小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

小笠原ミュージックフェスティバル(母島)の邂逅♡ 前編 ~楽器教室&パレード

2018年10月31日 | 島のイベント
■28日に行われた母島の小笠原ミュージックフェスティバル。
大成功でフィナーレを迎えました!!

心配されていた天気予報も見事に吹き飛ばし、
最後まで快晴で幕を閉じることができました♡

わざわざ母島まで来てくれた素晴らしいミュージシャン+関係者の皆様、
関わってくれた島のスタッフの皆さん、
そして楽器教室、パレード、会場に来てくれた沢山の島民&観光客の皆さん、
本当にありがとうございました♪
そしてお疲れ様でした!

やっぱり音楽は最高だと心底思いました☆
そんな怒涛の1日を振り返りたいと思います(*^_^*)

■まずは朝から会場準備やら何やらとして、あっという間に演者さんたちが乗るははじま丸が到着する時間になりました。

みんなで盛大にお迎えします♪

そこから各方面に分かれるのですが、僕は去年同様、楽器教室&パレード担当ということで早速、学校へ。

午前はアコーディオン教室、ボーカル教室、クラリネット教室をやることに!

松永希さんのバンドを中心に小笠原の名曲「マイディアボニンアイランド」の練習をしました。

僕自身は会場の各準備と並行しながらの楽器教室だったので、
細切れに様子を見に行く形になってしまったのですが、
教室を見に行くたびにみんなのレベルがグングン上がっていてビックリしました!

特にボーカル!!
希さんのアドバイスがズキュンと響いていたのか、
見違えるほど変わりました♪

歌が大好きな長女が、その後近所迷惑になるほど家でも歌い続けるという弊害(!?)も発生しました(笑)。
彼女曰く、こんなにも大声で気持ちよく歌えるのは最高の幸せなのだそうです♡

その本番が松永希 Ogasawara special UNITのラストで演奏されました♪




■お昼を過ぎて、今度は全体の楽器教室がスタートします!!
去年に引き続き、Bim Bom Ban楽団の皆さん、
今年はさらにK4の皆さん、希さんバンドの方も参加し、
超豪華、7クラスで楽器教室を開催できました!

今年の課題曲は島の古謡「丸木舟」と「聖者の行進」の2曲です。

パーカッション教室ではパレード団長のモヒカン先生こと奥田先生がレクチャーします。

今年はK4ドラムの渕先生、ピアノの朱先生も参加してくれ、
最高のデモンストレーションで子供達の心を鷲掴みにして頂きました♡
超カッコよかったです♪

こちらはトランペット教室。

去年同様、Bim Bom Ban楽団の大山先生がレクチャーしてくれました!
去年に引き続き、参加した中学生もすごく良かったようで、
そういう反響はとても嬉しいです♪
大山さんはこうして続けていくことで子供たちの成長も楽しみにしてくれているので、
到着してリハもできない忙しいスケジュールをこなしてまで楽器教室をしてくれる心意気に感謝です(#^.^#)

そしてアコーディオン教室。

教えてくれるのは今年初参加のるい先生。

もう僕が見に行ったときにはすでにパレード用に鍵盤ハーモニカになっていました(笑)。
というのも、アコーディオンという楽器は内部が蝋でできている部分があり、
35度以上の高温になると溶けてきて大変な事になるということで(初めて知りました!)、
アコーディオンは習いつつ、パレードにはみんな鍵盤ハーモニカで臨むことになりました。

このるい先生、パレードのソロの時にサックスの様な素晴らしい鍵盤ハーモニカのソロを弾いてくれたのですが、
なんと鍵盤ハーモニカは小学生以来だったとか!!
鍵盤を見るとうまく弾けないそうで、
フィーリングでこんなにもカッコよく弾けるのはさすがプロだなぁと一同関心しておりました(#^.^#)

玄人が集まるこちらはギター&ベース教室。

Bim Bom Ban楽団の手島先生とヤマト先生が講師です。
僕が行った時にはもうすでにペンタトニック・スケールの話になっていて、
さすがだなと思いました(笑)。
ジプシーのように軽やかに奏でる皆さん、超クールでした!

