小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

第50回 返還56年 母島返還祭

2024年06月26日 | 島のイベント
■6月26日は小笠原返還記念日。
小笠原がアメリカから返還されて56年。
母島としては50回という節目となる返還祭でした。

2日間ともガッツリ盆踊りを踊り、
楽しすぎる準備、設営、手伝い、
八丈島からの来賓の皆さんとのひと時、
圧倒的な花火!
祭りが終わった後の「楽しかったねぇ」と言い合いながらの片づけ。

僕は南洋踊りや消防団で出る機会はあったものの、
青年会や子供会をガッツリやっていた頃よりは、
どこか裏方役が多くなってきましたが、
どこをどう切り取っても、最高だったと言える返還祭でした。

それも本当に色んな方が関わり、支えてくれるからこそ、です。
みんながそれぞれ楽しむために、人を楽しませるために、
子供や家族のために、これぞ母島と思えるのが母島返還祭なのです。
本当にみんなみんなありがとうございます!!

今年もみんなで櫓(やぐら)を囲んで、肩を組み、
小笠原望郷歌を歌いながらフィナーレです。
じんわり涙が溢れるくらい、暖かくて優しいみんなのお祭り。

ああ、母島に住んでいて、本当に良かった。
そう思えることが、本当に幸せです。

返還祭翌日から怒涛の内地出張で、
すっかりその余韻を味わうのに遅くなってしまいましたが、
そんな自慢の母島返還祭。
また来年もみんなで楽しく過ごせたらと思います。


■さてさて、そんな返還祭を写真でも振り返っていきたいと思います。
母島返還祭は前夜祭に当夜祭と2日構成です。
1日目は青年会のダンスがトリを務める母島の地域向けの演芸が続きます。
2日目は返還祭スポーツ大会の表彰式、八丈太鼓から始まり南洋踊りで終わる、
父島の返還祭を経ての来賓も母島に交じっての、花火もある盛大な日です。
どちらも盆踊りが最後に待っています(^_-)-☆

そんな1日目。
母島小学校の小笠原太鼓から始まります。
ステージ裏の少し緊張している子供たちの顔、
そんな子供たちの背中を暖かい眼差しで見つめる師匠の姿。
なんだかあまりに素敵な光景でした。

その後は日も暮れて、
手話サークルや色んな演芸が続いていきます。

コーラス隊は指揮者が跳ねるほどのダイナミックなパフォーマンス!!

去年、頑張ってB‘zを演奏していたチームが、
今年はさらに上手くなっており、正直感動しました!

まるでプロのようにギターを抱えているこの方ですが、
ギターに触るのは実は人生3回目で超ハッタリであることは内緒です(笑)。
そのお父様を見つめる、次の出番待ちの娘さんの心境や、いかに(^^♪


■その後、子供たちのフラが続きます。
秋に行うフラの祭典、フラオハナに比べると、
曲数が少ないのであっという間な印象ですが、
次女も中学校生活最後の返還祭フラなので、
とても感慨深かったです。

母島に帰って来ている長女は、
存分に大好きなフラが踊れる幸せを嚙み締めていました♪
こんな感じで日本の祭りの風景にフラ。
これが母島の景色です(#^.^#)

中学生メンバーの堂々としたキメ☆


大人のフラは圧巻です。

この春島に来たばかりのメンバーもすごく頑張っていて、
めちゃくちゃ驚きました☆

その後は小学生を巻き込んだ青年会のダンスがトリを務め、
恒例の盆踊りに突入です。


■僕は盆踊りが大好きなので、この時間が超幸せです(#^.^#)
小笠原音頭、母島音頭、東京音頭、大東京音頭、
1+1音頭、大漁節、炭坑節、
そして去年からマッコウ音頭がラインナップに仲間入りしています♪

どの盆踊りもそれぞれの持ち味があって大好きなのですが、
やはり一番盛り上がるのがジャンプする小笠原音頭ですね~

父島だけでずっとやっていたマッコウ音頭ですが、
その曲を作った平田さんが母島に来たことで、
母島の盆踊りに仲間入り♡
どっぱんどっぱんとピョンピョン跳ねながら、
みんなで楽しく踊っています。

伸びたカセットテープをそのままデジタル化している曲もあり、
太鼓としては超難易度が高いのですが、それもまた一興☆
太鼓のみんなもとっても楽しそうです☆


■2日目は返還祭スポーツ大会の表彰式から始まり、
八丈太鼓六人会の素晴らしき名演から演芸が開始されます。

母島の教員をしていた先生が、
今は八丈島に住み、太鼓を叩きに母島に来るという嬉しさ(#^.^#)


2日目は議員として八丈からの来賓皆さんとワイワイやりながらなのですが、
小笠原消防団母島分団の結成50周年記念というステージ、
南洋踊りと着替えも多く、あまりゆっくり話すどころか、
写真を撮る余裕もあまりないくらいでした☺

南洋踊りを終えたら、第50回ということで、
例年よりも豪華な花火大会!!

内地の花火大会に比べれば、
可愛い規模なのでしょうが、
なんといっても距離が近いので、大迫力!!
冒頭の写真と同様に、ずっとその迫力と近さを写真で表現したかったのですが、
今回は撮りたい写真が撮れました!
やった~!

花火を終えたらまたまた盆踊りです!
八丈の皆さんも巻き込み、
去年は遠慮して踊らなかった八丈の町長さんも今回は踊りました♪

最後に大好きな小笠原望郷歌!!
みんなで肩を組んで、櫓(やぐら)に書かれた歌詞を見ながら、
みんなで大声で歌います。
この瞬間がまさにフィナーレで嬉しい限りです☆


■今回は返還祭実行委員会のメンバーが、
猛烈にプロレス的演出を企んでおり、
消防団の舞台、2日目終盤の裏方紹介も、
超情熱的なマイクでパフォーマンスを発揮してくれていました。

この返還祭の大成功は、この男なしでは成しえませんし、
本当に裏方の皆さんのおかげで、スムーズな進行がなされていることに間違いありません。

裏方も、花火も、夜店も、太鼓も、司会も、音響も、電気屋さんも、ガス屋さんも、ゴミ監視役も、
みんなみんなの愛で成り立っている、
それが母島返還祭だと思います。

胸を張って言える、最高の母島のお祭りだと思います♪
今年も本当にありがとうございました!!
これで1年分の元気をもらったぞ~~!!!


4年振りの島のどんど焼き復活!!

2024年01月15日 | 島のイベント
■昨日は母島青年会主催のどんど焼きでした☆
コロナ禍でやれてなくて、なんと4年振りの復活です♪
去年までは正月飾りを預かって、お焚き上げを行っていました。

なかなかゴミに捨てにくい正月飾りや破魔矢など、
こうした場があることで、しっかりと天に還せるのが大事な気がします。

今回からコロナ禍が明けて、ようやくみんなで美味しい芋煮を食べて、餅を焼きながらのどんど焼きが再開できてホッとしました。

みんなで火を囲んで色んな話をしながら、それぞれの過ごす時間。
コロナ禍でそんな当たり前と思っていた光景が3年も失われていました。

一心不乱に餅を焼く人もいれば、
ひたすら火を観察している人、
火には目もくれず、芋煮や餅のみにフォーカスする人、
おしゃべりが大好きな人、
みんなそれぞれ思い思いに過ごしている光景が戻ってきた事、本当に嬉しく思います♪


■気付けば台所もIHの人も増えてきて、
暮らしの中から火が無くなってきている昨今なのです。

焚火やキャンプすらなかなかできない島暮らしでは、
このどんど焼きという場が直火に触れる貴重な機会だと思うのです。

島の子供達も、「熱い!煙い!」とか言いながら、
火のそばを離れません(特に男子w)。
大人も子供もなかなか火の扱いは慣れない様子です(#^.^#)

母島伝統(?)の竹で挟んだ餅焼きも、
最初は黒焦げにしちゃうのが、
次第に上手になってくるから面白いです♡

途中から売店でマシュマロを買ってきて焼くことに気付いた人もいて、
気付けば餅からみんなマシュマロ焼きにシフトしていたり(笑)。


何故か大量の完熟シークワーサー(ヒラミレモン)が振舞ってあったり(#^.^#)


動物の中で唯一、火を扱い、進化したヒト。
焔の揺らめきを眺めていると、
どこか太古の気配を感じて、
ずっと飽きずに眺めていることが出来ます♪

きっと、石器時代の島の民も、
同じような景色で焔を眺めていたのでは?


青年会が前の日から仕込んでくれていた芋煮が温かく、とても美味しかったです(#^.^#)
どうもありがとうございました!


みんなお椀と箸を持参していて、
これが多様で実は面白かったりするのです(#^.^#)

日中は半袖で過ごせる1月の母島ですが、
日が落ちると途端に肌寒く感じます。

そんな時に火の暖というのは、とても心地良く感じます。
火の周りにも自然と人の輪ができるのです☆


元旦からの震災で寒さに凍えている地域の方も、
無事に暖を取れていることを願ってやみません。

母島青年会の皆さん、嬉しい行事の再会、
準備に片付けとどうもありがとうございました!!

小笠原消防団母島分団の出初式

2024年01月08日 | 島のイベント
■武道初めに父島へ行き、帰って来た6日はそのまま消防団の出初式に団員としての参加でした。

今回、僕は班長が不在なので班長役で参加。
慣れない掛け声もなんとかうまくいったと思います(#^.^#)

父島からも、母島からも沢山の来賓の皆さんが来てくださり、
地域の皆さん、子供達も見に来てくれて、
無事に終えれてホッとしています。
本当にありがとうございました!!

父島では14日に出初式が執り行われます。
コロナ禍が明けて戻って来た、
島の子供達向けの体験乗車。
来賓と団員での懇親会(カメ煮付!)。

少しずつ、大事な部分が戻って来て本当に嬉しいです。
懇親会の場で副団長が話していましたが、
小笠原には消防署がありません。
生業を持つ団員が集まる消防団。

今は定員を大きく割って、少ない状況です。

●現在の団員数
父島 32名
母島 18名
合計 50名
有事の際には招集がかかりますが、
全員が集まれるとは限りません。
それだけに分母が大きい事に意味があります。

消防団はボランティアではなく、
大きな金額ではありませんが、
報酬があります。

そして毎年訓練で、様々な知識を身に付けることが出来ます!
色んな方と交流する機会にもなります。
出動時、必ず出なければならないわけではなく、
団員が出れるタイミングの時だけで構わないのです。

ぜひ興味のある方は消防団に挑戦してみませんか?

