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小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

母島返還祭のクライマックス!! 小笠原望郷歌と花火~母島返還祭2025を終えて④

2025年07月17日 | 島のイベント

■さあさあ!なんと4部作になってしまった、
母島返還祭2025のシリーズですが、
遂にクライマックスです!!
ずばり、小笠原望郷歌と花火!!!!

6月の1か月に及ぶ、母島返還祭スポーツ大会を経て、
この6月最後の土日で前夜祭、当夜祭を楽しんだ最後は、
まさにクライマックスと言える、花火と小笠原望郷歌があります♪


みんなで母島らしい、間近で壮大な花火を見て、
盆踊りでしこたま踊った後は、
みんなで肩を組み、輪になって小笠原望郷歌を歌う。

母島返還祭のクライマックスがまさにそこに詰まっていると思います☆
この雰囲気を味わい、「ああ返還祭楽しかった!ありがとう!!」
とそんな気持ちになるのです。

参加しているみんなが、笑顔になっている、
最高にピースフルな瞬間を感じさせてくれる大好きな場面です☆



■さてさて、当夜祭盆踊りも最後の一周になるタイミングで、
櫓に一周、歌詞が張り出されます。
そう、これが小笠原望郷歌です。

みんなで大声で片足を前に差し出しながら、歌ったりします☆

これは千昌夫の「北国の春」の替え歌なんです。
しかし、みんなが不思議に思うのは、なぜ4番~6番だけなのか?

そう、実はこれは1~3番が父島の歌詞なので、
母島の4~5番、小笠原全体の6番のみ母島返還祭では歌っているのです♪

今回、母島の大先輩に歌詞を提供して頂いたので、
全部の歌詞を載せたいと思います☆
※掲載の許可を頂きました!

【小笠原望郷歌】
一.ヤドカリ マイマイ ガマガエル
  白蟻に ヤモリも いたっけな 
  あゝ 大村のあたり
  二見の浜辺で 月見の酒と
  騒いだ あの頃が 瞼に浮かぶ
  あの父島へ 帰ろかな 帰ろかぁな

二.夜明 三日月 旭山
  懐かしい あの山 想い出の 
  あゝ 想い出の山
  夕陽 眺めて 燃えてた あいつも
  今ごろ子供を あやして いるだろな
  あの父島へ 帰ろかな 帰ろかぁな

三.アカバ ムロアジ ネコまたぎ
  ウミヘビに オデコも 釣れたっけ
   あゝ 兄島の瀬戸
  釣りキチ仲間の 酒の肴は
  腕と 仕掛けの 自慢のはなし
  あの父島へ 帰ろかな 帰ろかぁな

四.船は いつくる 母島へ
  酒もなく クサヤを 噛ったネ 
  あゝ 沖村の夜
  明日は凪いでと 祈りをこめて
  歌を唱って 過ごした仲間
  あの母島へ 帰ろかな 帰ろかぁな

五.ギンネム タコノキ ガジュマル林
  こうもりに メグロも遊んでた 
  あゝ 北村の森
  ジャングルかき分け 訪ねた里も
  今では車で 行けると聞いた
  あの母島へ 帰ろかな 帰ろかぁな
 
六.南を 望めば 乳房山
  そそり立つ あの岩 朝立ちの 
  あゝ 朝立ちの岩
  愛しあの娘に 想いを馳せて
  酒を片手に 手紙を書いた
  あゝ あの島は 小笠原 おがさぁわぁらぁ~


ちょうどカラオケの映像があったので、
こちらを流しながら、小笠原望郷歌の歌を歌ってみるのもいいと思います♪

ちなみに父島では小笠原望郷歌は歌った記憶がありません☆
コンパクトな母島だから、残っているのかも知れません(#^.^#)


■そして、演芸大会のトリは南洋踊り、その後に花火というパターンが多いです。
母島返還祭の花火は、決して数が多い訳でもないと思うのですが、
とても近い距離で、みんなで見れるので、毎回凄い感動を頂きます☆

島の花火師メンバーの絶妙な間と上げ方が上手なのもあると思います!
まだ未体験の方はぜひ母島返還祭へ!!
とってもアットホームで、最高の花火を見ることが出来ます。

僕は仙台の西公園で行われてる、
花火大会が記憶に残っていますが、
とにかく人が多くて、場所取りも大変だし、疲れた印象があります。
母島はどこでも観れるので、そんな心配は必要ありません。

鮫ヶ先で見たり、都営住宅のベランダで見たり、
前浜から見たり、色んな楽しみ方があると思います☆

花火の後の盆踊りで、花火師達の紹介がありました!
島に住んでいながら、花火を上げるために資格を取って来てくれたメンバーです。
命の危険もある仕事なので、本当に心より尊敬します!

今年は本当に悩ましい天候で、
結局本番中は1滴も雨は降りませんでしたが、
前夜祭、当夜祭共に日中は雨模様でした。

本当に関係者を悩ませる天候でしたが、
運営が「中止はないね!順延だ!!」と気合を入れていました。

また、僕は自称・晴れ男だし(笑)、
当夜祭の日の午前は土砂降りでしたが、
船が出港すれば絶対晴れるという、
なぜか根拠のない自信があったので、
あまり心配していませんでした。

なんにせよ、多くの方のご尽力のお陰で、母島返還祭を終えることが出来ました!
心より感謝申し上げます!!

我が消防団も班ごとに交代で花火による火災警戒をしています!

花火の最後のフィナーレを動画に撮ったので、ぜひどうぞ!
近すぎて画面からはみ出してます(笑)。



■返還祭前夜祭の朝の準備の時、
父島の方が雷注意報と雨で返還祭(父島は1日のみ)が中止になったと伺いました。

母島は一瞬どうする?といった話もでましたが、
「やれるだけやろう!!」という強気の姿勢でした(#^.^#)
結果、晴れたので良かったです!!

父島の返還祭は、僕が父島に住んでいた頃は5年に一度のみ開催で、
ステージを組んだり、ゲストを呼んだりして、
かなり大々的にやっていましたが、
いつの日からか毎年やるようになっていました。(母島は昔から毎年です)

代わりにパッションフルーツ祭などの産業祭があった気がします。

父島が毎年の返還祭になってからはあまり知らないのですが、
演芸も子供達のダンスや発表もあるらしく、
中止はとても残念に思っていました。

しかし、後日学校で発表会をしたり、
ダンスなども披露したりとそれぞれがパフォーマンスをしたようだと聞き、
それは良かったと思いました(^^♪

父島も母島も小笠原返還を祝う、返還祭。
僕は母島の方しかあまり分からないのですが、
みんながワクワクして準備や練習しているのを感じるのがとても大好きです♪

日中に花火師達が準備している光景も、すごく有難いと思っています。

裏方でPAや司会をワイワイやってたり、
出番前でステージ裏で緊張していたり、
どこかで踊っていたり、
子どもが転んで食べ物を落として泣いていたり、
大人のフラを観て子供が真似て踊っていたり、
色んな場面が愛おし過ぎて、
今でも写真や動画を見ながら余韻に浸っています。

少しずつ変化や形を変えながらも、
こうして島のみんなが楽しみ、大事にするお祭りを、
これからも大切に守り、運営していきたいと思います。

どうもありがとうございました!!!!

★母島返還祭2025記事 一覧



楽しまにゃ損!損!!母島の盆踊りと屋台 ~母島返還祭2025を終えて③

2025年07月13日 | 島のイベント

【母島の盆踊り】
■えっ?お盆じゃないのに盆踊り⁉
そう、母島返還祭は様々な演芸や花火の後、
盆踊りが待っているのです♪

何がすごいって、21時を過ぎても続いてるところじゃなくて、
すんごく盛り上がるという部分!!
これは「小笠原音頭」の一部分なのですが、
みんなで櫓に向かって跳ねる場面があり、まさにクライマックス!!

小笠原オリジナルの盆踊りですし、
老若男女、みんなワイワイ踊っているので、
問答模様に盛り上がるのです!!

この時ばかりは!とみんなで跳ねるし、
跳ねた後に下がる振りがあるのですが、
その時のみんなのやった感のある笑顔がまた良いのです♡

以前は8月の納涼祭というイベントもあり、
そちらが母島ではメインの盆踊りの場だったのですが、
コロナ禍前くらいに、あまりに島の子供達が夏休みに内地に行ってしまい、
子どもの為に始まったお祭りなのに、子供がいないんじゃ意味がないという事で、無くなってしまいました!

盆踊り好きの僕としてはとても残念です!!


今回の母島返還祭での盆踊りの曲は
・母島音頭
・小笠原音頭
・マッコウ音頭
・炭坑節
・1+1音頭
・大漁節
・東京音頭
・大東京音頭
の8曲。

以前は子供盆踊りとして
動物音頭やドラえもん音頭などがあったのですが、
保育園児の数も減って来たので、
今回は無くなってしまったようです。

個人的には動物音頭も大好きなので、来年はラインナップに加えてほしい!!

そんな、大いに盛り上がり、楽し過ぎる母島返還祭の盆踊りです♪

太鼓にさらにお囃子の鐘を鳴らす、ノリさん!