初めてウッドベースに触って感激している姿も良かったですね♡

こちらはクラリネット教室。

講師は優しい希さんバンドのアンドウ先生。
参加者二人ともほぼ初心者だったのですが、終わったころには見事に綺麗な音が出せていて驚きました!
ピカピカの1年生の教室をお借りして、とてもあったかい雰囲気のレッスンでした(#^.^#)

そしてサックス&フルート教室!!

K4のキリュウ先生がカッコよくレッスンを進めていました。
ここは経験者が多く、音がとてもよく揃っていました☆


最後にみんなで合わせた練習を行い、スタート地点のガジュ下へ移動します。


■いよいよパレード開始です!!

モヒカン先生を先頭に脇浜を目指し、演奏しながら進みます♪

今年は「丸木舟」「聖者の行進」の2曲で進んでいくのですが、
各曲のメインフレーズの後、各パートでアドリブのソロを入ってもらいました。

これがまたいい!
休憩にもなるし、メリハリもついて、いい仕上がりでした♪

去年に比べると格段にレベルが上がりました。
そして、この景色の中をゴキゲンな音楽で進むという幸せ♡

僕自身は先導してあまり一緒には演奏できなかったのですが、すごく楽しかったです!!

そして脇浜にパレード隊はたどり着き、ライヴスタートです!!


■今回も更に音楽というものは本当に素晴らしいということを痛感しました♪
人と人を繋いでくれる。
言葉以上に想いを伝えてくれる。

島の人も子供たちも、そんな素晴らしいプロの先生たちと触れ合えて、
最高の経験になったのではないでしょうか?
ほんとうにありがとうございました!!


後半に続きます!!


環太平洋の繋がり~文化歴史交流祭 母島!!

2018年10月25日 | 南洋踊り
■10月8日に返還五十周年記念事業として文化歴史交流祭が挙行されました。
これは太鼓、フラ、南洋踊り、スティールパンが元々のルーツに関わる人々を現地から招待し、
島民の各団体と交流し合うというもの。

僕は南洋踊りの踊り手として、
娘たちはフラのダンサーとしてこの交流会に参加することができました。

やる前はどんなイベントになるか心配で、
事前のやりとりも相当色々ありましたが(笑)、
結論から言うと、環太平洋の文化における、
とても深いつながりを感じれるいいイベントでした♪

■まずはみんなでお出迎えから始まりました!

僕と次女は南洋踊りとして沖縄うるま市から来る島民ダンスの皆さんを出迎えました。

盛大なお迎えです♪


長女たちはハワイからやってくるハーラウ・オ・キアの皆さんをお迎えします♪

他には八丈島からは八丈島民謡保存会、ワイワイ・スティール・バンドの皆さんが来てくれました♡


■僕は父島に移住した2002年から「南洋踊り」をしていますが、
沖縄の「島民ダンス」は知らなかったです!

「島民ダンス」というのは実は小笠原の南洋踊りと同じ、
南洋サイパンなどをルーツに持つ行進踊りの一種で、
沖縄のうるま市栄野比地区のみで継承されていて、保存会が組織されています。

島民ダンスは敗戦後の昭和21年に南洋諸島のテニアン島より引き揚げてきた大嶺自身さんが沖縄に伝えたのことです。

南洋踊りの3曲目「ウワドロ」とそっくりな「ウワトロの唄」というのがあります。

実際、目の当たりにしてみてすごくビックリしました!
振りは少し違うところがありますが、
曲は同じだし、ルーツが同じであることが1発で分かりました!


今回の文化歴史交流の際には南洋踊り保存会副会長の母島のKさんが発見し、
今回の文化歴史交流祭での交流に繋がった訳です。

今回のご縁はとても面白く、嬉しいものでした♪


■皆さんが到着後、私たちはすぐに島民ダンスの講習会に移動しました。

習ってみて、
ああ、ここが同じだ!
ああ、同じ曲なのにこんなに微妙に違う!
など、遠く離れた沖縄と小笠原で似たような行進踊りが伝わっていることがとても面白く感じられました。


色々諸説ありますが、小笠原の南洋踊りも以前はカナカ土人踊りと呼ばれた事もあったそうですが、
土人という言葉が差別用語ということで南洋踊りと変わった経緯があります。

島民ダンスは昔はカナカダンスと呼ばれ、土人と呼ばれることはあまりなく、
それが島民ダンスと名前を変えて継承されているようです。

ちなみにカナカ族というのはマリアナ諸島(サイパン、テニアン、ロタ島など)にあとから移住してきた
カロリン諸島人やマーシャル諸島人を指す呼び名です。
元々の先住民をチャモロ族と呼ぶそうです。

