小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

【人生は私のメッセージ】

2014年03月29日 | 名言集
◆僕が大好きな言葉を紹介したいと思います。
それはガンジーの言葉です。


【人生は私のメッセージ】

口で何か伝えようとしなくていい。
私たちの生き様自体が、
何かをそのまま伝えている。
そんなはずはなかった、
そんなつもりはなかった、
そんな言い訳もいらない。
ただ、その伝わったものは、本当に伝えたかったものか。
自分の生き様のメッセージとして選ぶに値するものか。
「私は、自分だけがエライと思っている」とか、
「私は、ビクビクしている」とか、
「私は、楽したい」とか...
伝わってしまうのだ。

わたしたちの生き様は、正直に自分を伝えてしまうのだ。
人生はメッセージそのもの。
人生のムダをなくするとか、
要領よく生きるとか、
そういう次元の話でなく、

「今伝わっている生き様が、本当に伝えたいことなのか。」
という次元から離れては、ならないのです。

誰ではなく、自分に正直に生きるのです。
なぜならあなたの人生なのだから。
あなたは何も語らなくていいのです。
あなたの人生がすべてを語っているのです。

(by マハトマ・ガンジー)


とても素晴らしい言葉です。
多くを語らず、自分に正直に、行動が人生が語ると伝えています。
僕もそれを意識してできる限り頑張って精進していきたいと思います!

あれから3年。月日は流れ…現実は…

2014年03月13日 | 東日本大震災
◆この3月11日で東日本大震災から3年が経とうとしています。
津波にさらわれて行方不明のままの方もいまだ多く、被災地ではまだまだ傷跡が生々しく残っているそうです。
亡くなった皆様のご冥福をお祈り致します。

世界規模でも深刻な福島第1原子力発電所の事故はもう過去のような雰囲気を社会が醸し出していますが、
まだまだ現在進行中であることを忘れてはなりません。

カバーをしてもなお、今だ空間も汚染水も放射能は出続けていますし、
今だ福島を中心とした避難も続いたままです。
政府はどんどん規制を緩くしていっていますし、様々な条件のもと福島等に戻る家族も増えてきているそうです。
でも、カウンターの数値は依然高いままだそうです…。

食品や資材、瓦礫を伝って全国に広まった放射能汚染の害はこれからも様々な形で私たちにメッセージを与えてくれるでしょう。

チェルノブイリでは事故後4年から急速に甲状腺などの癌が発生し、問題となりました。
今回の日本ではもうすでに発表されているだけでも福島で60人近い人が甲状腺癌になっているそうです。

これは安成哲平客員研究員、NILUの研究チームと東京大学・早野龍五教授、名古屋大学・安成哲三教授による、
福島第1原発事故で放出されたセシウム137の汚染状況を見積もった日本地図です。
ボランティア的な国際共同研究として、3月11日の福島原発事故で大気に放出されたセシウム137の沈着量と土壌汚染を「数値シミュレーション」と「文部科学省の観測(定期降下物)」を使って見積もってみたのだそうです。

空間だけども広く広がっていることがわかります。

僕は未来の子供たちに対して何ができるか考え、行動しなければと思っています。
・暮らしをより持続可能にシフトすること
・グローバルに考え、ローカルに暮らすこと
・すべての循環を意識すること
・いのちを大切にすること...etc
こんな生物として当たり前な能力を失ってきている私たちはこの震災を機に、
少しずつ取戻し、先に進まなけければと思います。


◆あの津波の直後のことは忘れられません。
その時はこれから福島に引っ越し、自給自足を目指す友人が僕の畑に来てくれている最中の事でした。
警報の音を聞き、家に帰ろうとすると「大津波警報が出てるから下に降りるな!」と道路で止められました。
なんとか自宅に帰り消防団の任務に就き、避難を誘導しながらもこれから起こる大災害の事が肌を通じてピリピリと伝わってきました。
TVのない我が家にとって、避難所のTVから映し出させる津波の映像、福島第1原発の爆発の映像は信じられないものでした。

そしてそれからの報道はめまぐるしく、戦時中のように情報が操作されていくのを感じました。
マスコミの恐ろしさも垣間見ました。

私たちは、これから生きる子供たちのためにも真実を見極める「心の眼」を養わなければと強く思いました。
それは今も変わりません。
畑で内地からくる資材が当たり前に使えなくなったのもこの時からでした。

もう元には戻れません。
これからは現実を受け入れて、先に進むしかないのです。
子供たちにはとても重い未来を残してしまったのだなと辛い気持ちです。

ですが、この震災を機に多くの人が気付き、暮らしをシフトしてきているのも多く、それはとても確かな明るい兆しです。
私たちはこれからも未来の子供の笑顔の為にできることを頑張ろうと思います。

◆畑では裸足になることが多い次女。

とても小さくもしっかりとした足で木に登り、大地を蹴ります。
この小さくも、力強い命にいつも励まされています。
子供は本当に前しか見ていないのです。

いつも考えているのは「きょうのおやつ」(笑)。
時々うっとうしくなるほど、子供は今を生きています。

先日の畑ではせっせと創作に勤しんでおりました。

真剣です。

これは姉が作ってくれた塗り絵を畑の作業の合間にやっているのです。
やっぱり子供はすごい(笑)。

先日畑で掘れた立派な人参です。

このずっしりとした存在と成長にも、いつも力と励ましをいただいています。
世界がどんなになろうと、生物の営みは最大限努力して実らせ、子孫へといのちを繋ぐのです。

そう島の大自然からもいつも大きな力を頂いています。

当たり前だけど、不思議に織り成すこの世界の自然はとても脆い側面をもっていますが、やはりとても力強さを感じます。
人間も含め、種の絶滅など、地球にとっては進化の1ページに過ぎないのです。


今日で33歳となりました。
毎回震災の事で頭がいっぱいになるこの記念日。
また気持ちを引き締め、精一杯後悔しないように生きていきたいと思います。