■さてさて、僕の40数年の人生で、
盆踊りの記憶と言えば仙台、高山、ハワイです。

子どもの時の記憶ですが、
地元、仙台では盆踊りは大人のしかもベテランが浴衣を着て踊るものでした。

母島みたく、誰もが大いに盛り上がるものではありませんでした。


妻の実家、高山では小さな町での盆踊りでしたが、
さすが高山!生演奏で三味線に太鼓で奏でる盆踊りでした。

しかし、あまり若い人の踊りはない印象です。

一番、母島の盆踊りに近いのが、
ハワイ島のナーバヒ高校でやった「BON-DANCE(盆踊り)」でした。

あの時は1+1音頭で猛烈に盛り上がった記憶があります。
さすがにハワイに小笠原音頭やマッコウ音頭はありませんでした(笑)。

ちなみに盆踊りというものは歴史が長く、
平安時代中期に、僧侶の空也上人が念仏を広めるために、
念仏を唱えながら踊る「踊り念仏」を始めたことが起源とされているそうです。

その後、鎌倉時代に一遍上人がこの踊り念仏を全国に広め、
お盆の時期の先祖供養と結びついて、盆踊りとして定着しました。

僕が小笠原に来た2002年からは今の様な盛り上がりだったので、
小笠原の盆踊りはいつ頃からこうなったのか、
知っている方、ぜひ教えて下さいませ!!
隠岐から療養の為に帰って来た次女も、1日目はいたので参加。
2日目は内地に向かう海の上でした(#^.^#)


【返還祭の夜店】
■さてさて、母島返還祭の楽しみの一つと言えば、
夜店で沢山ラインナップされる食べ物やレクです!!

我が家の子供達もこの五洋建設が用意してくれる、
骨付きフランクが大好きです☆
母島の夜店はとても多様で、
そして安い!!
おまけに美味い!!

時々原価割れしているのでは?と心配になる程のものもあります。
お酒やジュースの販売、
キッチンカーにタロット占い、
チギ(バラハタ)フィッシュバーガーに焼きそば、
島のタコを使ったタコ焼きにロコモコ丼など、
多様です☆


子どもの頃、散々泣かされた型抜きもありますが、
こちらは完全に優しいやつ(笑)。

壮年会は焼き鳥屋さんだし、
子ども会は植木屋でかなり積極的な販売をしていました♡

プラレールの周る射的コーナー!!
テーブルに乗り出して打つ本気の子供達♪


男子も女子も本気です!!
目がヤル気なんです♪

しっかり景品があるのに、5発で100円!!
なんちゅう値段だ(笑)!!

要は、みんな儲ける為ではなく、
楽しむ為、楽しんでもらうために夜店をしているのです♪

コロナ禍が明けて、
一気に返還祭が復活した2024年。

全国で様々なお祭りが元通りに復活できなかった、
なんて話も聞いていました。

やはり、惰性で続いていたものは、
いつの日か“何でやっているのか”が分からなくなり、
コロナ禍の3年間を経て復活できなかったのでしょう。

しかし、母島返還祭に関しては杞憂に終わりました。
だって、参加者だけでなく、運営も、夜店も、演者も、裏方も、
み~んなみんなやりたかった、楽しみたかったからなのです♡

僕は次女に頂いた百日咳(だと思う)が結構酷くて、
マスクをして、大好きな盆踊りもほとんどできませんでした(涙)。

代わりに存分に撮影を頑張りました!
ここに載せるのは顔があまり写っていないものばかりですが、
素敵な表情を撮らせてもらったものは、各皆さんに贈らせてもらっています♪

おかげ様で、楽し過ぎる返還祭も無事に終えて、
こうして振り返っては、楽しかったなぁ~と思い出に浸っています。

関わったすべての皆様に感謝です!!

さて、次回は母島返還祭のクライマックス、
小笠原望郷歌について書きたいと思います。
お楽しみに!

→その④小笠原望郷歌につづく

★母島返還祭2025記事 一覧


演芸の心意気!~母島返還祭2025を終えて②

2025年07月04日 | 島のイベント
返還祭①の続き

■今年も沢山の感動と癒しパワーを頂いた、
2日間に及ぶ、母島返還祭。

今年は残念ながら、八丈寄港便とは1便ずれてしまい、
恒例の八丈太鼓を観れなかったのはとても残念でしたが、
母島の皆さんの存分なパフォーマンスを楽しめました♪

今回のお気に入りショット。
島の大先輩が舞台袖から見守ってくれている光景♡

人前で披露することって、
緊張もするし、照れるし、ドキドキしますが、
1度の披露が100回の練習に匹敵すると言われるほど、
経験値も爆上がりします(#^.^#)

普段の暮らしの中に、
時間と労力を割いて用意、練習、調整、発表をするって、
なかなか普通出来ることではありません。

自分自身の楽しみ以上に、
沢山の想いや熱意がなければできない事と思うのです。

今回の返還祭でも
太鼓に、フラに、コーラスに、バンド、吹奏楽、南洋踊り、
消防団放水、保育園児ダンス、青年会、小6ソーラン節など、
そういう意味で、演芸で出てくれている演者の皆さんには、
心からのリスペクトの気持ちでいっぱいです!

そして、それらを支える司会や、音響の皆さんも島の人々。
応援してくれるオーディエンスもいて成り立っています♪
やっぱり「つながる祭」なのだなぁと、改めて思います。

僕自身も幾つか出ているので、
すべての紹介までとはいきません(見れてないものもある)が、
幾つか紹介できればと思います。


●小笠原太鼓

演芸の中で割と序盤に位置する、小笠原太鼓の披露。
小学4年生~6年生が披露してくれます。

これは故・佐々木政治師匠が戦後、
内地でふとラジオで聞いた八丈太鼓に衝撃を受けて、
自分でここまで昇華したという八丈の流れを受け継ぐ、
母島の太鼓です。

八丈の方が母島に来て、
八丈でも失われてきた古き太鼓に母島で出逢い、
驚いた、そんな話も聞いたことがあります。

学校の授業にも取り入れられていて、
島の子供達は誰もが太鼓に触れる機会を持たせてもらっています。
本当に有難い事だと思います。
これも舞台袖から師匠が見守る、大好きなショット♪
眼差しがとても優しいんです(#^.^#)

毎年聞いていると、
その子供らしさ、
成長も観れるので、
とても楽しみにしているステージです♡


●小6ソーラン節
これは小学6年生が担任の先生が中心になって、
日々練習を頑張ったのではないか⁉と思っています!

僕も青年会の頃に同じ「南中ソーラン節」を返還祭でやったことがありますが、
あの左右にしゃがんで「どっこいしょ!どっこいしょ!!」を練習して、
翌日は膝がケタケタを笑っていたのを思い出しました(笑)。

これは見た目以上になかなかハードなパフォーマンス!
舞台下では4年生も一緒に踊り、大盛り上がりでした!!
子供達の気持ちを引っ張り、
ここまでのパフォーマンスに仕上げたみんなを尊敬します!
沢山の元気を頂きました♪


●フラ
ハワイから小笠原に伝わって来た伝統の踊りですが、
老若男女、小笠原のオリジナル曲まであるフラは、
「小笠原フラ」と呼ばれる、一つの島の文化だと思います。

子どもから、ベテランまで、
美しい衣装に、綺麗な踊りで圧巻の雰囲気を作り出していました♪
演奏も生演奏です☆

低学年クラスでは世界中の子供達。
みんなで手を繋いで挙げるシーンが最高です♪

小さな子たちの、可愛すぎるフラが終わった後に、
大人たちのカッコ良過ぎるフラがあったのですが、
それを踊り終えた小さな踊り手が真似していて、
その光景が可愛すぎてキュンキュンきちゃいました♡

今回の子どもの高学年クラス(中学生~小学校高学年)のフラには、
父島の高校から母島に戻って来た高校生、
療養で戻って来ている次女も踊りで出ました♪

予期せぬ展開で島に戻って来た娘にも、
こうして温かく迎えてもらえたことが本当に嬉しかったです。

曲はパイナップルプリンセス。
大きなパインを持ちながら踊り、最後に観客にプレゼント!!

次女は2日目の午前に島留学先に向けて出発したので、
1日目だから出演が出来ました(^^♪
長女は先週にカナダに向かって出発していたので、
去年の返還祭やオハナでの共演が奇跡でした☆

可愛い子供達のあとは、
大人の落ち着いたフラ。

初心者クラス、中級、上級とクラスが分かれていますが、
島に来て日が浅い人や、
島出身の大人になった島っ子、
ベテランで余裕の笑顔など、
さまざまな女性の踊りが深くて表情も多様で、
ハワイから伝わっている島文化の素晴らしさを感じます。

小笠原にはハワイからフラもカヌーも伝わっています。
195年前にはハワイ王朝時代のハワイアンが小笠原に移住し、
現在に至っています。

2027年にはハワイの伝統航海カヌー「ホクレア」が、
太平洋航海で日本にもやって来る予定ですので、
ぜひ小笠原に来てほしいとリクエストしています♪


●合唱、吹奏楽合同ステージ
1日目のトリは、近年勢いが増している、
母島のコーラスと吹奏楽、バンドの皆さんの披露です!
今年もロックや歌謡曲で魅せてくれました!

新しく赴任した先生、
島に来て新しく楽器に挑戦したメンバー、
昔吹奏楽で頑張った楽器を久しぶりに…
など、
様々なドラマがある様です。
僕も実際に色んな楽器を好きでやるので、
音楽というものはまさに“音”を“楽”しむもの!

