小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

ついにモロヘイヤ出荷開始!

2011年08月09日 | 出荷作物
■一昨日より、母島にて我が家で大人気のモロヘイヤの出荷を始めることができました。
ここ何年かは母島では生産がなく、馴染みのない野菜なので解説を付けて販売しています。
美味しくて、栄養価が高く、夏場の葉物として重宝します♪

去年作付けして、採れた種で栽培し、無農薬・無化学肥料で栽培しています。

出荷して半日で完売できて本当に嬉しかったです♪
島の人達からも
「美味しかった」
「モロヘイヤ?すげー!嬉しい」
「無農薬は嬉しい」

など、声を聞けて嬉しかったです。
お買い上げいただき、ありがとうございます!

値段、茎付きか葉摘みか、袋の大きさなどこれから試行錯誤していきますのでご意見などあればお伝え下さい。
ちなみに父島では、少し茎付きで1袋50g/158円だそうです。
現在、僕は葉摘みで1袋50g/136円で販売しています。

今年は少量ですが、なるべく毎日の出荷を心掛けています。
よろしくお願いします。

■以下は添付しているモロヘイヤの解説です。

「おいしい朝摘みモロヘイヤ」

栄養価の高さが今注目の新野菜。
エジプト原産でとても暑さに強く、亜熱帯・小笠原の暑さを乗り切るにはこれが1番!
味にクセがないので子供にも人気です。刻んでお浸し、スープや天ぷら、炒めでも利用できます。
利用しやすい葉摘みで袋詰めしてあります。

■モロヘイヤの由来・特徴
インド、エジプト原産。別名はシマツナソ(縞綱麻)、ジュート。シナノキ科の一年草草本。
古代エジプト語で「王様の食物」の言葉が語源。食用以外では主に繊維用として利用(ジュート)。
葉部を食用とし、刻んだりゆでたりするとムチンによる特有の粘りを呈する。
良質の水溶性食物繊維を含み、体内の発がん性物質を体外に排出するそうです。


■高い栄養価
ビタミンB1、カリウムはこれまで含有量№1のパセリの3倍。
ビタミンB2もブロッコリーの20倍で№1。
他にカルシウム、カロチン、ビタミンCに富み、抗酸化作用のあるクエルセチンを多く含む。

■おすすめレシピ
刻んでお浸しやスープ、天ぷらや炒めに利用できます。
無農薬栽培ですので、虫がいないとは限りません。使う前に洗って、茹でたら箸などでお湯からすくうのがおすすめです。

●とろろモロヘイヤ
用意するもの:モロヘイヤ、かつお節、醤油
さっと茹でて細かく刻み、かつお節と醤油であえて、混ぜてとろみをだして「緑のとろろ」として食べます。納豆や長いもの代用に、または同時に使ってもクセがないので相性抜群です。

●アヨヨスープ
温かい煮干しのだし汁に、さっと茹でて刻んだモロヘイヤを入れて、塩と強めの黒胡椒で味を調えます。最後に隠し味に醤油を少し入れると美味しいです。他にも味噌汁や醤油ベースのお吸い物に入れても美味しいです。

※中東と北アフリカでは、刻んで肉(羊、鶏、牛など)と煮込むことが多いそうです。また乾燥した粉末パンやクッキーの副材料として利用できます。