小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

やってよかった!3年ぶりのお別れライヴ~サプライズ大成功!!

2023年02月08日 | 音楽
■「感動して、面白過ぎて、本当に有難う!
泣くかなって思ったけど、笑いが勝ちました♡」
先日行われた、マナイ感謝音楽祭ライヴにて、島を離れる主役の眞和倭(まない)ちゃんが言った一言です☆

僕たちのバンド「ザ・テキーラーズ」がライヴ終盤に用意したとっておきのサプライズ!!
結果から言うと超大成功でした(#^.^#)
超盛り上がって、喜んでもらいました♪
どうもありがとう!!

懐かしの名曲を替え歌にして、
Bay City Rollersの「SATURDAY NIGHT」を替え歌、編曲して
「MA.NAI.CHAN」に昇華させました♪

まずはそのシーンをご覧ください☆


この為に、マナイの親友にネタを提供してもらったり、
そこから歌詞を捻りだして、
振付を考えて、撮影したり、
支えてくれるみんなに伝えたりと、
そのプロセスも本当に楽しい時間でした☆

ライヴのアンコールで披露して大盛り上がり!
マナイにも完全サプライズ(みんな黙ってくれていてホントありがとう!)になって、凄く喜んでもらえました☆

どうもありがとう!
1日でこんなに人の名前を連呼したことはないと思います(笑)。

仕込みに仕込んだこのシーンが僕にとっては一番のハイライトでした(#^.^#)



■そんな訳で、だいぶ実施から報告が遅くなりましたが、
先日の母島で3年ぶりに行われたライヴの報告です。

17歳で母島にやって来て6年間を過ごしたマナイちゃん。
島に来てからギターを初めて、
新たな旅立ちをするというのに、
ライヴをやらないという選択肢はありませんでした♪

コロナ禍でなかなかこうしたイベントが、
なんと3年も実施できていませんでしたが、
こうして無事に終えることが出来て、
本当に良かったです!

来てくれたみんな、
演奏や歌、踊ってくれたみんな、
司会にPA、カメラマン、運営のみんな、
本当にありがとうございました☆

決してみんなが上手というわけではないのですが、
みんなでマナイの旅立ちを応援するという気持ちに溢れていて、
本当に素敵な時間となりました。

マナイちゃんもすごく喜んでくれたし、
みんなが愛溢れて、音楽で楽しめる一夜となりました☆

企画して本当に良かった♪
ようやく映像の編集も終わって、公開となりました☆
良かったらぜひ覗いてみてください!



■まずはライヴのハイライト的にオープニング映像を作りました。
出演者の皆さんを紹介しています。

いつもは撮影を僕がやるのですが、今回は出演もするし、
何よりも主催なので色々やることも多く、撮影は写真のうまい仲間にお願いしちゃいました☆
今回使っている写真はそんな3人のカメラマンの素敵な作品です!
なつきちゃん、足立くん、大悟さんどうもありがとうございました!

このライヴは去年の秋位にやれたらやりたいと思っていて、
9月にやった海岸清掃の参加者を中心に声掛けを始めました。

ここからはランダムな順番で各バンドを紹介したいと思います(#^.^#)

●MANAI 眞和倭
まずは今回の主役であり、島を離れるメインのマナイの紹介です。
彼女は6年前、17歳から母島で暮らしているのですが、
ギターを始めたのはほんの2年前。

メキメキと上手になり、彼女のオレンジのバイクとギターが勝手にトレードマークになりました☆

島に来た頃から、若いのにあまりに経験豊富で気も利く存在で、
どうしてかと思ってたら、彼女は普通の学校にはほとんど行ってなくて、
フリースクールや色んなコミュニティで生きてきたというのです。

そうじゃなきゃ、ライヴでオリジナルや中島みゆきをカッコ良く披露できないと思っちゃう(#^.^#)

2曲目の愛ちゃんをボーカルに迎えての「時には昔の話を」は完全に僕のリクエストに応えてくれた1曲。
大好きな曲の予想以上の素晴らしい仕上がりに、感動でした☆
ぜひご覧ください



●ザ・テキーラーズ
次に紹介しますは、自分たちのバンド、テキーラーズです。
これは去年の秋位に声をかけて集まったバンドで、ヴォーカルの愛ちゃん以外の男メンバー
なんと同い年というバンドです(#^.^#)

過去に何度かライヴで愛ちゃんの声とステージングにぞっこんだったので、
今回はバンドを組んじゃいました☆
彼女のフロントマンとしての存在感、赤いムスタングのカッコ良さはキマりにキマっています♪

毎週練習する中で、色んな曲の案も出て来ては消え、試行錯誤して決まった選曲。
なんとオリジナルに替え歌まで混ぜての実施となりました。

冒頭で紹介したサプライズも大成功で
信頼できるメンバーばかりで、とても楽しいひと時でした☆

ちなみにバンド名はメンバーが「テキーラやんない?」と言って来て、
ルースターズ気味にバリバリやっていたら、
練習スタジオのすぐ横でサッカー観戦していた子供が
「ねえ!テキーラって何っ?」ってキラキラした目で聞いてきたのが始まりです♪

一応、僕がドラムをやっています。

ライヴ前のリハーサル時、音があまりに大きくて、
観光協会の職員さんに「電話の声が聞こえないのはさすがに厳しいです!」と注意を受け、
リハが出来なかったというネタにしかならないエピソードもありました(#^.^#)

テキーラーズ、概要欄に目次もあるので、ぜひご覧ください☆



●劇団BILLY
これは観ていて本当に死ぬほど楽しかった3人。
心の底からミュージカルが好きなメンバーに、
「15分でミュージカルやれない?」と僕が無茶ぶりしたのがきっかけです。

アナと雪の女王のあのシーン曲、
劇団四季のあの曲!

やってる方も見ている方も存分に楽しいひと時♪
母島で育って幾度となく学芸会で演じてきたメンバー、
ミュージカルが大好きで、学校でも熱心に子供たちに指導するメンバー、
まさに舞台で活躍していたメンバーが揃ってのハイクオリティな場面のオンパレード!

映像は残念ながら公開は都合により終了しました☆


●母島青年会
こちらはなんと12月の島のクリスマスイベントの為に一生懸命練習していた母島青年会のダンス披露でした。
悔しい事にそのイベントはあまりの嵐で中止になってしまい、
みんなで頑張って練習したこのジャンボリミッキーは披露する場がなく、勿体ない状態でした。

ある時、このライヴで踊ってもらえばやる方も観る方もWinWinじゃん!と思いつき、
見事実現となりました♡

いや~このライヴの場に青年会が出てくれて本当に良かったです♪

みんなのキレッキレのダンスは最高でした!
ぜひぜひご覧ください!



■ここで少し、ナイスなMCやゲストを紹介したいと思います。
今回は全編を通して、島の大人気MC・SHIRAKAWAに司会をお願いしました☆
毎回面白い間とトークで会場を盛り上げ、転換時の空白を見事埋めてくれていました。

彼を今回のライヴのMVPをいう方も多く、本当に感謝の時間でした(#^.^#)

そして、ライヴの少し前に出逢った書道家Dの登場。
こちらはなんと僕がお墓の仕事でゴミ回収を休むことになり、
その為に母島に来てくれたのがご縁の書道家です!

今回のライヴのロゴもカッコよく書いてくれていて、
動画や集合写真にも使わせてもらいました!
本当にありがとう!

そんな休憩時間を紹介する映像がこちらです。



●ウクレレ部
今回のライヴの一番手を務めてくれたのが、
今、母島で一番勢いのあるウクレレ部の皆さんです!