島民ダンスはマニラヤシでヘッドバンドを作り、
腰蓑にゆうなの木の皮を天日に干し、束状にしたものを使い、
肌にはドウランを塗って黒くしています。

母島も10年前まではドウランで黒く塗っていましたが、
いつの間にか色々と手間が大変で塗るのを辞めてしまっていました。
ドウランが導入される前はどちらもかまどの煤(すす)などを使っており、
落とすのに数日かかったと笑い話になっていました(笑)。

島民ダンスには3曲あり、
ウワトロの唄、アバイの月、酋長の娘のハーモニカに合わせて入場する入場の曲の3つです。

こうして、遠く離れた沖縄の一部の地区と小笠原が同じルーツを持っていたということ、
こうしてこの機会にお互いが交流できたことはとても嬉しい縁を感じる出来事でした♪

本番でも一緒に踊ることができて、
とても刺激的でした♪(出来栄えは…www)



■次は父島、母島でもとても盛んなハワイのフラです。

小笠原のフラは父島のまなみさんがハワイの留学時にアンティー・ハナさんから学んだものを、
父島のお祭りで踊ったのが始まりとの事です。

今回は2008年の文化交流に続き、今年もアンティー・ハナ・ファミリーが小笠原に来てくれました!!

なんというか、なんて気持ちよさそうに踊るのでしょうか♡

フラを愛する長女も参加しつつも、
得意の英語で沢山交流していて、
すごいなぁ~と思いました♪

日中は僕は島民ダンスの方に行けなかったのですが、
様々なハワイの遊びをみんなに教えてくれて、
とても楽しめたようです♡

昼食時にはダンサーの方に丁度誕生日の方がいて、
サプライズでケーキが登場!大喜びだったそうです(*^_^*)


■他にも八丈からは八丈島民謡保存会の方が来島されました。
黄八丈に身を包み、太鼓に合わせてショメ節などを披露。

終盤にはみんなも一緒に踊る素敵な場面がありました!

母島は小笠原太鼓同好会がいつものように素晴らしい太鼓を披露。
この太鼓も古くは八丈島がルーツなのです!


最後はワイワイスティールバンドで大盛り上がりで終わりました!

メンバーになんと父島の島っ子が正式加入しているのには驚きました!
確かに彼女は小中学とスティールパンをやっているのを見ていましたが、本当に楽しそうで輝いていました♪
まさかプロになっているとは!!
カッコいいですね(*^_^*)

最後はみんな入り乱れての「母島音頭」。
どんどんテンポも上がり、最後はカオス状態に(笑)!

凄く楽しかったです!


■怒涛のように進んでいきましたが(笑)、今回の文化歴史交流会は返還50周年事業ということで、
とても豪華なステージでした♪

ステージ横にこんな大きなモニターが設置されたのは初めての事だし、


客席後方には内地のライヴの様な見事なPA機材が(笑)!
さすが、予算があるイベントは違いますね。

僕はいつもみんなで頑張って作る普通の島イベントも素朴で大好きです♪


■僕にとっても次女の出産時にハワイのネイティヴの方と繋がった事、
子どもも僕もフラをしている事で縁があったハワイ。

環太平洋に伝わる行進踊りでもある小笠原の「南洋踊り」と沖縄の「島民ダンス」。
これも僕自身はひい爺さんが沖縄やんばるなので、見事にご縁があります。

今年夏に行ったカナダも亡くなった母が最後に過ごした地。
一昨年行ったバリのグリーンスクールの創設者もカナダ人。
大好きな写真家・星野道夫が愛したハイダグワイ(旧クイーンシャーロット諸島)もカナダ。
そしてその北米アラスカから流れる巨大なトウヒの大木はハワイなどで海を航海するカヌーの材料になっています。
そしてそのハワイから伝わったフラとカヌーをしている今。

なんか、色々な点であったものがいつの間にか線で繋がっている…
そんな不思議な縁を感じる日となりました。

関わった多くの皆様、本当にありがとうございました!!