●年報酬
団員 36500円
出勤手当(1回)5000円
点検整備 2000円
警戒 3500円
※福祉救済制度で補償あり

現在も被災して、救助が続いている能登半島震災。
報道を見るたびに、胸が締め付けられます。

現地でも地元の住民の暮らしと顔を知る消防団は、
とても大事な存在として活躍しているはずです。
若手議員の僕も、父島の平野議員も消防団に所属しています。

僕はもうすぐで15年くらいになりますが、
学びが本当に多くて、
所属していて本当に良かったと思っています。

火災も捜索も様々な事がありましたが、
どれも本当に大事な場面でした。

元々は沖縄で海難で救助されたことがあり、
その恩返しの為に入団しました。

小笠原に限らず、どの地域にも消防団は組織されています。
大変な事もありますが、とても自身の為にもなります。
どうか地域住民の生命、財産を守る為に、
活動してみませんか?

■今回の12月議会で防災の話がありました。
3人の議員が一般質問で防災面を質問していたのです。

年々、全国的に団員が減っていることが問題になっています。
地域の顔と土地を知っている団員がいざという時にとても重要と言われていますが、
離島にはそもそも消防署が無く、消防団だけという島が沢山あります。

せっかくの機会なので、小笠原に近い規模の新島や式根島と比較してみました。
各島の役場の担当者さん、ありがとうございました!

     人口  団員数  定員
父島   2153   38   67
母島   458    18    26

新島   1974  114  200
式根島  481   45   80
神津島  1775  163   -

そもそも人口比から考えると、小笠原に比べて定員数がそもそも多い!!
今日は新島と式根島の消防団の方とお話したのですが、
島の若い方はほとんど所属していて、
そうした風潮があるそうです。

地域の生命財産を支える消防団。
小笠原も定員を割っている現状ですので、
ぜひ団員が増えて行ってほしいと思います。

ボランティアではなく、報酬もあります!
ぜひあなたも自分の地域の消防団に入りませんか?


大好きな母島クリスマス子供大会の復活!!

2023年12月29日 | 島のイベント
■先週は母島の大事なイベント、クリスマス子供大会が復活しました!!
ここ3年のコロナ禍では、屋外のクリスマススタンプラリーになっていましたが、
ようやく室内でのイベントに戻って来ました♪

コロナ禍でもできる事を模索して続けてきた事は本当に素晴らしいと思いました。
関係者の皆さま、本当にありがとうございます!

後ろにアヤシイ影が。うちの長女です(笑)

去年も同様に室内イベントとして、企画準備をしていたのですが、
なんと当日の大嵐の為に泣く泣く中止…(プレゼントは配りました)
あれは悔しかったなぁ~

今年はフルで実施できました☆
やった~!

学校の体育館という大きな舞台に、大人が1日限りの飾りを付けまくる日です♡

■母島では0歳から15歳まで、
一人一人名前を呼ばれて、
サンタさんからプレゼントを頂きます。

幼児は勿論、中学生も少し恥ずかしい顔をしながらも
嬉しそうに受け取っていました(^_-)-☆

今年のサンタさんは体格が大きくて、
気前が良くて、
ちょっと悪いポーズも取ってくれる気さくなサンタさんでした(#^.^#)

婦人会の手作りケーキや駐在、荘年会からのお菓子。

これが楽しみな子供達。
コロナ禍前まではショートケーキでしたが、
コロナ禍になってからは可愛いカップケーキになりました☆


中学生のぽかぽかクリスマスのフラ。
可愛らしい女子たちに、素敵な母島のクリスマスソング。
次女のフラがどんどん長女に似て来ていて、長女が自分で見ていてもそう思ったらしいです(笑)。


青年会のダンス!
大人が子供たちの為に一生懸命に練習するんです(#^.^#)

子供達は合唱を披露していました☆


駐在ピーポー君のじゃんけん大会、これも盛り上がりました♪

手話サークルの発表など、
沢山、島のみんなが子供達を楽しませようという精神に溢れていて、
準備~本番~片付けを通して、楽しくて幸せな雰囲気に包まれていました♡
さすが母島と感じる場面でした☆


■20歳になって、4年間のカナダ生活から帰国、帰島している長女はスタッフとして、
中2の次女はフラダンサーとして参加しておりました☆
すんごく楽しそうでした(#^.^#)

室内としては4年振り。
コロナ禍前までは村民会館の体育室で、
人でごった返していたのですが、
今回からは学校体育館で広々と開催。

社協を中心とした実行員会が前々から企画、準備をしてくれていました!
どうもありがとうございます☆

こうしたコロナ禍で失われてきたイベントが復活することで、
そのイベントだけでなく、
準備、練習、発表、片付けとあらゆる場面で島の人が相互間に関わり、色んなコミュニケーションに繋がっていたんだなぁと再確認させられました♪


■クリスマスって、人から頂くのも嬉しいのですが、
それ以上に人の為に時間を労力を使うって、
本当に幸せを感じさせてもらえるんだなぁと感じます♡

そんな幸せな気持ちを僕はクリスマスで頂いた気がします(^^♪
関係者の皆さん、島のご家族の皆さん、子供達、
本当にどうもありがとう!
メリークリスマス☆

すんごい楽しかった、4年ぶりの母島返還祭!!

2023年06月30日 | 島のイベント
■今年は4年ぶりの母島返還祭でした!!
コロナが第5類に移行し、本当に久しぶりのフルでの母島の最大の祭典。

無事に終えてみて、
「ほんと楽しかったね~」
「これが返還祭だよね!!」
「初めてだけど最高だった♪」
僕自身もそう思いましたが、
色んな方が口々に言っていて、
本当に嬉しくなりました♡

準備に練習、運営に後片付けと、
関係者の皆様、本当に有難うございました!お疲れ様でした☆

この写真は恒例のフィナーレとなっている小笠原望郷歌のシーンです。
みんなで櫓(やぐら)を取り囲んで、
千昌夫さん/北国の春を小笠原バージョンに替え歌にして歌う場面。
僕も大好きな瞬間です♡

歌詞の1~3番が父島なので、
母島は4~6番だけ歌っています。

この最高の瞬間は2日目の当夜祭の最後に行います☆
この一体感が最高で、2日間の楽しみに楽しんだ返還祭を締めるにふさわしい瞬間だと思います。

僕自身も準備や出番、運営に
議員としても八丈島から来ている来賓の方との懇談もあり、
なかなかすべてを撮ることはできなかったのですが、
せっかくの4年ぶりの返還祭なので、
僕が撮れたものだけでも紹介してみようと思います♪


■1日目は前夜祭で島の演芸大会が主になります。
子供達の太鼓やフラ、
青年会のダンスの披露などもありました♪

次女もバッチリ練習に励んでいたので、しっかりとフラを踊っていました。
眺めていて、6歳年上の姉に似てきたなぁと思っていたら、
妻も後で動画を見た姉もそう思っていたようです(#^.^#)

小さい子のクラス、上級生のクラスを終えると、
今度は大人メンバーのフラです☆

フラって、年齢、経験もありますが、
その人がどんな思いで踊っているかも如実に伝わる気がするので、
とても面白いです(^^♪

それぞれみんな素敵で、
4年ぶりに返還祭という舞台でこうしてフラを再び見れるのは感慨深いです☆

大人の上級クラスは堂々としていて、カッコイイです♪
フラの祭典「フラオハナ」でもそうですが、
こういう発表の前にみんなで花飾りを集まって作っている姿も、
なんだかとてもいいなぁと思うのです(#^.^#)

■1日目の締めもやっぱり盆踊り!
最初は早い時間で保育園児の子供盆踊りがあり、
最後は21時前に大人盆踊りになります。

今回はなんとずっと父島で踊られていた、
太鼓をしている平田ノリさん作の「マッコウ音頭」が採用され、
母島の櫓のまわりでも「どっぱん!どっぱん!」とみんなで跳ねる姿が拝めました(^^♪

今回の母島返還祭の盆踊りは
・炭坑節
・東京音頭
・大漁節
・小笠原音頭
・母島音頭
・大東京音頭
・1+1音頭
・マッコウ音頭
の8曲でした!

大好きな動物音頭が抜けたのは残念でしたが、
小笠原音頭のザブ、ザブ、ザブザブザブ、いぇ~い!のジャンプは健在で、
やっぱり大盛り上がりでした(#^.^#)

今年は脇浜の会場の工事もあり、
区画が狭められての返還祭だったので、櫓も一辺を1mカットしての設営でした。

もっと狭いかなと当初は心配していたのですが、
結果はあまり気になりませんでした(#^.^#)
良かったです!


■2日目は父島での返還祭を終えて、
沢山の来賓やお客さんも来ての当夜祭となりました。

当夜祭はスポーツ大会の表彰式に始まり、
小池都知事や齊藤国土交通大臣のビデオ挨拶、
渋谷村長に八丈島の山下泰也町長のご挨拶もあり、
静粛な雰囲気で小笠原返還55周年を祝いました。

そこからはやはり八丈太鼓の「六人会」が見事な太鼓を魅せてくれました!

法被の背中に書かれた為朝さんの絵がまたカッコいい!!

小笠原太鼓のルーツとなっている八丈太鼓。
今年の頭に急逝した師匠の佐々木政治さんは、
戦争が終わって愛知にいる時に1度だけラジオで八丈の太鼓が流れ、
心を鷲掴みにされたそうです。
たったそれだけの記憶を頼りに、
小笠原が返還されてから父島に来て、
最初はドラム缶にコールタールを塗って叩き始めたのが小笠原太鼓の始まりだそうです。

久し振りに聞いた八丈太鼓。
6人会の皆さんのしっかりと起伏のあるリズムはめっちゃカッコ良かったです!!
背中の為朝さんが痺れました(^^♪

遠路はるばる、ありがとうございました♪
最高でした!!

■八丈太鼓が終わったら島っ子姉妹の素敵な歌披露がありました。
曲は栄光の架橋♪

スマホのLEDを光らせて、
ステキな美しい歌声を聴かせてくれました☆

島の皆さんはもちろん、
八丈の皆さんも喜んでくれていました(^^♪

こんな光景は本当に4年振りで、
色々と動きながらも、
やっぱりとても嬉しいなぁとじんわり感じていました。

舞台裏で取り回しをしていた方がコロナ禍の間に急逝されて、
新しいスタッフが見事に声掛け、取り回しをしていました。
司会にPA,裏方がいてのイベントです。
本当に有難うございます!!


■歌に手話サークルを終えたら、今度は南洋踊りの出番です!
村長が会長で僕が副会長の南洋踊り保存会(^^♪

今年は子供達の気合いの入りようが凄くて、
事前練習で返還前の力強い踊りを伝えて実施してみました☆

久々の返還祭での南洋踊りの実施、
実は生カカ、生歌での披露は、
返還祭では初なのです!

2年前に急逝された母島の酋長、小高さんにも届いたかな~?


■南洋踊りを終えたら、花火大会!!