その言葉をそのまま体現している皆さんのステージが最高でした☆
歌もやった人が、今度が楽器を持ったり、
ドラムをやった人が指揮をしたり、
鍵盤をやってた人が管楽器をやったり、
みんな芸達者です!
舞台裏ではコーラスのベテランが楽しく談話している場面や、

出番前にステージ裏で踊っていたりと、
裏手でも楽しいドラマが発生しておりました♡

最後は器楽とコーラスが一体となって締めくくりました♪



●コーラ早飲み大会
これは過去に8月の納涼祭で行われてた、
ビール早飲み大会、ラムネ早飲み大会が返還祭仕様になって復活♪
ビール大好きで5年連続優勝した僕としては、
コーラは苦手ですが、出ないわけにはいきません(笑)!

小学生以下部門、
女性部門、
男性部門と部門ごとに先着16名までのエントリーが許され、
4人ずつで予選、
決勝で4人で1位を決めるという流れです。

子ども部門では、見事男子たちを倒し、女子が優勝!!
女性部門では見事にあの人が優勝!!
大盛り上がりでした!!
さあ、最後は男子の決勝で、
僕は次女に頂いた咳のギフトさえ発動しなければ勝てる!と思い挑戦!
決勝までは無事に行ったものの、最後の飲みきりで咳が発動し、
見事吹いてしまい、失格となってしまいました(笑)!
ああ悔しい!来年こそは体調整えて、リベンジだ!!!

とまあ、こうした企画もしてくれて、
とっても楽しい返還祭ということを言いたかったのです(#^.^#)


●南洋踊り
これはもう言わずと知れた小笠原の郷土芸能です。
東京都無形文化財に指定されています。
村長が会長、僕が副会長を務めています。

今回は父島から村長をはじめ、多くの父島の保存会の皆さんが参加してくれて、とても大人数で踊り、2日目の演芸のトリを務めさせて頂きました!

カカはノリさん、
歌い手はこれまでのビブラートを利かせたDaigoに代わり、
マッスーが務めてくれました!

会場の皆さんも温かく、楽しく踊る事が出来ました♪
こうして、太平洋とつながる文化の踊りを、
多くの人と踊れることが本当に嬉しいし、意味がある事だと思います。
どうもありがとうございました!!

この出番の前が青年会のダンスで、
僕も在籍していた頃は、スリラーやフライングゲット、
女々しくて、USAなど色々やってきてました♪

しかし、南洋踊りの着替えで観れず!残念でした~


●消防団母島分団 放水演習
こちらも僕が出番として参加していた、
去年、結成50周年記念で放水演習をやりたかったけど、
水不足でできなかったので、今年リトライとなりました☆

もう僕も長くなり、班長になったので、
全体を見たり、指揮したりする側になって来ました。

若き団員の皆さんが、しっかりと水を出すことができて、
村民の生命財産を守って行ける確かな手応えを感じました!
これに関してはうまく放水はやれたのですが、
エンジン音がうるさすぎて、
お客さんの反応は分かりませんでした(笑)。

しかし、なかなか普段は皆さんに放水を見てもらう機会もないので、
こうした機会はとても重要と感じました♪
どうもありがとうございました!!


他にも保育園児の可愛すぎる遊戯や、
未就学児(やしっこ)の紹介、
返還祭スポーツ大会(駅伝、バドミントン、ゲートボール)の標識もありました。

学校のこの春赴任した先生の紹介、
学校運動会での綱引き大会での表彰もありました。

優勝チームにはかっぱえびせん!!
次の舞台のフラの衣装に着替えたご婦人チームも思わず苦笑い(^^♪

そんなこんなで、母島の返還祭前夜祭、当夜祭は2日間で大盛り上がりでした(#^.^#)

小さな島のローカルなお祭りですが、
沢山の人の想いとドラマと情熱の詰まった、
最高のお祭りだと思います。

次回以降は屋台や盆踊り、望郷歌についても書いて行こうと思います!
お楽しみに!

→返還祭③につづく

★母島返還祭2025記事 一覧


つなぐ祭~母島返還祭2025を終えて①

2025年07月03日 | 島のイベント
■母島で一番の祭は?と聞かれれば、
「そりゃ、返還祭でしょ!!」
と多くの人が答えるであろう母島返還祭。

終わってから数日経った今でも、
「楽しかったね~!」
「母島最高♡」
「返還祭、楽し過ぎた~~!」
とみんなで笑顔で言い合っているのだから、
間違いないでしょう(#^^#)
そう、本当にみんな大好きな母島返還祭なのです♪
僕自身、フィナーレとも言える、
みんなで輪になって肩を組んで歌う、「小笠原望郷歌」の写真を見ながら、
ついつい笑顔になってしまっているのです。

今回は、そんな返還祭を終えて、
みんなで朝早くから片付けしている時に、
「ああ、母島の返還祭って、みんなをつなぐお祭りなんだなぁ」
とふと思ったのです。

コロナ禍が明けて、一気に復活した2023年の返還祭
その時にも強烈に感じたのですが、
祭の準備、運営、参加、片付けを通じて、
母島のみんなの結束力が間違いなく高まっているのです♪

この春来たばかりの新しい島民が、
返還祭を存分に楽しんで、
返還祭を通じて地域の中に溶け込み、
とてもいい顔になっているのを感じたからです。
「母島いいですね♪大好きになっちゃいました♡」
そんな言葉を笑顔で聞くと、
返還祭って人と人の絆を深くする祭なんだなぁと思うのです。


■母島は420人程度の島です。
これだけの大きな祭をするのって、
沢山の人達の協力がなければ成り立ちません。

みんな準備、練習、運営、片付けなど寄り合って行います。
採算なんで言葉を知らないほどです。
でも、みんな前のめりに関わってくれます♪
やる側がワクワク、ワイワイしているのです(#^.^#)

「裏方が楽し過ぎるんだよ~~!」
なんて言葉を言い合ったり、
「天気心配だったけど、無事に花火上げれて、喜んでもらえて良かった!」
命を懸けて、花火を上げてくれる島の花火師の言葉もあったり。

母島返還祭を通じて、
みんなそれぞれがそれぞれにあったポジションで楽しめる。
母島の地域力の強さを感じますし、
地域の結束力が増し増しになっちゃうお祭りなのです♪


今回は2日間とも開催を悩ませる天候で、
1日目の前夜祭の準備の時は父島の返還祭が中止になったと連絡が入ったり、
2日目の当夜祭の午前は土砂降りで、運営を悩ませていました。
しかし、終わってみれば、
お祭りの時には一度も降る事もなく、
花火も見事上がり、
最高の返還祭となりました(^^♪

また、今年は東京都議会選挙の影響で、
八丈寄港便と返還祭がズレてしまい、
八丈島からのゲストがおらず、
八丈太鼓の演奏などがなく、
珍しいシュチェーションになりましたが、
当初の心配も杞憂に終わる程、
沢山の演目が揃いました(^^♪

母島の島民の皆さんは勿論、
父島から来た皆さん、内地から来た皆さん、
帰って来た高校生や島っ子たち、
演目を頑張ったみなさん、
応援で支えたみなさん、
島の子供達、
準備、運営、片付け、ゴミ、音響、消防、太鼓、花火、電気、
やぐら組み、草刈り、映像、撮影etc...
沢山の皆さんのお陰で、
今年も母島返還祭は大成功に終わりました♪
どれが欠けても成り立たないのです(#^.^#)
感謝の気持ちでいっぱいです


僕は過去イチ体調が悪い返還祭でした(涙)。
マスクで息苦しいし、
咳込んでコーラ早飲みの優勝を逃すし(悔)、
おかげで大好きな盆踊りも10%くらいしかできませんでしたが、
その分、いつも踊って撮れなかった盆踊りのみんなの嬉しい表情を
沢山撮って贈ることができたので、
最高に楽しかったです♪

どうもありがとうございました!!


そんな訳で、次回からは演目を少し順を追って振り返ろうと思います(#^.^#)
お楽しみに☆

★母島返還祭2025記事 一覧


感動の武道初式2025!!

2025年01月10日 | 島のイベント
1月5日。
試合の素晴らしさ、
最後まで諦めない子供たちの一生懸命な姿に涙した1日。

昨日は父島に来て、柔道剣道の父島母島対抗戦である、
武道初式に来賓として出席しました。
(やっていたことは応援と撮影と感激でしたw)

去年は柔道は母島が優勝、剣道は父島が優勝していましたが、
今年は柔道剣道共に僅差、1勝足りなくて準優勝となりました。

しかし、試合の結果以上に、
試合内容が本当に素晴らしくて、
去年から格段にレベルアップしていました!!

まるで高校野球の甲子園を見ているような感動がここにはありました。

去年、負けて泣きじゃくっていた子が、
なんども追い込まれながら諦めずに粘って、
相手から勝ちを得るその姿に、
思わず泣かされてしまいました。

大会が終わった後もずっとその感動が続いていて、
こんな場面に立ち会わせてもらったことが、
本当に有難いと感じました。

母島の柔道と剣道のオリジナルTシャツ。
カッコいい!!

柔道だけでなく、剣道も感動の連続でした!
未だに剣道の1本は分かりにくいのですが、
気迫と諦めずに攻める姿勢はビンビンに伝わってきました!

