31日㈭、朝から雨。
午後、児童心理治療施設「るんびに学園(綾部こどもの里)」(綾部市十倉中町)を運営する社会福祉法人るんびに苑の臨時評議員会に出席した。
平成15年(2003年)6月1日に開所した「るんびに学園」も、もうすぐ20周年を迎えることになり、創設以来、理事長を務めてこられた藤大慶さんが理事長も理事も退任され、代わって大阪市西成区にある西教寺住職の長谷川毅正さんが新理事長に就任されることになった。
藤理事長は若い頃には大阪府茨木市の西福寺の住職を務めながら、様々な悩みを抱える子どもや若者の支援をしてこられ、それが「るんびに学園」の創設につながった。ゼロからの資金集め、施設の場所探し、社会福祉法人の立ち上げとその後の運営において、私財を投げ打って全身全霊を傾けて取り組んでこられた。
「るんびに学園」には児童虐待を受け、家庭から引き離して心理的治療をする必要があると児童相談所から判断された京都府、大阪府、兵庫県などの小学生、中学生が措置入所している。京都府下にはここ1ヶ所しか施設がなく、定員は30名。支援員の人材確保が難しいため、現在は24名が在籍している。
京都府にはもっと支援を拡充してほしいとずっと要望しているが、これからもさらに良い施設になるように私も協力していきたいと思っている。
夕方には、A組(田中拓真代表)という綾部の20代の若者でつくる団体主催の「サクラチルヤ」というイベントに顔を出した。天気が思わしくなく、寒かったが、紫水ヶ丘公園の市章広場で様々な催しが行われていた。
私も20代の頃にNEXTという青年団体を立ち上げ、フリーマーケットや月刊フリーペーパー発行、青年交流イベント、まちづくり合宿、綾部の魅力発見ツアー、婚活イベント「綾部の春」、綾部のメーリングリストなど、いろんなイベントをやってきた。たくさんの方々の応援を得て、失敗もしながら良い経験と人のつながりができたので、こういった綾部の活性化のために何かやろうと考えている若者の活動は応援したいと思っている。