さあ、次の28日(日)はいよいよ小笠原ミュージックフェス!!(父島は27,28両日)。
みんなで楽しみましょう♡





ローゼルの実の状態の区切り。~忙しい10月の最中。

2018年10月20日 | 母島 農 日記
■僕が思う1年で一番忙しい10月。
ローゼルの収穫、娘2人の誕生日、フラオハナ、ハロウィン、冬野菜の作付け…
さらに今年は返還50周年ということで文化歴史交流祭、月末に音楽祭と、怒涛のように日々は過ぎていきます。


先日、ローゼルにハサミを入れた瞬間に、
“イケイケの時期”を終えたことが分かりました。


そう、超短期作物のローゼルの収穫は大きく分けると3つの時期に分かれます。
9月下旬から10月上旬の“イケイケ期”。
これはローゼルがほんと文字通りイケイケの時期で、
実の張り、艶、鮮度保持、色んな観点から言ってパーフェクトなノリノリの時期です♡
この時期のローゼルは常温でも2週間は鮮度を保持できます。

その後に来るのは、
ローゼルの“まったり期”。
ハサミを入れた瞬間に分かります。
旬のエネルギーが実の成りよりも種子の成熟に転換した頃合いです。

今までのパチンと切れる感じから、
少し水分が抜けて、もっさりと切れる間隔でしょうか。
明らかに感覚が変わるのです。
ローゼル自身が常に季節を生きていることを感じさせてくれる瞬間です。

さらにその先は、
ローゼルの“引き継ぎ期”。
もう次世代の種に命を引き継ぐのみのステージです。

もうガクの肥大は完全に止まり、種を包むホウの部分が肥大してきます。
もうこうなると僕の頭は完全に収穫よりも種取りのことが大部分を占めていきます。

大事な種を絶やすわけにはいかないからです。
ローゼルの種取りについては過去の記事にまとめています☆

昨日、出荷する為に収穫したら、もうすでに“まったり期”に入っていることが分かりました。
この瞬間に今期の内地発送を終了することに決めました
理由は満足のできる品質で発送できないからです。

今年は不作気味なので、例年よりもこの時期が来るのが早いです。
母島農協には継続して今月いっぱいは出荷予定です♪

■今年、内地発送へのポリシーと不作についてお伝えしました。
去年は豊作だったために、多くの発注を頂きました。
ありがとうございました!

でも今年はこんな状況なので、
遠慮してくれる人、
応援してくれる人、
それでもちょっとでも欲しい人、
多くの人がアプローチをしてくれました。

僕にはそれがとても嬉しかったです♡
本当にありがとうございます

今、畑の母島ローゼルは種を成熟させる時期に入っています。
その一方、去年から作っている晩生品種「うちなーローゼル」は蕾の時期を迎えています。

例年通りだと11月下旬からの出荷開始になります。
クリスマスシーズンにこの紅いローゼルがあるのはとても重宝してもらえていて、嬉しいです♡

さらに通年利用できる、葉ローゼルこと「ルビーローゼル」。
妻の研究により、お茶やジャムだけでなく、塩漬けも行ける万能なこのローゼルも、
繁殖の時期に移行しつつあります。

なかなか特徴的な実を付けています。

花は色がアダルトな雰囲気なのです♪


■先日、娘たちが一日違いの誕生日を迎えることができました♪
ふたりにはそれぞれ妻お手製のローゼルケーキが!

2回もケーキを焼いてくれて、本当に感謝です。
留守だった去年は僕が1回だけ焼いた気がします(#^.^#)

長女にとって母島生活最後の誕生日。
ついに15歳になりました。

次女は9歳。
来春からはなんともう4年生!!

僕からは3年分の写真アルバムをそれぞれにプレゼント♪
凄い枚数の写真をセレクトし、貼り付けて、コメントを書くだけでなんと1か月以上もかかってしまいました。
写真はデータの時代、子供がみたいときに手に取って思い出に浸れるように、3年おきに作成しています。
喜んでもらえて良かった♡

