BBC News Nepal talks 'close to collapse' によると、ネパールの武装勢力"Maoist rebels"(「毛沢東主義抵抗運動」とでもいうのでしょうか。もはや"Maoist"は(中国を含めても)世界でここだけにしか存在しないようにも思いますが・・・)が停戦協定が崩壊寸前だと主張しているとのこと。
もともとネパールは国王の独裁に反対し毛派が10年来内戦を続けているのですが、昨年主要7政党と毛派が王政打破で合意し、6月に政府が実権を取り戻すとともに毛派の間で毛派の政権入りが合意されていました。
ところが毛派は国連による監視などについて政権側と意見が食い違い、武装解除などに難色を示しているようです。
特に目立った資源のない国(エベレスト登山くらい?)の内戦となると関心も薄いためか、日本ではめったに報道されませんね。
ところでニュースのページで目に付いたのが、左のフレームにある"languages"の欄。
見慣れない文字をポイントすると、ウルドゥー語、ヒンズー後、ベンガル語、パシュトゥー語、ネパール語、タミール語、シンハラ語などのページがあることがわかります。
ところが、日本についてのニュース、たとえば紀子さまの安産祈願の「着帯の儀」の記事を見ても、"language"のところは、中国語、ベトナム語、インドネシア語、ビルマ語とあって、日本語はありません。
もう少し調べてみると、News and audio in 33 Languagesとあり、アラビア語はもとよりペルシャ語、ウズベク語、スワヒリ語などがあるのに、日本語のサイト自体がないんですね。
旧植民地については今でも関係が深いという要素はあるのでしょうが、それ以外の言語についてはどういう基準で選んだのか興味がありますね。
失礼ながらかなりマイナーな言語まで対応しているところをみると、スタッフ不足が理由ではなさそうです。
となると日本は何らかの観点から重要度や市場価値が低いと判断したのでしょうか。
でも、ニュースではけっこう取り上げられてるんですよね。
一つの仮説が、イギリスからの距離。
東欧やアフリカは移民なども多くBBCを見ている人も多い。一方でアジアは旧植民地以外はあまりBBCのプレゼンスもない。
もう一つの仮説は逆に日本語がメジャーすぎること。
日本は国内の報道機関のネットによるニュース配信が盛んなので資本投下をしてまでマーケットを開拓するのは効率的でない。一方で、ネットの報道関係のコンテンツが充実していない(と思われる)東欧やアフリカなどはマーケット
このへん、ヨーロッパではドイツ語がないこと(ロシア語はあります)、フランス語、スペイン語やポルトガル語はそれぞれ「アメリカ」「アフリカ」のカテゴリに入っていること、アジアでも韓国語がないことがヒントになるかもしれません。
個人的には日本語があるとうれしいのですが・・・
<おまけ>
Quake risk to Chinese skyscrapers
中国の建設省の次官級の人の「高層ビルのほとんどが耐震に配慮していない」との発言をしたとか。
もっとも設計会社の反論や、そもそも過熱している市場に対する「口先介入」では、という見解も載せています。
この記事によると中国は地震が多いんだそうです。
昨年上海に行ったときの印象では、かなりの高層ビルでも窓が開くようになっていることが印象的でした。
万が一の地震のとき、耐震性能は大丈夫でも、窓からの落下物とか窓枠自体の落下(可動部分である以上壊れやすいはず)が心配です。
(東京でもそうですが)地震があったらまずは安心そうな建物の中に身を潜めた方がよさそうです。
もともとネパールは国王の独裁に反対し毛派が10年来内戦を続けているのですが、昨年主要7政党と毛派が王政打破で合意し、6月に政府が実権を取り戻すとともに毛派の間で毛派の政権入りが合意されていました。
ところが毛派は国連による監視などについて政権側と意見が食い違い、武装解除などに難色を示しているようです。
特に目立った資源のない国(エベレスト登山くらい?)の内戦となると関心も薄いためか、日本ではめったに報道されませんね。
ところでニュースのページで目に付いたのが、左のフレームにある"languages"の欄。
見慣れない文字をポイントすると、ウルドゥー語、ヒンズー後、ベンガル語、パシュトゥー語、ネパール語、タミール語、シンハラ語などのページがあることがわかります。
ところが、日本についてのニュース、たとえば紀子さまの安産祈願の「着帯の儀」の記事を見ても、"language"のところは、中国語、ベトナム語、インドネシア語、ビルマ語とあって、日本語はありません。
もう少し調べてみると、News and audio in 33 Languagesとあり、アラビア語はもとよりペルシャ語、ウズベク語、スワヒリ語などがあるのに、日本語のサイト自体がないんですね。
旧植民地については今でも関係が深いという要素はあるのでしょうが、それ以外の言語についてはどういう基準で選んだのか興味がありますね。
失礼ながらかなりマイナーな言語まで対応しているところをみると、スタッフ不足が理由ではなさそうです。
となると日本は何らかの観点から重要度や市場価値が低いと判断したのでしょうか。
でも、ニュースではけっこう取り上げられてるんですよね。
一つの仮説が、イギリスからの距離。
東欧やアフリカは移民なども多くBBCを見ている人も多い。一方でアジアは旧植民地以外はあまりBBCのプレゼンスもない。
もう一つの仮説は逆に日本語がメジャーすぎること。
日本は国内の報道機関のネットによるニュース配信が盛んなので資本投下をしてまでマーケットを開拓するのは効率的でない。一方で、ネットの報道関係のコンテンツが充実していない(と思われる)東欧やアフリカなどはマーケット
このへん、ヨーロッパではドイツ語がないこと(ロシア語はあります)、フランス語、スペイン語やポルトガル語はそれぞれ「アメリカ」「アフリカ」のカテゴリに入っていること、アジアでも韓国語がないことがヒントになるかもしれません。
個人的には日本語があるとうれしいのですが・・・
<おまけ>
Quake risk to Chinese skyscrapers
中国の建設省の次官級の人の「高層ビルのほとんどが耐震に配慮していない」との発言をしたとか。
もっとも設計会社の反論や、そもそも過熱している市場に対する「口先介入」では、という見解も載せています。
この記事によると中国は地震が多いんだそうです。
昨年上海に行ったときの印象では、かなりの高層ビルでも窓が開くようになっていることが印象的でした。
万が一の地震のとき、耐震性能は大丈夫でも、窓からの落下物とか窓枠自体の落下(可動部分である以上壊れやすいはず)が心配です。
(東京でもそうですが)地震があったらまずは安心そうな建物の中に身を潜めた方がよさそうです。