でも鳥自身は、自分のことを「ハト」だと言い張っている。
誰かが、あの鳥は「ガン」かもしれないと言った。
でも私は「ガン」ではなく、金色に着飾った「カナリヤ」だと思っている。
・・・暗いトンネルの中、カナリヤの後をついて行く者たちの命運や如何に!!

 (*2)"run for the hills"というのは こちらによると二つの意味があるようですが、この場合は②ですね。

① When someone really wants to get away from a situation or relationship as fast as they can, they "run for the hills", assuming higher ground is safer. Usually it is when you are scared of something or scared of commitment.

② A term used to describe the stereotype of rich people (typically white folks) who run make to their safe communities after doing obligations in less desirable (black dominated, urban) communities based on the cliche of the rich people having the nice homes on the hills while all the poor people are down below.

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Pretending To Be Stupid

2010-01-29 | よしなしごと

オバマ大統領の一般教書演説に対するポール・クルーグマンのNYTのコラムPretending To Be Stupid

This is exactly — exactly — what John Boehner(注:共和党の下院院内総務) said last year:

But it’s a spectacular demonstration of Obama’s failure to change the narrative. Not only is he accepting the general Republican world view, he’s parroting their dumb attacks on his own policies.

日本の民主党の経済政策も似たような状況ですね。
違いは直截的な批判に変えて、皮肉でも"they apparently feel the need to pretend to be stupid"と支持者からは未だに言ってもらえるかどうかでしょうか。

それとも、日本の経済学者やエコノミスト(相変わらずこの違いがよくわからない)は文章に雅量を求めないから?

それとも、そもそも民主党に論評すべき明確な政策方針がないから?

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幸子の系譜

2010-01-29 | 動画・画像
もう新年も一ヶ月が過ぎようとしていますが紅白歌合戦ネタ。

紅白といえば小林幸子ですが、過去の衣装をまとめた動画です。


メガ幸子 -幸子の系譜-



初めの頃は「豪華な衣装」という感じが、光る・浮き上がるなどの仕掛けを導入し、衣装というよりはセットに近づき、さらにセットの部分が巨大化していく様子が分かります。
今や舞台衣装でなく舞台装置を持込むような感じになっています。


個人的には52回の「マルチ幸子」も独創性という意味ではすごいと思う。

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判例時報の「晒し」

2010-01-28 | 法律・裁判・弁護士

「判例時報」という裁判の判決とその解説を載せている雑誌があるのですが、判決の選定でたまに弁護士業に厳しいものが載ってます。
判決の選定に裁判官もかかわっているという話を聞いたことがあるのでそのため?

N0.2059にこんなのが 

顧問契約を締結した税理士らが誤回答をしたとし、弁護士法人が税理士らに対してした不法行為に基づく損害賠償請求が認められなかった事例
(東京地裁民事44部H21.2.19判決)  

事案の概要と解説を読むと 

Xは・・・弁護士法人であるが、その設立にあたって、節税に資する資本金額について、税理士であるYらに相談したところ・・・資本金額はいくらでもよい旨の回答を得たため、資本金額を1000万円として設立したところ、消費税3060万9700円を課せられることになった。

のだそうです。そして  

本件の争点は、税理士の従業員が、弁護士法人の設立にあたって、節税に資する資本金額等について誤った回答を行ったか否かという事実認定の問題であるが、節税に関する書類による相談・回答がないため、誤回答に関するXの代表者の供述が採用されず、Xの主張が認められなかったものである。  

要は「言った言わない」の問題です。
じゃあ、なぜ判例時報に取り上げる価値があるかというと  

本判決は、単なる事実認定の問題に過ぎないが、税務相談のあり方を考えるにあたって参考となる裁判例である。

と、もっともらしくまとめています。
ただ、このあとに続く判決文を読むと、「晒し」が目的なのではないかという感じがします。 (裁判は公開の法廷で行われるという建前なので、厳密には「晒し」とは言えないかもしれませんが、判決文までは通常は当事者以外は入手は難しいです。) 