柔道も剣道も「道」が付きます。
それはアントニオ猪木が引退の時に話した「道」と同じと思っています。


この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。

危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足が道となる。

迷わず行けよ。 行けばわかるさ。
ありがとう!!

by アントニオ猪木

子供たちは果敢に、諦めることなく攻めていました。
今回から判定で勝敗が決まるので、アクティブさが結果に繋がります。
しかし、それは逆にリスクにもなるのです。

だけど、その勇気ある一歩を踏み出せるかどうかが違います。
母島の子供たちも、父島の子供たちも、
その大きな一歩を踏み出せていました。

頑張る子供たちはもちろん、
常日頃、指導してくれる先生方、
支えてくれる保護者家族、
様々な運営をしてくれている警察の方々、
本当にありがとうございました!


5年ぶりに母島にはは丸サンタがやって来た!!

2024年12月26日 | 島のイベント
■今年のクリスマスイヴは母島にサンタさんがははじま丸に乗ってやってきました♪
コロナ禍で最後に実施したのが2019年。
実に5年振りのはは丸サンタ!!

本来は23日おがさわら丸入港日に来る予告を受けていたのですが、
海上模様が悪く、船は欠航に…(涙)
海況が回復した翌日のははじま丸でサンタさんがやってきました!

小さな子供達はサンタさんに逢いたくて、
船が来る前からドキドキソワソワ♡

船が接岸する時、
サンタさんが大きく手を振ってくれて、
子供達もそれに応えていました♪

なんて素敵な光景なのでしょう!
小笠原は遠いのか、暑いのか、
トナカイさんでは来れなかったようです(笑)!


サンタさんは最後に船から降りてきて、
子供達ひとりひとりの名前を呼び、
プレゼントを配っていました☆

一時はおがさわら丸欠航で、
サンタさんは島に来れないかもと心配していましたが、
関係者の尽力で運航が再開となり、
サンタさんもの物資も島に来ることが出来ました!

こんな子供達にも、
大人達にも夢を与えてくれる粋な皆さんに感謝です☆
クリスマスはギフトを貰う側だけでなく、
用意する側にも癒しと慈しみというギフトを贈ってくれます(#^.^#)

僕にも予定外の展開で入港物資の配達業務が舞い降りてきました(笑)!
メリークリスマス!!

■そしてビックニュース!!
凄い!
これはGoogleのトップ画面に表示された、
クリスマスのサンタ追跡MAPなのですが、
日本本土を通過して先に小笠原、硫黄島に寄って、
マリアナ諸島を経由してオーストラリアに行ってる!!

その後、オーストラリアを経由して、日本の本土も周っていました!
これ、受験願書作りに頑張ってる次女に教えてもらいました(#^.^#)


■そして、今シーズンも母島の憩いの場、前浜ガジュ下のガジュマルに、
イリュミネーションが取付られて、点灯しました!!
※12月15日でした

ミズナギドリの巣立ち完了を待っての
優しいクリスマス到来です❤️

クリスマスイヴには追加の電飾もあり、
母島青年会のメンバーが、
みんなでワイワイ言いながら取付をしていました♪
なんとサンタさん自身もイヴの夜に取付をしている光景が(笑)!

父島みたいにそんなに派手じゃないけれど、
ひっそりと素朴で母島らしいなと感じて、
僕はそんなのが好きなんです☆

僕はもう青年会を卒業しているので、
今回は取り付けはしていませんが、
本当に色々な思い出があります。

青年会の会員数が減って、
色々声かけて、模索にも模索を重ねて、
男女がいい感じに人数も揃って、
祭も演劇やダンスも大成功に終わった年、
イリュミネーションの取り付けをみんなでワイワイとやっていたら、
「あ~楽しかった♪お疲れ様ぁ!」
「面白かったね~」
そんな些細な言葉だったけれど、
こうした地域を支える準備を楽しんでくれてるんだって、
じんわりと嬉しかったのです。

最近は色んな若手の形、
過ごし方があって、
人それぞれに多様化していて、
昔みたいな形はできないなと思う事もあるけれど、
なんか、模索してきた形がふとした言葉に
表れていて、嬉しかった。

もっともっと色んな思い出があるけれど、
そんな事を今日のイリュミネーションを眺めながら、
ふと想っていました。
そんな母島のクリスマスの夜でした(#^.^#)


5年振りの御嶽神社例大祭、境内での直会!!

2024年10月14日 | 島のイベント
■昨晩は御嶽神社の例大祭が執り行われました!
母島の御嶽神社は農業の神様として信仰されています。

評議平の山の上にあり、
集落から南進線を歩いて10分程度の位置にあります。

調べてみると、境内での直会は2018年が最後。
2019年は未曾有の台風被害で村民会館での直会(なおらい)でした。
2020年からはコロナ禍ということで、
農業者だけの例大祭、ご祈祷のみが続いていました。

こうして境内で直会を行うのは実に6年振りだったのです☆
いやあ、楽しかった♪

少し集落から歩いて参拝しに来るには、大変な位置ですが、
こうして厳かな境内の中で賑やかな宴(直会)まで行えたのは本当に久しぶりだったので、この催し自体を知らない島民も結構いて、
今回実施できたのはとても意味のあるものでした☆

ちなみに直会というのは、
神社や祭典の後に神前に供えた御神酒や神饌を、祭典に関わった者たちでいただく神事の儀式です。
神人共食(しんじんきょうしょく)とも呼ばれ、神様とお供え物を共食することで神様の恩恵や力をいただくことができると考えられています。

みんなでワイワイ、太鼓やカラオケをして賑やかに凄し、
降りてきている神様に、
こちらの世界はこんなにも楽しく過ごしています!
ご安心ください!
とお伝えする意味もあるそうです☆

■評議平から山の上の境内まで、提灯がぶら下がります。
この光景、この準備が6年振りなのです。

僕は準備は今回別件で、地域としても重要な用事と重なってしまい、
なかなか準備に行けませんでした。
でも数日前から御嶽神社の入り口の階段下に、
準備や当日の予定が貼られ、
この光景自体が懐かしく、嬉しいものでした(#^.^#)

ちなみに最後に行った2019年は、
村民会館で行ったもので、こんな感じでした☆
地域の大宴会と言った感じで、神社のお祭りかどうかは分かりにくい感じですね(#^.^#)

まず当日は17時から例大祭という事で農業者が集まり、
宮司さんに豊作や無災害を祈って頂きます。
これは2020~2023年のコロナ禍でも行われてきました。
百姓にとっては大事なものなのです。

農作物もお供えとして用意されています。

その後は18時から直会が始まり、
みんなでワイワイと過ごします♪


農業婦人部の皆さんが2日間かけて作ってくれた、
お弁当やお餅が振舞われ、
から揚げや飲み物が売られます。
今年のお弁当もとても美味しかったです♪

相変わらず、小笠原太鼓はカッコいいです♡


カラオケも本当に凄い人達ばかりで、
大いに盛り上がります♪

Tちゃんの気分爽快は一番のハイライトだった気がします!

最後はKちゃんの「壊れかけのRadio」で締まりました☆

最後には稲垣勇さんのしっかりとした挨拶で終えました。
こうして久し振りに執り行えたこと、
集まってくれた島の皆さん、
準備してくれた農業者の皆さんに感謝です!

どうもありがとうございました!!


第50回 返還56年 母島返還祭

2024年06月26日 | 島のイベント
■6月26日は小笠原返還記念日。
小笠原がアメリカから返還されて56年。
母島としては50回という節目となる返還祭でした。

2日間ともガッツリ盆踊りを踊り、
楽しすぎる準備、設営、手伝い、
八丈島からの来賓の皆さんとのひと時、
圧倒的な花火!
祭りが終わった後の「楽しかったねぇ」と言い合いながらの片づけ。

僕は南洋踊りや消防団で出る機会はあったものの、
青年会や子供会をガッツリやっていた頃よりは、
どこか裏方役が多くなってきましたが、
どこをどう切り取っても、最高だったと言える返還祭でした。

それも本当に色んな方が関わり、支えてくれるからこそ、です。
みんながそれぞれ楽しむために、人を楽しませるために、
子供や家族のために、これぞ母島と思えるのが母島返還祭なのです。
本当にみんなみんなありがとうございます!!

今年もみんなで櫓(やぐら)を囲んで、肩を組み、
小笠原望郷歌を歌いながらフィナーレです。
じんわり涙が溢れるくらい、暖かくて優しいみんなのお祭り。

ああ、母島に住んでいて、本当に良かった。
そう思えることが、本当に幸せです。

返還祭翌日から怒涛の内地出張で、
すっかりその余韻を味わうのに遅くなってしまいましたが、
そんな自慢の母島返還祭。
また来年もみんなで楽しく過ごせたらと思います。


■さてさて、そんな返還祭を写真でも振り返っていきたいと思います。
母島返還祭は前夜祭に当夜祭と2日構成です。
1日目は青年会のダンスがトリを務める母島の地域向けの演芸が続きます。
2日目は返還祭スポーツ大会の表彰式、八丈太鼓から始まり南洋踊りで終わる、
父島の返還祭を経ての来賓も母島に交じっての、花火もある盛大な日です。
どちらも盆踊りが最後に待っています(^_-)-☆

そんな1日目。
母島小学校の小笠原太鼓から始まります。
ステージ裏の少し緊張している子供たちの顔、
そんな子供たちの背中を暖かい眼差しで見つめる師匠の姿。
なんだかあまりに素敵な光景でした。

その後は日も暮れて、
手話サークルや色んな演芸が続いていきます。

コーラス隊は指揮者が跳ねるほどのダイナミックなパフォーマンス!!

