ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

女性に対する暴力対策関係予算

2013年01月24日 | 女性の自立

 

「女性に対する暴力にかかるコスト計算」に関する国際会議、2日目。

↓国連がくれた、ロゴ入り計算機・・・・・予算あまったから作ったんだろうか? 

「女性に対する暴力女性に対する暴力のコスト計算は、人権問題としてとらえる必要がある」との専門家からの主張があって、なるほどと感心するのである。たとえば、「誰が(暴力にあった際に)サービスを受けられるのか」という問いは、「市民とはだれか」に直結しているし、周辺化された立場にある女性にとってはサービスへのアクセスすら難しくって、コストに換算されてない場合がほとんどなのだ。

 

18か国からの参加者があったそうで、なんとも国際色豊かな会議。コスト計算している国は、ベトナム、インドネシア、バングラデシュからの事例紹介があったのだけれど、それぞれ違うアプローチで、暴力の経済コスト計算がまだ発展途上であることを感じるのである。

↓国連のワークショップで典型的なグループワーク

今後の計画を策定中・・・・・予算手当のないままに計画をつくるのは気乗りしないんだけれどなあ。

↓今後の計画をグループワークから発表してる様子

 

今後、女性に対する暴力撲滅のための国家計画を実施するにあたって、どの程度予算がかかるのかの算定をしてほしいんだけれど、そんなの可能なのかな・・・・・・?

なんとも大変むつかしい会議だったけれど、無事終わって、会議後はみんなでディナーパーティー。

↓子どもも参加、ホワイトアプサラにうっとりする子ども

 

女性に対する暴力にかかる経済コストに関する取組は始まったばかり。これからどんな風にすすんでいくのか、みんなで作り出していく過程に参加していくのも、勉強になるし楽しいかな。でも難しい計算式がたくさんで、ちょっと苦手かも・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。