一昨年の夏に僕が1回だけウクレレを教えたのが結成初期の頃の話。
今回が人前での初お披露目。

みんなすごく上手になっていて、感動しました☆
アンパンマンのテーマ、島の古謡でもあるレモン林を披露してくれました♪



●ちばりよ~
こちらはなんと島の姉弟ユニットです。
すごく歌が上手な姉に、去年の夏に三線を始めた弟☆

北港で練習している時にこのライヴの出演をオファーして、引き受けてくれました(^_-)-☆
すごく雰囲気のいい演奏で、周りの空気が温かくなりました♪
最高の演奏をどうもありがとう!



●神之田大知
こちらは海岸清掃の帰りの船で、なんと僕が大好きなクラシックの楽器をしていると聞いて、
ギター貸すからぜひやって欲しいとお願いした神之田君のソロ演奏です。

すごく緊張していますが、とてもいい声で、堂々としたステージングを魅せてくれました。
同世代のマナイに向けての選曲もナイスでした!



●ジャイアン
僕はソロで2曲、マナイに向けて歌わせてもらいました。
しかし、その数日前の父島から風邪なのか、飲み過ぎなのか、
喉が超ガラガラで絶不調(泣)。

苦し紛れにシャウトしていますが、
ストリートミュージシャンのYASUさんの「路上の詩」、
忌野清志郎さんの「スローバラード」を演奏しました。

スローバラードはマナイが清志郎大好きなので、
出逢ったころから、いつかはこの曲を演ろうと決めていました☆



●グリーンペコ
こちらはマナイがギターを始めるきっかけになったバンドだそうです。
若くてエネルギーの詰まった演奏がたまらなく愛おしいです(#^.^#)

マリーゴールド1曲だけですが、この雰囲気すごく好きです♪



●レモン荘デュオ
このデュオはなんとライヴ1週間前くらいに予定していたバンドが、
急に都合が悪くなってしまい、急遽出演が決まったユニットなのです。

しかし、このホルンとピアノという異色のデュオが、
曲名通り空間をエンターテイメントに変えてしまいました♪

ホルンってこんな音も出せるんだ⁉と驚くほどの場面もありました☆
すごく息があった演奏で、さすがずっと音楽をやっている二人の演奏です☆


彼女のピアノを聞くのは実はこれが初めて!
あまりに見事で感動してしまいました♪
カッコいい!!



●るりほし
こちらはテキーラーズのサプライズ元ネタを提供してくれた、
マナイとその親友が結成したバンドです。

その時は「るりぼし」だったのですが、
今回は親友の抜けた穴をびっちさんに埋めてもらい「るりほし」となって登場です!

青年会のダンスに出てからのまさかの早着替えで、
人前では言えないようなトラブル発生☆

周りは笑顔ですが、本人は頭真っ白の状態のスタートだった様です(#^.^#)

なんと今回の練習で今まで苦手だった歌うたいが大好きになってしまったマナイ。
色々自分に合ったキーを探すのに苦労したそうですが、
堂々としたステージングを披露してくれました☆

今回のライヴもPAをしっかりやってくれてるびっちさん。
予定のバンドの急なキャンセルに伴い、1バンドのみ演奏になってしまいました。
もっと聞きたかった~!




■そんなこんなで、ライヴもあっという間に終わってしまいました。
映像の編集をしつつ、日常を忙しく過ごしていたら、報告がこんなにも遅れてしまいました(^_-)-☆

ライヴが終わった後、なんと気付いたら2時半まで打ち上げが続き、
本当にいつまでも愛が溢れていて、余韻がずっと続いています。

実施までにもちろん色々大変ではありましたが、
ライヴ後に色々と新たに音楽を始める仲間もチラホラ出て来ていて、
色んな相乗効果もあり、しっかり見送りとしても、やって良かったと心底思えるライヴでした♪

プロではなく、素人やアマチュアならではのアットホームで楽しい場になった気がします。
本当に多くの人に支えられての大成功でした。
本当にありがとうございました!
 
最後に出演者や関係の皆さん、感謝の皆さんをクレジットに載せて、エンドロールを作りました。
最後のオチも見どころです(笑)。
会場の片づけを逆再生で載せています♪
BGMはテキーラーズのMA.NAI.CHANのスタジオ音源です☆


最後にネタばらし!
ライヴ告知のポスター、トレードマークのオレンジのスクーターにギターは分かると思うのですが、
彼女が手に持っているものは、なんでしょうか?

答えはなんとトイレブラシ!
マナイはずっと島の公衆トイレを掃除してくれている人だったので、
やっぱ最後はこれでしょ!という感じで撮影に持参してもらいました(交換用の新品です☆)

そんな訳で最高のライヴ報告でした!
元気でね!!!


MAKANI PILI~海の風 母島ライヴ

2019年12月17日 | 音楽
■美しいハワイの波の上を、華麗に乗るサーファーの写真。
そこにはポリネシア人の顔が浮かび上がっている…

その写真を撮影した伝説のフォトグラファー、佐藤傳次郎さん、
世界を股にかけて活躍するギタリスト、西藤ヒロノブさん、
カリンバにパーカッションにギターで世界を駆ける、Kazzさん
圧倒的な歌声で存在感のあるOne&Onlyなヴォーカル、Leyonaさん、
そのみんなを底辺から楽しい笑顔で最高のベースで支える、小泉P克人さん

この皆さんが母島にやって来て、素敵な映像を上映しながらBGMを生演奏で演出するという粋なライヴが、
ついに母島に上陸しました♡
いやっほう!!

Makani Piliはハワイ語で「海の風」という意味だそうです。

まさに母島に心地よい風を吹かせに来てくれました♡


■凄く素敵なライヴでした!!
伝説のフォトグラファー佐藤傳次郎さんの映像に合わせた最高の演奏。

普通の映画上映と違い、いつも生で演奏されるので1度も同じことがないスリル感。

日常に一気にカンフル剤を撃ち込まれた印象です♡
この小笠原でこのクオリティーの映像とサウンドを味わえる奇跡。
ホント最高でした!


ルーパーや空間系のエフェクターを駆使しながら、
気持ちのいいサウンドを作り上げる西藤ヒロノブさん。
超カッコ良かった!

小笠原ミュージックフェスの設立メンバーだそうで、そこからの縁が繋がったのが嬉しいです☆


安定のベースでみんなを支え、
どんどんグルーヴを増してくる素敵な小泉P克人さん。
演奏を心から味わっていて、すごく楽しそうなのが印象的でした。

実は打ち上げで超サッカー好きが判明し、盛り上がりました♡


カホンにカリンバにジャンベにギターと縦横無尽に楽器を変え、
気持ちのいいアクセントを入れて、後半には素敵な歌声まで披露してくれたKazzさん。

すごいな~!カッコいい!

なんと30年前にKANさんとアメリカで会っていたという驚愕の真実が(笑)!!