去年、頑張ってB‘zを演奏していたチームが、
今年はさらに上手くなっており、正直感動しました!

まるでプロのようにギターを抱えているこの方ですが、
ギターに触るのは実は人生3回目で超ハッタリであることは内緒です(笑)。
そのお父様を見つめる、次の出番待ちの娘さんの心境や、いかに(^^♪


■その後、子供たちのフラが続きます。
秋に行うフラの祭典、フラオハナに比べると、
曲数が少ないのであっという間な印象ですが、
次女も中学校生活最後の返還祭フラなので、
とても感慨深かったです。

母島に帰って来ている長女は、
存分に大好きなフラが踊れる幸せを嚙み締めていました♪
こんな感じで日本の祭りの風景にフラ。
これが母島の景色です(#^.^#)

中学生メンバーの堂々としたキメ☆


大人のフラは圧巻です。

この春島に来たばかりのメンバーもすごく頑張っていて、
めちゃくちゃ驚きました☆

その後は小学生を巻き込んだ青年会のダンスがトリを務め、
恒例の盆踊りに突入です。


■僕は盆踊りが大好きなので、この時間が超幸せです(#^.^#)
小笠原音頭、母島音頭、東京音頭、大東京音頭、
1+1音頭、大漁節、炭坑節、
そして去年からマッコウ音頭がラインナップに仲間入りしています♪

どの盆踊りもそれぞれの持ち味があって大好きなのですが、
やはり一番盛り上がるのがジャンプする小笠原音頭ですね~

父島だけでずっとやっていたマッコウ音頭ですが、
その曲を作った平田さんが母島に来たことで、
母島の盆踊りに仲間入り♡
どっぱんどっぱんとピョンピョン跳ねながら、
みんなで楽しく踊っています。

伸びたカセットテープをそのままデジタル化している曲もあり、
太鼓としては超難易度が高いのですが、それもまた一興☆
太鼓のみんなもとっても楽しそうです☆


■2日目は返還祭スポーツ大会の表彰式から始まり、
八丈太鼓六人会の素晴らしき名演から演芸が開始されます。

母島の教員をしていた先生が、
今は八丈島に住み、太鼓を叩きに母島に来るという嬉しさ(#^.^#)


2日目は議員として八丈からの来賓皆さんとワイワイやりながらなのですが、
小笠原消防団母島分団の結成50周年記念というステージ、
南洋踊りと着替えも多く、あまりゆっくり話すどころか、
写真を撮る余裕もあまりないくらいでした☺

南洋踊りを終えたら、第50回ということで、
例年よりも豪華な花火大会!!

内地の花火大会に比べれば、
可愛い規模なのでしょうが、
なんといっても距離が近いので、大迫力!!
冒頭の写真と同様に、ずっとその迫力と近さを写真で表現したかったのですが、
今回は撮りたい写真が撮れました!
やった~!

花火を終えたらまたまた盆踊りです!
八丈の皆さんも巻き込み、
去年は遠慮して踊らなかった八丈の町長さんも今回は踊りました♪

最後に大好きな小笠原望郷歌!!
みんなで肩を組んで、櫓(やぐら)に書かれた歌詞を見ながら、
みんなで大声で歌います。
この瞬間がまさにフィナーレで嬉しい限りです☆


■今回は返還祭実行委員会のメンバーが、
猛烈にプロレス的演出を企んでおり、
消防団の舞台、2日目終盤の裏方紹介も、
超情熱的なマイクでパフォーマンスを発揮してくれていました。

この返還祭の大成功は、この男なしでは成しえませんし、
本当に裏方の皆さんのおかげで、スムーズな進行がなされていることに間違いありません。

裏方も、花火も、夜店も、太鼓も、司会も、音響も、電気屋さんも、ガス屋さんも、ゴミ監視役も、
みんなみんなの愛で成り立っている、
それが母島返還祭だと思います。

胸を張って言える、最高の母島のお祭りだと思います♪
今年も本当にありがとうございました!!
これで1年分の元気をもらったぞ~~!!!


4年振りの島のどんど焼き復活!!

2024年01月15日 | 島のイベント
■昨日は母島青年会主催のどんど焼きでした☆
コロナ禍でやれてなくて、なんと4年振りの復活です♪
去年までは正月飾りを預かって、お焚き上げを行っていました。

なかなかゴミに捨てにくい正月飾りや破魔矢など、
こうした場があることで、しっかりと天に還せるのが大事な気がします。

今回からコロナ禍が明けて、ようやくみんなで美味しい芋煮を食べて、餅を焼きながらのどんど焼きが再開できてホッとしました。

みんなで火を囲んで色んな話をしながら、それぞれの過ごす時間。
コロナ禍でそんな当たり前と思っていた光景が3年も失われていました。

一心不乱に餅を焼く人もいれば、
ひたすら火を観察している人、
火には目もくれず、芋煮や餅のみにフォーカスする人、
おしゃべりが大好きな人、
みんなそれぞれ思い思いに過ごしている光景が戻ってきた事、本当に嬉しく思います♪


■気付けば台所もIHの人も増えてきて、
暮らしの中から火が無くなってきている昨今なのです。

焚火やキャンプすらなかなかできない島暮らしでは、
このどんど焼きという場が直火に触れる貴重な機会だと思うのです。

島の子供達も、「熱い!煙い!」とか言いながら、
火のそばを離れません(特に男子w)。
大人も子供もなかなか火の扱いは慣れない様子です(#^.^#)

母島伝統(?)の竹で挟んだ餅焼きも、
最初は黒焦げにしちゃうのが、
次第に上手になってくるから面白いです♡

途中から売店でマシュマロを買ってきて焼くことに気付いた人もいて、
気付けば餅からみんなマシュマロ焼きにシフトしていたり(笑)。


何故か大量の完熟シークワーサー(ヒラミレモン)が振舞ってあったり(#^.^#)


動物の中で唯一、火を扱い、進化したヒト。
焔の揺らめきを眺めていると、
どこか太古の気配を感じて、
ずっと飽きずに眺めていることが出来ます♪

きっと、石器時代の島の民も、
同じような景色で焔を眺めていたのでは?


青年会が前の日から仕込んでくれていた芋煮が温かく、とても美味しかったです(#^.^#)
どうもありがとうございました!


みんなお椀と箸を持参していて、
これが多様で実は面白かったりするのです(#^.^#)

日中は半袖で過ごせる1月の母島ですが、
日が落ちると途端に肌寒く感じます。

そんな時に火の暖というのは、とても心地良く感じます。
火の周りにも自然と人の輪ができるのです☆


元旦からの震災で寒さに凍えている地域の方も、
無事に暖を取れていることを願ってやみません。

母島青年会の皆さん、嬉しい行事の再会、
準備に片付けとどうもありがとうございました!!

小笠原消防団母島分団の出初式

2024年01月08日 | 島のイベント
■武道初めに父島へ行き、帰って来た6日はそのまま消防団の出初式に団員としての参加でした。

今回、僕は班長が不在なので班長役で参加。
慣れない掛け声もなんとかうまくいったと思います(#^.^#)

父島からも、母島からも沢山の来賓の皆さんが来てくださり、
地域の皆さん、子供達も見に来てくれて、
無事に終えれてホッとしています。
本当にありがとうございました!!

父島では14日に出初式が執り行われます。
コロナ禍が明けて戻って来た、
島の子供達向けの体験乗車。
来賓と団員での懇親会(カメ煮付!)。

少しずつ、大事な部分が戻って来て本当に嬉しいです。
懇親会の場で副団長が話していましたが、
小笠原には消防署がありません。
生業を持つ団員が集まる消防団。

今は定員を大きく割って、少ない状況です。

●現在の団員数
父島 32名
母島 18名
合計 50名
有事の際には招集がかかりますが、
全員が集まれるとは限りません。
それだけに分母が大きい事に意味があります。

消防団はボランティアではなく、
大きな金額ではありませんが、
報酬があります。

そして毎年訓練で、様々な知識を身に付けることが出来ます!
色んな方と交流する機会にもなります。
出動時、必ず出なければならないわけではなく、
団員が出れるタイミングの時だけで構わないのです。

ぜひ興味のある方は消防団に挑戦してみませんか?

●年報酬
団員 36500円
出勤手当(1回)5000円
点検整備 2000円
警戒 3500円
※福祉救済制度で補償あり

現在も被災して、救助が続いている能登半島震災。
報道を見るたびに、胸が締め付けられます。

現地でも地元の住民の暮らしと顔を知る消防団は、
とても大事な存在として活躍しているはずです。
若手議員の僕も、父島の平野議員も消防団に所属しています。

僕はもうすぐで15年くらいになりますが、
学びが本当に多くて、
所属していて本当に良かったと思っています。

火災も捜索も様々な事がありましたが、
どれも本当に大事な場面でした。

元々は沖縄で海難で救助されたことがあり、
その恩返しの為に入団しました。

小笠原に限らず、どの地域にも消防団は組織されています。
大変な事もありますが、とても自身の為にもなります。
どうか地域住民の生命、財産を守る為に、
活動してみませんか?

