小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

写真を撮るという事

2022年03月25日 | 写真&カメラ
■41歳になりました☆彡
人生80年と言われる今、ついに折り返し地点を折り返した訳になります。
亡くなった父の年齢を2年超えました。
沢山の友人にお祝いのメッセージや言葉を頂きました!ありがとうございます☆

今年は長女がカナダの高校を卒業、
次女は小学校卒業と色々とシフトする年のようです。

小学校の卒業式の後に前浜で駆ける島の子供たち

そして出会いと別れの春。
母島の3月は超大忙しなのですが、今年はさらにでした☆
だいたい毎週更新しているブログが1週間お休みしたほどです(#^.^#)

さて、厄年となる今年。
僕は写真を頑張る年にしようと思っています!
特に人を撮るという分野が大好きなんです♪


■というのも、この3月久しぶりに写真撮影のご依頼がありました。
島の友人がこの3月に島で結婚セレモニーを行うので、
その様子と島各地でポートレートを撮ってほしいというものでした(#^.^#)

前からそれなりに写真は好きでしたが、
まさか仕事としてご依頼が来るとは!
しかも、人生でとても重要な結婚というターニングポイントの撮影です。
すごく嬉しい気持ちと僕なんかでいいのか?という葛藤がありました。

そもそもポートレートの意味すらも解っていませんでした。
ポートレートは撮る側も撮られる側もお互いに意識する撮影、
スナップショットはごく自然にその風景を切り取る撮影のようです。

約1か月前にポートレートのご依頼を頂いてから、
友人に練習台になってもらい、バシバシと撮って来ました。
その中で1枚、すごく自信が持てる1枚がありました♪

たった1枚だけど、すごく満足できる1枚だったのです。
そのおかげで「おし!やるぞ!」という気になれました。(その1枚はとあるweb記事で公開されてます☆)


島民の友人の手作りによる結婚セレモニーは、
あまりにプライスレスで素晴らしく、
まだその余韻が響いているほど、
愛溢れる素晴らしいものでした♡

結局、結婚セレモニーで僕は動画を担当し、
ポートレート撮影はその数日後に行うことになりました。

約半日、母島の各所に移動しての撮影。
被写体は人間ですので、何度もやり直せるわけでもなく、
ある意味スピードとタイミング命です。

結果はなんとすごく満足のいく出来でした♪
上手い下手は分からないのですが、
自分が撮りたいと思う出来に撮れた気がするのです(#^.^#)

結婚という晴れ舞台で愛溢れるふたりを目の当たりにしたせいももちろんありますが、
撮影を終えてからも、なんか幸せな充実感に満たされていました♡
この嬉しい機会に巡り合わせてもらえて感謝です☆

写真自体はモデルさんにすべて差し上げているので、
ここではナイショです♡



■写真と言えば、少し前になりますが、秋に小笠原世界遺産登録10周年記念フォトコンテストがあり、
僕も2点だけ入賞しました(^^♪

当初は入賞のメールに気付かず、友人の入賞を祝っていたのですが、
まさか自分も入賞していたとは思いませんでした(#^.^#)
素直に超嬉しいです♪

そして、その入賞商品が届いたのです☆

イェイ!
超豪華だぜ!


ステキな手づくりのグラス!


最高のKIMURANOKIの島の木のお皿!
作っている木村優君、ブログも超大好きな友人のひとりです☆


そして母島カカオのチョコレート!

その他、色んなグッツも含まれる超素晴らしいギフトでした☆
入賞に気付いた時のエピソードはこちら
ありがとうございました!!



■写真を撮る事。
僕にとってそれは日常の暮らしを切り取って表現することだと思っています。

大自然に囲まれた母島の暮らしだからこその日常。

入賞時のエピソードでも書いたのですが、
島で暮らしている私たちにとっては日常なのですが、
他から見れば非日常です。

島の暮らしからすれば、ライヴや映画館、電車や飛行機、
コンビニのある暮らしが非日常です。

その違いがとても面白いと思うのです☆

当たり前のように毎日夕陽を見に行きますが、
こんなことは内地で暮らしている時はやった事がありませんでした。
島で暮らしているからこそだと思うのです。

子供たちは一緒に夕陽を見に行っても、
クジラのブロウを見ても、
当たり前の風景で特に感動も何もありません(笑)。

だけど、島を離れて、
島の日常を離れて暮らしてみるとどうでしょうか?

大都会に憧れている時と、
大都会に暮らしてから見る島の風景は同じなのでしょうか?