以下、判決文の最後の部分(ご丁寧に傍線つきです)。  

原告・・・の主張ないし供述には、次のとおり、様々な疑問があるといわざるを得ない。

(ア)まず原告は、当初戊田(注:被告税理士事務所職員・仮名)からの回答があったのが平成17年3月11日ころであったと主張し・・・原告代表者の陳述書にも同旨の記載があったところ、その後・・・同年3月22日と変更した。しかしながら、この主張ないし供述の変更は、単に日時の変更というのにとどまらず、戊田が一人で乙山(仮名:原告法律事務所職員)の許を訪ねて回答をしたのか、・・・被告松夫(仮名)があいさつも兼ねて戊田を同道・・・した際に・・・回答をしたのかという状況の説明にも大きな変更があり、さらに、同年4月1日という法人設立の日時を基準として考えると、、その約10日前という直前とも言える時期になってようやく回答があったのか、それとも約3週間前という比較的余裕のある時期に回答があったのかという全く印象の異なるはずの出来事についての説明変更になっているのであって、単純な勘違いや記憶違いとは考えられない主張ないし供述の変更であるといわざるを得ない。

(イ) また、被告松夫は、節税の観点から・・・質問された場合には、消費税ばかりでなく法人税その他の税も念頭に置いたうえで、法人の規模・種類・事業内容、経費支出の多寡等等様々な要素を考慮に入れて判断する必要があるから、これらの点について確認し、資料の提供を求めるはずであると・・・の供述は、・・・顧問の税理士として当然の反応である・・・。しかしながら、乙山が電子メールで質問をしたという平成17年2月24日から本件面談の阿多同年3月22日までの間、被告ら(戊田を含む)からこれらの点についての質問がなかったことは乙山自身が認めているところであるし・・・、本件面談の際にもそのような質問はなかったというのであり、この点も極めて不自然であるといわざるを得ない。

(ウ)さらに、原告の主張ないし原告代表者の供述によれば、本件面談の際には、税理士である被告松夫が同席していたにもかかわらず、税理士ではなく単なる事務職員に過ぎない戊田が回答をしたというのであるが、①・・・②・・・③・・・、結局、本件面談当日のやりとりに関する原告の主張ないし原告代表者の供述はあまりにも不自然であるといわざるを得ない。

と、要するにそもそも「資本金額はいくらでもよい旨の回答」があったとは思えない、弁護士法人がいい加減な主張をしたり(弁護士法人の代表者ですから)弁護士がいい加減な供述をするんじゃないよ、と言わんばかりです。  

しかも、判例時報は原告・被告は「甲野」「乙山」などの仮名なのですが、訴訟代理人弁護士は実名です。 
そこで、何人か並んでいる弁護士名で検索してみると、どうやらこの事務所のようです。 
債務整理がメインの事務所で、支店も4つあり(だから法人化したんでしょう)、弁護士のほか司法書士もたくさん抱えています。 
3060万円も消費税を取られたということですから、6億円の売り上げがあったということですね。やはり過払い訴訟は弁護士にとってドル箱のようです。  

ところで資本金と消費税ってなんだろうと「資本金 消費税」で検索してみると、一番上に出てくるのがこれ  

納税義務の判定は基準期間の課税売上高で行います。そのため設立間際の1年決算法人であれば、第1期、第2期については基準期間が存在せず、自動的に消費税の納税義務は無いことになります。  

ですが、そのような基準期間がない法人については次のような特例が存在します。

法人のうち、その基準期間が無い課税期間における納税義務については、その基準期間がない課税期間開始日における資本金の額が1千万円以上であれば、その課税期間における納税義務は免除しない

これは第1期、第2期であっても資本金が1千万円以上であれば、自動的に納税義務が発生することを意味しています。

もしこれが課税の原因だったとすると、資本金を1千万円にしてしまったので、初年度から消費税の納税義務が生じたということですね。  

弁護士資格者は税理士もできますし、債務整理の相談に乗っている弁護士が税金の基礎知識くらいはあると思うので、まさかこんな簡単にググれば出てくるようなことを他人のせいにしているわけではないと思いますが、もしそうだとすれば、晒してやれ(上品に言うと「税務相談のあり方を考えるにあたって参考となる裁判例である」と表現するようです)、と判例時報が思う気持ちもわかります。
また、他人の専門家としての責任を問う前に、「あまりにも不自然であるといわざるを得ない。」と言われるような供述をする(またはそのような訴訟をする)弁護士法人と代表者の専門性は如何?というあたりも突っ込みどころです。


この弁護士法人のサイトには マスコミ関係者の方へ というコーナーも作っているくらいで目立ちたがりの事務所のようですが、テレビなどに取り上げられたり、広告をバンバン打ったりしているところは、やはりどこか・・・なんでしょうか?

