小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

夢の都・京都②~伊根の舟屋編

2023年11月27日 | 旅行記
京都①綾部編の続き

■ついに舟屋で有名な伊根に来ました!
とは言っても、舟屋の風景は何かで見たことがあっても、
それが京都にあって、それが伊根という地名だというのを知ったのは、
今回の内地研修に出発する数日前でした(#^.^#)

母島のゴミ回収をしている同僚に教えてもらった、
京都で気になる場所「伊根」。

せっかく大人になって初めて京都に来たのだから、
友人にお願いして車を出してもらい、伊根まで足を延ばしました!
本当にありがとう☆

始めて舟屋というものを見て、
率直に日本海という場所で海が荒れてる時、家は大丈夫なのか?でした。

奇跡的に日本海なのに南向きという湾の特性なのか、
比較的海が穏やかな地域なようです。


■家のすぐ裏に船が停まっているという不思議な情景に、
友人と「母島の釣り好きのTさんとかGちゃんとか、絶対好きそうだよね~」
とか笑いながら、風情ある舟屋を眺めていました。

京都の果てに来ても、やっぱり島トークが炸裂しまくりです(#^.^#)

しかし、僕たちも僻地の母島を好むような変人です(笑)。
観光地の綺麗に整備されたものは白けてしまう傾向があり、
綺麗に作られ、整備された家よりも、
実際に暮らしをリアルに感じられる方を好むので、
奥の海側にみんなでワイワイしている舟屋とかにほっこりしていました。

しかし、うどん屋からそうですが、
いい天気だやった~~と思い、
外に出るといつも雨、雨、雨(泣)。

かなり僕は晴れ男な方なのですが、
彼女は話を聞くと大事な時はよく土砂降りとのこと(笑)。
僕もなんかこの秋位から属性が雨になってきている感があります(涙)

お互いバイク乗りなので、
バイクの時の悪天候の時の悲惨さ、
でも天気のいい時の最高さを語りたいながら、
「どうしてうちら外出るとこんなに雨なの~~」
と大笑いしながら巡っていました。
共通項があるというのは嬉しいもんです。

車中では母島で共に過ごした話をしまくり、
お互いの人生の話、時にはハイロウズや浜田省吾を合唱し、
聖飢魔Ⅱのギターにシビれて、
忌野清志郎について語り合うという状態でした(#^.^#)


■僕も去年バイクで東北旅をしていた時もそうでしたが、
やっぱり僕らは根底から海が好きなようです。

海に出ただけで「わ~~~海だ~~~!!」
「やっぱ海良いよね~~!」
と子供のようにはしゃいでいます(#^.^#)

僕はずっと太平洋側にいたので、
なんだか日本海の雰囲気が少し違ってて、
とても面白い違和感でした。

音楽もバイクの話も合うし、
仕事も人間関係もしっかりと話せる彼女ですが、
そういえば彼女はまだ20代前半(笑)。

今年20歳になる長女の方が年が遥かに近いくらいなのですが、
なぜか共に浜田省吾と忌野清志郎なんか大好きで、
気が合います。

母島に来た時は17歳だったのですが、
信じられないコミュ力と社会経験で、
普通に大人に馴染む彼女。

この1月に大好きな母島を離れて、地元付近に戻り、
今は大阪に住み、畑や田んぼに通いながら楽しく生きているそうです。
元気そうな顔が見れてホッとしました。


■彼女が母島を離れる時のエピソードや、
一緒にやった最後のライヴイベントの話など、
延々と車中でおしゃべりと合唱が止まりませんでした☆

近年、がんも急死も続いている現状にお互い憂いてもいます。
新型コロナのワクチンの問題…
どれだけこの3年で脳出血や心臓疾患で亡くなる人が増えているか、
震災から10年でがんが爆増していて、
共通の友人とかも急逝が続いているので、
この世の中についても良く語りました。

彼女は持続可能な自然農で田畑をやっているので、
そこから学ぶこと、食の安全ももちろん知っているナイスな女子です♪

これからのお互いの活躍にエールを送りながら、
伊根から京都駅まで車を走らせ、お別れをしました。

遠く離れていても、こうしてお互いがそれぞれの舞台で頑張っているのを知れると、
とても励みになります。
「どんなに遠くても、辿り着いてみせる。
石のような孤独を道連れに、空とこの道出会う場所へ」
お互いが大好きな浜田省吾の家路を胸に、お別れをしました。

元気でね~!どうもありがとう!

