一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

呑杉

2006-08-01 | よしなしごと
久しぶりに友人が上海から帰国したので、例の連中と飲み。

前回開拓した新橋の居酒屋で刺身や毛ガニをいただきながら(失礼ながら店構えに比べて相当レベルの高い物を出します)、後半は例によってお土産の白酒を店に持ち込みの許諾を得て飲む。

今回は「釣魚台」という白酒の中でも高級なもの。
確かに美味しいが、56度くらいあり、ストレートで飲むと相当回ります。

勢いで二軒目は、業務停止中の会計士(本人は業務停止対象の会社法監査以外の社団法人などの仕事があり忙しいらしい)の案内で半年ぶりくらいで、トイレの小便器に氷が入れてあるような店に。


会計士の話では、業務停止中の某監査法人からあらたに枝分かれするのは(「あらた監査法人」と言わないと訳わかんないですねw)青山系の人が中心で、また、現在監査業務を受任している社員は移れないので、社員直前の中堅とOBで構成するとか。


話がSOX法に転じると、現地法人の社長をしている上海氏も親会社の関係で中国にいながらSOX404の対象になって大変な様子(当人を知る人間としては、彼を社長にしている時点で内部統制もヘッタクレもないもんだ、と思うのですがw)

そうはいっても、昨今は中国法人であってもコンプライアンスやリスク管理に目覚めており、セクハラ(それで更迭される駐在員もたまにいるらしい)とか賄賂とか日本からの公務員への過剰接待とかハニートラップとかにはけっこう神経を使っているらしいです。

しかし、先般某議員(複数)の訪中時に現地日本企業数社でアテンドしたところ、某社の方が「最近いい店があるんですよ」と水を向け、彼らは夜の町に消えていったそうです(上海領事館事件の後なんですが・・・)

あえて議員を連れて行ってしまう某社(具体名は差し控えますが、かなりの大看板です)と、それについていってしまう某議員の神経には唖然としたそうです。
(ちなみに友人の間では、上海氏の日常の行状自体決して褒められたものではないので、彼に唖然とされるということは、かなりのものだという評価になります)


余談ですが、店では某大学の教授は、アルバイトをしている女子大生に対し大学生活への不満とか経済状態とか貯金の目的とかのインタビューに熱中していました。
独立行政法人になると、マーケティングも欠かせないようです。




ゲップをすると白酒のコーリャン臭さがするので、今日はここまで。


PS このへん大事な事だと思うのでコメントをしたいのですが余力がないので引用だけ。
やっぱり公務員の所得を維持するための増税
コメント
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