コメント (2)
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JAL関係備忘

2010-01-27 | よしなしごと

時間がないのでそっけないですが。


その1:一昨年の増資の引受先。

JAL、主力行など引受先に1535億円の第三者割当増資へ
(2008年 02月 29日 16:32 JST ロイター)  

新たに発行する6億1400万株について各社の引き受け規模は、UBSセキュリティーズ・ジャパン・リミテッドが1億株、みずほコーポレート銀行とDBJコーポレート投資事業組合、三井物産(8031.T: 株価, ニュース, レポート)の3社が8000万株、三菱東京UFJ銀行が6800万株、双日(2768.T: 株価, ニュース, レポート)が6000万株、三井住友銀行が2200万株、出光興産(5019.T: 株価, ニュース, レポート)と伊藤忠商事(8001.T: 株価, ニュース, レポート)、ジャパンエナジー、新日本石油(5001.T: 株価, ニュース, レポート)、住友商事(8053.T: 株価, ニュース, レポート)、丸紅(8002.T: 株価, ニュース, レポート)の6社が2000万株、コスモ石油(5007.T: 株価, ニュース, レポート)が400万株――となっている。  

三井物産やその他の商社と石油会社は機材や燃料の取引で断れなかったんでしょうね。 

同じ記事で  

JALは同日、2010年度までの中期経営計画で当期利益計画を530億円に上方修正すると発表した。昨年発表した中期計画の見直し計画に盛り込んだ。従来計画は370億円としていた。

とあるのは、増資に応じた企業のアリバイ作りだったんでしょうか。 結果論とはいえ2年後に資金繰りが詰まるとなるとこのへんの増資や業績見通しの適正さは問われないんでしょうか。



その2:JALと関係するJ-Reit

保有資産のテナントに関するお知らせ
(平成21年1月19日 野村不動産株式会社オフィスファンド投資法人) 

現時点において、本テナントからの賃料の不払いはなく、本件による本投資法人の営業収益及び平成22年4月期の一口あたり予想分配金への影響はありません。

微妙に論点をずらした言い回しです。
問題は賃料不払いでなく、将来の(一部)解約とか賃料減額要求とか。
契約に守秘義務条項ががあるので言えないけど、部分解約禁止条項があったり、賃料増減額禁止特約のある定期借家契約だったりするのだろうか。

こちらによると、JALビルはポートフォリオの8.83%なので、影響は大きそう。


影響が大きいと言えばポートフォリオの41.48%が羽田空港メインテナンスセンターの産業ファンド(参照

こちらは
保有資産のテナントに関するお知らせ
(平成21年1月19日 産業ファンド投資法人)

現時点において、当該テナントからの賃料共益費等の不払い、遅滞、減額請求等はございません。また、本日付で、テナントより、更生手続き開始後、取引継続期間中に発生した債務については、従前の取引条件に従い支払われる旨の文書を受領しております。
本投資法人は、本施設が、テナントにとって航空運送事業継続上不可欠である法定の機体整備を行う為に必要であり、今般の更正法適用申請によっても、引続きその必要性・重要性は全く変わらず、継続的に使用されるものと考えております。
上記のような理由に基づき、本投資法人は、本件による、本投資法人と株式会社日本航空インターナショナルとの間で締結されている賃貸借契約への影響は、当面ないものと考えております。

こっちのほうがちょっとは踏み込んで書いてあります。
産業ファンドのサイトをみると(参照)このメンテナンスセンターは評判の悪いジャンボ機でなく、777、767、A300用の設備なのでいきなり不要にということにはならなさそうです。
でも、賃料減額のリスクは上と同じ。

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ニュース二題半

2010-01-26 | よしなしごと

ハイチPKOに自衛隊派遣へ 復興支援に300人
(2010年1月25日21時22分 朝日新聞)  

国連安全保障理事会が19日にハイチにPKO要員計3500人を増派する決議を採択したことを受け、政権内で自衛隊派遣を検討。連立3党の代表による25日の基本政策閣僚委員会で了承されたのを受けて、北沢俊美防衛相が自衛隊に準備命令を出した。  

今後、国連側と活動内容や地域、派遣人数などを協議した上で、実施計画を閣議決定する。早ければ、2月上旬にも部隊を派遣する。現地での活動期間は6カ月程度になる見通しだ。