夢の都・京都①~憧れの綾部編

2023年11月20日 | 旅行記
琵琶湖・沖島編より

■さてさて、今度は京都編①です。

京都と言えば、日本でも有名な歴史ある観光地。
日本の歴史の教科書に絶対載っているし、
修学旅行などで誰しもが一度は来ることがある有名な場所です。

僕は高校の修学旅行以来、
つまり大人になって初めての京都旅でした(#^.^#)

島暮らしをして20年。
気付けばすっかり人混みが苦手になってしまいました(笑)。
そんな訳で、京都もメジャー所というよりは、
ご縁がある場所に限られた時間を駆使して行って来たのです。

まずは何と言っても綾部!
僕がこんな暮らし方をするようになった大きなきっかけとなる、
半農半Xという生き方」の著者、塩見直紀さんがいた場所が綾部なのです。
そして母島にも来たさすらいのうどん職人竹原さんのいる「竹松うどん」。
野草教室の若杉のばーちゃん。

その中で、友人や知人の紹介でそれぞれの土地の議員さんにも会ってきました♪
滋賀の議員研修で発生した隙間時間を存分に活用してきたわけです(#^.^#)


■議員視察で南相馬から東京に戻って来て、そのまま新幹線で京都入りしました。
まあ、なんて日本は狭いのだろうと思うほど、本土の交通網は発達しています。
東京から2時間半で約500km先の京都に行けてしまうのです。

これでも十分速いのに、さらにリニアモーターカーを作ろうとしている…
もう持続可能という意味で“足るを知る”を考えれば、僕には不要に思えます。

あっという間に花の都、京都に着きました。
想像通り、外国人に溢れていました(#^.^#)

駅から歩いて行ける範囲に宿を取り、
着いてすぐに父島の友人に紹介してもらった
京都市議会議員の井﨑敦子さんが迎えに来てくれました☆
紹介ありがとう♡

敦子さんは僕と同じこの4月の統一地方選挙で議員になった新人同士です(#^.^#)

井崎敦子さんは中央の方です☆

井﨑さんとその仲間の皆さんと、
美味しい京都の日本酒と海の幸を頂きながら、
議員の話、京都の話、小笠原の話にあっという間に時間が過ぎていきました。

やはり人口150万人の京都と2500人の小笠原では、
同じ地方議員でも天と地ほどの差がありました(#^.^#)
報酬に仕事量、委員会に本議会、一般質問の時間もまるで違います。
驚くほどの違いがありました。

僕らのような少数派の意見は、
大きな議会では発言の機会や委員会でも出番は限られ、
大きな政党や会派が圧倒的に有利な状況の様です。

そんな中、150万人の人口規模の決算の書類の規模、
67議席という名前も覚えれなさそうな数も圧倒的でした。
ちなみに小笠原村議会は8議席ですw
可愛く思えてきました(^_-)-☆

そして奈良時代からご縁が繋がっているグループがあると聞いて、
その時間軸のスケールの違いにも圧倒させられました☆
江戸時代から程度の小笠原では太刀打ちできない歴史の深さがありました。
ひゃあ~~~

敦子さん達とはお互いに情報交換をしまくり、
議員としてもとっても意味のある京都訪問となりました♪
どうもありがとうございました!

その後はノジコさんがやっている境町画廊という、
明治時代に建てられた素敵な古民家の画廊を深夜にお邪魔して、
みんなで山﨑俊江作品展という素敵な展示を見させてもらいました☆

精巧に作られたミニチュアを眺めては、
溜息が出る程、見えない所にまでこだわった部分が垣間見えて、
感動させられました☆

ステキな時間を本当にありがとうございました!!


