小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

島旅の始まりのご縁を感じて ~河田真智子さん

2016年09月30日 | 母島 日常 日記
■僕の島に来た原点でもある、
河田 真智子さんの写真集が、
友人から寄贈されて母島小中学校に届けました。

とても素晴らしい内容ですので、ぜひ多くの方に読んでもらいたいです。
村民会館の図書室にも寄贈しました♪

友人のなっちゃん、ありがとう♪


■初めて島旅にあこがれたのは十代の頃、
仙台で河田さんの著書「島旅の楽しみ方」を読んでからでした♪

夜間工業高校を卒業る直前、
旅をしようと決めて、
候補地を探しているときに、
その時たまたま読んでいた少年サンデーのマンガ「LOVE」。


それの最初の舞台になっている行ったこともない小笠原。
そして当時の担任の先生の父親が父島にバイクを持って行った時の話を聞き、
あまりに異次元な島の雰囲気にシビレて小笠原行きを決めました。

そして右も左も分からないまま、
島旅の情報として手に取った本が河田さんの著書「島旅の楽しみ方」でした。


奄美諸島の沖永良部島から始まる河田さんの島への愛は、
とても羨ましく感じたものでした♪

最初の旅で母島を離れる時、
船の上でしばらく涙が止まらなかったのを思い出しました。

高校の時の担任の先生が
「別れるとき、沢山泣くような出逢いをして来いよ!」
と言ってくれたのを肌で体感した瞬間でした。

いざ暮らして15年になりますが、
やはり島暮らしはいいものです☆


母島の南崎にある小富士です☆


■そしてその19歳の時の旅が縁で、
21歳の時にまた小笠原に今度は働きに来たのです。

そして、そのまま母島で出逢った後に妻になる女性と結婚し、
なんとその妻も同じ本を持っていました(!!)。

その後、自分にも二人の子どもにも恵まれ、
二人の娘にはよく寝る前に
子どもには絵本「なつほの島旅」をよく読み聞かせていました。

これは河田さんのお子さんなつほちゃんが島を訪れるお話です。

今回、うちの子供たちがなつほちゃんの写真を見て、
とても喜んでいました。

我が家の小1の次女が写真集をまじまじとみて
「なつほちゃん、とても綺麗な目をしているね♪」
と言っていました☆

中1の長女は本の中の表情を見て、すごく嬉しそうでした。

島でもハンディを持った子と接しているからか、
ごく自然にハンディを持った子供と偏見でなく、
対等に、そして優しく接する機会を貰えたと思って、ありがたく感じます♪

ずっと色んないのちを
そのまま愛せる心でいたい。

そう思わせてくれる貴重なひとときでした☆



■こうして今になって、
友人を通して、
島旅の原点でもあった河田さんと繋がる事が出来たのも、
なんだか不思議です♪

なんどかやりとりをして、
とても喜んでもらえて、
こちらもすごく嬉しかったです。

そして、
ああこうして人は繋がっていくんだなあ、と嬉しく感じずにはいられません♪

母島第2回カノー大会♪

2016年09月22日 | アウトリガーカヌー
■母島のシルバーウィークは去年に引き続き、母島カノークラブによるアウトリガーカヌー大会が開催されました!!
今年はなんと父島から約80名が来島し、
沢山の交流にも繋がりました♪

ちなみにカノーとは、アウトリガーカヌーの昔の呼称です☆

母島では例年、正月の海開きの時にカヌー大会が開かれていたのですが、
最近は天候が悪く、ずっと開催できない年が続いていました。
そして、去年よりカノー部が発足し大会を引き継ぎ、9月に大会を行う運びとなっています。

今年も晴天に恵まれ、初の後夜祭も含めて大成功に終了しました。
みなさん、本当にお疲れ様でした♪

僕はカノー部のメンバーとして準備、運営、会場審判、男フラの仕切りをして、
家族でエントリーしました(*^_^*)


■まずは開会式で男フラで「サワラ」を披露しました。

今年は衣装も新しく、カッコ良くなり(メッシュが少し恥ずかしいけど…)、
今までとは違うサワラを踊る事が出来ました☆

父島の友人からは、「最近父島では男フラの人数が減り、サワラが見れなかったので、見れて凄い良かった」と褒めてもらえました♪

踊った後はそのまま3艇に分かれてデモンストレーションとして海に漕ぎ出します。

男9人の本気のレースで腕がパンパンになりました(笑)。

男フラとしては10月8日開催予定の母島のフラの祭典「フラオハナ」で2曲踊ります☆

メンバーの雄姿です♪


■そうこうしているうちに自分たちが出る番になりました♪

今年はなんと中1の長女が舵取りデビュー!!

次女も小学生になったので今年からレースに参加!
先頭で大きな声で漕いで、最後に奪取して旗を取る重要な役目です!

結果は男女混合枠で4位。
惜しくも入賞を逃しました(*^_^*)

ちなみに妻は所用でカノー開会当日の便で内地に上京中☆
娘たちと旦那の頑張りを見せれず、残念(笑)!