こういうのって早ければ早いほどいいと思うのですが、国連決議からけっこう時間がかかってます。それから政府の方針が決まらないと「準備命令」も出せないものなんでしょうか。

鳩山由紀夫首相は25日夕、記者団に「がれきを撤去して、住宅などを建てる仕事がある。いわゆる工兵の人たちに行っていただこうと考えている」と語った。  

多分まだ民主党とか社民党は「自衛隊は軍隊か」を問題にしているんじゃないかと思うのですが、記事にも「施設部隊」と書いてあるんですから、誰か教えてあげなかったんですかね。


もっとも官房長官もこんな感じですから。
首相や閣僚が口が滑りやすい人が多いんだから、官房長官くらいはしっかりしないと。(首相が官房長官キャラだった福田内閣ってのもありましたけど・・・)

官房長官に与野党から批判=「斟酌理由ない」発言
(2010年1月25日(月)22:03 朝日新聞)  

米軍普天間飛行場の移設反対派候補が勝利した沖縄県名護市長選の結果に「斟酌(しんしゃく)しなければならない理由はない」とした平野博文官房長官の発言に対し、与野党幹部から25日、批判が相次いだ。

手続き的にはそうかもしれませんが、当選した新市長は民主党も公認していたはずなので、もう少し言い方があるんじゃないかと。



こちらはやはり出てきたか、という話。
 

気候変動報告の誤り、責任執筆者「確信犯」 英紙報道
(2010年1月26日7時5分 朝日新聞)  

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書に、科学的立証がないのに「ヒマラヤの氷河が2035年までに消失する可能性が非常に高い」という誤った記述が含まれていた問題で、該当部分の統括責任執筆者が英紙の取材に「私たちがこの部分を強調できれば政策決定者や政治家に衝撃を与え、しっかりした対応を取るよう働きかけることになると考えていた」と述べていることがわかった。  

科学者の集まりであるIPCCの報告書は、温暖化対策をめぐる国際交渉の基礎資料になっている。多数の論文をもとに作られていることから、人為影響による温暖化を強調した報告書の骨格部分が覆ることにはならないが、博士の証言により、政治的中立性を疑う見方が強まるとみられる。  

IPCC報告書をめぐっては昨年11月にも、基礎になった気温データについて温暖化を誇張したとも受け取れる研究者間の電子メールのやり取りが盗み出される騒ぎが起きている。  

問題提起するのも科学者の役割の一つですが、その前提として(厳密には無理でしょうが)科学的な正確さ(=政治的中立性)が求められているはずで、そのへんがゆらぐと、今後の議論が泥仕合になってしまうような気がします。

そうはいっても科学者も名前を売るためには流れに乗りたいというのも人情でしょう(逆に企業よりももっと熾烈だ、という意見もあります)。

<参考>
『正しく知る地球温暖化』
『地球と一緒に頭も冷やせ!』  


経済をめぐる議論がしばしば泥仕合になってしまうのは、やはり価値判断が入るからなのかもしれません。
そういえば人によって「経済学者」とか「エコノミスト」と名乗ってますがこのへんの違いってなんなんでしょうかね。

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前原大臣への貸し?

2010-01-24 | まつりごと

ダム中止は政治の責任―前原氏 地元住民と意見交換
(2010年1月24日(日)18:52共同通信)

前原氏は建設中止について「すべて政治の責任。心からおわび申し上げる」と陳謝、住民の生活再建のため「(ダムを)造らないならどうするか、何度でも足を運んで話し合いたい」と述べた。

7時のNHKニュースを見ていたら、そのフレーズの前に

 「皆様方には何の瑕疵もありません」

 という発言がありました。
 これって普通の人が聞くと

「皆様方には何の貸しもありません」 (=私は何も借りはありません)

と、喧嘩売ってんのかと思われそうです。



前原大臣は、日航の法的整理が話題になったときも

「(飛行機を)飛ばすのが大事」

と新聞にカッコ内を補足されていました。


用意した原稿(スピーチライター)が杜撰なのか、そもそもあまり準備をしないとか原稿があってもアドリブで話しちゃうのかは不明ですが、発言の前にもう少し聞く側の人をイメージしたほうがいいと思います。

これって鳩山さん以下、民主党の首脳や閣僚に共通していませんか?