■今回の12月議会で防災の話がありました。
3人の議員が一般質問で防災面を質問していたのです。

年々、全国的に団員が減っていることが問題になっています。
地域の顔と土地を知っている団員がいざという時にとても重要と言われていますが、
離島にはそもそも消防署が無く、消防団だけという島が沢山あります。

せっかくの機会なので、小笠原に近い規模の新島や式根島と比較してみました。
各島の役場の担当者さん、ありがとうございました!

     人口  団員数  定員
父島   2153   38   67
母島   458    18    26

新島   1974  114  200
式根島  481   45   80
神津島  1775  163   -

そもそも人口比から考えると、小笠原に比べて定員数がそもそも多い!!
今日は新島と式根島の消防団の方とお話したのですが、
島の若い方はほとんど所属していて、
そうした風潮があるそうです。

地域の生命財産を支える消防団。
小笠原も定員を割っている現状ですので、
ぜひ団員が増えて行ってほしいと思います。

ボランティアではなく、報酬もあります!
ぜひあなたも自分の地域の消防団に入りませんか?


大好きな母島クリスマス子供大会の復活!!

2023年12月29日 | 島のイベント
■先週は母島の大事なイベント、クリスマス子供大会が復活しました!!
ここ3年のコロナ禍では、屋外のクリスマススタンプラリーになっていましたが、
ようやく室内でのイベントに戻って来ました♪

コロナ禍でもできる事を模索して続けてきた事は本当に素晴らしいと思いました。
関係者の皆さま、本当にありがとうございます!

後ろにアヤシイ影が。うちの長女です(笑)

去年も同様に室内イベントとして、企画準備をしていたのですが、
なんと当日の大嵐の為に泣く泣く中止…(プレゼントは配りました)
あれは悔しかったなぁ~

今年はフルで実施できました☆
やった~!

学校の体育館という大きな舞台に、大人が1日限りの飾りを付けまくる日です♡

■母島では0歳から15歳まで、
一人一人名前を呼ばれて、
サンタさんからプレゼントを頂きます。

幼児は勿論、中学生も少し恥ずかしい顔をしながらも
嬉しそうに受け取っていました(^_-)-☆

今年のサンタさんは体格が大きくて、
気前が良くて、
ちょっと悪いポーズも取ってくれる気さくなサンタさんでした(#^.^#)

婦人会の手作りケーキや駐在、荘年会からのお菓子。

これが楽しみな子供達。
コロナ禍前まではショートケーキでしたが、
コロナ禍になってからは可愛いカップケーキになりました☆


中学生のぽかぽかクリスマスのフラ。
可愛らしい女子たちに、素敵な母島のクリスマスソング。
次女のフラがどんどん長女に似て来ていて、長女が自分で見ていてもそう思ったらしいです(笑)。


青年会のダンス!
大人が子供たちの為に一生懸命に練習するんです(#^.^#)

子供達は合唱を披露していました☆


駐在ピーポー君のじゃんけん大会、これも盛り上がりました♪

手話サークルの発表など、
沢山、島のみんなが子供達を楽しませようという精神に溢れていて、
準備~本番~片付けを通して、楽しくて幸せな雰囲気に包まれていました♡
さすが母島と感じる場面でした☆


■20歳になって、4年間のカナダ生活から帰国、帰島している長女はスタッフとして、
中2の次女はフラダンサーとして参加しておりました☆
すんごく楽しそうでした(#^.^#)

室内としては4年振り。
コロナ禍前までは村民会館の体育室で、
人でごった返していたのですが、
今回からは学校体育館で広々と開催。

社協を中心とした実行員会が前々から企画、準備をしてくれていました!
どうもありがとうございます☆

こうしたコロナ禍で失われてきたイベントが復活することで、
そのイベントだけでなく、
準備、練習、発表、片付けとあらゆる場面で島の人が相互間に関わり、色んなコミュニケーションに繋がっていたんだなぁと再確認させられました♪


■クリスマスって、人から頂くのも嬉しいのですが、
それ以上に人の為に時間を労力を使うって、
本当に幸せを感じさせてもらえるんだなぁと感じます♡

そんな幸せな気持ちを僕はクリスマスで頂いた気がします(^^♪
関係者の皆さん、島のご家族の皆さん、子供達、
本当にどうもありがとう!
メリークリスマス☆

すんごい楽しかった、4年ぶりの母島返還祭!!

2023年06月30日 | 島のイベント
■今年は4年ぶりの母島返還祭でした!!
コロナが第5類に移行し、本当に久しぶりのフルでの母島の最大の祭典。

無事に終えてみて、
「ほんと楽しかったね~」
「これが返還祭だよね!!」
「初めてだけど最高だった♪」
僕自身もそう思いましたが、
色んな方が口々に言っていて、
本当に嬉しくなりました♡

準備に練習、運営に後片付けと、
関係者の皆様、本当に有難うございました!お疲れ様でした☆

この写真は恒例のフィナーレとなっている小笠原望郷歌のシーンです。
みんなで櫓(やぐら)を取り囲んで、
千昌夫さん/北国の春を小笠原バージョンに替え歌にして歌う場面。
僕も大好きな瞬間です♡

歌詞の1~3番が父島なので、
母島は4~6番だけ歌っています。

この最高の瞬間は2日目の当夜祭の最後に行います☆
この一体感が最高で、2日間の楽しみに楽しんだ返還祭を締めるにふさわしい瞬間だと思います。

僕自身も準備や出番、運営に
議員としても八丈島から来ている来賓の方との懇談もあり、
なかなかすべてを撮ることはできなかったのですが、
せっかくの4年ぶりの返還祭なので、
僕が撮れたものだけでも紹介してみようと思います♪


■1日目は前夜祭で島の演芸大会が主になります。
子供達の太鼓やフラ、
青年会のダンスの披露などもありました♪

次女もバッチリ練習に励んでいたので、しっかりとフラを踊っていました。
眺めていて、6歳年上の姉に似てきたなぁと思っていたら、
妻も後で動画を見た姉もそう思っていたようです(#^.^#)

小さい子のクラス、上級生のクラスを終えると、
今度は大人メンバーのフラです☆

フラって、年齢、経験もありますが、
その人がどんな思いで踊っているかも如実に伝わる気がするので、
とても面白いです(^^♪

それぞれみんな素敵で、
4年ぶりに返還祭という舞台でこうしてフラを再び見れるのは感慨深いです☆

大人の上級クラスは堂々としていて、カッコイイです♪
フラの祭典「フラオハナ」でもそうですが、
こういう発表の前にみんなで花飾りを集まって作っている姿も、
なんだかとてもいいなぁと思うのです(#^.^#)

■1日目の締めもやっぱり盆踊り!
最初は早い時間で保育園児の子供盆踊りがあり、
最後は21時前に大人盆踊りになります。

今回はなんとずっと父島で踊られていた、
太鼓をしている平田ノリさん作の「マッコウ音頭」が採用され、
母島の櫓のまわりでも「どっぱん!どっぱん!」とみんなで跳ねる姿が拝めました(^^♪

今回の母島返還祭の盆踊りは
・炭坑節
・東京音頭
・大漁節
・小笠原音頭
・母島音頭
・大東京音頭
・1+1音頭
・マッコウ音頭
の8曲でした!

大好きな動物音頭が抜けたのは残念でしたが、
小笠原音頭のザブ、ザブ、ザブザブザブ、いぇ~い!のジャンプは健在で、
やっぱり大盛り上がりでした(#^.^#)

今年は脇浜の会場の工事もあり、
区画が狭められての返還祭だったので、櫓も一辺を1mカットしての設営でした。

もっと狭いかなと当初は心配していたのですが、
結果はあまり気になりませんでした(#^.^#)
良かったです!


■2日目は父島での返還祭を終えて、
沢山の来賓やお客さんも来ての当夜祭となりました。

当夜祭はスポーツ大会の表彰式に始まり、
小池都知事や齊藤国土交通大臣のビデオ挨拶、
渋谷村長に八丈島の山下泰也町長のご挨拶もあり、
静粛な雰囲気で小笠原返還55周年を祝いました。

そこからはやはり八丈太鼓の「六人会」が見事な太鼓を魅せてくれました!

法被の背中に書かれた為朝さんの絵がまたカッコいい!!

小笠原太鼓のルーツとなっている八丈太鼓。
今年の頭に急逝した師匠の佐々木政治さんは、
戦争が終わって愛知にいる時に1度だけラジオで八丈の太鼓が流れ、
心を鷲掴みにされたそうです。
たったそれだけの記憶を頼りに、
小笠原が返還されてから父島に来て、
最初はドラム缶にコールタールを塗って叩き始めたのが小笠原太鼓の始まりだそうです。

久し振りに聞いた八丈太鼓。
6人会の皆さんのしっかりと起伏のあるリズムはめっちゃカッコ良かったです!!
背中の為朝さんが痺れました(^^♪

遠路はるばる、ありがとうございました♪
最高でした!!

■八丈太鼓が終わったら島っ子姉妹の素敵な歌披露がありました。
曲は栄光の架橋♪

スマホのLEDを光らせて、
ステキな美しい歌声を聴かせてくれました☆

島の皆さんはもちろん、
八丈の皆さんも喜んでくれていました(^^♪

こんな光景は本当に4年振りで、
色々と動きながらも、
やっぱりとても嬉しいなぁとじんわり感じていました。

舞台裏で取り回しをしていた方がコロナ禍の間に急逝されて、
新しいスタッフが見事に声掛け、取り回しをしていました。
司会にPA,裏方がいてのイベントです。
本当に有難うございます!!