圧倒的な歌声で聞く側を虜にしてしまったLeyonaさん。
もっともっと聴きたかったです♪
過去にセッションしたこともある忌野清志郎さんの名曲で締めくくりました。
リハの時に歌った「スローバラード」、会場準備しながらシビれちゃいました(#^.^#)

個人的には自分の出番を静かにノリながら会場の後ろで待っている後姿がすごくカッコ良かったです☆

母島でこんな歌声を聴けて最高の気分です♪


そして会場の色んな所で会場の雰囲気を味わい、
細心の注意をして気を配りながら、
時にはマラカスでフォローする佐藤傳次郎さん。

傳次郎さんのどうやって撮影したんだろうと思える、
波と一体化したサーファーを、自然と一体化して撮影する凄さ。
圧巻の美しい映像でした。
「Footwark」「MANA」ど題された2つの映画、
それに合わせて奏でられる4人のサウンド。

タマラナカッタです♡

凄い人なのに屈託のない笑顔で、打ち上げではダジャレが連発して、大爆笑でした☆


そして、それをPAでずっと支えている人、
会場の素敵な装飾をデザインしてくれたふたり、
この企画を受け止め、みんなを運営してくれたKANさん、
サーファーとしても学校側としても色々動いてくれた人、
サーファーとしてリスペクトするみなさんを快く泊めてくれたNさん、
宿としてもライヴ中に傳次郎さんの子供達を預かってくれたファミリー、
子守りに受付に様々な所で動いてくれたメンバー
片付けに準備に関わってくれた皆さん。

450人の島でなんと65人も集まって会場を暖めてくれたくれた母島の皆さん。
ここでは書ききれない
まだまだいっぱいの人がこの素晴らしいライヴを支えてくれました♪

沢山の協賛金も集まりました☆
素晴らしい1日をどうもありがとうございました♪



■僕は映像の機材、
あと写真を撮る部分でスタッフとして関わらせてもらいました。

中々島で味わえない貴重な瞬間をこうして深く関わらせてもらえて、とても有難かったです。
聴いていてすごく気持ち良かった♡

会場の後ろには傳次郎さんの伝説の写真のポスターが貼られました。

超カッコいい!!


■たった1泊しか過ごせずに、それがとても残念でした。

この日は朝から都住清掃、その後にクリスマス子供大会、
そしてライヴと怒涛のような最高の1日でした(笑)。

ライヴ当日は日付が変わるまで飲み明かし、
翌日はみんな笑顔で見送りました。

昨日は父島の福祉センターでライヴ。
今夜はやすおん家でライヴです。

父島の皆さん、ぜひハワイの風を感じに行ってください♡


今年もBimBomBam楽団のみんなが母島にやってきた!!

2019年11月14日 | 音楽
■内地で大活躍のジプシージャズバンド「BimBomBam楽団」、
3年目となる今年も母島にやって来てくれました♪

初年度は小笠原2回目の小笠原ジャズフェスで初母島!
2年目は返還50周年で名前を変えた小笠原ミュージックフェスティバルで2回目の母島へ!
そして今回3回目となるBimBomBam楽団単独の母島ツアー☆

今回はクラウドファインディングで資金を集め、
お蔭さまでなんと163%を達成しました☆

ありがとうございました♪

そして迎えたライヴ当日。
なんと450人の母島で107名のみんながライヴに来てくれました(*^_^*)

ほんといいライヴでした!!
BimBomBam楽団のみなさん、ありがとうございました♡
応援、協力してくれた皆さん、ありがとうございました♪



■しかし、今回は思わぬハプニングとギフトがあったのです☆
バンドメンバーが東京を出発する前日の夜に、連絡が。

バイオリンのサポートで入っているメンバーが急病で船に乗れないことが知らされました。

2年前も母島に来てくれたメンバーです。
本当に残念。
バイオリン教室に参加したくてワクワクしていた次女も友人も悔しがっていましたし、
何よりも本人が一番悔しかったはずです。

こうして、BimBomBam楽団はなかなか前例のない4人体制でのライヴとなってしまいました。



■母島に到着し、さっそく楽器を取りだし、メンバーは小岸へ。
急遽メンバーが減ってしまったので曲の構成確認のリハーサルを敢行することに。

これがまたレアで最高の光景でした♡

美しい夕焼けの中、
美しく奏でるBimBomBam楽団の演奏。

知らず知らずに島民が聞きに集まってきているという超平和な光景でした♡

曲はサッチモの「Its a Wandaful World」!!

友人のかんさんが、超ブラボーな写真を撮っているのでお借りしました♪



■大山さん、カッコ良かった♪
バイオリンのるりちゃんが来れないハプニングもあったけど、
シンプルな4人編成、それはそれですごく良かったです♡

ちなみにおが丸に乗る日が誕生日だったようで、
宿には誕生日分担が置かれていました(笑)。



なんと、今回から驚きのメインMCになった手島さん。
去年までステージで喋る印象がなかっただけに超驚きでした☆
横暴になる帽子を被ると豹変します(笑)。

今回、バイオリンのるりちゃんが来れなくなって、
メチャクチャ手島さんのギターの割合が増えた気がしました。
超カッコ良かった!!

マイクもギターもイケイケでしたねヽ(^o^)丿


BimBomBam楽団の縁の下の力持ち、ベースのヤマトさん。
前回に炸裂していたMCの座を手島さんに譲り、
今回は落ち着いた佇まいでのパフォーマンス。

PAや音響役としても欠かせない存在です♪
MCに無茶振りされても、アドリブで返す様を見て、
ジャズマンはいかなる即興にも対応できる懐の広さを垣間見ました(笑)☆

楽器教室では初めて弾かせてもらいましたが、超音が気持ち良かったです♪


BimBomBAm楽団、楽器教室のモヒカン先生改め、
モヒカン・ヒジキの奥田さん。

彼の刻む、多様で粒がそろったパーカッションはいつもとっても刺激的です☆
バンドを根底から支えている存在のモヒカン・ヒジキさん♪
来年はMCが回ってくるのでしょうか(笑)?

見送りで子ども達が集まって「モヒカン先生~~!!」と慕われているのがとても微笑ましかったですヽ(^o^)丿


ライヴは船客待合所横のデッキが舞台となり、外向きに設定されました。
みんなは芝生の上で気持ち良くライヴ観戦。

大きなザトウクジラのモニュメントの上に乗って聞く子供たちがとても微笑ましかったです♪

みんな思い思いにBimBomBam楽団の音を味わいます♡

今回、動画は敢えて大好きなカヴァー曲、サッチモの「この素晴らしき世界」です。

大山さんのコルネットが気持ちいいですね~



■楽器教室
今年も母島ではプロミュージシャンによる楽器教室が行われました。

素晴らしいライヴ翌日という事もあり、みんなドキドキのエントリー。

今年の課題曲は小笠原の古謡でもある「丸木舟」と「レモン林」です。
今年はパレードを行わないので、3拍子のレノン林にもトライです(*^_^*)

こちらはモヒカン先生のパーカッション教室。

パーカッションのみ初心者OKのクラスです。
年々、モヒカン先生の指導が磨かれ、参加者と子供たちのリズムがあれよあれよと整っていきます♪


ギター教室は名・MCの松潤こと手島さん。

参加者が感動を覚えるほど、ギターの深い「いろは」を教えてくれていたようです。

トランペット教室は我らが大山“B.M.W”渉先生。
管楽器の息を吹くコツなどを丁寧に教えてくれていました☆

ちなみに朝が弱い先生は、休憩時間に納豆入りという個性的な弁当を平らげていました(笑)☆


※番外編(学校廊下編)

ここに人生で初めて三味線を持ったヤマトさん。
日本の楽器が生み出す、独特のうなりは哀愁が漂い、他の追従を許しません。
僕は三味線で参加したのですが、弦楽器奏者やはり初めてでもお手の物ですね~

今回、ベース教室の参加者がいなかったので、僕はこっそり触らせてもらいました。
ダブルベースの深い重低音、とっても気持ち良かったです♪

さて、90分のレッスンのあとは、みんなで課題曲の2曲を合わせます。


学校の音楽室にみんなが集結し、プロミュージシャンと一緒に一斉に小笠原古謡を奏でる。
それだけで涎が出るほど贅沢な時間です☆


小さな子供も含むメンバーが複数のリズムを一生懸命叩きます。

パーカッションの面白みが伝わったでしょうか?