そんな視点がとても面白いと思っていて、
その差を意識するからこそ、島の暮らしの日常を、
そして特に人を撮りたいと思っています♪

まだまだ始めたばかりなので、超未熟者です(#^.^#)
だからもっともっと写真を学びたいし、
自分ならではの表現としても昇華させたいなと思っています。

上手さやテクニックよりも、
自分らしさを表現したいし、
「こう撮りたい」というものを形にできればと思っています♪


そんな最中、ポートレートのモデルさんが僕にレフ板をプレゼントしてくれました♡

ポートレート撮影時は島のカメラ先輩の友人にお借りしていて、
そろそろ欲しいなぁと思っていた矢先にギフトで頂きました!!
超嬉しいです(^^♪
どうもありがとうございます☆

これでますます頑張りたくなっちゃいます(#^.^#)


■そんな訳で少し最近撮ったものを紹介しようと思います♪

これは南崎で撮影した固有種でもあり、貴重種のオオハマボッスです。
実は結構好きな花で、今可憐な花を咲かせています。
島の固有の植物はシンプルで白い花がとても多いです。
オオハマボッスはその中でも割と大きな花な存在です(#^.^#)


こちらは石門で撮った固有種オガサワラオカモノアラガイ。
島でも標高がある程度の高さにある雲霧帯エリアに生息している貴重種です。
なんとカタツムリなのに殻を退化させてしまった、なかなかの奇抜な発想のアイドルです。
島の子供たちの中では「水まんじゅう」と呼ばれています♡


この冬は海が落ち着いた日は妻とSUP&カヤックでホエールウォッチングに行く機会が増えました。
煌めく水面のかなたの島陰にザトウクジラのブロウ(潮吹き)が見えます☆
子供たちも成長し、一緒にずっと過ごす機会も減って来ました。

これから夫婦で過ごす時間が増えるのか、
それぞれのソロ活動が増えるのか、
バンドが解散するのかはナゾです(笑)。


島の卒業式。
コロナ禍で翻弄された2年間でしたが、
こうして今年も島の中学生が6人巣立っていきます。
どの子も小さなころから一緒に柔道もやってきたメンバー。
島を巣立ってからも、元気に自分らしく生きて行ってほしいと思っています。


■最後に今メインで使っているミラーレス1眼カメラの紹介です。
オリンパスから数年前に発売されたOMD EM1 mark2です。

レトロなデザインと防塵防滴のルックス、
そして本体とレンズのコスパがいいというところがお気に入りで使っています。

もちろん、思いっきり中古なのですが、
この発売当時のフラッグシップ機は黒一色だったのですが、
なんと2019年にオリンパス創立100周年記念でシルバーが限定発売されたものです。
中古で安く出回っているのを発見し、最高に喜んだ記憶があります☆

島の暮らしと撮影には、塩水を被っても真水で本体とレンズごと洗えてしまう、
防塵防滴な1眼カメラは最適です♡
さらにセンサーサイズのマイクロフォーサーズの特性を生かし、本体もレンズもコンパクト!

最新のフルサイズカメラに本体の小ささが負けてしまうことがありますが、
レンズのコンパクトさはやっぱりすごいと思います。

この愛機とともに頑張って行こうと思います☆
まだまだ初心者ですが、頑張ってカメラを勉強していきます!
そんな訳でこんな僕で良ければですが、
撮影のご依頼もお待ちしております(#^.^#)






確定申告を楽しんじゃうセンス♡

2022年03月12日 | 母島 日常 日記
■人生初の青色確定申告を無事に期日内(~3/15)に終えることが出来ました☆
島のみんなも内地の友人も結構、鬱々とその大変さを訴える確定申告。
良く驚かれるのですが
僕は何故か以前から確定申告が好きでした♪

間違いなく頭も悪いし、計算も苦手なのに!です。
きっとクイズの謎解きのように、
よく分からなくてぼやけていたものが、
仕組みごと理解できて、それを把握できた時のカタルシスがたまらないのでしょう。


去年の5月に島の便利屋「母島こまわりさん」を開業し、
個人事業主になって、初めての青色確定申告でした。

今までは給与所得がメインだったので、
白色確定申告で問題なかったのですが、
有難いことに開業のチラシを配布する前からご依頼を沢山頂くほどで、
今ではほぼ毎日、便利屋の仕事ができるくらいになっています。
求められている仕事ができて、本当に嬉しいし、有難いです(#^.^#)