島の花火メンバーがコロナ禍2年目から
花火だけでもということで頑張って再開してくれていました。

今回は4年ぶりに演芸大会や夜店がある中での花火大会。
最後の凄まじい数のフィナーレ花火を終えた後の大歓声、みんなからの「ありがとう!」という感謝の声はとても素敵でした。

島の手作りのお祭り。
内地の花火大会に比べれば、
数も少ないし、規模も小さい。

でも凄い人混みの中でもなく、
みんなのどかに和気あいあいと、
近い距離で花火を見れるのが、
母島らしくて僕は大好きです♪

花火だってこの為に父島から来てくれる花火師がいる、母島にそのために資格を取った仲間がいる、
電気を管理する人、
準備をする人、
片付けをする人、
危険物を運搬する人、
待機する消防団の皆さん、
色んな人の関りでこの花火が実現している事を感じると、
やはり感謝の気持ちが溢れに溢れてきます。

本当にありがとうございました!


■花火を終えたら2日目前夜祭もやっぱり盆踊りです☆
閉めは冒頭の望郷歌ですが、
やっぱり返還祭も盆踊りです!!

前夜祭よりも人数も増えて、
フラも終わったので、女性の多くが浴衣になっていて、
とても華やかでした(#^.^#)

1日目、機材トラブルがあって、
なかなか盆踊りが出来なかった子供会メンバーも盆踊りできていて、
本当に良かったです☆

2日目は島外のお客さんも多くて、
話すと口々に夜店の値段の安さに驚いていました。

そうなんです。
母島の返還祭は
利益を上げるためではなく、
みんなで楽しむ為にやっている場合が多く、
これは原価程度なのではと思うほど、
子供達も気軽に買える価格で夜店が並んでいます♪

2日目は1日以上に盛り上がりをみせて、
最高の盆踊りとなりました。

みんな笑顔でほんと最高です♡

最後は冒頭で紹介した望郷歌でフィナーレです。
島の人は勿論、観光の人も、
村長も、八丈の来賓の皆さんも、
みんなで肩を組んで輪になって、
大声で歌って終えます。


■返還祭は小笠原がアメリカから返還されたことを記念して祝うお祭りです。
沖縄の返還よりも1年早く、
昭和43年(1968)6月26日に返還されています。

父島には欧米系住民がアメリカ統治時代も人が住んでいましたが、
母島は完全に無人島となり、ジャングル化していました。
小笠原が返還されてからもインフラの整備に、
母島は5年遅れで復興が始まっています。

それで、ずっとステージの横断幕には
返還記念の年と、母島の返還祭の開催数が5ズレて表記されていました。
今回はコロナ禍で一切の返還祭活動をしなかった1年があったので、
6ズレているのです。

戦前から太平洋戦争、
アメリカ統治時代、返還に復興、
そしてコロナ禍と4年ぶりの返還祭開催で、
色んな事に想いを馳せていました。

もちろん、今回も完璧ではなく、
楽しい中にも色んな学び、反省がありました。

だけど、準備、運営、片付けと関わっても、
どれも人と交流し、楽しく過ごせて、
僕はやっぱり返還祭が大好きであることが再確認できました(^^♪

それは皆さんがこうして関わって、
みんなの為に時間と労力を惜しまずに、
色んなパフォーマンスを発揮してくれるから成り立つのです。

返還祭を通して、母島の底力をまた痛感させられました☆
本当に有難うございました!!
あ~楽しかった♡







4年ぶりの返還祭準備

2023年06月21日 | 島のイベント
■母島の6月といえば、返還祭。

それは返還記念日の6/26近くの土日にやるお祭りだけのことではありません。

6月に行う各スポーツ大会、演芸大会に向けての練習、
夜店の準備、諸々ワクワクとソワソワが入り混じった、
母島で暮らした経験がある人なら、
ほとんどの人が知っているこの感覚。

それがこのコロナ禍で3年ほど中止続きで、
ついに今年は返還祭が4年振りにフルで開催されます!!

久し振りの八丈寄港便で、
八丈島や伊豆諸島の島々からも沢山の方がやって来ます♡

小笠原の花にも指定されている固有種ムニンヒメツバキ。
梅雨の時期の樹冠を飾る花がそろそろシーズンを終えると、
ついに梅雨明けです(#^.^#)

今年は、今日の段階でも梅雨前線が下がって来て、
先週、一瞬梅雨明けか⁉と思ったも束の間、
またまた梅雨のお天気です。

はやく明けて、大好きな夏になって欲しいなぁ~



■先日はは4年ぶりの返還祭のステージ照明(提灯だけど)の準備をしました。

久しぶり過ぎて、
4年前の準備を忘れてしまうほど、
久しく忘れていました。
静かに準備する時に、
ああ、ようやく戻って来たんだなとひしひしと感じました♪

当日朝に、テントや各提灯を設置するのですが、
今日は各演芸練習用に、早めに設置したのです。
なんだか嬉しかったです♪



さあ、今週末は返還祭!!
屋台もいっぱい、
演芸もいっぱい、
久し振りの盆踊り!!
2日目は花火もあります!
楽しむしかないですね♡

今年は脇浜の工事の都合で、
会場が少し狭くなっています。

櫓(やぐら)もいつもより少しコンパクトになっています。
しかし、4年ぶりの返還祭の熱は、
みんなの中で沸々と湧き上がっています!!
とっても楽しみです(#^.^#)


■そして先週と昨日の2回、
僕が副会長を務める島の郷土芸能「南洋踊り」の練習会も開催できました。

今年は島の子供達がとても気合いを入れて参加してくれていて、
返還前の力強い踊りを再現すべく、頑張って練習をしました!
ぜひ当夜祭(2日目)のトリをお楽しみに♡


先週末は駅伝も開催されました!
母島の駅伝は一人1kmで6人チームで実施します。

駅伝は去年も小規模に開催できたのですが、
今回は大々的に普通に再開し、子供から大人までみんな元気に走っていました☆

いつもは僕も走るのですが、
内地の最後に風邪を引き、
駅伝直前まで議会というスケジュールでは、
なかなか走る練習もできなくて、
今回は断念しました。
(お陰で撮影に専念できました♪)

よく一緒にカヌーを漕ぐ仲間が
亀仙人の出で立ちでさっそうと走っていて、
なかなかウケました(^^♪
やるなぁ!

中学生になった子供達が、
去年よりぐっと早くなっていて、
それを親だけでなく地域のみんなが応援していて、
やっぱり島の駅伝、いいなぁと感じました☆


今回は議会と内地で
返還祭のバトミントン大会と
ゲートボール大会を見ることもできませんでした。
来年こそは!!

さあ、返還祭のメインとなる前夜祭、当夜祭まであと3日!!
この日常がたまらなく嬉しいです(#^.^#)

5年ぶりの島じまん!!

2023年05月16日 | 島のイベント
■5月13,14日と2日間、5年ぶりの島じまん「島じまん20234」が無事に終了しました!!
島じまんは東京の11島の島が集う最高のイベントです。

例年だと、1年おきの開催なのですが、
パンデミックの影響で、なんと今回が5年ぶりの開催となりました。
この久しぶりのイベント、
そしてなかなかコロナ禍でリアルに逢えなかった友人、知人のみんなに逢えるという事で、
曇り雨の天候にも関わらず、
本当に沢山の方が来場してくれました☆

小笠原からはステージではフラと南洋踊り。
お店としてはメカジキカツバーガーやパッションの飲み物など、
物産コーナーではパッションフルーツやアオウミガメの煮込みの販売、
タコの葉細工体験コーナーなどがありました。

開会式などでは各島の村長、町長や都議会、国会議員のメンバーが集まり、
なかなかの雰囲気でした☆

僕は議員の中では唯一、上半身裸の恰好で挨拶をしていました(笑)。
なかなかウケていましたよ(#^.^#)


オープニングセレモニーは新島の11島フラにもなった「ことばの贈りもの」。
僕は初めて生で藤井恵さんの歌声を聞いて、
このあまりに大変な11島を一つの歌と踊りで繋ぐという偉業を頑張ったテルさんの言葉に
涙が溢れました。

そんな最初っからこんな調子なので、終始感動しっぱなしの2日間でした。
興奮が冷めやらぬ前に、記事にしておこうと思います。

■さてさて、僕は南洋踊りの踊り手として島じまんにやって来ました。
出番としては1日目だけだったので、2日目は勝手に衣装を着て、参加となりました。

まあ、ハッキリ言って寒い気候でしたので(みんな普通に長袖、ジャンバーレベルw)、
僕はかなり見つけやすい状態だったようです(#^.^#)

お陰様で友人知人はもちろん、初めての方にも沢山声をかけていただき、
最高に楽しいひと時でした。

宝島事業に関わった最高の副産物とでもいいましょうか、
東京の島すべてに友人が出来たので、
そのみんなに逢えるこの場がたまらなく楽しみでした♪

島で一緒に過ごして内地に戻った仲間や、
宿仕事時代に仲良くなった人たちまで、
本当に嬉しい再開のオンパレード!

本当にありがとうございました♡

南洋踊りの方も、
気付けば歌う議長に踊る村長、議員になり、
なんだか不思議な役割を背負うメンバーが揃っていて、可笑しかったです(#^.^#)

やっぱり議長・望さんの歌声は最高で、
後ろにカカメンバーを沢山揃えての南洋踊りは久しぶりで、
本当に最高のひと時でした。

踊りながらも沢山の懐かしい顔ぶれが全方向に見えて、
すごく嬉しい瞬間の連続でした(#^.^#)

こんな久しぶりの感覚はコロナ禍が明けたのをしっかりと手応えとして感じれるひと時でした。

踊り終わった後のカカも最高にイケイケでした☆

やっぱり最高ですね~

また2年後、会いましょう(#^.^#)



■今回の島じまんは今まで同じ場所の広場でやっていた物産ものを、
100mほど浜松町駅側に行って離れたエリアで行っていました。

開催前はこんなに離れて、うまくいかないのでは?と思っていたのですが、
そんなのは杞憂に終わりました。
悪天候でも大丈夫ですし、
何より駅から会場に来る時に必ず通るし、
会場の動線も素晴らしかったです。

結果、こうして会場を分けたのは成功だったと思います。
モニターでステージの様子は見れていましたが、
離れていることで物産のメンバーがステージの方に来れないという場合も多く、
そこでの交流が出来なかったのは残念でした。

僕もステージのある会場から、
ちょくちょくと特産品販売コーナーにも来て、
パッションフルーツをPRして販売しました♪

どこでもそうですが、南洋踊りの恰好は非常に目立つので、
かなり効果はあったと思います☆
手応えがありました(^^♪

無事にウミガメの煮込みもパッションフルーツも完売となり、
ホッとしました!