トランペットにフルート、ベースと吹奏楽並みの音数でした☆


2時間という短い時間でしたが、とても素晴らしい時間でした♪

参加者が、終わった後に「楽器が好きになった!」「音楽が楽しい♪」「すごく理解が深まった!」など感想をくれて、
今回も開催して本当に良かったと思わされました(*^_^*)

どうもありがとうございました!


■スポーツ交流前でサッカーとバレーの人が来れない中、
母島で100人以上のファンを集客したBimBomBam楽団の皆さん。

今年で3年目です!
遠路はるばる、本当に有難うございます☆

島の子ども達も大人も存分に楽しめた2日間でした♪


見送りでは島の中学生がBGMに合わせてフラのお見送り。

母島を出発した日の夜は父島のお店「ボニーナ」でのライヴ。
大盛況だったようです♪


BimBomBam楽団のジプシージャズ、聴いていて、本当に気持ちがいいのです。
こうして記事を書いている今も新譜を聴きながら、楽しく思い出しています(*^_^*)

関わってくれた皆さん、本当にありがとうございました♡
また来年もよろしくお願いします!!

駄菓子屋ロック、母島に現る!!

2019年03月16日 | 音楽
■先日、38歳になりました。
FBを通じてお祝いの言葉を沢山頂きました。

島でも通りすがり、子どもまでもがお祝いの言葉をくれてとても嬉しかったです♪
どうもありがとうございました☆

特にこの春母島を巣立つ長女からの写真と言葉は、親として本当に嬉しいものでした。

明日はついに卒業式です(*^_^*)

気付けば38歳…。
19歳で初めて小笠原を訪問し、21歳から住んでいます。
もう17年も経つんですね~

僕が中学生の時、父が39歳で他界しました。
当時、親はもう離婚していて別に暮らしていて、発見した時は死後1週間は経過していて、
子どもの僕は火葬場で骨を拾うまで父を見ることはありませんでした。
死因は心不全ではないかということでした。

思えば丁度その頃にXに出逢い、ロックに没頭し始めた時期です。
ステージで雑誌のインタビューで語る彼らの哲学や信念は、
思春期真っ盛りの僕には響きまくりでした。

当時13歳の頃の僕にとっては父が亡くなった39歳という年齢はもう初老に近いイメージでしたが、
自分がその歳に近づくと、あまりに若い最後だったのだなと思えます。

自分に残された時間が父と同じあと1年だとしたら、自分はどう生きるか?
そんな事を考えさせられる日々です。


■さてさて、表題の駄菓子屋ロック
僕は知らなかった2人にひょんなことから出逢うことになりました。

村民会館に約100名近くの子どもと大人が集まり大盛況で終わった駄菓子屋のライヴ。
僕自身、心底感動することになった駄菓子屋ロック。

実はこのライヴが決まったのは、前日の夕方でした(笑)。
あまりにタイト過ぎますね~!!

入港日。
僕がたまたま仕事帰りに学校の玄関に立ち寄ると、学校の玄関に数名の見慣れない大人。

島の知人が相談をもちかけてきました。
今回、MVを撮影する為に1航海(3泊滞在)で母島に来ているのだが、
学校との調整がうまくできず、どうかライヴする場所がないだろうかという相談でした。

卒業式直前なので学校が断るのも当然です。
僕も最初は無理としか思っていませんでした。
オファーがギリギリ過ぎるし無理がある時期。
しかも雨模様。

しかし、彼らの子どもたちに向けてパフォーマンスをやりたいという熱意、
やるからには絶対盛り上げる自信があるという言葉。

その二つに僕の心は動き、なんとかできないかと動くことにしました。

夕方の会議を終えて、このライヴの話を打診されて、妻を含め色々模索しました。
入港日なのでいつもやっている郵便・宅急便の配達までの合間に色々手配します。

・いつも島の音楽機材関係のBさんは上京中で不在(機材は頼れない)。
・卒業式直前シーズンで連日送別会の嵐。
・子供向けだが、その保護者にも訴えたい思いがある。
・しかも滞在がど平日。
・駄菓子屋ロックは絵かき歌や盆踊り、お菓子の雨でパフォーマンスには自信がある。

色々考えに考えて出た結論が、
村民会館で保育園のお迎えの時間と絡めてパフォーマンスをする、でした(我ながら超名案!)。

その段階で僕は夜の10時過ぎまで仕事と打ち合わせで予定があり、
バンドのマネージャーさんに広報素材の準備をお願いしました。

そこで生まれたのがこちら。

会った翌日の23時間にライヴするという超強引なスケジュール。

しかし、夕方の園庭&村民会館は子供とお母さんが1時間くらい子供を遊ばせたり井戸端会議を絶対にしている時間。
きっと大丈夫と信じて施設利用や延長保育の子どもたちの参加など色々と光の速さで(笑)手配を進めました。

夜に詳細とフライヤーが仕上がり、LINEやFacebookを駆使して島のみんなに拡散しました。
保護者、友人のみんなもとても協力してくれて、あっという間に呼びかけることができました☆
ほんとにほんとにみんな、ありがとう(*^_^*)

■そして迎えた当日はあいにくの雨模様。
MV撮影はなかなかできず、翌日の晴れ予報に期待して日中はロケハンをしていたようです。

そして迎えた駄菓子屋ロックのライヴ。
多くの人の応援と協力、そして駄菓子屋ロックの熱意のお蔭で大盛況に終わりました!!

なんと100人近くの島の人が集まり、大盛り上がりでした。

ふたりのパフォーマンスが凄すぎました!
歌って、踊って、絵を書いて、お菓子の雨…
駄菓子屋ロックのプロ意識をひしひしと感じました。

機材的にも僕が用意できる限りのものだったので、
なんと生声でのパフォーマンス。
開場は天井が高いので反響がすごい場所。

実際、言葉は聞き取りにくかったのですが、彼らのソリッドなエネルギーはビンビンと伝わってきました!
これは逆に生声だったから良かった部分もあった気がするのです☆

別のライヴでの動画です。
絵描き歌〜春夏編〜in浜松餃子まつり2018



■僕がとても印象的だった部分は、今回母島でMV撮影する目的の曲でした。
大盛り上がりの会場のみんなを一度座らせて、聴かせる1曲。

自分たちのおじいいちゃんやおばあちゃんたちが巻き込まれてきた戦争。
この母島にも戦跡が今なお残り、未だ帰島がかなわない激戦の地・硫黄島。

そんな戦争の武器でもある鉄砲。
それを水鉄砲に持ち替えて、戦争の悲惨さ、愚かさというものを知った上で、
これからは戦うでなく、遊びに変えていこうという歌でした。

彼らの伝えたいことは、お菓子に喜ぶ世代の子供達にはテーマがシビアで難しく、そのままは伝わらないでしょう。

でも、大人が一生懸命伝えたいことがあって、それを一生懸命にパフォーマンスするその姿勢、熱意はダイレクトに伝わったと思うのです。

それを子供たちの中に種として残り、いつか花が咲くきっかけになれば、そんな気がしてきました。

僕はこの曲のMVが3月末には完成し、配信されるというのでとても楽しみにしています!