■歌に手話サークルを終えたら、今度は南洋踊りの出番です!
村長が会長で僕が副会長の南洋踊り保存会(^^♪

今年は子供達の気合いの入りようが凄くて、
事前練習で返還前の力強い踊りを伝えて実施してみました☆

久々の返還祭での南洋踊りの実施、
実は生カカ、生歌での披露は、
返還祭では初なのです!

2年前に急逝された母島の酋長、小高さんにも届いたかな~?


■南洋踊りを終えたら、花火大会!!

島の花火メンバーがコロナ禍2年目から
花火だけでもということで頑張って再開してくれていました。

今回は4年ぶりに演芸大会や夜店がある中での花火大会。
最後の凄まじい数のフィナーレ花火を終えた後の大歓声、みんなからの「ありがとう!」という感謝の声はとても素敵でした。

島の手作りのお祭り。
内地の花火大会に比べれば、
数も少ないし、規模も小さい。

でも凄い人混みの中でもなく、
みんなのどかに和気あいあいと、
近い距離で花火を見れるのが、
母島らしくて僕は大好きです♪

花火だってこの為に父島から来てくれる花火師がいる、母島にそのために資格を取った仲間がいる、
電気を管理する人、
準備をする人、
片付けをする人、
危険物を運搬する人、
待機する消防団の皆さん、
色んな人の関りでこの花火が実現している事を感じると、
やはり感謝の気持ちが溢れに溢れてきます。

本当にありがとうございました!


■花火を終えたら2日目前夜祭もやっぱり盆踊りです☆
閉めは冒頭の望郷歌ですが、
やっぱり返還祭も盆踊りです!!

前夜祭よりも人数も増えて、
フラも終わったので、女性の多くが浴衣になっていて、
とても華やかでした(#^.^#)

1日目、機材トラブルがあって、
なかなか盆踊りが出来なかった子供会メンバーも盆踊りできていて、
本当に良かったです☆

2日目は島外のお客さんも多くて、
話すと口々に夜店の値段の安さに驚いていました。

そうなんです。
母島の返還祭は
利益を上げるためではなく、
みんなで楽しむ為にやっている場合が多く、
これは原価程度なのではと思うほど、
子供達も気軽に買える価格で夜店が並んでいます♪

2日目は1日以上に盛り上がりをみせて、
最高の盆踊りとなりました。

みんな笑顔でほんと最高です♡

最後は冒頭で紹介した望郷歌でフィナーレです。
島の人は勿論、観光の人も、
村長も、八丈の来賓の皆さんも、
みんなで肩を組んで輪になって、
大声で歌って終えます。


■返還祭は小笠原がアメリカから返還されたことを記念して祝うお祭りです。
沖縄の返還よりも1年早く、
昭和43年(1968)6月26日に返還されています。

父島には欧米系住民がアメリカ統治時代も人が住んでいましたが、
母島は完全に無人島となり、ジャングル化していました。
小笠原が返還されてからもインフラの整備に、
母島は5年遅れで復興が始まっています。

それで、ずっとステージの横断幕には
返還記念の年と、母島の返還祭の開催数が5ズレて表記されていました。
今回はコロナ禍で一切の返還祭活動をしなかった1年があったので、
6ズレているのです。

戦前から太平洋戦争、
アメリカ統治時代、返還に復興、
そしてコロナ禍と4年ぶりの返還祭開催で、
色んな事に想いを馳せていました。

もちろん、今回も完璧ではなく、
楽しい中にも色んな学び、反省がありました。

だけど、準備、運営、片付けと関わっても、
どれも人と交流し、楽しく過ごせて、
僕はやっぱり返還祭が大好きであることが再確認できました(^^♪

それは皆さんがこうして関わって、
みんなの為に時間と労力を惜しまずに、
色んなパフォーマンスを発揮してくれるから成り立つのです。

返還祭を通して、母島の底力をまた痛感させられました☆
本当に有難うございました!!
あ~楽しかった♡







4年ぶりの返還祭準備

2023年06月21日 | 島のイベント
■母島の6月といえば、返還祭。

それは返還記念日の6/26近くの土日にやるお祭りだけのことではありません。

6月に行う各スポーツ大会、演芸大会に向けての練習、
夜店の準備、諸々ワクワクとソワソワが入り混じった、
母島で暮らした経験がある人なら、
ほとんどの人が知っているこの感覚。

それがこのコロナ禍で3年ほど中止続きで、
ついに今年は返還祭が4年振りにフルで開催されます!!

久し振りの八丈寄港便で、
八丈島や伊豆諸島の島々からも沢山の方がやって来ます♡

小笠原の花にも指定されている固有種ムニンヒメツバキ。
梅雨の時期の樹冠を飾る花がそろそろシーズンを終えると、
ついに梅雨明けです(#^.^#)

今年は、今日の段階でも梅雨前線が下がって来て、
先週、一瞬梅雨明けか⁉と思ったも束の間、
またまた梅雨のお天気です。

はやく明けて、大好きな夏になって欲しいなぁ~



■先日はは4年ぶりの返還祭のステージ照明(提灯だけど)の準備をしました。

久しぶり過ぎて、
4年前の準備を忘れてしまうほど、
久しく忘れていました。
静かに準備する時に、
ああ、ようやく戻って来たんだなとひしひしと感じました♪

当日朝に、テントや各提灯を設置するのですが、
今日は各演芸練習用に、早めに設置したのです。
なんだか嬉しかったです♪



さあ、今週末は返還祭!!
屋台もいっぱい、
演芸もいっぱい、
久し振りの盆踊り!!
2日目は花火もあります!
楽しむしかないですね♡

今年は脇浜の工事の都合で、
会場が少し狭くなっています。

櫓(やぐら)もいつもより少しコンパクトになっています。
しかし、4年ぶりの返還祭の熱は、
みんなの中で沸々と湧き上がっています!!
とっても楽しみです(#^.^#)


■そして先週と昨日の2回、
僕が副会長を務める島の郷土芸能「南洋踊り」の練習会も開催できました。

今年は島の子供達がとても気合いを入れて参加してくれていて、
返還前の力強い踊りを再現すべく、頑張って練習をしました!
ぜひ当夜祭(2日目)のトリをお楽しみに♡


先週末は駅伝も開催されました!
母島の駅伝は一人1kmで6人チームで実施します。

駅伝は去年も小規模に開催できたのですが、
今回は大々的に普通に再開し、子供から大人までみんな元気に走っていました☆

いつもは僕も走るのですが、
内地の最後に風邪を引き、
駅伝直前まで議会というスケジュールでは、
なかなか走る練習もできなくて、
今回は断念しました。
(お陰で撮影に専念できました♪)

よく一緒にカヌーを漕ぐ仲間が
亀仙人の出で立ちでさっそうと走っていて、
なかなかウケました(^^♪
やるなぁ!

中学生になった子供達が、
去年よりぐっと早くなっていて、
それを親だけでなく地域のみんなが応援していて、
やっぱり島の駅伝、いいなぁと感じました☆


今回は議会と内地で
返還祭のバトミントン大会と
ゲートボール大会を見ることもできませんでした。
来年こそは!!

さあ、返還祭のメインとなる前夜祭、当夜祭まであと3日!!
この日常がたまらなく嬉しいです(#^.^#)

5年ぶりの島じまん!!

2023年05月16日 | 島のイベント
■5月13,14日と2日間、5年ぶりの島じまん「島じまん20234」が無事に終了しました!!
島じまんは東京の11島の島が集う最高のイベントです。

例年だと、1年おきの開催なのですが、
パンデミックの影響で、なんと今回が5年ぶりの開催となりました。
この久しぶりのイベント、
そしてなかなかコロナ禍でリアルに逢えなかった友人、知人のみんなに逢えるという事で、
曇り雨の天候にも関わらず、
本当に沢山の方が来場してくれました☆

小笠原からはステージではフラと南洋踊り。
お店としてはメカジキカツバーガーやパッションの飲み物など、
物産コーナーではパッションフルーツやアオウミガメの煮込みの販売、
タコの葉細工体験コーナーなどがありました。

開会式などでは各島の村長、町長や都議会、国会議員のメンバーが集まり、
なかなかの雰囲気でした☆

僕は議員の中では唯一、上半身裸の恰好で挨拶をしていました(笑)。
なかなかウケていましたよ(#^.^#)


オープニングセレモニーは新島の11島フラにもなった「ことばの贈りもの」。
僕は初めて生で藤井恵さんの歌声を聞いて、
このあまりに大変な11島を一つの歌と踊りで繋ぐという偉業を頑張ったテルさんの言葉に
涙が溢れました。

そんな最初っからこんな調子なので、終始感動しっぱなしの2日間でした。
興奮が冷めやらぬ前に、記事にしておこうと思います。

■さてさて、僕は南洋踊りの踊り手として島じまんにやって来ました。
出番としては1日目だけだったので、2日目は勝手に衣装を着て、参加となりました。

まあ、ハッキリ言って寒い気候でしたので(みんな普通に長袖、ジャンバーレベルw)、
僕はかなり見つけやすい状態だったようです(#^.^#)

お陰様で友人知人はもちろん、初めての方にも沢山声をかけていただき、
最高に楽しいひと時でした。

宝島事業に関わった最高の副産物とでもいいましょうか、
東京の島すべてに友人が出来たので、
そのみんなに逢えるこの場がたまらなく楽しみでした♪

島で一緒に過ごして内地に戻った仲間や、
宿仕事時代に仲良くなった人たちまで、
本当に嬉しい再開のオンパレード!