販売に関わった皆さんも本当にお疲れ様でした☆

僕は南洋踊りの恰好で一度、一般道路の横断歩道を2度渡って、
特産品販売コーナーに行くので、イベントに来ていない方も歩くエリアを行き来する時に
不審者として捕まるかもとドキドキでした(#^.^#)
警察の方も笑ってくれていました。ホッ(^^♪


■また会場はステージのある第1会場に戻り、
小笠原はメカジキのカツバーガーなどを販売していました。
パッションフルーツも入れたマヨネーズも入っていて、
このパンの色はパッションの色をオマージュしたそうです。

とても美味しかったです♡

八丈島の島寿司は2日間とも信じられないほどの行列で、
まったく買える気がしませんでした(#^.^#)
僕にとっての今回のお気に入りは神津島の「海鮮漬け丼」です。

死ぬほど美味しかったです♡
他にも大島のウツボもツボってました(^^♪


僕もこちらの販売も頑張りました!
雨風は寒かったですよ~


■2日目の夜は神津島の星空カメラマンの藤井智久君が声掛けをしてくれて、
色んな島のメンバーが神田の東京島酒場大というお店で懇親会♪

明日葉や島魚の料理に舌鼓を打ちながら、楽しい時間を過ごしました☆

ここでは他の島の若手議員さんとも交流できたし、
何よりも僕が大好きな新島の写真家にも会うことができて、
めっちゃ嬉しかったです(#^.^#)

島じまんはこうした交流こそが一番の醍醐味な気がします。

八丈島のキャラバンメンバーであるアスタさんとも色々話せました♡
リトアニアから国際交流員として八丈島に来ていて、
来る前から日本語を勉強していて、すごく上手に話せていてビックリしました!!


2日目の最後の方の八丈島のフラも知り合いばかりになっていて、
おもわず最前列にお邪魔しちゃいました(^^♪

最高に最高だった島じまん、
次に開催されるのは2025年です。
またこの場所で会いましょう!!

出演も運営も準備も片付けも、
来てくれた皆さんも、
来れなかったけど沢山の準備や応援に関わった皆さんも
本当にありがとうございました!
お疲れ様でした!

島じまん、島最高♡

久し振りの母島フェスティバル!!

2023年05月06日 | 島のイベント
■2020年から続いたコロナ禍も最終段階になったこの5月。
昨日は約4年ぶりの母島フェスティバルが開催されました☆

これは村と観光協会、農協、漁協がタッグを組んで行う母島の産業祭です。
コロナ禍でずっと実施できなかったイベントがこうして復活してきたのは嬉しい限りですね。

島トマトカレーや、
パッションフルーツ試食と販売、
ラム酒の試飲などありますが、
僕の中のメインはもちろんソウルフードでもある「アオウミガメの煮込み」です。

カメ煮を盛りつけてくれている漁協の組合長が
「カメ煮の為に生きてるっていうくらいなんだから(笑)」と大盛りで盛りつけてくれました(#^.^#)

先日は自分でもカメ煮を作って、
自画自賛の舌鼓を打っていたのですが、
やはり薪で炊いた組合長のカメ煮は絶品です♡


以前は前浜前の道路を通行止めにして実施していた母島フェスティバルですが、
コロナ禍の間に漁協売店も移転し、駐車場も広くなったことで、
今回からは道路を通行止めすることなく、
母島フェスティバルを実施できて良かったと思います♪

あの歩行者天国感も嫌いではなかったですが(#^.^#)

美味しいカメ煮を食べた後は、
南洋踊りの披露です。

こうして人前で南洋踊りをするのは、
今年の海開きがコロナ禍では初で、
今回は5か月ぶりです。

次は久しぶりの返還祭も控えているので、とても楽しみです(#^.^#)

新しいメンバーも増えて、ワイワイとみんなで踊りました☆
父島から渋谷村長も来ていて、踊りに参加してくれました☆

島の方から「議員と村長が踊るんだね~(笑)」と言われましたが、
いやいや、僕も渋谷さんも前から踊っていて、
その後に結果、議員と村長になっただけなんです(#^.^#)

3曲目のウワドロで空を見上げるのですが、
その瞬間の青空がすごく気持ちよかったです♪

僕は足にとげが刺さって、
いっぱい間違えました(#^.^#)


母島フェスティバルが終わった後は
みんなが前浜のガジュ下に集まっていて、
なんだかあまりにピースフルで嬉しくなっちゃいました☆

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■村議会選挙が終わって1週間。
当選後も議員活動しない日はありませんが、
ようやく溜め込んでいた日常の用事を消化して来ています(#^.^#)

ずっとやりたかったのが、
この愛車カブ90の劣化したハンドルの交換です。

左が旧、右が新です。

サビの腐食が進んで、穴が開いてしまっていました。

2007年を最後にもう生産を長くしていないようで、
通称「鉄カブ」と呼ばれるカブ90DX。
まずは部品探しで難航したのですが、

小笠原に来たこともあり、バイクを何台も納車してくれてる茨城の「シモムラバイク」さんが新品、純正の部品を見つけて送ってくれました♡
下村 昭さん、本当にありがとうございます!!
正直、交換は配線やライト、ウインカーもあって大変でしたが、やってみて、見事にカブ90が生き返りました♪

いつもそうですが、機械をバラしたり、組んだりすると、
作り手の様々な想いが伝わってきて、キュンキュンしちゃいます☆

普段、ゴミ回収とかしていて、パンクやメンテしないで捨てられる自転車とかを多く見て心を痛めていたのですが、
こうして修理やメンテをすることで長く使っていけるのがとても嬉しいです♪
議員としても、返還50年で色んな建物の劣化が言われて、建て替えの予算が組まれまくる昨今ですが、まだまだ使えるものはメンテして使って行ければと思います。
使い捨てよりも長く使う。
無かったら作り上げる。

僕が工業高校で習った精神が、
こうして今も生きています!!


■そして昨日は家族で味噌づくり。
年々、子供達が巣立ち、
味噌の使用量も減ってきました。

だけど、豆炊きはやっぱ薪です。
ビックリするくらい、
ガスで炊くのと前々柔らかさと、
かかる時間が違います。

これ、ホントに不思議なんです。

温泉が芯まで温まり、
家のお風呂がすぐ冷えるのは皆さんご存じだと思いますが、
実は薪で沸かしたお風呂も温泉みたいに芯まで温まります。

ホントに全然違います。

だから、きっと豆を炊くのも
ガスと薪では前々違うのは分かる。

うちは袋に入れて踏んで豆を潰すのですが、
ここでも全然薪とガスでは違いがあります。
すごく柔らかくなるのです。

なんでかは分かりません(#^.^#)
そして、手前味噌ってのはマジ美味い。

僕は子供の頃は味噌なんて、
どう作られているか分からなかったけど、
妻と結婚して、日本一周家族旅行で高遠フリーキッズで味噌づくりを習って、
かれこれ、もう10年以上味噌を作っています。

最初はぎこちなかった、
薪の火起こし、
麹の混ぜる塩梅や、
豆の硬さなど、
長く続けることで身に付くことがあります。

前の年の味噌を最後に1㎝くらい上に敷くのも、
南の島で常温でカビさせないポイントです☆

日本の誇る発酵食文化☆
妻とも子供達とも
日々出逢うすべてに感謝です☆
今度は何をやろっかな?
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厳かな母島 御嶽神社例大祭2021

2021年10月09日 | 島のイベント
■本日10月9日(土)は母島の御嶽神社例大祭でした。
あれ?と思ったアナタは母島御嶽通です☆
そう、土曜日開催というのは滅多にありません。

基本は10月の第2日曜と決まっているからです。
今回は明日10/10が入港日の為、諸々の都合で土曜日開催となりました。

例大祭、と言ってもコロナ禍が続く2021年なので、
例年のような夜の宴は中止で、
日中の農業者へのご祈祷、神事のみの開催となりました。

いつもは200食以上作る農協婦人部の大仕事ですが、
去年に続き、関係者のみのお弁当の配布、
それでも前日から仕込みに動いてくれていました。
本当に感謝です☆

清掃と神事を終えて、神社を下ると、
婦人部の皆様の気持ちの入ったお弁当を家族全員分、頂きました♪
本当に有難うございます☆


■さて、この母島の御嶽神社例大祭の起源はいつか?
島のレジェンドに聞いてみました。

元々は戦前に母島の農業の第一人者でもある鈴木美義氏が、
長野の御嶽神社から母島に持ってきたのが始まりだそうです。

戦後は都営住宅が母島に建設される昭和48年夏頃に
再建されたと言っていました。

その頃は現代のような太鼓やカラオケ大会の宴ではなく、
ご祈祷、神事の後は夕方に提灯を付けて、
島民のお参りを迎えたと言っていました。

当時、母島は復興の建設者ばかりで、
女性が少なく、鈴木美義さん自身が天ぷらを揚げてもてなしていて驚いたと言っていました。

これは2018年の御嶽神社の参道の様子です。
提灯の灯りの中を、みんなで階段を上って参拝するのです。

近年はありませんが、
30年前頃は沢山のオガサワラゼミが提灯に入っていて、
子供たちが捕まえて遊んでいたと言います。

そんな光景も外来種アノールトカゲの影響で、
今は見ることはありません。

境内に上ると、みんな参拝をして、お賽銭を入れ、お弁当を受け取ります。

お弁当も、刺身にお餅も付いて、本当に豪華なものです。
僕自身はスタッフとして奮闘しているので、
あまり写真はありません(笑)。

お弁当をみんなで食べながら、小笠原太鼓やカラオケの一興に楽しんで過ごします。


こちらは2019年の御嶽神社例大祭です。
天候が悪く、村民会館での開催となりました。

村民会館は御嶽神社に比べて、
集落のど真ん中にあるので、より多くの人が集まり大盛況になります(#^.^#)
でもやってる当人たちも何のお祭りか分からなくなりがちなのが玉にキズです(笑)。


■話を2021年に戻します(笑)。
コロナ禍で大勢の宴会とはいかないので、厳かに執り行います。

まずは朝から神社の境内と参道を農業者で綺麗にしていきます。

私たちもここを訪れるのは年に2回くらいでしょうか。
初詣と御嶽神社のお祭りの時です。

僕は次女が妻のお腹に身籠った時、
切迫早産の気配があって、毎日この御嶽神社に通って、お祈りを続けました。
境内でお祈りを終えて、目を開けた時のタマナとガジュマルの森の景色を忘れられません。