この曲の後は見事に盛り上がるライヴに戻り、見事に40分ちょいのステージが終わりました♪

後日談ですが、このライヴで聴いた小学2年生の子が、水鉄砲の曲が気に入りYoutubeで検索したと聞きました。
この時点でまだ配信されていないので、見ることはできなかったのですが、その子供の動きに感動してしまいました。


■この日のパフォーマンスに感激した僕は夜にメンバーと色々お話する機会に恵まれました。

お絵かき&お菓子の雨、歌とギターを担当する谷口 齋隆(通称・としさん)は2年前に母島に来る機会があった方でした。
見事な刺青もそうですが、
横山健ばりにギリギリまでストラップを下げたグレッチをかき鳴らしてのパフォーマンスは圧巻でした。

グレッチも僕が大好きなブランキー・ジェット・シティの影響だと聞いて、嬉しかったです♪


川村いさみさんはソウルフルな歌とギター担当、時にはオケを流して踊りまでするパフォーマー。
彼の熱意のこもった歌は、多くの島の人の心に響いていたと思います。

僕が中学で一番最初にコピーしたマッドカプセルマーケッツなど、色々と共通の世代ばりのロックな話もできて楽しかったです☆

印象的だったのが、ライヴが始まって盛り上がってきている中、
マネージャーさんの「ねっ!いいでしょ♡」という最高に可愛い笑顔が忘れられません。
本当に愛の伝わるサポート振りでした!
駄菓子屋ロックだけでなく、シングルファミリーを支える活動をしていて、とても素晴らしい方でした!

メンバーは当初、
今回は戦跡などでMVを撮ることはできても、何も島に贈れないもどかしさに苦しんでいました。

そこを少しお手伝いすることで、島で子供達、保護者に訴える場面を作れたことにとても喜んでもらえました。
僕自身、このライヴに関われて本当に良かったです♪


■島の子どもたちの心を鷲掴みにした罪深き駄菓子屋ロック。
滞在中にようやく初めて晴れのコンディション。

僕は別の仕事で勤しみながら、いい絵が撮れてるかな~と考えていました。
抜群にいい絵が撮れたみたいです!

またまたぎりぎりの告知で園庭で夕方水鉄砲合戦をするという展開に。

毎日ダムの貯水率の放送が流れる中だったので、みんなには前日にあれだけ降った雨水を用意してほしいと訴えました。


僕自身は島のSDGs(持続可能な開発目標)についての打ち合わせがあり、直接は行けなかったのですが、みんなびっしょりになって最高の時間になったようでした♪

子どもたちも服をびっしょりにして思いっきり水鉄砲する機会はなかなかありません(笑)。
前の日にすんごいパフォーマンスを見せてくれた二人と水鉄砲合戦をするということで、
多くの子どもたちがマイ水鉄砲を持って集まっていました♡

戦争なんかじゃない、新しい銃のあり方ですね!!

■そして滞在最後の出港日、皆とのすぐ横で川村いさみさんがお礼の弾き語りをすることに。

観光協会の了承も得て、いさみさんの歌に聞惚れました。

平日の出港日なので、昨日あんなに集まった子供達や保護者も学校や保育園仕事の時間。
保育園前の子どもたちと保護者が来てくれて、まったりと聴く様子がなんだか良かったです☆



大きなクジラのモニュメントの上から聞く子供もいたり。


僕個人的には東京の固定種を応援する曲を披露してくれてとても嬉しかったです♪

動画もあります☆


最後はとしさんも登場して駄菓子屋ロックでパフォーマンス。

いい天気の中、華がじゅまるの木陰で聴く景色はとってもピースフル。
歌もそんな保護者に向けたセットリスト。

怒涛の様な日々の中に、
怒涛の様に舞い込んできた(笑)駄菓子屋ロックのみなさん、本当にありがとうございました!

僕がこの貴重な機会に学んだことは、やっぱり人って熱意が大事で、僕はそれが大好きなんだということに再確認させられました。

お礼に見送りダイブ!!
やっぱり海はすんごく気持ちがいい♪

3月下旬に配信されるという母島で撮影したMVの配信が楽しみです!

3/21 追記 そのMVが完成しました↓
【MV】駄菓子屋ROCK「みずでっぽう 〜命のバトン〜」


母島カフェMAMAYA サンセットライヴ2018.07.14

2018年07月18日 | 音楽
■先日父島の映像企画集団!?ボニンタイム主催の企画ライヴが行われました。
舞台は何と今年オープンしたばかりの母島CAFE MAMAYA!!

あまりにも美しく、最高のロケーションのお店なので、
すっかり気に入られて、ライヴする運びになったそうです。

だって、こんな夕陽を見ながら、最高の演奏を楽しめるのだから☆


まだ西日にもならないくらいの午後16時からガッツのDJタイムでライヴは始まり、
17時からは生演奏のライヴが始まりました♪


■まずは母島スケちゃんバンド。


出演者の可愛いお子ちゃま達は色んな所で、
可愛く遊んでいます♡
うちの長女はずっとこの子たちに遊んでもらっていました(笑)♪←子守りなのか!?


いや~いつもは室内でやることの多い母島のライヴですが、
この背景でのライヴはタマリマセンね~~♡


ステージ横に並んだギター群も様になりまくっています!


写真的には超逆光ですが(笑)、現場はまるで後光が差してきているようでした♪


フラも背後の太陽があまりにみんなを美しく照らしてくれる☆


■その後は父島のあべちゃんがカッコよくブルースを決めます(*^_^*)
みんな島レモンハイボールが効いてきて、
いい感じの顔になって来ていました♡


太陽もゆっくりと沈んできて美しい風景を魅せてくれます。


太陽から伸びるこの道を歩きたいっ!と島の小学生が懇願しておりました(*^_^*)


■こんな景色にうっとりしていたら、
母島・あいちゃんが太陽の光を反射するミラーボールの下で歌い始めました。
今回はなんとギター弾き語り!!
大好きなマイケル・ジャクソンやシンディローパーを見事に歌い上げます♪
凄く気持ちがいい(*^_^*)


夕陽のパワーにカフェママヤが夕陽色に染まります。
そうこうしていたら、
もうあの時間!

■そう、そろそろ待ち焦がれていた父島の風音(ふね)の出番!!
夫婦で素晴らし過ぎるハーモニーを奏でます♪

うちの長女はいつもCDで聞いていた名曲「時雨山」を聴けてうっとりしていました♡

■その後は自分たち、すりっぷ→おっとの出番でした♪
いつもは勢いと歪みで突っ走っていたバンドですが、
今回は都合により3人でアコースティックに演奏しました☆

アコースティックはごまかしが効かないので、
本当に難しいことを実感しました!!

今年は大好きなhideが没後20周年を迎える年だったので、
hideやXにまつわる曲、メンバーがそれぞれ希望を出した曲を演奏しました。

いっぱい失敗はしましたが、すごく気持ちよく演奏できたので良しとすることにしました(笑)!!


■トリは父島のゆうくんのバンドです。
シンプルな構成と、
オリジナルの歌で、
とても素敵でした!!

ストレートに響く歌は、長女も反応しているようでした♪
西日本の豪雨の被害についても言及し、
とてもトリに相応しいカッコ良さでした(*^_^*)


その後はDJタイムとなり、
夜遅くまでカオスの様にみんな踊りまくっていました…

■このライヴが決まってからそんなに時間はなかったのですが、
こうしてとても素晴らしいイベントになったのも、
関わった皆さん、声援を送ってくれた皆さん、飲み物・食べ物を用意・販売してくれた皆さんのお蔭です!

どうもありがとうございました!!