■翌朝は宿から京都市内を少し走ったりしながら、
京都駅の近くの大きな東本願寺を見に行きました。

朝早いせいか、人もまばらで最高の雰囲気☆

こんな圧倒的な大きさの木造建築が、
何度か戦火に見舞われながらも残っているという、
その意味に圧倒されられました。

建物の柱を見ても信じられない太さの1本の巨木を使っていたり、
天井の絶妙なR(曲がり)、梁や塗り、宮大工の芸術性など、
高校生の時にみんなで溜息をつくほど眺めたのを思い出しながら、
再度その作りと歴史に感動していました。

本堂では厳かに早朝のご祈祷が行われていて、
僕も参拝だけさせてもらって、
滋賀の議員研修に電車で移動しました。

3日間の研修後に沖島を経由して、
今度は大阪在住で元母島の友人に車を出してもらって、いざ綾部へ!!


■綾部は昔からずっと気になっている土地でした。
当時、父島に住み始めて子育てに翻弄していた頃、
妻の紹介だったと思うのですが、その後の人生に大きく影響する本に出合いました。

それが冒頭でも紹介した「半農半Xという生き方」でした。
著者の塩見さんが綾部に住んでいたのです(今は綾部を離れているそうです)。

半農半Xというのは、
半日自給的な農的暮らしをして、
もう半日は地域社会に関わる現金収入などの仕事をする。

そうすることで、それぞれが自給できる暮らしをしつつも、
生活する収入も得て、社会はより健全に持続可能に進むという考え方です。

僕は二十代前半にその本に出会い、
衝撃を受けて生き方が変わり、まさにずっとそれを実践しています。

その本の中でも綾部の話は幾つも出ていた気がします。
他には高遠のフリーキッズヴィレッジにWWOOFでお邪魔していた時に出逢った、
野草教室の若杉友子さんというすんごいばーちゃんも綾部から来ていたのです。
お陰で、ずっと綾部という土地は気になっていたのです。

綾部の竹松うどんの横の川。
この雰囲気が楽しめる人は綾部向き!!


■友人の車で京都郊外とも言える綾部に向かいます。
まず向かった先は竹松うどん

ここの店主の竹原さんは、なんと10年ちょい前に、
さすらいのうどん職人として「讃岐の夢」という小麦粉の大袋を持って、
小笠原に旅に来ていたうどん職人がやっているお店です☆

当時、僕は父島に住んでいて、竹原さんはプーランに泊り、
最高に美味しい手打ちうどんをご馳走になったのを今でも覚えています♪

その当時から綾部の話も聞いていて、
その後、綾部で店舗を構えたという話を聞いていたので、
実はずっとこの訪問を楽しみにしていました☆

そこに京都市議会議員の敦子さんに、
綾部市議会議員さん(中島ゆう子さん)を紹介してもらい、
竹松うどんでお話しよう!ということになりました。


■初めて来れた竹松うどん
静かな綾部の川のほとりに佇む、
落ち着いた雰囲気のお店でした。

僕らが着いた時はまだスタッフさんがせっせと仕込みをしており、
11時の開店を待つお客さんがもうすでに外に待っていました。

そのお客さんは奈良から来ていて、
おススメのメニューなどを教えてもらいました(^^♪

個人的には10月メニューだったウイグルうどんが気になっていました。
(新疆ウイグル自治区の危機を訴えつつ、文化の紹介)

外には綾部のの美味しそうな野菜が売られ、
大好きすぎる雰囲気でした(#^.^#)

サツマイモの品種を話していたら「あ、間違えた。紅はるかだった(笑)」
と書き直しててほっこり(^_-)-☆


そして、綾部市議会議員の中島ゆう子さんも到着し、お互いに自己紹介しながら、
店内に入ります。

僕は大好きな「きつねうどん」を女将セットで注文し、
開店待ちした方にお勧めで紹介してもらった冷やしの「せせりうどん」もみんなで食べました。
めっちゃ美味しい~♡

さすがはプロの味!
さすがのコシと薪で茹でるならではの感触!!

薪の火と、
ガスの火では、
同じ火でも雲泥の差であることは、
自然の暮らしの中で体感しているので、そこがとても楽しみでした。
芯まで通る薪の焔は手打ちうどんを最良なものにしてくれていました♪

とても美味しいうどんに舌鼓を打ちながら、
友人とゆう子さんと色んな話に花が咲きました☆


■ゆう子さんの考察によると、綾部は過疎化対策として、移住政策を進め、
結果、個性的な面白いメンバーが人を呼び集まって来たようです♪

もちろんゆう子さんはこの竹松うどんの常連さん☆

そんなゆう子さんとも議員同士の情報交換をして、
まさか一般質問の通告書で執行部からの返しがない状態で
一般質問の再質問しているとは思いませんでした。
それでは有効な答弁を引き出しにくいのでは?と思いました。