そんな次女も無事に今は12歳になろうとしています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

みんなで色んな世間話をしながらの作業。
このコミュニケーションも実は結構大事です☆



■掃除を終えると、祠の周りに道具を準備していきます。
父島から宮司さんが来てくれて、神事だけでなく、いつも色んな話をしてくれます。

準備が整ったら、百姓は一旦家に戻り、奉納する準備をしに行きます。

僕はすでに準備して来ていたので、宮司さんや先輩に色んな話を聞いたりしています。
そうこうしているうちに、神事がはじまりました。

今回は宮司さんに撮影を許可してもらい、記録として残すことにしました。

祝詞を述べて、みんなでご祈祷していきます。

一人ひとり榊を持って、ご祈祷する場面もあります。

木辺に神と書いて榊(さかき)。
これは本当の榊ではないそうですが、母島で準備されているそうです。


日常生活において、恐らく昔ほど神社が心の拠り所ではなくなってる現代、
母島の御嶽神社にまつわる諸々もその例外ではないと思います。

しかし、この機会に百姓が集って、みんなでご祈祷する、
感謝する、次の豊作を祈るというのはとても大事な気がします。



■2019年の猛威を振るった台風の被害で、社も損傷した跡があります。


今年も丁度収穫期を迎えているローゼルを奉納させて頂きました。


他にはスターフルーツやゴーヤ、ドラゴンフルーツ等、
沢山の島の幸が供えられています。


そして農協婦人部による突きたてのお餅。


お供えの定番のお米。


お神酒。


神事の一つ一つに、先代からの想い、意味が込められているのが伝わってきます。
この厳かな気持ちになる瞬間に実は大事な意味がある気がするのです。


■古い写真を紐解くと、その時の想いを思い出せないものにぶつかったりします(笑)。

これは2015年の御嶽神社のお弁当に使われたお弁当の四角豆とイクラで遊ぶ次女です。

まだコロナ禍の気配すらないこの頃は、
日々みんなでワイワイやっていました。



■そして御嶽神社例大祭の2日前は島の大事な友人夫婦の新造船・漁船が母島に到着するという日でした☆

今回は初めて、撮影を任されて、
ドキドキの初チャレンジです。

拙い写真だけど、
凄くみんなが笑顔になる最高の到着祝いでした☆

とっておきの写真はもちろんご依頼のだけにお届けなので、
みなさんには全体の雰囲気だけ伝わる写真をシェアします☆

無事の到着本当に良かった♪
そして、新造船おめでとうございます!!

そんな秋のひと時でした☆
最後まで読んでくれて、ありがとうございます(#^.^#)

コロナ禍でのクリスマス

2020年12月15日 | 島のイベント
■先日、母島のクリスマスイベントがありました。
このコロナ禍で春から数々のイベントが中止となり、とても静かな1年でした。

そんな最中、ようやくささやかなイベントが実施されました。

島の子供向けのクリスマスイベント「クリスマス子供大会」。
母島の社会福祉協議会が主催し、地域の各団体が協力する素敵なイベントです♪
これは例年だと、みんなが村民会館に集まり、みんなで歌や劇、手話や南洋踊りをやりながら、
最後に婦人会が作った手作りケーキを食べ、母島の全ての子どもがサンタさんに手渡しでプレゼントをもらうという、
母島ならではのイベントです。

今回はコロナ禍、様々なイベントの中止が相次いだ中、
大人達が何とか島の子供達の為にクリスマスを祝ってやれないか?ということで、
子供達が島を巡るスタンプラリーをする事になりました(*^_^*)

青年会、手話サークル、婦人会、壮年会、保育園などが各ブースを運営し、
子供達に様々なレクを実施しました。

もちろん、マスク着用で3密を避けての実施です。
子供達は5人以下のグループになってもらっての実施でした。



■しかし、今年の小笠原の秋~冬は本当によく雨が降ります。
ここ1ヶ月はずっと雨でした(#^.^#)

渇水の2018年の降水量は1年で761.0mm。
今年の10月~12月までの降水量は839.5mm。
軽く超えるほどの雨、雨、雨。
※気象庁のデータ調べ

なんと台風がひとつも来なかった2020年。
大被害をもたらした去年の台風がありましたが、
何も来ない年もあるんですね。
極端すぎる!!

そんな最中、奇跡の晴れ間をぬって、見事にクリスマス子供スタンプラリーは実施できたのです♪


学校のグラウンドにみんなが距離をおいて集合し、
それぞれがバラバラに各ブースを周る事で密を避ける工夫をしました。

可愛いサンタの格好をしてあるくファミリー。
とっても微笑ましい、良い光景でした(#^.^#)


婦人会さんは役場外で手作りカップケーキをプレゼント♪


■今、会長を務めさせてもらっている母島青年会は船客待合所の横デッキで、子ども達を待ち受けます。
子供達が乗り越えるミッションは3つ。

①ジャンケン+あっち向いてホイ!!
ブース到着で最初のレクがこれです。
誰もが知っているこの遊び、島の外国人講師のメンバーはなんと初めて!!
母国フィリピンでは知らないというあっち向いてホイ(#^.^#)

アメリカ留学経験のあるメンバーも米国ではやった記憶がないと言っていたので、
実はあっち向いてホイは日本の文化なのかも知れません☆


②ギョサン飛ばし
このコロナ禍で新春海開きが人が集まる形では中止となり、ギョサン飛ばし大会が出来ないので、
ここでも工夫をしての実施。

子供に合せて動く的にぎょさんを入れるスタイルです。

中学生になると一気に距離が遠くなり、
幼児になると目の前に的が移動する優しいギョサン飛ばしでした(笑)。


③スペシャル・クイズ
ここが実はこのブース一番の難関。
前日の夜までお題を必死で考えてくれたメンバーが、その子に合わせた問題を出します。

幼児には紙で示して分かりやすい問題ですが、
子供が大きくなると難しい問題になっていきます。

クレヨンしんちゃんのパパの弟の名前は?や、
目の前の私、どんな見た目ですか?
1.とてもカッコいい
2.とてもステキ
3.そうでもない
という問題(笑)。もちろん③は×です(#^.^#)
これは人に気を遣えるかという問題なのだそうです(笑)。

中学生にはこんな難問が!

正解は分かりますか?
なんと島の中学生でこれに正解した子供がいたそうです!!

④最後にスタンプとプレゼント贈呈

写真を撮れなかったのですが、
とても素敵な消しゴムハンコなんです!

当日は色んな事情があり、参加できない壮年会からの長靴プレゼントを渡しました。

そんなこんなで、子ども達も「とても楽しかった~!」と言ってくれて、
やっている方もとても楽しめたイベントとなりました(#^.^#)

青年会のみんなもありがとう~~!!


■このクリスマスイベントの前日は入港日でした。
週に一度の入港日は僕は郵便と宅急便の配達の仕事をしているのですが、
この日の配達はヤバかったです。

・荷物が普段の倍(クリスマスとお歳暮の時期)
・横殴りの暴風雨(前線の通過)
・配達終了が21時半(通常は20時位)

記憶の限りではワースト1の配達日でした。
事前に予報で知っていたので、最善の備えはしていましたが、
半屋外での仕分けにはやはり限界がありました。
幾つかの荷物が濡れてしまい、配達先には本当に迷惑をおかけしました。

その日の昼前に青年会で前浜のガジュマルに灯りを取り付けました!
これもまさに奇跡の様な晴れ間でした。


父島のガジュマルに比べると、見事に質素な明かりですが、
母島らしくて僕は大好きです♪


来年の1月中旬まで設置予定ですので、お楽しみに!(消灯は21時ですw)


■島の12月と言えば父島・母島のスポーツ交流、
クリスマス子供大会、
ロードレース、
墓地清掃
といった感じの師走なのですが、今年は荒天とコロナ禍で中止が相次ぎました。

学校のロードレースはそんな最中、これもまた奇跡の晴れ間で実施していました。

現在、
内地では過去最高の感染者を日々更新していて、
父島での数人の感染のニュースが飛び込んできたりします。

医療は逼迫し、
ついには頑固に続けてきたGo Toトラベルも休止となりました。(遅すぎるけど!)

冬場に感染が広がる予想はできていたものの、
これがいつまで続くか分からない中、
自分たちが今、何をできるのか?を模索するのが大事と思っています。

長女もカナダの小さな田舎で感染者が出つつも、
なんとか高校留学を継続できています。

過去にはない色んなあり方で、
それぞれが自分たちの暮らしを見つめなおし、
行動して行くのが求められているのだと思います。

昨晩、家族で旧ヘリに行き、二子座流星群を見ながら、そんなことを考えていました。

今週末はずっと準備をしてきた絶滅に瀕しているオガサワラカワラヒワのワークショップです。
どうなっていくのか、本当に楽しみです♪
頑張るぞ~!



母島返還祭2019終了~ついに梅雨明け!!

2019年06月24日 | 島のイベント
■今年も島一番のお祭り、返還祭が無事に終える事が出来ました!
と、同時に梅雨明けの気配です!

今日の前浜の写真です♪

この暑さ、この空の青さ、
今年は6月23日に小笠原は梅雨明けした!と信じています(笑)。
※気象庁は小笠原エリアは宣言してくれないのですw


先日の島の梅雨について書いたブログ記事で、
「ああ、今日梅雨が明けた」
とはっきりと分かる1日があります。

僕はその1日がとても大好きです♪

と書きました。

今年は返還祭当夜祭の6月23日がその日でした(*^_^*)

青年会のメンバーと返還祭の夜店の準備をしながら、
みんなで「今日、梅雨明けだね」「暑さの質が変わったね」などと言い合い、
確かにみんなの夏が始まった感があります♪

■暑い日はこうして飛び込む日々が本格的に始まりました!


海で泳ぎまくって、さすがに冷えたら、
太陽熱で温まったコンクリートで体を温めます。


島っ子は自然とこのことを知っています。
これってとても素敵な事だと思うのです♡

休日や夏休みは見送りでもどんどん飛び込むことでしょう♪



■さてさて、そんな母島の一番のお祭り、返還祭。
母島において、返還祭とは6月下旬の土日の前夜祭、当夜祭だけではありません。

6月に入ってから、
毎週のようにゲートボール大会、バトミントン大会、

駅伝大会などのスポーツ大会を経て、
最後の締めくくりとして、演芸大会があるのです。

駅伝も毎年親子で出ているのですが、
毎度キツいです(笑)。

ですが最高齢67歳、そして小学1年生が一生懸命、泣くほど走っているのをみると、
自分も頑張らなければ!と毎年思います(笑)。


なので母島にとって6月は超忙しい1月なのです。

今年は都合により、夏休み恒例の納涼祭がないので、
今回の返還祭が母島唯一の盆踊りになってしまいました。

盆踊り好きの僕としては少々残念です(ToT)/~~~

しかし、そんな事を言っている暇はありません(笑)。

今年は7月に小笠原村長選挙もあります。
色んな場面で小笠原もシフトして行く時期を迎えたと感じます。

この夏も色んな意味で充実した夏になりそうです(*^_^*)


■そんな母島の6月を締めくくる返還祭の前夜祭と当夜祭。
今年もとても充実した内容でとても楽しかったです♪

今年は僕自身が青年会長なので、
あまり他の出し物をゆっくり見る余裕はありませんでしたが、
自分の出番の前後は見る余裕があったので、それだけでも紹介します(*^_^*)

まずはフラです。

次女も可愛いフラダンスを披露しておりました♪
島の多くの女性がフラをしていて、とても盛んなのです☆

各スポーツ大会の表彰式も行われます。

次女はバトミントンダブルスの3位をゲット♪

毎年返還祭は定期船おがさわら丸が年に一度の八丈寄港便となるので、
八丈太鼓も見逃せません。

小笠原太鼓のルーツは八丈太鼓です。

今年は6人衆の力強い、素晴らしい太鼓を聴かせてくれました♡

この春、ハワイでその存在意義をはっきりと確認した、
東京都無形文化財の南洋踊り。

今回は父島から高校生の長女も駆け付け、娘二人と一緒に踊れる南洋踊りでした(*^_^*)

父島に住んでいることからずっとやっているので、かれこれ15年のキャリアになります。

太平洋の島々に繋がる行進踊り、
身体だけで小笠原の文化を表現できる踊り、
それが南洋踊りです。

今回はお願いして動画も撮ってもらっていますので、どうぞ♪

また、当夜祭のトリとしては恒例の壮年会による劇です。
今年も子供たちを大いに喜ばせて、盛り上がっていました♡



■さてさて、青年会&有志。
毎年、前夜祭のトリを務めさせてもらっています。

今年はみんなでDA PUMPのU.S.Aを踊ることにしました。

前列5名は3週間ほぼ毎日練習し、なるべく本家と同じフリを目指しました!

