気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

東京みなと祭

2010年05月16日 | 年中行事

折から晴海埠頭で開かれている第63回東京みなと祭へ、日本丸の写真を撮ろうと行ってきました。会場のアナウンスで、今年が63回目の「みなと祭」ということを知りました。これまでにも、何度も日本丸や海王丸を撮るために行っていたにもかかわらず、何度目かと言うことにはほとんど関心がありませんでした。逆算すると、昭和23年から開催されていたようです。すばらしいことですね。

日本丸の船内公開は、16日のみです。昨15日は、「セイルドリル(総帆展帆ともいいます)」が執り行われました。昨日は、袋田の滝へ行ってきたので、晴海の総帆展帆は見ることはできませんでした。青空の下、適当な風があると、帆が風を孕んでとてもきれいなのですが、残念なことです。

船橋で通常は舵を取るのでしょうが、練習船である日本丸や海王丸には、船尾にも舵が設置されています。訓練生に尋ねても、期待したような返事がもらえませんので、もしかすると勘違いかもしれませんが、この船尾の舵は、船橋では舵がとれないような状況でも、ここで操船ができます。この舵輪は舵に直接接続されているため、人力のみで操作ができるからです。舵輪は二重になっていて、荒天時には4人で操作するのだそうです。

この椰子の実は、甲板掃除用の掃除道具です。この椰子の実で、甲板をごしごし磨くのです。

セイルは上がっていませんが、日本丸の全体像です。

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