今日から我が家は少し早い夏休みを取り、
ずっと行きたかった所に行ってきます。

しばらくブログ更新が止まるかもですが、
再開時は報告もしますので、お楽しみに~(*^_^*)

OGASAWARA ISLAND JAZZ 2017 in 母島を終えて

2017年12月01日 | 音楽
■無事に母島初開催のアイランドジャズ2017が終了しました♪

ライヴ直後、小さい子連れ家族を片付け運搬しながら運んだ時のこと、
「私、ジャズってもっと難しくて気軽に近づいちゃいけない印象だったんだけど、
今日のライヴがメチャクチャ良くて、楽しくて、
ジャズってもっと気軽で楽しんでいいものだったんだなって、気付きました♪
ありがとうございました!」

と言われて、なんだかとても嬉しかったのです♡


去年の春に父島で初開催され、
JAZZ好きの妻も聴きに行って、ずっと恋焦がれていました(母島開催を熱烈に要望しました!)。

今年はなんと父島母島で開催!
僕自身も母島現地スタッフとして誘って頂き、
色々と手伝わせて頂きました♪

母島のジャズフェスは、父島のジャズフェスと同じではなく、
やはり母島らしさを大事にして企画を進めていきました。
僕の中でのメインはライヴ開始に向けて、
子供たちとみんなで集落からパレードして行くことでした♪

時間や日程の関係や諸事情でできたこと、
できなかったこと、
来年への反省、色々ですが、
無事に天候に恵まれて、
僕自身を含む、
多くの島の島の人がとても喜んでくれたので、
本当に良かったです♪
どうもありがとうございました!



■その日は父島での講演を終えてメンバーが母島に到着!
宿へのチェックインを済ましたら、
さっそく準備・リハ・観光と立て続けに分かれたスケジュールをこなし、
BimBomBom楽団+MASH Django sessionsの方々は学校での音楽教室へ。

【プロといっしょにドンジャカプーッ!】という名の音楽教室(笑)。
中学の期末試験直前、島のソフトボール大会とカチ合いながらも、
この貴重な機会に多くの子供たちと大人が集まってくれました♪


MASH Django sessionsるりさんのバイオリン教室。


BimBomBom楽団長、大山さんによるトランペット、コルネット教室。


BimBomBom楽団、手島大輔さんによるギター教室。


BimBomBom楽団、奥田真広さんことモヒカン先生によるパーカッション教室。

僕は音楽教室担当として、主にパーカッション教室の方にいました。

モヒカン先生こと奥田さんが音楽室の世界各国の打楽器を巧みに演奏し、
説明しながら、小学校低学年を中心とした子供たちを打楽器の夢の世界にいざなってくれます。

月ヶ岡神社の子ども会によるチンドン屋が演奏した3曲(小さな世界、カントリーロード、子犬のマーチ)
をやったのですが、
打楽器の子供たちも4つにパートが分かれて、裏打ちや、16分などに分散し、
面白いハーモニーを奏でます!
やっぱりプロってすごい!!そう思いました♪

それでもわずか1時間で習得できるものは難しく、
色んなプロならではのコツを多く聞けたのではないかと思います。

練習も完了し、
さっそくパレード開始の前浜へ。

プロも島民も子供達も一緒になってパレード開始です♪


モヒカン先生のリードの元、行進していきます☆


西日が照らす道を演奏しながら脇浜へ(*^_^*)


こうして無事に会場にたどり着くことが出来ました☆


■会場についてからはライヴ開始まで少し時間があったので、
子供たちに囲まれたミュージシャンがプチゲリラライヴを敢行☆

子供たちが知っているアニメ曲や情熱大陸などをカッコよく披露してくれました♪


子供たちはるりさんのバイオリンをはじめた話や、
手の大きさ、
弦を抑える指先の固さに驚いていました☆

僕は母島らしいこの時間がとても大好きです♪


■無事にパレードも終え、夕方の黄昏時にライヴスタート!

まずは1月に島を引き揚げたお馴染みのあさりちゃんライヴから!

1月に盛大な「あさりちゃんありがとうライヴ」をしてから11か月。
当たり前に、普通に島にいるようにあさりちゃんの音を聴けるのが嬉しい♪


この3日前に「エレキギターを貸してください」と打診されて、
僕の黒レスポールを急いでメンテして、
短いストラップに替えて、弦を張り替えたのは内緒です(笑)。
弾いてくれてありがとう☆


次は島のミュージシャンの直くん。
いつ聞いてもいい歌声とギターで気持ち良くしてくれます♪


上弦の月が輝きだした頃、
いよいよ「BimBomBom楽団 feat.MASH Django sessions」の方々の演奏開始です!


我らがモヒカン先生こと奥田真広さん、超カッコいいです!


可愛らしいバイオリンるりさん、やっぱバイオリンのアクセントが素敵です♪

曲の途中で大人の衣装に早変わりしてビックリでした!


めちゃくちゃクールなウッドベースのすぎむーんさん(杉月さん?)。


面白いギターを巧みに操る手島大輔さん。カッコいいです!


BimBomBom楽団団長の大山さん、僕は彼のコルネットの美しい調べに撃ち抜かれてしまいました☆
(メインはトランペットで、それも超絶カッコいい!!)


すごく幸せな時間でした。
BimBomBom楽団 feat.MASH Django sessionsの皆さん、どうもありがとうございます♪


BimBomBam楽団 - 『シケナギ』MV


■そしてインターバルを置いて始まったのは、
SPEAK NO EVILの皆さんです!

センターふたりのサックスが異様にカッコ良過ぎます!!


テナーとソプラノサックスでぐいぐいと攻めてくる元晴さん。
もう音に魂がこもりまくってました!


アルトサックスの巽朗さん、すんごくクールでカッコいいフレーズの連発でした♪

もうここら辺から、僕自身もノッてきて、
まともに写真を撮れなく(撮る気がなく)なり、
すっかり音に酔いしれていってしまいました。
なので写真に偏りがあり、ごめんなさい(笑)!


世界で活躍する西藤ヒロノブさんのギターや
6弦ウクレレも言葉にならないほどカッコ良かったです!


そして、今回来島前から
島民の皆さんから最高にリアクションが大きかったSpinna B-ILLさん。
僕は初体験だったのですが、なんというか煽りも歌もリズム感もずば抜けていて、
すっかりファンになってしまいました♪
家族で来島していたので、十分に島を堪能できたでしょうか?

会場では動画撮影しなかったので、
公式サイトの動画リンクを貼りますね↓



最高の演奏にみんなが存分に楽しんでいました♪
最前列では嬉しくて泣いている人までいました!!

中2の長女は最前列の踊りに混じることなく、
少し後ろでじっくりと最高の音を味わっていました♪
とても幸せだったそうです♡(←期末試験前日w)

最後は島のミュージシャンもみんな入ってのセッションタイム!
名曲「STAND BY ME」で惜しまれつつ、フィナーレを飾りました♪

ステージ前で踊ってる島のみんなの笑顔がほんと良くて、
心地いい音色とスリリングな展開、
このイベントにスタッフとして関われてとても嬉しかったです☆

スタッフで関わった皆さんも、準備・運営・片付けと多くの人に支えられていました。
本当にお疲れ様でした!
そして、ありがとうございました!!

メンバーの皆さんと朝の3時過ぎまで飲んだくれて、
貴重なプロの人生観を聞かせて頂きました!
特にドラムの二方!!
いっぱいいっぱいドラム井戸端会議をありがとうございました♪
すんごい楽しかったです☆

僕自身、ずっとロックばかりでジャズは最近、ジャズ好きの妻に教えてもらい始めたばかり。
とにかく、その場のインスピレーションでJAMセッションを行い、
各パートのソロやアドリブがあって、とてもエキサイティングで楽しいものだと感じています!
色んなミラクルやマジックが起きて出来上がる音楽のやりとりはたまりません♡
いつか僕もセッションで参加できるようになりたいです( ^^) _旦~~

配布&掲示された今年のフライヤーです☆


来年の開催も発表♡

来年もお楽しみに!!