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「地デジ娘」「地デジ迷子」

2010-01-23 | 動画・画像

地デジ以降を来年に控え、NHKなどを見るとことあるごとに注意喚起をしています。(そういう我が家はまだアナログなんですが)

地デジのキャラクターといえば草薙君ではからずも有名になった地デジカですが、関西地区ではなかなかおもろいCMが流されているようです。


地デジ推進CM 地デジ娘

臆面もないパクリが立派です。



もうひとつがこちら 地デジ推進CM 



わたしは地デジ迷子

「地デジになったら、自分で何とかしてください。」 
「どないやねん。」

と、ここで言われているのは ビル陰などの受信障害対策共同受信施設(共聴施設)で受信する場合 という問題ですね。
上のページの真ん中あたりの注にある 都市受信障害対策共同受信施設の地上デジタル放送対応に係る考え方 を見るとこんなことが書いてあります。

対策施設のデジタル放送対応に係る改修に要する費用負担については、当事者間協議を通じて合理的に決定されることが望ましく、対策施設の維持管理責任やデジタル放送を個別アンテナにより直接受信する世帯との公平性の確保等を踏まえ、当事者双方が応分の負担をすることが妥当と考えられる。
その際の具体的な費用負担の考え方の一例としては、
(中略)
○ 従って、デジタル放送を個別アンテナにより直接受信する世帯が通常必要とされる、UHFアンテナの設置費用等の経費に相当する額を受信者が負担し、それを超える額を所有者が負担すること
が想定される。

デジサポは正式名称を「総務省テレビ受信者支援センター」というので、ここにに聞いても、総務省の見解と同じことを言うでしょうから、「デジサポが力になります。」というので電話しても、「地デジが受信可能になるなら自分で何とかしてください」と回答されてしまいそうです。

そのときに「(デジサポが力になります言うたやん)どないしてくれんねん」と言われてしまわないのでしょうか。

大胆なCMではありますが、ちょっと心配です。


※私は関西弁ネイティブではないので、文章中の関西弁が変だったらごめんなさい。

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松坂屋

2010-01-22 | あきなひ

米フォーエバー21が松坂屋銀座店に
(2010年1月21日(木)18:03 時事通信)  

J・フロントリテイリング傘下の松坂屋は21日、低価格が売りで若者に人気の米カジュアル衣料ブランド「フォーエバー21」を銀座店(東京都中央区)に導入すると発表した。4月29日にオープンする。消費者の節約志向が強まる中、低価格帯の商品を充実させて集客力を高めるのが狙い。日本の百貨店にフォーエバー21が出店するのは初めて。イタリアの高級ブランド「グッチ」は同店から撤退する。   

記事からだけではわかりませんが、グッチの跡地に入るのでしょうか。 
賃料負担力は同じ中央通り沿いでH&Mやユニクロが成り立っているので,

客単価が安くても利益率が高くて商品の回転を上げれば大丈夫なのでしょうが、面積的には足りないような感じもする反面、でも、他のファストファッションのライバル店は路面店なので、やはり1階は確保したいようにも思います。 (銀座松坂屋にはほとんど入ったことがないので実はグッチの店がとても広いのかもしれませんけど)。  

僕のよく利用するスポーツ用品店のアートスポーツが松坂屋上野店の隣の駐車場ビル(これ)に移転するようですし、その記事でも社長は「ふたたび大衆をつかむ」と言っているようなので、松坂屋は百貨店=高級路線から転換しようとしているのかもしれません。 

客が入れば、イメージは後からついてくるでしょうから。

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『ソ連が満洲に侵攻した夏』

2010-01-21 | 乱読日記
1945年8月9日のソ連の満州侵攻をめぐる半藤一利氏の本。


終戦後をめぐる米英とスターリンとのかけひき、その背景を見通せずにソ連の仲介による和平を期待していた軍部、そして既に南方に大半の兵力を割かれて張子の虎になっていた関東軍の1945年の夏の行動を、俯瞰しつつまた細部の証言を拾いながら立体的に描きます。

中でも強調されているのが、政府や軍部の大局観のなさと外交音痴度合い。

結局は戦争は勝利するにしても(相手を完全に殲滅する以外は)最後は外交交渉になるわけですが、日本軍・政府には相手方の情報蒐集や停戦協定などの国際法上プロトコルへの配慮がなされていなかったことがソ連の侵攻(とそれを予知できなかった事態)を招き、在留日本人の悲劇やシベリア抑留につながったと指摘します。