3.11をきっかけに食の安全などから政治に興味が出て、
現在市議会議員2期目のゆう子さん。
子育てしながら、色んな事を頑張っている事、
無所属無会派による議会での少数派の難しさなど、
色んなお話をしました。

綾部市議会議員の議席は18。
その中で女性議員が6名!!
小笠原村議会は女性議員がゼロなので、4年後の選挙の時までに、
ぜひ女性に議会に入って欲しいと切実に思いました。

一緒に来た友人も、政治家には心から絶望していたので、
こういうゆう子さんみたいな議員が京都にいるんだ!と知れてとても良かった様です(#^.^#)
ご縁とご縁を繋いで貰った僕が、新たにご縁を繋ぐ…
これがまた旅の醍醐味な気がするのです☆

もっともっとお話ししたかったのですが、
大人気のうどん屋さんはそれなりにお客さんが来るので、
楽しいおしゃべりの続きはまた次回ということで、
予定があるゆう子さんとはここでお別れとなりました。

どうもありがとうございました♪

さて、友人とどこ行こうか?という話となり、
僕は舟屋のある伊根に行きたい!
ということになり、いきなりですが一路、伊根へ向かうことになりました。

ノープランはやっぱ面白い(笑)。
そんな訳で
京都②伊根編に続きます。

ありがとう、おがさわら丸

2023年11月19日 | 母島 日常 日記
■無事に議員出張を終えて、11/13小笠原に帰ってきました♫
その中で島の暮らしを支える船に感謝の気持ちが溢れてきました。

この記事を書いたのは、
おがさわら丸からははじま丸に乗り換えて母島へ向かう時でした。

先日の10/23おがさわら丸のペラに漁網が絡まって、
片道40時間かかってしまった事が発生したときに、
いつもの定期船が当たり前ではなく、
とても有難いものであると再確認させられました。

おがさわら丸は島の為に毎週、
往復2000kmものの外洋を
ずっと航海してくれているのです。

ははじま丸も
約毎日往復100kmを航海しています。

貨物船の共勝丸も
約10日のサイクルで建築資材やガス、
燃料を運んでくれています。

他にも八幡丸だって、富士丸だって、鳳生丸だって、
他の船も島の暮らしを支えてくれています。

船自身も、
船員さんも、
港湾で仕事している人も、
みんなみんなです。

何も起きないと、
その当たり前の動きに有難みに気付かないですが、
ふとトラブルが発生すると、途端に困ったことになります。

指一本怪我しただけで、
その有難みに気付かされた経験はみんなあると思います。

だから日々の暮らし、
家族、周りのみんなの存在は
当たり前ではなく、
有り難いものだと気付かされます。

人知れず、色んな人に支えられて暮らしているのです。


みんな、
みんな、
本当にどうもありがとうございます😊


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車が見えない島暮らし~「沖島」に行って来ました!

2023年11月17日 | 島旅
■今回、念願の沖島に行って来ました!
沖島は滋賀県、琵琶湖に浮かぶ小さな島で、
人口250人。
なんと日本唯一、湖にある有人島なのだそうです。

以前から宝島の仕事や妻からこの島の存在を聞いていて、
ずっと気になっていました。

今回はなんとか少しだけ時間が出来たので、
少し足を延ばして弾丸でお邪魔してきました☆

島を知るって、やっぱりすごく根源的に大事な部分を学ばされます。

沖島は僕の想像を超える島でした♪
なんと車がほとんどなく、
住民の足は歩きか自転車!!