先日は母島のレストラン・アウストロでバースデイケーキのプレゼントを頂きました!
ありがとうございます♪

子供達がこうしてスクスクと成長できるのも、
みなさんのお蔭です!
どうもありがとうございます

忙しい10月はまだまだ続きますが、
僕にとっての一番のメインイベントを終えてホッとしています(笑)。

誕生日おめでとう♡


■こうして色々イベント続きだと、大変は大変ですが、
沢山の事に気付かされます。

上手く事が進んでいるときは嬉しいし、楽しいのですが、
上手く事が進んでいない時は、それはそれで大きな学びとなるギフトを頂いている気がします。

自分がもっと色々チャレンジして動くのも、
ただその流れに身を任せてみるのも、
どっちでも正解な気がするのです。

齢も37歳になると、
やはり考え方も姿勢も変わってくるのが面白いです。

でも変わらず、大事でいたい大切な部分は存在しています。
自分の心をSTAY GOLDでいられるか。

毎日、大事な人と接しながら、問われている気がします。



■これはハシビロガモ♀です。
なかなか強烈なルックス(笑)の渡り鳥です。

オナガガモ、ヒドリガモ、シマアジ、マガモ、マガンとカモ系が色々と増えてくる時期となりました♪

ほんとよくここまで来てくれたと心底感心します☆
彼らもどうして大きなリスクを抱えながらも長距離の「渡り」ということを選ぶのか。

南方に居座れば、年間を通して多くの餌資源は豊富な気がしますが、
夏場の北極海の豊かさにはかなわないという事でしょうか?


次回は先日行われた返還50周年事業の「文化歴史交流祭」についてお伝えできればと思います☆

■最後に今深刻なのが小笠原諸島の水不足です。
ここ数年、気候変動のせいかあまり台風が島を直撃しなくなりました。

そのせいか、雨量が激減し、この2年は春先に節水を呼び掛けるのが続いていましたが、
今年はなんと秋に節水のお願いの放送が始まってしまいました!!

こちらは母島飲料水用の乳房ダム。
空芯菜の栽培イカダが目立ちます。

貯水率は現時点で70%を下回りました。
これは雨の少ない去年の同時期と比べると60%雨量が少ないからだとか…

こちらは農業用水の玉川ダム。

こちらはもっと深刻で、6m以下となり、
貯水率は50%を切っています。

また毎日の処理水の運搬が今日から始まります。

僕も家の洗濯水など(洗剤を使ってない)を運ぶ毎日に追われることとなりました。

雨さん雨さん、沢山沢山振っておくれ!!!

2018年 母島産ローゼル販売&予約開始!!

2018年10月03日 | ローゼル販売
■お待たせしました!
本日10月3日より母島産ローゼル予約開始します♪
明日、4日~は母島農協にて店頭販売も開始予定です!

もちろん今年も無農薬・無化学肥料栽培のローゼルです(*^_^*)


今年は木の生育が少々悪く、
残念なことに内地出荷は数量限定でお願いすることにしました。

豊作の去年に沢山の注文を頂き、
楽しみにして下さっていた皆様、本当に申し訳ありません。m(__)m
理由については詳しく下に書きましたので、読んでもらえると嬉しいです。

僕自身の技術不足と少し涼しめな今年の天候の為と思われます。

そんな状況ですが、約一ヶ月間の超短期作物なので、
旬のこの時期の限られた美しいフレッシュ(生)ローゼルを存分にお楽しみください♪


■島で母島産ローゼルをお求めの方へ
 母島農協の売店にて10月4日(木)から販売予定です。
 父島の方は父島の農家さんがすでに販売しているようです☆

 予約の際は農協か直接、宮城までご連絡ください。
 
★予約の際には
 ・小袋 約100g(250円)
 ・中袋 約250g(600円)
 ・大袋 約500g(1200円)
 ・無選別 袋なし 1㎏~(2100円~)
  ※今年も無選別・母島内限定袋なし量り売りでお届けもできます☆(ちょっとお得です!)

①規格の種類 小袋 or 中袋 or 大袋 or 無選別
②数量 何袋(何キロ)
③連絡先 氏名、住所、電話番号
を明記してご連絡ください。

完全露地栽培なので天候や条件で前後する場合があります。ご了承ください。


★内地から注文をお考えの方へ
今年の母島産ローゼルは、様々な要因から、去年ほどの豊作ではありません。
なので、去年多くの方に注文を頂き、ぜひ今年も!と嬉しい言葉を言って頂いているのですが、
今年は一人1㎏までに限定したいと思います。

