昨夜何の気なしにインターネットを見ていて、山高神代桜が満開、とのことを知りました。また、天気も今日のお昼頃までは快晴と言うことも知りました。そこまで知れば十分です、山高神代桜に会いに行くほかありません。そんなわけで、今朝早く自宅を出、中央本線日野春駅へと急ぎました。
一応地図はコピーしていったのですが、日野春駅からはタクシーを利用させていただきました。そのタクシーの運転手さんに色々お話を伺いましたが、この山高神代桜もエゾヒガンザクラなので、ソメイヨシノより開花時期が早く、今年はもう見頃を数日過ぎていると言うことでした。
さて、山高神代桜ですが、樹齢は2000年を超えているそうです。そのため、過去に何度も延命処理を施されてきたそうです。一番最近では、4年かけた処置が昨年完了したところとか。確かに樹齢は2000年超かもしれませんが、根本幹周り部分をのぞき、伸びている幹の殆どはせいぜい200~300年くらいにしか見えません。でも、精一杯花をつけているのはけなげとしか言いようがありません。
根尾谷薄墨桜は存じませんが、昨年訪れた三春滝桜の方が樹勢としては旺盛なように思います。この山高神代桜の根元部分は痛々しささえ感じてしまいます。これからも、春には精一杯花をつけて欲しいものです。
とはいえ絶好の快晴の一日、十分楽しませていただきました。山高神代桜しか無いような書き込みですが、久遠寺枝垂れ桜や、根尾谷薄墨桜など、全国名木の子桜もあり、当然ソメイヨシノの立派な木にも満開の桜が随分咲いていました。