最初は「絶対こんなのできないっ!」と思いましたが、
ダンス経験者の先輩にご指導いただき、猛烈に練習を頑張りました!!

他メンバーも忙しい返還祭シーズンの中、1か月の練習を頑張って仕上げてくれました。

本番は会場の皆さんも大いに盛り上げてくれて、とても嬉しかったです♡

この曲はイントロで猛烈な動きがあり、
体力のほとんどをそこで消費します(笑)。

踊り終わって、やっと終わったぞ!と思ったら、間一髪いれずに「アンコールの声!」。

想定外だったので、お互いに「マジで!?やるの?」と顔を見合わせていたら、音楽が(笑)。

終わってみれば、最高に盛り上がって、最高に汗かいて、超ヘトヘトになる演芸披露でした☆

とても楽しかった!本当に有難うございました♡

フルムービーもありますので、よかったらどうぞ。
(踊りながらも、間違えまくっていますが、盛り上がったので良しとしましょうw)

今回の青年会は、あくまで踊りたい人、踊ってもいい人に絞って演芸に臨みました。
楽しい青年会にするために、色々試行錯誤しています♪

皆さんのおかげで、本当に楽しい思い出になりました、ありがとうございました(*^_^*)


■最後に返還祭実行委員会、副実行委員長として一言挨拶する場面がありました。

母島返還祭は昭和49年に始まったそうです。
小笠原がアメリカから返還されたのが1968年(昭和43年)6月26日。

当時、父島では返還祭が行われていたそうです。

母島は完全に無人島だったので、インフラがある程度整うまでに5年の月日がかかり、
母島は1973年(昭和48年)から戦後、人が住み始めています。
その翌年から始まっていたのです。

母島の返還祭が返還51周年に対して、第46回を表記するのは、こういう背景があるのです。

島の大先輩に話を伺ったところ、
最初の返還祭は現在の月ヶ岡神社の場所で行われたそうです。

そこで返還祭で相撲大会が執り行われたそうです。

当時は、今のように裏に道路が無いので、
島の男性陣が土嚢袋を担いで、土俵を作ったそうです。

すごい!!

その後、舞台は学校校庭に移り、
脇浜なぎさ公園が完成してからは、現在の様に脇浜で返還祭が執り行われることになったそうです。

この母島の手作りのお祭り、
運営側で関わってみると、本当に多くの人の力で成り立っていることに気付かされます。

このお祭りを作り上げた先人たち、
そして今、運営している島の皆さん、
支えてくれる家族、
盛り上げてくれる観客の皆さん、
遠路はるばる来てくれる八丈の皆さんや、観光の皆さん、
これから島を作っていく若い世代の皆さん、
すべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいですとスピーチしました。



本当にありがとうございました!
お疲れ様でした♡

小笠原ミュージックフェスティバル(母島)の邂逅♡ 後編 ~ライヴ

2018年11月11日 | 島のイベント
「前編 楽器教室&パレード」の続き

■母島では2回目の開催となるアイランドジャズフェス。
今年は返還50周年事業「小笠原ミュージックフェスティバル2018」として開催されました。

終わってみて、大盛況で終わり、心配だった天候も問題なく終えることができて大成功だったと思います♪

これからライヴ編のレポートをしていきたいなと思います。

無事に楽器教室&パレードも脇浜ステージに到着し、終わりを迎えました。
さあ、いよいよライヴスタートです!!

■まず1番手は音骨です!

音骨は9年前までは母島に住んでいました。
元々僕の昔働いていた宿で働き、
当時はとても派手な格好でギターを片手に島を歩いていたので、とても目立っていました(笑)。

個人的に音骨の音楽は大好きで、母島に来て最初に作った音源の頃の島に来た初期衝動みたいなサウンドも好きですが、
ここ5年位の、内面に深く潜るような音楽感もとても気に入っています。

ライヴではソリッド感抜群のステージを披露してくれました。

カッコよかった!

最後に演奏した「そこに乳房山」は本当に名曲です☆




■つぎはスペシャルゲストとして三浦 浩選手です!!
三浦さんは2012年、2016年のパラリンピックのパワーリフティングに出場している凄い方で、
2016年のリオパラリンピックでは日本最高順位となる5位入賞を果たしたそのことです!

2002年に長渕剛のライブスタッフとして働いていたそうですが、
ステージ上での事故により下半身不随となり、その2年後にパワーリフティングに出逢い活動して来ているそうです。

そんな長渕さんの傍らでずっと働いていた三浦さんは長渕の名曲「乾杯」や「ひとつ」を披露してくれました♪



■次はK4の皆さんです!
以前は父島までは参加してくれていたそうですが、今年は母島は初上陸!!


なんと到着して昼過ぎから楽器教室を開催してくれてそのままパレード参加→ステージというハードスケジュールでのライヴでした。
ピアノ、ドラム、サックスのトリオで最高にクールでした♪

あまり世の中のスタンダード曲を知らない僕ですが、
Fly me to the moonはとても嬉しかったし、カッコよかったです☆

カッコいいサックスのキリュウさん。

クールな外見にバリバリの関西トーク(笑)!!
いいですねぇ~~!
そしてサックスはやっぱりカッコいい♪


ナイスなドラムの渕さん。

楽器教室でも今年は奥田さんと朱さんと一緒にパーカッション教室をやってくれました!
子どもたちの素直な反応にすごく喜んでくれて、嬉しかったです。
プレイは超絶なオンパレードで、カッコ良かったです。


ピアノの朱さん。

なんだかすごく気持ちよさそうに鍵盤を奏でるなぁ~と思って眺めていました。
そんな朱さんのピアノはもちろん気持ち良く、
なんだかうっとりしてしまいました♪

深夜を超える連日の打ち上げの後でしたが、翌日の朝にはちゃんと起きて海で泳いでいて、
タフさを垣間見ました(笑)!

とても心地いい空間が広がっていました!


なんとゲストには島のミュージシャンも参戦!!
島の歌姫アイアイと


サックスでFさんが参加♪

気合の入った衣装とソロで聴かせます。
島の子ども達が大歓声をあげていました♡


■会場では大下倉和彦さんによる高蔵染のコーナーも併設!!

塗料を指に付けて降りおろし、
まるでシューティングスターの様な美しい模様が洋服を染めていきます。

今回は最後のBimBomBam楽団の皆さんの衣装が高倉染めの衣装です!
すごくクール!!

■そして松永希 Ogasawara special UNIT!!

僕は希さんの歌が大好きです!

本当に聴いていて気持ち良く、そしてとても心が揺さぶられる歌声。
以前在籍していたリングリンクスが出した「小笠原古謡集」を何度も聞いて暮らしているので、
なんだかどこか懐かしい歌声でもあるのです☆

アンドウケンジロウさんのクラリネット♪

アンディさん、今回楽器教室でもパレードでも素晴らしくユーモアに溢れて、
優しい大きな懐を感じる素敵な方でした。

こっそりステージ裏でもクラリネットを教えてくれて、
僕でも音が出せたときはホント嬉しかったです♪


エマーソン北村さんの超絶キーボード!

オルガンの様な響きで、希さんの歌の世界に心地良い彩りを与えてくれていました♪
ソロの場面ではみんなが踊り出す場面もあり、
なんだかすごい人です!!

フラも南洋踊りも参加しました!

いや~楽しかったなぁ~!

子どもたちが最前列で聴いている姿がとても可愛いのです♡


最後は楽器教室で希望者を募り、練習した「マイディアボニンアイランド」でファイナルです!


なんと僕以外の家族全員も参加しています(笑)!



■お待ちかね、スピナビルさんの登場です!
母島ではスピナビルさんの熱狂的なファン達がいます♪
今年も参加が決まった時、大いに喜んでおりました☆

去年はバンドを引き連れての参加でしたが、
今年は単独でのパフォーマンス。

僕はこの時、打ち上げの準備などに行っていて、ゆっくりステージを見ることはできなかったのですが、
ものすごく盛り上がっていました!
さすがです!


■トリはBimBomBam楽団の皆さんです!
去年に引き続きの参加で、楽器教室を引っ張ってくれるBimBomBam楽団の皆さん!
今年はメンバーに新たにアコーディオンも加わり、去年とはさらに変化したステージを魅せてくれました!

超カッコいい!!

団長である。Ohyama ”B.M.W.” Wataruさん。
相変わらずのカッコいいトランペットを聴かせてくれます!

今回、島の友人に大山さんのBMWの意味を聞き、
今まで気づかなかったことに衝撃を受けました(笑)!
ヒントは彼の名前です♪

楽器教室では去年に続いてなので、同じ参加者もおり、
すっかり大山さんの虜になっている中学生もおります!

ウッドベースのナスオちゃんこと(笑)、ヤマトヤスオさんです!

去年は都合が悪く小笠原に来れず、代打でMASH弦楽団のすぎむ~んさんが来ておりましたが、
今年は小笠原に来て、バリバリのMCもかましながら、
エキサイティングなステージングで盛り上げてくれていました♪

あんなに高速でコントラバスを回せるとはっ(笑)!!


今回初参加メンバーのアコーディオンのるいさん。

アコーディオンの音はビックリするほど音に埋もれていなくて、
とても耳に響きます。

なんと3オクターブもの音域のあるボタン式のアコーディオン。
超カッコいい存在でBimBomBam楽団に新しい風を吹き込んでくれていると思います♪

カッコいいステージングなのですが、ステージを下りるとおっとりとしたチャーミングなキャラで素敵でした♡


パーカッションの「モヒカン先生」こと奥田さんです!