つまり、エンジンの音がほとんど聞こえない島なのです。
※湖を走る船のエンジン音は時折聞こえます。

完全車社会でない田舎という意味で、
生活圏のすべてを“歩きでまかなえる”母島を好んで暮らしている僕にとって、
この車のほとんどない沖島は大好きな雰囲気の漁村でした☆

僕が行った時はずっと雨が降っていて、
住民もネコもほとんど見かけない状態でしたが、
集落のあちらこちらにある畑や漁具、
暮らしの雰囲気が観光向けに綺麗に整備されたものではなく、
あくまで暮らしが現在進行形の島だったのです。

様々な事情で、滞在時間はたった2時間でしたが、
集落はほとんど歩けましたので、
次回は家族でゆっくり来たいと思っています(#^.^#)


■そんな沖島ですが、最初から宿とアクセスという困難が待っていました。
やっぱり離島はそうじゃなきゃ(^_-)-☆

宿は4人以上じゃないと泊まれないらしく、
早速撃沈(涙)。

沖島には○○漁港から船で10分の距離です。
だいたい1時間~2時間に1便の動きで動いています。

昼に議員研修が終わり、
速攻で最寄りの近江八幡駅に向かったのですが、
着いた時にはすでに沖島に14時に渡る船に間に合うバスはなく、
タクシーを頼ることにしました☆

このタクシーの方が沖縄出身でとても親切な方で、
沖島に行った事はないけれど、色々と教えてくれました。

沖島からの戻りは16時15分○○漁港発のバスが最後であること、
漁港にはタクシーの待機がない事などなど。

帰りのバスに乗り遅れた場合は連絡くれれば迎えに行くよ!
と連絡先を伝えてもらい、なんとか14時15分発の船で沖島行きの船に乗ることが出来ました。

船待ちには島の学校向けの冷蔵庫が置かれていて、
食材がここで一時保管されている様でした。
子供達のお礼の文面がとても愛おしいです♪

船待ちにはざっくりとした地図があり、
聞くと端から端でも歩いて30分はかからない程度、
ということでした。

雨の中小さな船客待合所で船を待っている間、
これから仕事で沖島に渡る方とその友人さんと知り合いになり、
色んな情報を聞きました♪
めっちゃ有難い!

なんとその友人さんは滋賀に住む友人の奥さんが、
父島出身の人らしく、僕がその親を知っている方でした(#^.^#)
なんと船に乗る小銭のなくて困っていた僕に小銭も出してくれて(結局ポケットから出てきて、すぐにお返しできました)、
帰りにバスに乗り遅れたら来るまで来ているから宿まで送るよと、
親切に話してくれました☆
まさに旅の醍醐味です!!大感謝!!


■船に乗る際には沖島に渡る人向けの8つのルールが書かれていました。
興味深かったのが、漁師は深夜に漁に出るために日中は寝ているので、
静かに過ごしてくださいとのことでした。

まるで西表の舟浮に渡る船のような、
とてもコンパクトな船に乗り、
船頭さんに往復代の1000円を渡します。

船の中は頑張ると20人は乗れそうな感じでした☆
おきしま丸、島の生活を支える船!


■憧れの沖島に着きました!

板張りの壁の家が並ぶ、まさに漁村といった感じです。
サイズ的には鳩間島を彷彿させてくれましたが、
作りが沖縄の家ではなく、完全に日本の漁村です。

港の桟橋には大きな鐘がぶら下がっておりました。

綺麗な大きな案内看板もあり、
とても分かり易くまとめられていました。

ネコの島と聞いていて、楽しみにしていたのですが、
あいにくの雨と寒空でネコの姿は拝めませんでした(ToT)/~~~

昼ご飯を島の鮒寿司を食べるために我慢してきたのですが、
予想通り不定休のカフェ「いっぷくどう」はお休みでした(´;ω;`)
他の飲食店も4人以上要予約で営業ゼロ!

しかし、とても面白いのが、
家と家の間の路地の細いこと!
さすが車社会でない島です。
みんなが歩きや自転車で暮らせるということは、
子供達の遊び場がそこいら中にあるということです☆

そして、とにかく三輪自転車の多い事!!
これは面積当たり日本一ではないのでしょうか?
想像すると、高齢の方が乗るのに転倒の危険も少なく、
そして積載するのに向いているので、
小さな漁村には最高の乗り物と思えました(#^.^#)