※2018年の母島ローゼル内地向けは終了しました!ありがとうございました

今年の準不作が一番の原因であることは間違いないのですが、
元々、僕自身のポリシーとして、一番は地産地消であるべきと考えているからなのです。

発送には送料はもちろんですが、多大な流通コスト(発送、梱包、連絡etc)が発生します。
それにはお金が対価として支払われるのですが、
それでは環境負荷に対して補えないものがあると思うのです。
一番は作物はその生産地で消費することだと思っています。

現代の流通の発達のお蔭で、世界は狭くなり、大変便利になりました。
しかし、それによって失われたものも数多く存在します。

僕は持続可能な暮らし実現の為に、
意識は広く、生活活動は狭くあるべきと思うので、
内地から沢山の嬉しい声があるのは事実ですし、とても嬉しいのですが、
なるべくは母島島内で消費し、加工し、循環していくのが理想だとも思っています。

なので、今年は内地向けは数量限定で、
予約は受けることはできるのですが、
船便に載せるタイミングで数量が足りない場合はキャンセルさせて頂く場合があると思いますので、ご了承ください。


◎内地発送ご希望の方は下記連絡先までにご連絡下さい。 

<連絡方法>下記のいずれかでご連絡ください。
 ・ブログ左欄にあるメッセージ(連絡先を記入してください)、
 ・Eメール(miyagigian-farm☆yahoo.co.jp ←☆マークを@に変えて送信してください。)
 ・Facebookのメッセージ
 ・電話や島で見かけたときにでも気軽に声をかけて下さい♪

①規格の種類:A級(250円/100g) or 無選別(210円/100g)
②数量:100g~1kg ※今年度はおひとり様 1kg未満でお願いします。
 (100gでローゼルが9~10個くらいです)
③連絡先:氏名、住所、電話番号
④発送希望船便(父島出港 10/9、16、23、29)
⑤配達希望時間帯
を明記してご連絡ください。

(内地発送は収穫期前半(~10月中旬)は常温で可能です。
後半(10月下旬~)は鮮度が落ちやすいので冷蔵で発送します)
内地向けの支払いはゆうちょ銀行への振り込みでお願いします。(発送時に別途、連絡します)

※2018年の母島ローゼル内地向けは終了しました!ありがとうございました

去年、色々試行錯誤した結果、
日数のかかる(3~4日程度)内地向け発送の場合は、
ビニールに入れるより、段ボールに新聞紙で送るのが一番鮮度保持できることが分かりました。
今年からは、その方法で送らせて頂きます。

また予約状況、天候、生育状況によっては予約されていてもご用意できない場合がございます
その場合はご連絡させていただきますが、
予約はキャンセルになってしまうのでよろしくお願いします。


■ローゼルは色々使えます♡
・ハイビスカスティー
・ジャム
・塩漬け
・酢漬け
・酒漬け
・天ぷら
・ローゼルソース
・ケーキなど
・各種お菓子作りなどに、美しい真紅のローゼルをご利用ください☆
利用方法は「ローゼル加工利用」をご参照ください。

他にも何か素敵な利用方法があったらぜひ教えてくださいね♪
よろしくお願いしますm(__)m

■去年から作っている晩生品種の「うちなーローゼル」はとても順調に育っています。
晩生なのでまだ花ところか蕾ですら付けていません。
こちらは11月後半以降に販売しますので、お楽しみに♪
クリスマスの飾りにもいいですよ~

鮮度保持は母島ローゼルほど長く持たないので、内地は向け発送は厳しいと思います。


■今年返還50周年だからか、台風が1度も直撃していません。
なのに気温が少し低めだったのでしょうか?
春先以降の母島ローゼルの発育はとても遅く、心配していました。

しかし、夏休みから島に帰って来てみたら、
割とちゃんと成長していました♡

今年は全体的な数量は少な目ですが、
実自体の品質、大きさは申し分ありません!
1個10g以上で、しっかりとした張りもあり、いい状態です♪

今日は自家用を除いて初収穫です!!
やっぱりローゼルの収穫は別格の嬉しさがあります♡

■ちなみに先日、うちで飼っているヤギの昼寝の場面を目撃しちゃいました(#^.^#)

人間の前でこうして寝てしまうヤギに野性味はかけらもございません(笑)♪
昼寝が気持ちよさそうなのは、人もヤギも関係ないですね☆

さあローゼルシーズンの始まり!
今年は出荷できる数量が少ないですが、
みんなで旬のローゼルを楽しんじゃってください!!!