去年に続き、彼の方にハマらないパーカッションは聴きごたえがあります。
マジカッコいい!!
楽器教室&パレードではお頭としてみんなを引っ張ってくれました♪
素敵なモヒカン先生です♡

ギターの手島大輔さん。
毎度の超絶プレイで息つく暇もありません。

今回は盛り上がって立ち上がってのパフォーマンスもあり、
本当にシビれました!
いつかゆっくりギターを習いたいものです♪

素晴らしいパフォーマンスで、会場も大盛り上がりでした!


ステージ裏から。
すごく盛り上がっています!


終盤はK4のキリュウさんも参加して、
最高のフィナーレを迎えました♪


みんな踊りまくって最高な感じです♡


ライヴ中には美しい月がステージから眺めることができました♡


アンコールはみんな入り乱れての大盛り上がりで幕を閉じました♪

ライヴ後は船客待合所を借りての大打ち上げを行い、
深夜遅くまでライヴの余韻は続きました♡

今回のフェスもスタッフとして関わってみて、
とても楽しかったです。

やはり音楽は最高だと再認識できた最高の一日でした(#^.^#)

集客という意味では返還祭に比べたら少な目で、
色々課題はあると思うのですが、
純粋に音楽が好きな島民が集まってくれたので、
数というよりは質と雰囲気は最高だったと思うので、
個人的には最高のイベントになったと思います。

このイベントに関わってきた皆さん、
島まで来てくれたミュージシャンの皆さん、
そして会場&楽器教室に来てくれた島の皆さん、
本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!

小笠原ミュージックフェスティバル(母島)の邂逅♡ 前編 ~楽器教室&パレード

2018年10月31日 | 島のイベント
■28日に行われた母島の小笠原ミュージックフェスティバル。
大成功でフィナーレを迎えました!!

心配されていた天気予報も見事に吹き飛ばし、
最後まで快晴で幕を閉じることができました♡

わざわざ母島まで来てくれた素晴らしいミュージシャン+関係者の皆様、
関わってくれた島のスタッフの皆さん、
そして楽器教室、パレード、会場に来てくれた沢山の島民&観光客の皆さん、
本当にありがとうございました♪
そしてお疲れ様でした!

やっぱり音楽は最高だと心底思いました☆
そんな怒涛の1日を振り返りたいと思います(*^_^*)

■まずは朝から会場準備やら何やらとして、あっという間に演者さんたちが乗るははじま丸が到着する時間になりました。

みんなで盛大にお迎えします♪

そこから各方面に分かれるのですが、僕は去年同様、楽器教室&パレード担当ということで早速、学校へ。

午前はアコーディオン教室、ボーカル教室、クラリネット教室をやることに!

松永希さんのバンドを中心に小笠原の名曲「マイディアボニンアイランド」の練習をしました。

僕自身は会場の各準備と並行しながらの楽器教室だったので、
細切れに様子を見に行く形になってしまったのですが、
教室を見に行くたびにみんなのレベルがグングン上がっていてビックリしました!

特にボーカル!!
希さんのアドバイスがズキュンと響いていたのか、
見違えるほど変わりました♪

歌が大好きな長女が、その後近所迷惑になるほど家でも歌い続けるという弊害(!?)も発生しました(笑)。
彼女曰く、こんなにも大声で気持ちよく歌えるのは最高の幸せなのだそうです♡

その本番が松永希 Ogasawara special UNITのラストで演奏されました♪




■お昼を過ぎて、今度は全体の楽器教室がスタートします!!
去年に引き続き、Bim Bom Ban楽団の皆さん、
今年はさらにK4の皆さん、希さんバンドの方も参加し、
超豪華、7クラスで楽器教室を開催できました!

今年の課題曲は島の古謡「丸木舟」と「聖者の行進」の2曲です。

パーカッション教室ではパレード団長のモヒカン先生こと奥田先生がレクチャーします。

今年はK4ドラムの渕先生、ピアノの朱先生も参加してくれ、
最高のデモンストレーションで子供達の心を鷲掴みにして頂きました♡
超カッコよかったです♪

こちらはトランペット教室。

去年同様、Bim Bom Ban楽団の大山先生がレクチャーしてくれました!
去年に引き続き、参加した中学生もすごく良かったようで、
そういう反響はとても嬉しいです♪
大山さんはこうして続けていくことで子供たちの成長も楽しみにしてくれているので、
到着してリハもできない忙しいスケジュールをこなしてまで楽器教室をしてくれる心意気に感謝です(#^.^#)

そしてアコーディオン教室。

教えてくれるのは今年初参加のるい先生。

もう僕が見に行ったときにはすでにパレード用に鍵盤ハーモニカになっていました(笑)。
というのも、アコーディオンという楽器は内部が蝋でできている部分があり、
35度以上の高温になると溶けてきて大変な事になるということで(初めて知りました!)、
アコーディオンは習いつつ、パレードにはみんな鍵盤ハーモニカで臨むことになりました。

このるい先生、パレードのソロの時にサックスの様な素晴らしい鍵盤ハーモニカのソロを弾いてくれたのですが、
なんと鍵盤ハーモニカは小学生以来だったとか!!
鍵盤を見るとうまく弾けないそうで、
フィーリングでこんなにもカッコよく弾けるのはさすがプロだなぁと一同関心しておりました(#^.^#)

玄人が集まるこちらはギター&ベース教室。

Bim Bom Ban楽団の手島先生とヤマト先生が講師です。
僕が行った時にはもうすでにペンタトニック・スケールの話になっていて、
さすがだなと思いました(笑)。
ジプシーのように軽やかに奏でる皆さん、超クールでした!

初めてウッドベースに触って感激している姿も良かったですね♡

こちらはクラリネット教室。

講師は優しい希さんバンドのアンドウ先生。
参加者二人ともほぼ初心者だったのですが、終わったころには見事に綺麗な音が出せていて驚きました!
ピカピカの1年生の教室をお借りして、とてもあったかい雰囲気のレッスンでした(#^.^#)

そしてサックス&フルート教室!!

K4のキリュウ先生がカッコよくレッスンを進めていました。
ここは経験者が多く、音がとてもよく揃っていました☆


最後にみんなで合わせた練習を行い、スタート地点のガジュ下へ移動します。


■いよいよパレード開始です!!

モヒカン先生を先頭に脇浜を目指し、演奏しながら進みます♪

今年は「丸木舟」「聖者の行進」の2曲で進んでいくのですが、
各曲のメインフレーズの後、各パートでアドリブのソロを入ってもらいました。

これがまたいい!
休憩にもなるし、メリハリもついて、いい仕上がりでした♪

去年に比べると格段にレベルが上がりました。
そして、この景色の中をゴキゲンな音楽で進むという幸せ♡

僕自身は先導してあまり一緒には演奏できなかったのですが、すごく楽しかったです!!

そして脇浜にパレード隊はたどり着き、ライヴスタートです!!


■今回も更に音楽というものは本当に素晴らしいということを痛感しました♪
人と人を繋いでくれる。
言葉以上に想いを伝えてくれる。

島の人も子供たちも、そんな素晴らしいプロの先生たちと触れ合えて、
最高の経験になったのではないでしょうか?
ほんとうにありがとうございました!!


後半に続きます!!


小笠原返還50周年 記念式典&パレード 父島編

2018年07月08日 | 島のイベント
■今から50年前の1968年6月26日、小笠原諸島はアメリカから返還されました。
今年は返還50周年の節目の年です。
そして
6月30日に父島でパレードと式典、
7月1日には母島でパレードと記念セレモニーが行われました。

小笠原の父島・母島合わせて住んで15年。
この50年に一度の節目をこの目で見て、
感じるために母島から父島の式典を見に行きました。
その中で、この50年の月日に思いを馳せるとともに、やはり色々と感じることがありました。


■一番気になっていたのは、小笠原の航空路の問題です。
よく島民の悲願と言われ、報道されますが、
僕の周りの友人は空港を望んでいない人がほとんどです。

以前行われたアンケート(7年前だったかな?)で
賛成、条件付き賛成(環境を守っての空港ならありなど)を合わせて7割だったのですが、
その後の報道では「賛成が7割」と書かれ、いつもながらに酷いものだなと思っていました。
間違いなく“全島民の悲願”ではないのです。
マスコミの偏った報道にもいつも疑問があります。

小池都知事はあいさつの中で、
島民生活の安定と国境離島である小笠原の自律的な発展、
島民の安心、安全を守る観点から必要と考えているとのこと。

以前からの空港案の洲崎案、硫黄島案、飛行艇案のうち、
実現性の高い洲崎案に的を絞り、集中的に検討を進めていくとの事でした。

その際には自然環境に対して最大限配慮することが重要であり、
これまで検討していた滑走路案より短い1000m以下の滑走で運航できる機材を検討していくとのこと。
おそらく水上飛行艇とAW609などのティルトローター機(いわゆるオスプレイと呼ばれている機)で検討しているのでしょう。

それらのあらゆる可能性を追求し、前に進めていく意向のようです。

ハッキリと空港と作るという名言は避けました。
が、以前から言われている
滑走路を伸ばすために焼場の波がなくなるかもという心配や、
離陸、着陸時に邪魔となる中山峠の切り崩しなど、
島民が心配している自然改変、
島の観光はもちろん、雰囲気の変化など、
多くの不安があることは事実です。

観光目線ではなく、
生活航路として、介護や通院、出産など、確かに島の暮らしで必要なのは理解できます。

しかし、空港建設で失ってしまうものも確実にあります。

僕自身は空港を作るよりも、
医療や介護、出産など医療福祉面の充実を図り、
島で生れることも死ぬことも選択出来る島になることが理想と思っています。




知事の挨拶で予想外に嬉しかった事は、
G7のサミットで日本がサインをしなかった海洋プラスチック減少の問題に対し、
美しく恵み豊かな小笠原の自然を守るためにも
東京都はG7の提唱を強く支持し、
活動を進めていくと明言した事でした!

これにはハッキリ言って驚きましたし、とても嬉しかったです!