本当にありがとうございました♡

南洋踊りの方も、
気付けば歌う議長に踊る村長、議員になり、
なんだか不思議な役割を背負うメンバーが揃っていて、可笑しかったです(#^.^#)

やっぱり議長・望さんの歌声は最高で、
後ろにカカメンバーを沢山揃えての南洋踊りは久しぶりで、
本当に最高のひと時でした。

踊りながらも沢山の懐かしい顔ぶれが全方向に見えて、
すごく嬉しい瞬間の連続でした(#^.^#)

こんな久しぶりの感覚はコロナ禍が明けたのをしっかりと手応えとして感じれるひと時でした。

踊り終わった後のカカも最高にイケイケでした☆

やっぱり最高ですね~

また2年後、会いましょう(#^.^#)



■今回の島じまんは今まで同じ場所の広場でやっていた物産ものを、
100mほど浜松町駅側に行って離れたエリアで行っていました。

開催前はこんなに離れて、うまくいかないのでは?と思っていたのですが、
そんなのは杞憂に終わりました。
悪天候でも大丈夫ですし、
何より駅から会場に来る時に必ず通るし、
会場の動線も素晴らしかったです。

結果、こうして会場を分けたのは成功だったと思います。
モニターでステージの様子は見れていましたが、
離れていることで物産のメンバーがステージの方に来れないという場合も多く、
そこでの交流が出来なかったのは残念でした。

僕もステージのある会場から、
ちょくちょくと特産品販売コーナーにも来て、
パッションフルーツをPRして販売しました♪

どこでもそうですが、南洋踊りの恰好は非常に目立つので、
かなり効果はあったと思います☆
手応えがありました(^^♪

無事にウミガメの煮込みもパッションフルーツも完売となり、
ホッとしました!

販売に関わった皆さんも本当にお疲れ様でした☆

僕は南洋踊りの恰好で一度、一般道路の横断歩道を2度渡って、
特産品販売コーナーに行くので、イベントに来ていない方も歩くエリアを行き来する時に
不審者として捕まるかもとドキドキでした(#^.^#)
警察の方も笑ってくれていました。ホッ(^^♪


■また会場はステージのある第1会場に戻り、
小笠原はメカジキのカツバーガーなどを販売していました。
パッションフルーツも入れたマヨネーズも入っていて、
このパンの色はパッションの色をオマージュしたそうです。

とても美味しかったです♡

八丈島の島寿司は2日間とも信じられないほどの行列で、
まったく買える気がしませんでした(#^.^#)
僕にとっての今回のお気に入りは神津島の「海鮮漬け丼」です。

死ぬほど美味しかったです♡
他にも大島のウツボもツボってました(^^♪


僕もこちらの販売も頑張りました!
雨風は寒かったですよ~


■2日目の夜は神津島の星空カメラマンの藤井智久君が声掛けをしてくれて、
色んな島のメンバーが神田の東京島酒場大というお店で懇親会♪

明日葉や島魚の料理に舌鼓を打ちながら、楽しい時間を過ごしました☆

ここでは他の島の若手議員さんとも交流できたし、
何よりも僕が大好きな新島の写真家にも会うことができて、
めっちゃ嬉しかったです(#^.^#)

島じまんはこうした交流こそが一番の醍醐味な気がします。

八丈島のキャラバンメンバーであるアスタさんとも色々話せました♡
リトアニアから国際交流員として八丈島に来ていて、
来る前から日本語を勉強していて、すごく上手に話せていてビックリしました!!


2日目の最後の方の八丈島のフラも知り合いばかりになっていて、
おもわず最前列にお邪魔しちゃいました(^^♪

最高に最高だった島じまん、
次に開催されるのは2025年です。
またこの場所で会いましょう!!

出演も運営も準備も片付けも、
来てくれた皆さんも、
来れなかったけど沢山の準備や応援に関わった皆さんも
本当にありがとうございました!
お疲れ様でした!

島じまん、島最高♡

久し振りの母島フェスティバル!!

2023年05月06日 | 島のイベント
■2020年から続いたコロナ禍も最終段階になったこの5月。
昨日は約4年ぶりの母島フェスティバルが開催されました☆

これは村と観光協会、農協、漁協がタッグを組んで行う母島の産業祭です。
コロナ禍でずっと実施できなかったイベントがこうして復活してきたのは嬉しい限りですね。

島トマトカレーや、
パッションフルーツ試食と販売、
ラム酒の試飲などありますが、
僕の中のメインはもちろんソウルフードでもある「アオウミガメの煮込み」です。

カメ煮を盛りつけてくれている漁協の組合長が
「カメ煮の為に生きてるっていうくらいなんだから(笑)」と大盛りで盛りつけてくれました(#^.^#)

先日は自分でもカメ煮を作って、
自画自賛の舌鼓を打っていたのですが、
やはり薪で炊いた組合長のカメ煮は絶品です♡


以前は前浜前の道路を通行止めにして実施していた母島フェスティバルですが、
コロナ禍の間に漁協売店も移転し、駐車場も広くなったことで、
今回からは道路を通行止めすることなく、
母島フェスティバルを実施できて良かったと思います♪

あの歩行者天国感も嫌いではなかったですが(#^.^#)

美味しいカメ煮を食べた後は、
南洋踊りの披露です。

こうして人前で南洋踊りをするのは、
今年の海開きがコロナ禍では初で、
今回は5か月ぶりです。

次は久しぶりの返還祭も控えているので、とても楽しみです(#^.^#)

新しいメンバーも増えて、ワイワイとみんなで踊りました☆
父島から渋谷村長も来ていて、踊りに参加してくれました☆

島の方から「議員と村長が踊るんだね~(笑)」と言われましたが、
いやいや、僕も渋谷さんも前から踊っていて、
その後に結果、議員と村長になっただけなんです(#^.^#)

3曲目のウワドロで空を見上げるのですが、
その瞬間の青空がすごく気持ちよかったです♪

僕は足にとげが刺さって、
いっぱい間違えました(#^.^#)


母島フェスティバルが終わった後は
みんなが前浜のガジュ下に集まっていて、
なんだかあまりにピースフルで嬉しくなっちゃいました☆

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■村議会選挙が終わって1週間。
当選後も議員活動しない日はありませんが、
ようやく溜め込んでいた日常の用事を消化して来ています(#^.^#)

ずっとやりたかったのが、
この愛車カブ90の劣化したハンドルの交換です。

左が旧、右が新です。

サビの腐食が進んで、穴が開いてしまっていました。

2007年を最後にもう生産を長くしていないようで、
通称「鉄カブ」と呼ばれるカブ90DX。
まずは部品探しで難航したのですが、

小笠原に来たこともあり、バイクを何台も納車してくれてる茨城の「シモムラバイク」さんが新品、純正の部品を見つけて送ってくれました♡
下村 昭さん、本当にありがとうございます!!
正直、交換は配線やライト、ウインカーもあって大変でしたが、やってみて、見事にカブ90が生き返りました♪

いつもそうですが、機械をバラしたり、組んだりすると、
作り手の様々な想いが伝わってきて、キュンキュンしちゃいます☆

普段、ゴミ回収とかしていて、パンクやメンテしないで捨てられる自転車とかを多く見て心を痛めていたのですが、
こうして修理やメンテをすることで長く使っていけるのがとても嬉しいです♪
議員としても、返還50年で色んな建物の劣化が言われて、建て替えの予算が組まれまくる昨今ですが、まだまだ使えるものはメンテして使って行ければと思います。
使い捨てよりも長く使う。
無かったら作り上げる。

僕が工業高校で習った精神が、
こうして今も生きています!!


■そして昨日は家族で味噌づくり。
年々、子供達が巣立ち、
味噌の使用量も減ってきました。

だけど、豆炊きはやっぱ薪です。
ビックリするくらい、
ガスで炊くのと前々柔らかさと、
かかる時間が違います。

これ、ホントに不思議なんです。

温泉が芯まで温まり、
家のお風呂がすぐ冷えるのは皆さんご存じだと思いますが、
実は薪で沸かしたお風呂も温泉みたいに芯まで温まります。

ホントに全然違います。

だから、きっと豆を炊くのも
ガスと薪では前々違うのは分かる。

うちは袋に入れて踏んで豆を潰すのですが、
ここでも全然薪とガスでは違いがあります。
すごく柔らかくなるのです。

なんでかは分かりません(#^.^#)
そして、手前味噌ってのはマジ美味い。

僕は子供の頃は味噌なんて、
どう作られているか分からなかったけど、
妻と結婚して、日本一周家族旅行で高遠フリーキッズで味噌づくりを習って、
かれこれ、もう10年以上味噌を作っています。

最初はぎこちなかった、
薪の火起こし、
麹の混ぜる塩梅や、
豆の硬さなど、
長く続けることで身に付くことがあります。

前の年の味噌を最後に1㎝くらい上に敷くのも、
南の島で常温でカビさせないポイントです☆

日本の誇る発酵食文化☆
妻とも子供達とも
日々出逢うすべてに感謝です☆
今度は何をやろっかな?
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