ライヴで伝えたかったこと

2017年01月24日 | 音楽
■先日、大盛況に終わった母島冬の音楽会 あさりちゃんありがとうライヴ

企画そのものは母島を離れてしまうあさりちゃんに感謝を捧げる為に企画しました。
本当に多くの人が参加してくれて、
温かく盛り上げてくれて、
とても素晴らしい時間となりました。

僕は企画の他にあさりちゃんと2つのバンドで一緒になっていたので、
2バンド参加しました。
「母島ジャズバンド」と
「Giant Pine Shellz」です。

今回はヴォーカルとギターで参加したGiant Pine shellzについて書こうと思います。



■僕がライヴで訴えたかったことはひとつ。
「戦争と平和」についてでした。

後述しますが、本来は3月に島を離れる中学生に送りたいメッセージは何か?で考え、
2016年、硫黄島に行って痛烈に戦争と平和について感じ、考えました。

そして、2015年に見た「カンタ!ティモール」という映画を見て、
日本に平和にのほほんと暮らしていながらも、
知らずに戦争に加担している事を知り、衝撃を受けました。

今回はそれで感じたことを元に2曲選曲しました。

選んだのは「星降る島」と「イマジン」です。
※歌に関しては元々音痴なのでご了承ください(笑)。



■1曲目は映画「カンタ!ティモール」から一番印象に残った曲を使わせてもらいました。
映画では屈託のない子供がみんなで合唱しています。
しかし、内容はとても心に刺さるものでした。

監督の広田奈津子さんが語ります。
「僕らは過ちを犯す 大地はそれを理解する」
と直訳されるこの歌。

日本では映画の撮影と音楽を担当した小向定さんや
ソウルフラワーユニオン等がこの曲を日本語でカバーしています。

しかし、僕にはその日本語詞があまりに綺麗で美しく、
映画で僕が感じたものと少しニュアンスが違っていたので、
自分なりに勝手に意訳させてもらいました。
何度も何度も直して、
本番で歌いながらもニュアンスを変えながら歌詞を変えさせてもらいました。

ちょっと紹介したいと思います。

【星降る島】
作詞:中川敬/ヘルデール・アレキソ・ロペス/広田奈津子 
作曲:ヘルデール・アレキソ・ロペス

ヘイマルシーラ  ヘイウルシーラ
星降る島に 夜が明ける

小さきものを 言葉が誘う 大きなものを 追いかけさせる
踏み外すな きみの足は 大地とひとつ つながっている

ヘイマルシーラ ヘイウルシーラ
僕らは犯す 過ちを
ヘイマルシーラ ヘイウルシーラ
大地は見つめる 過ちを

土の記憶 唄は続く 眠る魂が見守る島
泣かないで 伝えていく 大地が笑う 過ちを

ヘイマルシーラ  ヘイウルシーラ
みんなの願い 大地と共に

小さい素足よ 大地に響け 太陽に海に幸(めぐみ)が満ちて
祈りの歌に 月が出逢う 果てしない 弧を描く

ヘイマルシーラ  ヘイウルシーラ
星降る島に 夜が明ける
ヘイマルシーラ  ヘイウルシーラ
みんなの願い 大地と共に



この曲はインドネシア占領下の東ティモールで、
映画の主人公でもあるアレックスが戦火の中に描いた曲だそうです。

何度も歌われるヘイマルシーラ ヘイウルシーラは、
ねえみんな ねえ大人たちという意味で、
色んな事を戒めてくれている曲と思っています。



■ライヴの時にも話したのですが、
東ティモールは2002年にインドネシアから独立した(国際法上はポルトガルから独立した)、
21世紀最初の独立国です。

インドネシアの占領は東ティモールの人々にあまりに酷いものだったようです。
家族の誰かは必ず殺されている状況。
弱き女性はレイプされ、
老人、子供、男性は“行方不明”にされます。
事実上の死亡です。

それでも東ティモールの人々は
27年間をかけて奇跡ともいえる独立を果たします。

どんなに家族や友人を殺されても、
復讐でなく、理解を求めたそうです。
インドネシアの兵士を捕まえては、
「自分が望むのは侵略ではない。独立だ。
復讐はしない。本当に大切な気持ちを理解してほしい」
と説得し、解放することをただただ続けたそうです。

それはとても困難の一言では表せない、
非情な道のりだったと思います。
そしてその背景には、インドネシア政府を資源欲しさに支援した日本が背景にあったそうです。

国際世論はインドネシア政府の非情な行いを抑圧しようと、
経済制裁を行いました。
しかし、その減額を補填するかのように、
日本は援助額を増やしたというのです。

結果、インドネシアはヨーロッパの経済制裁にはビクともせず、
強気を続けたということです。
その後、独立の世論が高まり、独立を決める国民投票につながります。

その国民投票自体も
非情に危険で、
独立に投票するものは殺される脅しを受けたそうです。
それまでに東ティモールの人々は20万人も殺されているのです。

しかし、東ティモールの決死の決意は固く、
98.6%の投票率で78.5%の独立支持を勝ち取り、
悲願の独立を果たします。

僕は映画を見て、を読み、
自分たちが知らない間に戦争に加担していたことを知りました。

僕はこの歌を通じて、
自分たちが生きる背景について、
表現したかったのです。

少しでも多くの人が東ティモールの悲劇を
他人事ではないと感じてもらえればと思います。

映画の予告編です↓


後日談として、
ある幼児が、毎日ずっと「ヘイ マルシ~ラ」と歌っているよ~、と言われた時は、
なんだか恥ずかしいけど、嬉しかったです☆


■イマジンについては、今さら語る必要がないほど有名なジョンレノンの平和ソングです。
僕は忌野清志郎が歌う日本度バージョンで歌いました。

彼が独自に意訳したシンプルな日本語に感動しました。
特に最後の「僕らは薄着で笑っちゃう」は、
きっと武器を持たないで、笑顔でみんな過ごす平和な世界を祈って付けた歌詞だと思っています。

この曲ではツナさんがとてもカッコいいハーモニカで参加してくれました。
はじめて練習で合わせたときは鳥肌が立ったほどです♪

あさりちゃんのピアノに合わせて、
とても素晴らしいイマジンになったと思います☆



■このバンド自体は、去年の春の段階で声をかけてはじめて、
途中からあさりちゃんに手伝ってもらい、
どういうわけか(笑)、そのまま形となったバンドです。

何から何まであさりちゃんに支えてもらって、形になりました(#^.^#)

何でも積極的に挑戦するドラムのシンタロウは2016年の春からドラムを始めました。
そのいつもどんなことにもアクティヴな姿勢にはいつも刺激を受けます♪


僕自身は初めてのバンドでのボーカルです。
基本、あだ名の通り超音痴なので、最初の音を外すともう全滅です(笑)。
歌もギターも技術はないに等しいので、
あとはスピリットで勝負です!