個人事業の確定申告も分からないづくしでしたが、
三宅島のいとーまんが企画してくれた
東京島嶼ベースアップ講座(オンライン)を半年間、毎月受けれたこと(講師が税理士の吉村知子さん)、
去年の秋から日商簿記3級を目指して勉強したことが
実を結んで、
なんとエクセル簿記で複式簿記ができて、決算書も作成できました♪

最初は弥生会計やfreeの会計ソフトを導入しようかと思っていたのですが、
簿記勉強をしてみて、エクセルができれば、なんか自分でできそうだなぁと思ってきました。

そして、自動で色々やってくれるのではなく、
なるべく自分で仕組みを理解して確定申告をしたかったので、
エクセル簿記が僕にはぴったりでした♪
簡単なかつ、よくできた無料のテンプレート素材で
結果的に自分でカスタマイズできるのでとても面白く決算書が作れました☆(←タダです!)

もちろん、弥生会計やfreeはクレジットカードや銀行口座と連動させて、
お手軽に確定申告が出来てしまうので、
なるべく楽に自分で確定申告したい方はそちらが良いと思います。



■毎年、この時期に小笠原は芝税務署の方が来島し、相談窓口を開設してくれます。
今回は個人事業主開業後初の青色確定申告なので、
ガッツリ相談する気満々で臨みました。

その前の農業簿記相談や、インボイス説明会もフルで参加し、
事前の疑問や準備を可能な限り片付けて臨みました。

来島していた芝税務署のおじさんが、
エクセル簿記を僕から聞いて初めて知って、
「初めての青色申告でここまで仕上げてくるのはすごい!完璧です!」
「税理士いらずですね!税理士廃業ですよ(笑)!」
「エクセル簿記、むしろ教えてください☆」
と褒めてくれました♡イェイ!!

仕上げなきゃいけない日に
海が凪で天気も良く、
何度も沖にSUPやカヌーで遊びに行っちゃうという
攻略がムズカシイ障害はありましたが(笑)、
個人事業を始めてからずっと気にしていた確定申告をこうして無事に終えることが出来て感無量です☆

これで島で新たに個人事業を始める人に会計の説明がある程度はできるようになりました(#^.^#)
前から好きだった確定申告がさらに楽しくなりました♡


■そもそも確定申告自体、20代前半は分からないまま生活していました。
確か25歳を過ぎた頃に、何かのきっかけで始めたような気がします。

確定申告は1年間の収入を申告し、所得税を計算し、
暫定で引かれたりしている税金を取り戻したりする申告で、
気付いて遡って申告し、そこそこの金額の国民健康保険代金がバックされたのを覚えています。

母島に移住した二十代後半くらいから、
しっかりと把握して確定申告をしたいと思い、
来島する税理士さんにノウハウを習い、
毎年少しずつ、近年はしっかりと仕上げて確定申告に臨めるようになってきました。

今回は初めての青色確定申告。
想像以上に許年秋から勉強した日商簿記3級に出てくる、
勘定科目の仕分け、複式簿記の知識がとても為になりました♪
挑戦するキッカケをくれた友人に超感謝です(#^.^#)

複式簿記という、世界共通のすごい発明を理解できると、
自分で確定申告が理解できて、楽しくなる気がします♡

また色んなものを経費にできて、控除対象にできるというのは本当に有難いものです。
(これがどういう意味かをようやく理解できました☆)
節税という観点からも個人事業者の青色申告は、めちゃくちゃ有効なのです(#^.^#)



■あまりに美しい黄昏時、
目の前を漁船が帰港していく様子。

これも日商簿記を勉強したのがとても意味がありました♪
(合格発表は明後日ですが、すでに目茶苦茶チャレンジした意味がありました☆)

父親が他界した39歳を超え、ようやく1年。
個人事業として、さらに面白い日々が待っていました。

人生80年の時代、ついに折り返しです。
子供たちも大きくなったし、
親が生きてる意味って何だろう?って最近、思います。

似たような年齢で母島に新チャレンジにやって来た人に出逢い、
なんだか前に進むエネルギーがヒシヒシと伝わってきて、
いい刺激になってます♪

夕陽を眺めている時、周囲にはザトウクジラの息吹が聞こえました。

夕陽や夕焼けって、
どうしてこんなにも切ないのでしょう。
「夕暮れ時って悲しいな、
 オレンジジュースとミルク混ぜながら呟いた」
ブランキーのベンジーが「赤いタンバリン」で表現した感覚が頭の中で鳴っています。

