小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

ローゼル3品種集合!!

2017年11月09日 | ローゼル
■今、母島の畑には3種類のローゼルがいます。

左から
「うちなーローゼル」
「ルビーローゼル」
「母島ローゼル」。
※ルビーローゼル以外は管理運営上の理由により、勝手に命名しました(笑)。

これを機にちょっと分析してみました。

■こちらはうちなーローゼル

2月に行った沖縄で譲ってもらった品種です。
「うちなー」とは沖縄の方言で沖縄のことを指します。
今年初栽培です。

晩生で母島のローゼルに比べて約1か月開花が遅く、収穫はもう少し遅く、
多分収穫全盛期は11月下旬の見込みです。

花はオクラに似て黄色です☆


色んな品種があるなかで、
これは広葉で実が細長いです。
長さが5.5cmあります(母島品種は4cm)。

味や香り、品質はまだこの時点で加工していないので、
不明ですが、ガクの果肉は母島ローゼルよりは薄いです。
重さも約半分。

栽培としては、台風の襲来シーズンに多くの実を付けないので、
木が倒れても折れるケースは少なそうです。

今季は10本に満たない位しか栽培していないので、
多くの出荷は望めません☆

■そしてルビーローゼル

ガクがそんなに肥大しないな~と思っていたら、
葉を利用するローゼルでした(笑)。
こちらも今年初栽培。

加工初挑戦は前回の記事に書きましたね。

ガクの長さは2.5cmという可愛さ。(母島ローゼルは4cm)
重さは5分の1でした。

葉が赤シソの様に紫で、
畑で異彩を放っています♪

11月上旬の今が収穫最盛期。
中生ということになりますかね?

こちらは母島ローゼルと違い、
多年草で2~3年は枯れずに収穫できるということで、
周年ローゼルを利用できる貴重な存在です。

味は少し薄めですが、
香りが強くて、なんだか上品です(*^_^*)

こちらも今季は10本もないのであまり出荷は望めませんが、
周年利用できるそうなので、
興味があって希望者には個別で販売できるかもです♡


■そして母島ローゼル
2月の沖縄で2品種増えて、
今さらながら早生種であることが分かった母島のローゼル(笑)。

10年近く種取りを繰り返し、
どんどん母島の土と気候に合ってきて、木も実も大きくなってきました。

今の実は1個10~15gで、大きさは長さ4cm×幅4cm程度。

現在は収穫末期で肥大があまり望めない時期ですが、
収穫前半の10月上旬の大きさはこれ以上です。

花は可愛いピンクです☆

今季、大々的に内地向けに発送してみて、
嬉しいことに、とても反響が大きく、
本土では割と珍しく、大きい品種のようです。

春先に作付けして、約半年かけて収穫するローゼル。
収穫期と台風の来週シーズンが一緒なので、
いつもヒヤヒヤしています。

しかし、強風にも柔軟で抜群なしなりで乗り切ってきています。
収穫末期の、木が硬くなると折れるのが増えますが、
いつもその逞しさに元気をもらいます(笑)。

母島ローゼルはこれから種取りのシーズン。
今年の11月は本当に雨が多く、種取りは難航しそうです。
毎年、収穫した実から種を取ったり、
畑の樹上で熟成させて種取ったり、
様々な方法で種を絶やさない様に細心の注意を払っています。


ローゼルはオクラと同じアオイ科なので、
一緒に並んでもらいました。

オクラの花も♡


ちなみに普通のハイビスカスの花はこちら。
島のそこらじゅうにあります☆

みんなそれぞれ、いい持ち味があります。
やっぱり、みんなちがって、みんないい。そう思います☆

■今日は1時過ぎに起きました(笑)。
いつも「その時間は早起きとは言わないよ。みんな寝る時間(笑)」と突っ込まれますが、
僕にとってはこの超早起きはクリアなすごく好きな時間なのです♡

子供たちも寝ていて、朝日が昇るまで、
じっくりやりたいことと向き合える天使の時間です♪

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