元々は3月の恒例ライヴ「船待ちライヴ」を目指して練習していました。
3月の船待ちライヴは
年度末に卒業して島を離れる子供、
離任する人たちに向けて贈る意味合いのあるライヴです。

選曲も自ずとそれ向けに準備していました。

今回は急きょあさりちゃんが3月でなく1月に島を引き揚げるということで、
ライヴの進行も考慮してこの2曲にしました。

どんな楽器でも見事に弾きこなすあさりちゃんに、本当に助けられました!
このバンドではピアノを弾いてくれています。

演奏後、長女が「おとうさん、すごくカッコよかったよ~♡」と声をかけてくれて嬉しかったです♪
次女は僕の声が大きく、途中から耳を塞いでいました(笑)。

なんやかんやでとても気持ちよく演奏できたので、
本当に良かったです。

歌うことで少しでも伝えたかったことが、
伝われば有難いなと思います。

そして、僕はこうした表現がしたかったのだな~と
おぼろげに見えてきました。
実現させてくれたメンバーにも感謝です☆

次回は3月のライヴで演奏するつもりですが、
あさりちゃんが不在の今、どうなるか未定です!
お楽しみに~

冬の音楽会2017.01.09~あさりちゃんありがとう

2017年01月13日 | 音楽
■先日行われたあさりちゃんありがとうライヴ。
いくつも掛け持ちしまくった(笑)、あさりちゃんはもちろん、
みんな本当に素敵で終始アットホームで楽しいライヴとなりました♪


人口450人の母島で60名を超える人が集まり、
こうしてみんなであさりちゃんと音を楽しむ最高のひと時でした。

ライヴ後、みんなで「あさり」のポーズ!!
※かめはめ波ぢゃあありません(笑)!
最高のライヴでした!
みんなありがとう♪

準備、運営、片付けに関わってくれた人、
朝からずっとPAをしてくれたBさん、
急な呼びかけに応えてくれた素敵な演奏者の皆さん、
素敵な司会をしてくれたAiちゃん、

写真を撮ってくれたTくん、
ずっとビデオをまわしてくれたMくん、
そして、わざわざ足を運んで聴きに来てくれた島の皆さん、
ほんとうにありがとうございました!

多くの方のお蔭でライヴは大成功に終わることができました♪


■せっかくのなので出演者の紹介をしたいと思います♪

1 ツナノリじゃんきーず
一発目は島の素敵なベテランメンバーによる素敵な演奏でした。

トークといい、演奏といい絶妙すぎます!

見事に会場の空気をほんわか温めてくれました♪

ハーモニカのカッコよさが半端なかったです!!

2 しょうたいむ

2番手は島の誇るイケメンヴォーカリストの登場です♪
あまりにさわやかでカッコいい演奏にみんなうっとり(*^_^*)

あさりちゃんとは懐
若いのに藤井フミヤの名曲を知っているとは!
世代の人には一気に思い出してしまう曲ですね~♡かしい藤井フミヤの「TRUE LOVE」。


安定した素晴らしい歌声とギターを聴かせてくれました☆

個人的にはカホンの彼があまりにいい顔をしているのがとても良かったです☆



3 ひみつの三線者

3番手は沖縄の楽器、三線の登場です!
ひみつと言っても、三線と言えば彼女というくらい有名な方の演奏。
やっぱり沖縄の節はいいですね~
会場が一気に沖縄になってしまいました!



4 LR surf
4番手は最高に楽しいブラジルさんとカズ君のボサノヴァタイム♡

スーパーマリオのテーマを背景に愉快な語りの後、
イパネマの娘(あさりちゃん)、
涙そうそうあさり、
We will rock you ゴーヤチャンプルーあさり、などなど(笑)。

さすがな二人のパフォーマンスをお楽しみ下さい♡


5 Giant Pine Shellz
五番手は僕があさりちゃんと組んでいるロックバンドの出番でした。
音痴な僕が初めてバンドでヴォーカルを務めました!
なんて緊張したことか(笑)!!
あさりちゃんはピアノです。

やった曲は
映画「カンタ!ティモール」の中から「星降る島」

「イマジン(忌野清志郎ver)」
でした。

今回僕の中では「戦争と平和」がテーマだったのです。
「星降る島」はソウルフラワー・ユニオンが付けた日本語詞をさらに僕なりに意訳しました。

「イマジン」はどうしても日本語でやりたかったので、
RCサクセションがカバーしたのをアレンジして演奏しました。
聴いている人に伝わったかな~?
まったくさわやかさのない歌ですが、
とても気持ち良く歌うことができました。

曲の感想から入ったTさんのハーモニカが本当にカッコ良く、
演奏者も含め、みんながシビれておりました(笑)!

演奏を終えたら、長女が走り寄ってきて、
「かっこ良かったよ!お父さん!」
と言ってくれて嬉しかったです。
次女は、ライヴ後に
「声がうるさかったけど、ドラムは上手だったよ♪」
と言ってくれました(笑)☆


6 K.U(シークレットゲスト)

六番手は島の誰もが驚いたあの人の登場です。
有名な「カエルの合唱」を使い、世界各国の旋律風にアレンジして、
観客を世界旅行に連れて行ってくれるという粋な演出をしてくれました♡
なんていい時間だったのだろうと思います☆


7 あさりの味噌汁

大人数で三線とウクレレで楽しく演奏してくれました♪
三線は二人もいて、ウクレレも3人いてすごく豪華なラインナップでした。

ここにもあさりちゃんはギターで参加しています☆
聴いていても思わず踊りたくなるいい演奏でした(*^_^*)


8 taeKoni!

島でウクレレと言えばこの二人!
みんなが息を呑むほどの超絶ウクレレプレイで魅了させてくれました!
僕はこの二人がやる映画「フラ・ガール」のテーマ曲が大好きです♪


9 びっち

島の音楽会をずっとひっぱってくれているびっちさんによるオリジナルの1曲。
朝からずっとPAとして、ずっとこのライヴを成功に導いてくれた方です。
本当にありがとうございます!
軽やかな歌声は、青空を感じる素敵なひと時でした♪



10 母島ジャズバンド
あさりちゃんが加入してから急に進化したジャズバンド。
これであさりちゃんとしばらく音を出せないと思うと名残惜しい気持ちでいっぱいです。

今回やった曲はこの2曲。
・Autumn Leaves
・Watermelon Man
それぞれソロの場面も聴きどころです♪
僕以外はみんな上手いので、
とても味のあるプレイが演奏していても楽しいです♡

僕は慣れないジャズドラムに苦戦しました。
演奏しているときは気持ち良かったのですが、
あとで録音した音源を聴いてみたら、
ほんとうに酷いドラムでした(笑)!
みんなが素晴らしいだけに申し訳なかったです!

各パートのソロが観客を沸かせ、
最後はみんなでWatermelon Manのメインテーマ曲をやってフィニッシュ!!

演奏後は最高に気持ち良かったです♪


11 あさりちゃんソロ
トリはやっぱりあさりちゃん自身の音楽でしょう♪

あさりちゃんの
人が良くって、
いっぱい周りに気を配って、
子供たちが好きで、
人に優しくて、
シャイな部分、
み~んな正直に音に出ていました♪


やっぱ音楽は凄い!

最後は妻が気に入っていたあさりちゃんのオリジナル曲「ハートランド」でした☆



6時半スタートしたこのライヴも気付けばもう9時!!
あっという間の2時間半でした。

終了後も色んな方から好評を頂いて、
本当にいい時間になったなぁ~としみじみ思いました。

これもみんなあさりちゃんと
関わった皆さん、
来てくれた島の皆さんのお蔭です。

本当にありがとうございました!


■昨日、あさりちゃんを見送りました。
「なんかすぐにまた来そうで全然寂しくないね」と夫婦で話していました。

あさりちゃんと一緒に奏でた音がまだ鳴っているからかな?

あさりちゃんのお蔭で結婚して14年、
初めての妻のJAZZテナーサックスを聴き、
一緒にバンドをやることができました!
どうもありがとう♪

島を引き揚げる前日、
ギリギリ時間を作ってもらってやった最後のジャズバンド初期メンバーのセッション。

人に演奏を聴かせるのではなく、
自分達が楽しめるリラックスしたソロを各自していて、
とても楽しく、
うちらなりに餞別になった気がします♪


あさりちゃん、
ほんと俺のヘッタくそなドラムに怒りもせず、
楽しく付き合ってくれてありがとう♡


これからは
ゆっくり寝て、
ちゃんと胃と肝臓を大切にして(笑)、
また音を奏でに島に来てください。

だからお別れは、
さよならは言わず、
「いってらっしゃい!」
なんだよ~
元気でね~(*^_^*)