自然と1日の感謝の気持ちに溢れる時間。
逆に朝日は1日の始まりのエネルギーが詰まっていて、
夕陽とは違う感覚があります。

周囲に海しかない絶海の孤島の小笠原。

毎日、通りすがりのように
太陽は巡り、
人の暮らしも巡っています。

すぐ隣の国での
哀しくなる現状を思うと、
この景色を味わえる日常の有難みが身に沁みます。

みんな、どうもありがとう☆

喜びをシェアするということ

2022年03月04日 | 母島 日常 日記
■祖母が言いました。
「おまえはとっても正しいことをしたんだよ。
 なにかいいものを見つけたとき、まずしなくちゃな らないのはね、
 それをだれでもいいから、出会った人に分けてあげて、いっしょに喜ぶことなの。
 そうすれば、いいものはどこまでも広がっていく。
 それが正しい行いってものなんだ。」

これは僕がバイブルとしているリトル・トリー(フォレストカーター著)という
大好きな本のお気に入りの一コマです。
インディアンの少年の行いに祖母が優しく語りかける場面です。

先日、島の友人たちと母島の最高の景観ビーチ「蓬莱根」に行ってきました。
「最高の場所だから、みんなを連れていきたい!」
この春に島を離れてしまう友人の一言から始まりました。
僕は彼女のそのモチベーションに感謝せずにはいられません(#^.^#)
とても贅沢で楽しい時間を過ごせたからです。

そんな時に冒頭の言葉が頭の中に浮かびました。
僕がブログを書いている意味にも繋がっているのですが、
“喜びをシェアする”ことって、本当に素敵だと思います。

今も悲しい事にウクライナとロシアは戦争状態になっています。
そして世界の情勢はこの美しい景色とは真逆の状態でとても悲しいですが、
そんな時だからこそ、
“喜びをシェアする”ような平和の種まきをしていきたいと思っています。

南崎で眺める夕陽も最高でした♡

■蓬莱根は母島の南崎エリアにある、秘境スポットです。
個人的に母島のビーチではナンバーワンのお気に入りの場所です。

2020年の夏に数年ぶりに蓬莱根に行ったら、
母島で特に気に入っていることを思い出し(笑)、
それからは主にSUPやカヌーでよく海側から来るようになりました。

あまりに美しい白い砂浜。
なかなか簡単に来れない秘境。
ビックリするような透明度、
沢山の魚たちとサンゴ礁、
カツオドリが営巣する大きな根、
根の周辺にはダイナミックな海の地形も見られ、
すぐ近くの沖にはザトウクジラやハシナガイルカがお気に入りのポイントがあります。

蓬莱根のクオリティは本当にすごいんです(#^.^#)

都道最南端の駐車場から遊歩道に入り20分程度で歩くと
蓬莱根海岸に着きます。

でもここはゴールぢゃありませんっ!!ここ要注意です!!
ここも美しいのですが、ここからもっと先が超絶に美しいのです♡


今までは10回中10回とも海を泳いでいったのですが、
今回は大潮の干潮の時間を狙って、
磯伝いに行くルートで初めて行くことになりました。
何故なら、メンバーにギタリストが2名もいて、なんと楽器が荷物にあるのです(#^.^#)

途中に1か所、西うねりだと波がかぶりやすいポイントがあって、
そこはタイミングを見計らって渡らなければなりませんが、
足元は磯場で危ないので慎重に渡らなければいけません。

大事な楽器を塩水で濡らすわけにはいきません!!

僕は行きにミスって見事、波をかぶってしまいましたが(笑)、
手持ちの一眼カメラが防滴だった(オリンパスOMD EM5 markⅡ)ので、
すぐに真水で洗うことが出来て一安心でした(#^.^#)

帰りはもう一人のメンバーがモロに波をかぶってしまい、
本人も含め、みんなで大笑い☆彡
何も怖いものはなくなりました♡

そんな磯場を抜けて辿り着いた先には楽園が待っていました♪


■丁度、この日の早朝に介護の便利屋仕事で島のレジェンドのお宅に伺っていて、
ちょうど蓬莱根の話をしました。

今年98歳のレジェンドは、
戦前の青年学校(今の中学校)時代に大時化で蓬莱根に外国船が座礁し、
島民の若い男手総出で助けに行って、
乗組員を全員救助したことがあると言っていました。

蓬莱根に陸ルートで行くと最初に見えるこの残骸がそうだとのこと。

出発の日の朝にまさにこの話が聞けるとは!
この有難すぎる奇跡に感謝です(#^.^#)