ドック中の代替え船に関しても、都が動いてくれているのもとても助かったと思います。


■そして返還と聞いて、まず初めに頭に浮かぶことは戦争です。
太平洋戦争がなければそもそも占領・返還などなかったのですから。

2年前に訪れた激戦の地、硫黄島
今もなお1万を超えるご遺骨が埋まったままです。

73年前、『楽園』と呼ばれた硫黄島は爆弾と火炎放射器、銃弾が飛び交い、
日米合わせて2万人以上の命を落とす玉砕の島へと姿を変えてしまったのです。

墓参や遺骨収集、訪島事業で年間数百名が硫黄島を訪れています。
しかし、父島・母島の年間観光客数を遥かに超える10万人の米国人が毎年、硫黄島の観光に来ている事実もあります。

そんな中、今も硫黄島の旧島民の帰島は叶っていません。
返還50周年を迎えても硫黄島の戦後は終わっていないのです。

島の人も文化も断裂させた戦争がなければ、この小笠原はどうなっていたのでしょうか?
僕は小笠原村の封筒の裏に書かれている平和都市宣言が大好きです。

【~小笠原村平和都市宣言~

平和で豊かな自然の中で暮らす我々小笠原村民は、
世界中の人々が平和を分ちあえることを願う。
この願いは、小笠原の生い立ちが物語つている。

我々の先人が築いた文化を、歴史的に分断した強制疎開。
今なお一般住民の帰島が許されず、遺骨収集も
ままならぬ玉砕の地硫黄島。

このような地小笠原に生きる者として、戦後50年を迎えるにあたり、
不戦と恒久平和を誓い、豊かな自然を後世に残すために、
小笠原村が平和都市であり、またその使命を全うすることを宣言する。

平成7年8月15日  小笠原村】


この言葉を胸にこの返還の日を迎えました。

戦争というものがこの世界からなくなるまで、
この気持ちは忘れてはならないし、
平和に向けての行動もしていかなけばと思います。


■式典の少し前に遡ります。
6月30日16時に母島からに父島に着いたら丁度パレードが始まっていました♪

南洋踊りは踊りながらずっと進み、


いつも楽しそうなちびっこクラブはシャボン玉を発射しまくりながら行進、


保育園は水鉄砲で周りに水を飛ばしながら行進(笑)!!

いや~父島の子どもたちもほんと元気ですね!
親の気合の入り方ももちろん、なんか振り切り方が圧巻です(笑)!


ウクレレ会も演奏しながら進み、


なんとLove&Peaceとしてマーメイドも車に乗って参加していました!!
これは意外な知人も混ざっており、結構驚きました(笑)!


中学生や大人女子のフラも美しく更行進していました!!

他にもスティールパン、スイングブロウ、消防団など多数のチームが参加していました!

翌日の母島の一体となるこじんまりとしたパレードも好きですが、
父島の島民が思いっきり参加しまくるパレードのパワーはさすがだなと思いました♪


■こうして50年かけて再生してきた小笠原の返還は大きな節目を迎えました。
これからも50周年のイベントが目白押しです(多すぎるっ!)。

僕も母島で運営として関わることも多いので、
楽しいし、嬉しい事なのですが、
あまりにイベント続きなのも少し疑問です。

今年に限っては、いつも恒例の行事ですら開催が危ぶまれていて、
大事にしたいのは一体なんなのか、
きちんと見据えてやっていかなければいけないなと強く思う場面も多くあります。

返還50周年。
間違いなく素晴らしいことですし、盛り上げたい気持ちもわかります。
多くの人が関わり、頑張ってくれています。

その中で自分たちの暮らし島をどうしていきたいか、
どうあるべきなのかを考えるきっかけになるといいなと思いました☆



小笠原返還50周年 記念セレモニー&パレード 母島編

2018年07月07日 | 島のイベント
■2018年6月26日、小笠原諸島はアメリカから返還されて50年の節目の時を迎えました。
そして
6月30日に父島でパレードと式典、
7月1日には母島でパレードと記念セレモニーが行われました。

これは母島のパレード風景です。
海上自衛隊横須賀音楽隊が奏でる音に合わせて、
森下村長、小池都知事、石井国土交通相、そして母島の中学生が先頭に行進しました☆

小笠原に住んで15年。
この50年に一度の節目をこの目で見て、感じるために母島から父島の式典を見に行きました。
その中で、この50年の月日に思いを馳せるとともに、色々と感じることがありました。

父島の方の式典やパレードは報道や多くの人が書いていますので、
母島の目線から書こうと思います。


■まず一連通して一番感動したのが、
小池都知事を乗せたははじま丸が母島に近づいたときに、
10隻の漁船が歓迎のお迎えをするシーンでした。

15年、小笠原に住んでいますが、これは初めて見る光景でビックリしました!!

漁船にはその家族や子供たちが手を振っています!

母島は第一次産業である漁業と農業が盛んな島です。
その第1次産業は燃料補助、運賃補助など、多くの補助に支えられています。
悔しいですが、まだまだ自立には程遠いのが実情です。

その補助の多くを支える東京都の代表である小池知事が初めて来島するのですから、
歓迎しない訳がありませんね!!

村長もこれには「やるね!漁協!これが母島ですよ!」の一言。

予想外にあまりに感動した僕は、
船の自衛隊音楽隊の皆さんや関係者に「こんな歓迎は10年住んでて初めて見ました!すごい事ですよ!」と伝えました(笑)。

聞くところによると、
最近の役人さんはみんな船ではなくヘリで来るので(今回も国土交通相はヘリでした)、
船の歓迎の迎えは横田副知事の来島以来だとか…

海況もそこそこ良いとは言えず、揺れましたが、
よく不便で時間のかかる船で来てくれました!

動画も撮ったのでぜひどうぞ!


■沖港に到着したら、多くの母島小中学校の生徒達が迎えました。
実は長女(中3)はこの時、重大な役目を任されていましたが、
なんと前の晩に人生初のぎっくり腰になっていました(10代の若さで!!)。

しかし、傷み止めとコルセットと気合で乗り切り、
午後には海に飛び込み、「泳いだら完全に治った~~!!」という滅茶苦茶な流れがあったことは内緒です(笑)。

その後、少し時間をおいてガジュ下から学校前まで150mほどのプチパレードを開催。
母島の中学生と役人、村長、そして海上自衛隊横須賀音楽隊が母島の短いメインストリートを歩きました。

島民の多くは国旗と返還50周年の記念旗を持って歓迎のアピール。

パレードの後に続くみんなが楽しそうです♪
なんだかんだ言って、シャイな母島の島民もパレードを楽しんでおりました♡
僕はその光景が楽しかったです。

学校の前までを過ぎてパレードは終了。

なんかどこか昭和チックでノスタルジーな感じがしました(笑)。

前日に見に行った父島のパレードはとにかく島民のパワーが凄まじかった印象があります。
母島は、みんなでお祝いしている雰囲気がなんかとても良かったです♡

その後は学校体育館で記念セレモニーです。


■学校の体育館で村長をはじめ、
返還50周年のお祝いの言葉が延べられました。
返還当時、欧米系が住んでいた父島と違い、
無人だった母島は父島の返還から5年遅れての開拓でした。

今こうして便利で幸せに暮らせているのも、先人たちが一生懸命に作り上げて来てくれた背景があるからです。
本当に感謝と尊敬の念でいっぱいです。
母島のセレモニーでは古くから地域を支えてきた母島クラブの副会長の方がお祝いの言葉を述べて下さいました。

返還当時、一緒に島を作ってきた仲間の多くが亡くなり、寂しいが、
こうして無事に50周年を迎えれたことが感無量であると。
これからは次の世代が島を支えていって欲しいというおもいが伝わってきました。


小池都知事は母島のスピーチでは空港問題には触れず、
母島の早くて4年後、太陽光発電で年間半年分の電気をまかなう計画を明かしました。

ソーラーパネルの為に新たに土地を開墾するのか心配になりましたが、
具体的には今年の3月に閉鎖した畜産指導所の跡地を利用するようです。
※旧ヘリポート先の美しい圃場がソーラーパネルになるのだろうか?それはあまり歓迎しないです。

個人的には太陽光発電は、
「発電自体はクリーンだが、
生産、運搬、廃棄に多大な化石燃料を消費し、
それで消費する化石燃料と、
その燃料で電気を作るのとさほど変わらない、
なので太陽光発電は大きな電池を買うものだ」と思っているので、
素直に喜べない部分も多いのです。

しかし、今の母島は火力発電所しかなく、
毎日ドラム缶5本近くの重油を消費している事を思うと、
ソーラーパネルさえあれば、
いざという時に自分たちの島にあるものだけで発電できる強みがあるのは事実です。

こういう挨拶というのはありきたりな言葉ばかりで、
さほどグッとくる言葉は少ないものだと思っていましたが、
小池都知事、この場でしっかりとした具体案を提示して、凄いなと思いました。


セレモニー1部の最後には全員で歌う「大切なもの」が歌われました。
これは以前母島に赴任していた教員が作曲し、子供たちが作詞した素敵な曲です。
教員も子供たちも島民もみんながステージに向かって、
素晴らしい合唱を聞かせてくれました。
妻はこれが凄く感動したと言っていました☆


■その後は海上自衛隊横須賀音楽隊の皆さんが素晴らしい演奏を聞かせてくれました。
この音楽隊の皆さんは音楽のプロとして自衛隊に勤務し、
世界各国で演奏を披露しているそうです。

音大出の選りすぐりのメンバーが揃い、
長い航海中は毎日ずっと練習しているとのことです。

素晴らしいアンサンブルに圧倒されました♪

1曲目は大好きな「南崎」。
母島の一番南にある半島部の事で、
海鳥が営巣し、美しい情景を歌っています。


2曲目は島の南洋踊りの古謡を織り交ぜた返還マーチ

を披露してくれました♪


■船が到着し、パレード、記念セレモニーと立て続けに続いた後は記念表彰された方と知事ら来賓の皆さんが、
島の皆さんお手製のお弁当を食べる昼食会をして、
その後はもうははじま丸に乗って島を発ちます。

父島と違い、日帰りの母島は滞在時間4.5時間。
その間に島内を巡視し、農園も見たりしているから、相当な過密スケジュールだったと思います。

それらを迎える島の関係者の皆さんのご苦労も相当だったと思います。
双方ともに本当にお疲れ様でした!

多くの島民と漁船に盛大に見送られて母島を後にしました。



■アメリカ統治時代、母島は無人島でした。
強制疎開で故郷を奪われた旧島民の皆さんが数々の返還を求める活動が実り1968年、小笠原が返還されました。

50年前、無人となりジャングル化した母島を少しずつ開墾して、
先人の皆様がインフラを整備してくれて、今の便利な暮らしがあります。

しかし、返還後、小笠原特別処置法の元、多くの補助で私たちの生活基盤は作られ、維持されてきています。
今はその補助がなければ、今のように暮らすのは難しいでしょう。
国境離島という立ち位置、
排他的経済水域の多くを占める小笠原は国的にも重要な離島なので、
補助がなくなることはきっとないでしょう。
人が住み続けるとこに意味があるからです。

しかし、この暮らしは持続可能とは言い切れません。
生活物資のほとんどを外に依存している暮らしです。

僕は50年後の100周年を迎える頃、
この小笠原が補助に甘えることなく、
今よりももっと持続可能に近づき、
少しでも自立した地域になることを願ってやみません。

大事なのは過去を知り、今をどう動き、未来をどう見据えるか。
返還50周年の節目にいる今、次の世代の子ども達が健やかに生きていけるように、
私たちは頑張っていこうと思います!!


最後に横須賀音楽隊の皆さんがアンコールに奏でてくれた「アオウミガメの旅」をどうぞ!