■僕が母島の大好きな点の一つに、
田舎なのに車が無くても暮らせる社会であるという部分があります。

日本の田舎で車社会でない地域は、
かなり限られてきます。

これは年を重ねても、ずっと歩いて暮らせるし、
足腰が普段から鍛えられて、健康寿命が延びる要員になると思います。

なので道幅は基本的にギリギリ軽自動車が通れる範囲で、
複線道路はその半分で、とてもいい雰囲気でした♪

ほとんど落ちていないゴミ、
生活のゴミ回収、
宅急便の配達などはどうしているのか、
とても興味がわく分野です。

自分がゴミ回収や宅急便、郵便の配達をしているので尚更気になります。

道端には色んな所に畑があり、
レタスや里芋、ラッキョウやキャベツなど豊富に植わっていました。
道端に普通野菜の畑があるのは母島にはあまりない光景です。


■海岸線を歩いて行くと、
消防艇庫があり、立派な消防艇がありました。

万が一の火事の時は豊富な琵琶湖の水を使いながら、
この消防艇が島の生命と財産を守るのでしょう。

僕も母島で消防団をしているので、
ここも気になる部分です。

道幅が車向けに広くないので、
琵琶湖のほとりで暮らす沖島を守るには確かに船が実用的な気がしました。


公園には不思議なオブジェ?もありました。
雨で島民もあまり見かけないので、謎は深まるばかりです(#^.^#)
今度ゆっくり滞在できるときはこの謎も聞いてみたいと思います。


歩いて行くと、沖島資料館がありました。

もちろん要予約でお休みでしたが、
中は覗けて、漁具などが展示されている様でした。


その先にはとても立派な小学校がありました!
今は20人以下程度の生徒が通っているそうです。

母島が人口450人で小中学校の生徒が35人くらい。
人口250人の沖島で小学生だけでこれだけいるのはなかなかな状況なのではないでしょうか?

また感じのいい裏路地のような道を歩いて、
集落を進んでいきます。

住民側の気分になると、
観光客が自宅の周りをウロウロするのはあまりいい気分ではないとおもうので、
出逢ったら必ず挨拶して、少しだけ世間話などをしたりしました。

あまり時間がないので、世間話程度しかできず、次回の宿題です♪



■集落を周り巡って、港に近くに来ると島唯一に見える、
車2台に重機が2つ停まっていました。

ガソリンスタンドも見当たらないので、
燃料は本土から細かく運んでいるのでしょうか?

凄い数の漁船がならび、
その燃料補給ステーション(軽油)は港にあったので、
何らかの方法で運んでいるのでしょうね(#^.^#)


集落を越えて、西の奥に泊りたかった宿があるので、行って来ました。
4名以上から宿泊可の「湖上荘」です。
この日はお休みだった「いっぷくどう」を経営している方が、
この宿もやっているそうです。
いつか泊まってみたいと思っています!!

この宿への湖畔の道がまたとても良い感じで、
すごく静かでまったりと出来ました。

ちらほらと釣りをしている方がいて、
簡単な挨拶を交わしました。
ブラックバスばかりのイメージでしたが、鮒とか釣れるのでしょうか?

歩いてぐるっと回って戻ってもまだ少し時間があったので、
高台にある神社へ参拝し、
旅の無事と家族の健康を祈り、
帰りの船に飛び乗りました☆

帰りの船では小学生が6人位乗っていて(本土の子たちかな?)
近江八幡へのバスの中が大合唱やワイワイ騒ぎになり、
運転手さんが一人一人の名前も知って、把握していて、
田舎らしい和やかな雰囲気で帰路に着きました(#^.^#)

さあ、次回は京都①綾部編です!!

滋賀新人議員研修~日本一大きな琵琶湖のほとりで

2023年11月14日 | 議員活動
■議員の内地出張で10月に続いて、なんと11月も内地へ。
今回の内地出張研修のメインは、
滋賀県にある「JIAM全国市町村国際文化研究所」での新人議員研修でした。

そこで新人議員向けの研修があり、
今回は年2回開催するうちの2回目。

定員100人に対して倍の200人の応募があったらしく、
抽選となり、同じく40代で小笠原村議会に新人で入った平野議員はまさかの抽選で選ばれず、
小笠原からは僕一人だけの参加となりました。

