ジェンダーからみるカンボジア

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王立大学での講義

2015年12月07日 | カンボジアのジェンダー規範

 

カンボジアの王立大学で使用してもらう、ジェンダー学の教科書を作成中・・ほぼ終わりなんだけれど、いろいろ読み返すと、やっぱりこうしたほうがいいかとか、悩めるところがあって、まだ続いてる作業。蘇州での約2週間、なんだか遠い昔のよう・・・・

↓王立大学に行く途中で見た、結婚式の様子

朝早くから、伝統儀式をみれてうれしかったかな。さらに、この結婚式の主人公たちは、多分30代で、それもなかなか関心あるかも。

↓王立大学からの眺め・・・前回みたのとは違って高層ビルがたくさん建設中

↓今回特別講義をする教室は、なんと、クオリティコントロールの部屋

食堂で朝食をとりながら職員とビジネスの話をしたりしてたらたらしてて、教室にいったのは講義の10分前。でも、学生29人のうち27人はすでに着席してる・・・・・さらに、教室に入ると全員立ち上がってわたしを迎える・・・・・うちの大学ではあり得ない対応で、かなり感激したのであった。

↓学生は7割が男性、2回生と4回生の特別クラス

いろいろ驚いたことはあったけれど、ひとつ思ったのは、王立大学の学生は知識はあるけれど分析力や論理的思考は弱い。他方うちの学生は知識はあんまりないけれど、質問するとなると、質問しないとそんだと思ってるくらい質問してくる。

↓16日キャンペーン実施中、学生でもリボンをつけてる子がいた

↓講義後、久しぶりにTHE SHOPにいってセックスワーカーの調査の協議

王立大学、本来は教員を対象に講義をする予定だったんだけれど、弁護士養成校のときと同じで、「外部講師がきてくれるなら」ということで、教員は勝手に目的をすり替えるのである。ま、これはすでに慣れたけど・・・

↓ストロー2本でコカコーラ飲んでる・・・

王立大学での講義は、なかなか面白かった。ただ、タリバンの問題の映像をみせたので、タリバンって何か知ってる?って聞いたら、誰も知らない・・・タリボンっていうそうなんだけれど、それでも、知らない。あーあ、うちの学生にも同じ映像をみせたんだけれど、もしかして、何もわかってなかったかも・・・・・女子の教育といえば、タリバンを取り上げるのは普通なんだけれど。

宿題もだしたし、次回を楽しみに・・・

 

 

 



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