■そして大会は進み、夕方からは今年から始まった後夜祭が開催されました。
父島のバンドと母島のバンドが最高の音楽を奏でます♪

母島ダンス部やフラも参加して大盛況で終わりました☆
観客も父島母島が混ざって、みんな踊りまくっていてとても楽しかったです♪

次女は自宅に帰ってシャワーを浴びたらそのままバタンキューでした(笑)。
お疲れ様~!

■そして翌日はははじま丸が運休日なので臨時チャーターの漁船で父島の帰らなきゃならないメンバーが母島を後にしました。

珍しい漁港でのお見送りです(笑)。

父島のカヌー大会のメンバーは、
「とにかくアウェイで、気楽に楽しめて、本当に最高だった!!ぜひ父島の大会にもみんな来てね!」
と言ってくれました♪

そんなこんなで盛り上がったカノー大会が無事に終わりました♪
父島からわざわざ来てくれた皆さん、
母島のみなさん、
準備運営をしたカノー部のみんな、
応援してくれた皆さん、
本当にありがとうございました!!

中秋の名月とカノー大会練習

2016年09月17日 | 母島 日常 日記
■先日は中秋の名月でした♪
今年もいい月でしたね~

以前、カナダにいった時に見た月が、
あまりに日本で見た月と同じで、
当たり前なんだけど、
その当たり前が不思議で、
なんか嬉しかったのを思い出しました☆

お月見は、
秋の収穫の時期に感謝をこめて、
稲穂に似て魔よけの力があるとされるススキ、
満月に見立てた団子は縁起がいいとされていたそうです。

日本の風俗も素晴らしいですね~♪

■そんな満月の記念にぼちぼち育ってきたローゼルを早取りしちゃいました☆

まだ少し小ぶりですが、お月見ということでほんの少しだけ♡


今年は少し成長が遅めです☆

9月末には出荷できるかと思います。


8月の台風で塩枯れしていたモロヘイヤもがっつり復活してきました♪
家族の夏バテ防止に欠かせない高栄養野菜です☆

■さて、母島アウトリガーカヌー大会が明日に迫り、
今日は
カヌー練習に
会場準備に
開会式のフラ練習にと大忙しの1日でした。


僕と同じチームの娘二人との朝練はとっても気持ちがいい状態♪
パドルを漕ぐよりも泳いでいる時間の方が長い感じでした(笑)。
安定性の高いアウトリガーカヌーは海上を満喫するにはうってつけです☆

子供たちは暑い日差しの中、朝練も昼過ぎの大人の準備中もずっと海ではしゃいでおりました。
夕方に敬老の日の集いで歌と演奏するのを覚えているのでしょうか!?
子供たちの「今を生きる潔さ」にはいつも感服します☆

明日は父島から約50人が来て大激戦になるとか!?
夜はライヴもあり、乞うご期待です♪

■そして久々に超貴重種のオガサワラカワラヒワを発見!!

手前がオスで奥がメスです。
実はあかぽっぽやオガサワラオオコウモリより絶滅が心配されている小笠原の固有亜種の小鳥です☆

さあ、カヌー大会いよいよ明日が本番!!
楽しむぞ~!!


母島良いとこ、一度はおいで♪

2016年09月10日 | 母島 日常 日記
■怒涛の連続の台風を内地で見事にかわし、
最後の最後で島に帰る便が台風で欠航し(笑)、
長女とふたりで延びた夏休みを満喫し、
無事に対して揺れることなく母島に帰って来れました。

母島に帰ってきてこれで1週間。
やっぱり島はいいものです♪

思えば岐阜、仙台、大阪、首都圏、
長女のみニュージーランドと動きに動いた夏休みでした。

ようやく20日ぶりに母島で元気な妻と次女に逢えて、
島のみんなに「お帰り~!」と言ってもらえて、
ほんと嬉しいです♪

お世話になった皆様、本当にありがとうございました!

心配していた畑も意外と台風の被害はなく、無事でした!!
良かったです(*^。^*)

ローゼルも1本も倒れることなく、
徐々に実ってきています♪

■母島に帰ってまずしたかったことは、
海で泳ぐこと、
畑を存分にすること、
家族と過ごすこと、
でした。

島に帰ってきて、それを存分に味わっています(笑)。

参加できないと思っていた納涼祭にも参加できました☆

今年はビール一気飲み大会でなんと雨が降ってきて途中で中止になってしまいました!!

盆踊りが大好きな僕は、
その前の子供盆踊りで思いっきり踊れたので満足でした(笑)。

帰ってきた母島は
車も少なく、
信号もなく、
人も少なく、

会う人は知り合いばかりで、
すれ違えば挨拶や会釈をし、
大好きな家族がいて、
素敵な島の仲間がいて、
生産性のある仕事ができて、
素晴らしい自然がある。

やっぱり外に出てなお、
母島の良さを再確認することができました♪

ぜひ、まだ未体験の方はぜひ、
一度は母島で罪悪感を感じることなく、
ゆっくり時に身を任せに来てみませんか?