日本軍は戦争に勝つとしても終りかたまで考えていなかったのでしょうし、降伏といえば玉砕しか考えていなかったわけで、民間人を残しながらの敗戦処理などは想定もしていなかったのでしょう。


昨日の『組織の不条理』以前の問題があったようにも思いますし、それが限定合理性が不条理を生み出さないためには、その限界を認識する広い視野が必要ということだと思います。



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『路上のソリスト』

2010-01-20 | キネマ
LA.タイムズのコラムニストが公園でチェロを弾くホームレスの男と知り合い、彼についてコラムを書くうちに・・・
という人気コラムと著作を元にした映画。

音楽には突出した才能があるものの精神的に不安定な男をジェイミー・フォックスが好演。
コラムニスト(ロバート・ダウニーJr.)は音楽家を救おうと奔走するうちに自分自身が救われていく、といういい話です。

いい話なんですが、そして、日々の生活が荒んでいるコラムニスト自身が変わっていくという話でもあるのですが、このコラムニストが短気過ぎるのが、観ているこっちもイライラするぐらいです。
才能はあるが、社会に適応できない音楽家を「救おう」というのが、自分なりの救い方を押し付けているあたりが、「石油資源はあるが民主化されていない国を救おう」というアメリカ合衆国のふるまいを髣髴とさせます。

上手くいかなかったからといって、あとで反省て自分だけ気持ちよくなっても困るんですけどね。

良くも悪くもアメリカ的というか、そんな感じの美談です。



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『ミルク』

2010-01-19 | キネマ
アメリカでゲイであることを公表して初めて政治の公職についたハーヴェイ・ミルク氏の実話を映画化したもの。


主演のショーン・ペンが熱演。ゲイらしい仕草を下品にならずに徹底的に演じています。派手な身振りは分かりやすいのですが、小さな身のこなしまで、相当約作りに時間をかけたのではないかと思います。
市議会の議事堂の階段を登る歩き方などは見事です。

シナリオもきちんとしていて、単なるヒーローとして取り上げるのでなく、ミルクの政治家としての駆け引きの上手さや、私生活での「男性」問題などにもふれながら、主人公を魅力ある人物に描いています。


サンフランシスコの市制委員(市議会議員のようなもののようです)に当選したのが1977年(最初の立候補が1973年)ですから、アメリカでもゲイが市民権を得たのは比較的最近なんですね。
当時、「家族を守る」ことを主張するキリスト教原理主義的な一派が各州のゲイ差別禁止条例を廃案にしようとマスコミなどを通じて強烈なキャンペーンを行い、それに立ち向かうミルクたちゲイの運動家との攻防がクライマックスになるのですが、アメリカでは周期的にキリスト教を名乗る排他的な価値観を持つ集団の運動が起きるようですね。
(この条例案は、カリフォルニア州では、元州知事だったロナルド・レーガンも反対だという場面がありましたが、ロナルド・レーガンの政治的ポジションってそんな感じだったんでしょうか。それとも、法案自体が一般市民にも相当過激と思われていたのでしょうか。)



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JALよりハイチ

2010-01-18 | よしなしごと
先週JALの会社更生の方針が明らかになって、株価が一ケタにまで落ちました。
僕はJAL株は売っても買ってもいないしデイ・トレードもしないので直接の利害関係はないのですが、2,3円になったら、最後の株主総会の入場券として一単元1000株くらいは買っても面白いかな、と思ってました。

ところが、先週末に起こったハイチの地震の惨状をみると、JALの株主総会を冷やかしに行くカネがあればハイチに救援金でも送ったほうが有意義だ、と思うようになりました。

そこで救援金を送ろうと調べてみると、
iTunes Store、ハイチ地震の救援金を受付
というのを見つけました。
でもこれは米国赤十字にいくらしいです。

数ヶ月前に、Amazonが日本の国税庁に課税されたというニュースを聞いて初めて日本での売上を米国本社に計上していた(そういう約款になってた)というのを知ったのですが、これもそれと似た感じです。
救援金に国別の金額を競っても仕方ないのかもしれませんが、Amazonやi-Tune Storeはアメリカのアカウントがないとアメリカのサイトからは買い物ダウンロードできないのにちょっと不公平なような気もします。

