小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

東日本大震災から2年

2013年03月12日 | 東日本大震災
昨日であの大震災から丸2年が経ちました。
あの地震が発生した時は友人と畑にいました。

忘れもしない、被災地である仙台出身の僕の畑に、これから福島の飯館村に引っ越そうという友人が引越しのあいさつにわざわざ来てくれていた時でした。

今年も同じ畑で地震が起こった時間に、娘と黙とうを捧げました。

この偶然はきっと意味があると思います。

地震と津波で亡くなった皆様のご冥福をお祈りします。

そして、今もなお30万人の避難生活を余儀なくされている被災者のみなさんの事を思うと言葉が出ません。
さらに、未曽有の事故を起こした福島第一原発事故は多くの悲劇と、未来への犠牲をごまかし続けて生きる私たちに痛烈なメッセージを与えてくれました。

私たちは大事な崖っぷちのターニングポイントに立っていることを思い知らされました。

敵はアメリカや政府、東電ではありません。
真の敵は私たちの無知と無関心なのだと思います。

これからは錯綜する情報の中から、本物を見極める「心の目」が必要となります。
そして人のせいにしないで自ら動く、行動の責任感と
混沌の時代を生き抜くという緊張感、
そして危険を自己回避する感覚が問われていくでしょう。

大震災が伝えてくれたメッセージを私たちは感じ、動かなければならないでしょう。
犠牲となった多くの命を無駄にしないために。

この2年間、自分はどれだけ考え、動けたでしょうか?

もう二度と人の住めない大地を祖国に作ってしまった私たちの責任は重いです。

だからこそ、子供たちに笑顔の未来を引き継ぐためにも、自分にできることを精一杯頑張りたいと思います。