行く前はとても残念だと思ったし、
寂しい気もしましたが、
これは逆にたった一人知らない所に飛び込むという、
ワクワク感に溢れるものになりました♪

生まれて初めての琵琶湖にあがる朝日を眺めながら、
このご縁で繋がれたみんなとの奇跡を味わいながら3日間の研修を楽しみました。


■この研修施設は宿泊施設も伴う大きな研修施設で、
同時に他の市町村の行政の研修も行われていました。

大きな講堂から、中サイズ、小サイズの教室があり、
食堂に運動場、レンタサイクルもあり、
とても充実した研究施設だと思います。

10月の出張時も小笠原の村議が2名、こちらで行われる研修に参加しています。

紅葉の美しい唐崎駅からの並木道を歩いていきます。

僕にとって、この研修で学んだこと、
そして出逢った同期の議員仲間はかけがえのないご縁となりました♪

多様な世代に性別も違ったりしますが、
お互いが同じ時代のタイミングで議員になった仲間です。

頑張る土地やイデオロギーは違えど、
その土地を良くしようと活躍する議員であることには変わりありません。

お風呂屋さんやタコ焼き屋さん、
福祉や介護をしている人、
観光の仕事をしている人、
農家の人、
やっぱり多彩で本当に面白いです(#^.^#)

お互いに驚くようなそれぞれの議会での違いもあったり、
ヒヤヒヤするようなエピソードも満載で、
とても良い出逢いとなりました☆

滞在はこの研修施設内に宿泊棟があり、
コンパクトな個室が用意されていました。

トイレは各部屋にありますが、
風呂は共同シャワーか大浴場となります。

夜23時が外出のリミットで、朝は6時から外に出れます。


■朝には琵琶湖、朝活ランニングもできて、
風情ある美しい唐崎神社にも参拝できました。

神社の境内の奥にある、
明治時代からの松が寿命を迎えていて、
ギリギリの状態を支えられながら、
次の世代が育っている、
そしてそれを地域の人が大事にしているのが伝わって来て、
とてもいい雰囲気の神社でした☆

その為にも立派な鳥居が設けられていました。

その松についてのご案内です。


歴史ある神社の様です。


近くの散歩道には「マムシ注意!」の看板が。
危ない蛇がまったくいない小笠原で暮らす僕にとっては、
ハッとさせられるものでした。

しかし、すぐに元来のヘビ好きの想いが溢れてしまい、
草むらを探してしまった事はナイショです(#^.^#)

小学生の頃、ヘビを飼うほど好きだったので♡

美しい紅葉も始まっていて、
島では見れない情景にウットリしておりました♪
※小笠原には紅葉がないのです!


■3日間の研修で、僕は一番2日目の本橋謙治氏の講義が特に興味深く、
グループワークなど受け身だけの講義と違い、
交流やまとめ、発表などがあり、とても有意義な研修となりました。

一緒にグループワークしたのがこのメンバーです。

左から
関達夫 木島平村議会議員(長野)
高橋洋志 日南町議会議員(鳥取)
川田一浩 白川村議会議員(岐阜)
立石光助 小根賀町議会議員(長崎五島)
戸前寿乃 大桑村村議会議員(長野)

超楽しいグループワークでした♪
ありがとうございました!

あまり大きくない規模の地方自治体の議員同士、
政務調査費の有無から、その運用の違い、
報酬の差に同じ悩みなど、
沢山の意見交換にもなりました。

沢山の名刺交換も行い、
今後も繋がって行きそうな方が沢山いて、
本当にありがたい機会となりました。

議会の活動の報告は議員日記Facebooページに日々アップしているので、
ぜひご覧ください(^^♪

今回、3日間の研修以外はこれといって視察などは決まっていないので、
僕は友人や知人に紹介してもらって、
京都市と綾部市の二人の議員さんと意見交換を行いました☆

5月、10月と内地に視察や表敬訪問に来ていますが、
小笠原という内地に行ってもすぐに帰れない制約のお陰で、
色んな個人的な視察や調べ、挨拶の時間に使えています。

それがいつもその後の議員活動に強力なご縁となっています。
限られた時間をフルに活用し、
島の為に出来るごことをして行ってます。

まさに不便を便利に変えてしまうMaster of Lifeの精神です♡

これが無理強いとかではなく、
本当に楽しいし、嬉しいし、ドキドキワクワクしているので、
とても有難いこととして活用させてもらっています。

個人活動の場合、交通費などは公費ではなく、すべて自腹なのでお金はかかりますが、
お金では買えないプライスレスな出来事と出逢いになるので、
存分に活用していきます!

次回からはそんな話の
沖島編
京都①綾部編
京都②伊根編
に分けてアップしていきます。

お楽しみに(#^.^#)