ジェンダーからみるカンボジア

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仕事でビアガーデンへお出かけ

2015年12月06日 |  ビアガールたちとの仕事2015

 

 

11月25日から12月10日までは、16日キャンペーンといって、女性に対する暴力撲滅のためのキャンペーンを全土でいろんな団体が開催している。仕事の関係で、ビアガーデンでのキャンペーンを取材することに。

↓準備中、明るいうちから事務所を出てビアガーデンへ

ビール販売をしている女性たちを含むエンターテイメントワーカーの戦略を策定する仕事をしたので、コアメンバーとは仲良しだし、今でもいろいろまだ関わっているのだ。

  

ビアガーデンに行くのは実は久しぶり・・・というよりも、「不健康なビアガーデンに行くのは」、といったほうがいいかもしれない。

↓お手伝いさんがいろいろ買ってた、行商の人

 

一人でビアガーデンに行ってもつまらないので、子どもと、飲み相手を呼び出すのである。

↓サラダ、大好物だけれど、食べるのは久しぶり・・・・

 

オレンジ色のTシャツを来たキャンペーンスタッフが、お客さんに近寄って行って、女性に対する暴力について「やらない、許さない」というような誓いを立ててもらう。

↓お客さんにキャンペーンを説明中

 

↓注文しすぎた料理、子どもたちは遊ぶことに一生懸命で食べない・・

 

値段を聞かないままオーダーしたら、とっても高いお会計でびっくり。平均的市民が行くというよりは、お金持ちのおじさんたちが女の子と遊ぶために行くための店だったのだ・・・・いやはや、そんなところがよくキャンペーンをするって許可してくれたなと感心。

↓サービスでついてきた料理

ビアガーデンでは、大量に女性がいて、カラオケにそのまま入っていく客もいれば、テーブルで食べている客の相手をする女性たちもたくさんいる。なんとも不健康で、驚き・・・そもそも女性の客なんて誰もいない。

↓女性たちが「オーダー」されている様子、久しぶりにみた・・・・

 

ただ、暴力は減っているそうで、何かあったらマネージャーが警察をよんでくれたりしている。まあ、暴力とか問題をおこしたら、店にとっても評判を落とすから、いい対処法だと思う。

↓大好物のカエル、ビールのあてにぴったり

 

今回仕事の関係でインビューした、かつてビールを売っていた女性によると、「車に連れ込まれて、銃で脅されたことがあって、とっても怖かった」そう。「当時は細くて若かったから・・・」と、今はふっくらして二人の子育てをしながらシングルマザーでがんばってる話を聞かせてくれた。こういう話を聞くと、その度に、元気をもらえるのである。

 

 

 

 

 


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