辿り着いた楽園で、
まずは各自自由な過ごし方で、
蓬莱根を味わいました☆

ギタリストはやっぱりこの景観でギターを弾かない手はありません。
このロケーションにギターを持ち込むその姿勢が素晴らしい♪


岩肌を登れば、雨も凌げそうな洞窟もありました。
何度来ても新しい発見があります♡


僕はもちろんすぐに泳ぎました♡
3月だけど、風が当たらずに晴れていれば、寒くなく泳げます♪

ちなみに蓬莱根というのは、
蓬莱根海岸から西側にある大きな島の事を指すのです。
根というのは、海の中の岩礁や岩礁地帯を指す用語であって、
ここの場合はもはや蓬莱島ではないかと思うほどですが、どうなんでしょう?

いずれにせよ、美しい場所であることには変わりありません♪


■それぞれが良い時間を過ごし、気が付けばトランプタイムが始まっていました(#^.^#)
僕は蓬莱根でトランプするのは初です♪
20年小笠原にいても、まだまだ初体験ばかり!
人の数だけ、様々な過ごし方があって、とても面白いです。

今回は「バガーン!」という初めてのトランプゲームで、
unoのトランプ版みたいなものでした。

ルールは
一人5枚持って、
自分の番で1枚ずつ数かマークが一致したら出して、
最初に手札が無くなった人の勝ちです。
出す手札がない場合は1枚山札から引いて、その回は何もできません。

1はスキップ、
2はドロー2、
8は任意でマーク変更、
12のみ同時に複数枚出せる。
ラスト1枚では「ウノ」と言わないとまた5枚補充。

そしてこのバガーン!の一番の醍醐味は、
手持ちの手札の数の合計数が今出ている札の数と一致している場合、
自分の番じゃなくてもいきなり「バガーン!」と言って、
上がれてしまうのです!
これが最高にテンションが上がります♪

トランプをしている間に後発隊も合流し、
ますます盛り上がります。

不思議な事に、弱い人は負け続け「最弱王」の称号を得ます(笑)。
しかし、ずっと最弱王だったメンバーが、
いきなり奇跡のバガーン!で逆転勝ちをするという展開もあり、
蓬莱根トランプ大会は超盛り上がりました(#^.^#)

その後はみんなで岩場探検したり、
ギターを弾いたり泳いだり、
それぞれの楽しみ方で味わって昼食になりました。

食パンを持って、
みんなはそれに付ける惣菜を用意してきました☆
僕は奥さんが作ってくれたフムスを用意して、めっちゃ大好評でした(#^.^#)
ありがとう♪

大変だ!蓬莱根に行き倒れの人が!!!
ってわけではなく、お腹いっぱいになって眠くなったのでバタンキューの図です(笑)。

この日は風も穏やかで、海に入っても寒くないコンディション。
僕もガッツリ美しい蓬莱根の海を堪能しました☆



■今回のトリップ発案者の彼女は美しい景色が大好きで、
世界中を旅している旅人です。
母島でも休日や休憩時間によくいろんな場所に出かけています。

僕も幾つも紹介しているのですが、
沢山のとっておきの場所があって、
最高の場所をシェアしてくれるのです♪
冒頭に書いた言葉通り、その心意気が嬉しいのです。

蓬莱根の後はみんなで南に下り、南崎の絶景ポイントで夕陽を眺めました。

メンバーにはこの春に島を離れる人もいて、
本当に寂しい気持ちになります。

島の春は出会いと別れの季節。
新しい出会いがあってワクワクもするけれど、
やっぱり仲良くなった友達が離れていくのは寂しいです。

その多くが人生の次のステップ、前向きに進むケースが多いので、
応援する気持ちでいっぱいなのですが、
やっぱり毎回毎回寂しいです。


最高の夕陽を眺めながら、
ギターで作曲を続けるも者、
お腹いっぱいで眠くなる者、
クジラの気配をみて歓声をあげる者、
ほんとみんなそれぞれです☆

色んな話をしました。

朝の8時に集合して、
南崎で星が出るまでみんなで過ごして、
集落に帰って来たのがなんと夜の8時!!

実に12時間のピクニックでした(#^.^#)
星が多すぎて、ヤシの木の横の北斗七星が分からないくらいです☆

みんなで最高の場所に行こうと声をかけてくれたことに、
とても嬉しい気持ちと感謝の気持ちで溢れた蓬莱根。

喜びをシェアするって、なんて素敵なのだろう。

また来るね。
今度は僕がシェアをする番だ。


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