決済システムを持ってる強みをグローバルに生かそうとするところはさすがともいえますが。
以前、アメリカで発行されたVISAカードは"Universal"と書いてあって、日本のVISAカードは"international"と書いてあるのを見て、彼我の視点の違いを感じたことを思い出しました。

一方、われらが日本赤十字といえば、ゆうちょ銀行・三菱UFJ・ファミマのFamiポート(という端末があるらしい)で手続してください、となってます。
ネットではYahoo Japanはてななどが受け付けてるようです(Yahooは日本法人が上場までしているのでさすがに日本赤十字なんでしょうか)が、楽天は(今のところ)やってないようです。

このへん、もう少し寄付をしやすくするように工夫の余地はあるように思います。
たとえば、いろんなクレジットカードやネット通販などのポイントの端数でも使えるようにすれば、期限切れ直前のものなどを無駄にしないで済みます。


ポイントといえば、テレビでJALのマイレージを今のうちに使おうという人がマイルで買い物をしているというニュースが流れてました。
マイルは会社更生手続開始後も保護されるといわれていますが、そもそも信用できないという人に加え、マイレージを使おうにも減便したり、デルタと提携したりすると使い勝手が悪くなるでしょうから、気持ちは分からなくもありません。

そこで、JALもいろいろ迷惑をかけた挽回策の一つとして、マイルをハイチの救援金に替える、というのをやったらどうでしょうか?  
マイルはB/S上は既に負債計上しているはずですし(多分)、会社更生手続で融資の返済を止めれば資金繰り的にもどうにかなるはずです(多分)。
 

あわせて、顧客の希望によって一部はJAL自身の救援金に当てる、なんていうのもいいかもしれません。
要するに体のいい債権放棄ですが、ものは言いようではないかと。それから、顧客の期待度もわかると思いますし。


 


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小沢詣で

2010-01-17 | うろうろ歩き
まずは形からと、新年にジョギングシューズを新調したので、ちょっと足を伸ばそうかなと思っていたところに、テレビで小沢一郎の土地取引疑惑ばかりやっていました。
ネットなどで検索すると場所も分かったの、ジョギングでいけない距離でもないなと現地を見に行くことにしました。


30分弱でたどりついたのが深沢6丁目の自宅



Google Mapだとここ


警察官がものものしく警備をしています。
表通りは両側で交通規制をしていて、付近の交差点にも警官が立ってます。
民主党本部に火炎瓶風のものを投げようとした奴がいたとかもあって警備のレベルをあげているのかもしれません。

とおりの向かい側にはテレビ局のクルーが脚立に乗って本人が来るのを待ち構えてました。



そこから1本脇に入ると、呑川緑道公園があります。




小川の両側には桜並木があって、春は花見が楽しめそうです。
道も整備されていて、ジョギングにも好適です。



500~600m進むと、問題の土地があります。





Google Mapだとここ


フェンスの感じから考えると、左のベージュ色の2階建てのアパートと、手前の空き地と、右のモスグリーンの2階建てのアパートを含むL字型の部分が対象敷地のようです。
国道246号線まで50mくらいのところなので、けっこう騒音は気になります。
逆にここまでくれば田園都市線の桜新町まで徒歩10分以内では行けそうです。
新聞には2004年10月に476㎡を3億5千万円で購入したとあります。
坪当たり240万円になりますが、まあ相場なりなんでしょうか。


今回、この土地について単なる政治資金報告書の記載ミスなのか、購入資金をゼネコンが出していたのか、というあたりが争点のようです。
本来は上の自宅を購入する資金をどうやって作ったかの方が問題なんだと思いますが、時効もあるし、そんなこと言ったら同世代の政治家はみんなアウトできりがないのかもしれないので、確実に立件できるところで勝負に出たのでしょうか。


そんなことを考えながら、ふと草ぼうぼうの隣地を見ると、隣地の向こう側の壁にこんなものが




いつ、誰が貼ったんでしょうか?
隣地も俺が買うぞ、と、つばをつけていたというわけでもないでしょうけど。



ということで小沢詣も終わって気がつくと日もかなり傾いてしまいました。
目的を達成したのでジョギングするモチベーションはガクッと下がったものの、気温が下がってくる中で歩いて帰ると身体が冷えそうなので、明日の筋肉痛を心配しながらゆっくりと帰りました。





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