徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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タイガースの2位を考える。 良かったのか・・・・

2014年10月07日 20時03分49秒 | 野球・タイガース

6日、広島が負けたために、タイガースが2位となりました。
それはそれで良かったのですが、今日の球団のニュースを見て、何かちょっと違うんではと思いました。

今年で3年契約が満了する和田監督に対して、来季も続投させる方針を内部で再確認したということが報道されました。
その理由が、最終的に2年連続2位に食い込み、その手腕を買ったということだそうです。

続投ということは、来季も和田監督で優勝出来ると、球団は判断したのでしょう。

確かに、2年連続の2位は、結果としては立派なものですが、それは、優勝を期待されているのに、2年連続の2位は、決して満足できるものではありません。

優勝を期待していたのは、どうやらファンだけだったようで、球団は優勝より、なんとかCSに出て、それも甲子園球場で試合が出来、その収入をあてにしていることの方が、良かったのではないかと勘繰りたくなるのは、僕だけでしょうか・・・・・

 

確か、和田監督が就任した時には、少しのスパイスをかければ、優勝できるようなことを言っていたのですが、そのスパイスは3年たってもかけらません。

その上、和田監督が続投して、コーチ陣を入れ替える話が出ています。
現場のトップが責任を取らず、それを部下であるコーチ陣に責任を取らすということも、トップとして、そして多くの選手を束ねる監督として、いかがなものかと思わざるを得ません。
コーチを入れ替えるのは、決して悪いことではありません。
全体を締めるということにつながると思いますが、それだけ、監督自身の能力が問われるのです。

選手個々の成績は、見事なものだと思います。
多くのタイトルを取っていながら、それを優勝という結果が残せないのは、なにか采配に問題はなかったのでしょうか?

そして、首位になる機会を何度もありながら、ことごとく、ここと云う時の勝負弱さは、選手だけのセイでしょうか?
昨年と同じ轍を踏んで、絶好の機会を逃がし、優勝を逃がしても良しとする球団の姿勢も、事なかれ主義の表れではないでしょうか?

 


まだ、最終的に決まった訳ではないようですが、シーズン中にも、そしてこの微妙な時期にも、球団が中途半端な発表をすること事態が、おかしいのではないでしょうか?
続投させるなら、そう言えば良いところ、このCSの結果によっては、辞めてもらいますよ・・・というようなエサを釣るようなことでは、監督自身もさることながら、選手も戸惑うのではないでしょうか?

来年は、球団創設80年です。
2005年の優勝以来、来年で10年。  9年間、優勝から遠ざかっています。
優勝への意気込みをファンに見せて欲しいものです。


名字を考える・・・・① ー名字と苗字ー

2014年10月07日 08時32分16秒 | 独り言・社会・ニュース

日常生活に欠かせない「名字」ですが、平素はあまり気にしません。
それは、単なる記号、符号と捉えている面があります。
今、あるのは両親がいて、そして先祖があるからこそなのですが、最近、そのような考えをしなくなってきています。
しかし、今の自分の性格は否応なく、先祖から受け継いでいるものがあり、DNAを受け継いでいるのです。


その先祖の名字はどのようにして生まれ、どのようにして付けられたのでしょうか?


名字は、平安時代末に発生し、徐々に広まったと言われています。
このころ、武士の間で生まれた通称が「名字」となりました。
当初は、姓と明確に区分されていました。

たとえば、北条時政の名字は、「北条」ですが、姓は、「平 朝臣」です。
公式な場では「平朝臣時宗」と称しました。

江戸時代末までは、朝廷の公式行事の場で、位階や官職を与える文書では、姓を重視されていましたが、名字が広まると姓は次第につかわれなくなりました。

江戸時代には、武家身分の者だけに名字を公称することを許されていました。
「名字」の「名」とは、領地を表していました。
つまり、名字とは「領地の地名」といった意味だったようです。
それが、「出目を表す名」を意味する「苗字」と書かれるようになりました。

    

     水彩画 ”くすのきと人力車”  F10 


明治8年(1875年)に「苗字必称令」なるものが出て、全国民が名字を名乗ることになりました。

その時、私称や屋号、そして名家の名字をそのまま勝手に付けた者などがいたため、本来の家の由来というものがあいまいになりました。

なお、「名字」は、かって「苗字」と言っていましたが、文部省が「名字」を用いていたので、学校教育の場で「名字」が統一されてきました。

また、法務省では、「氏(うじ)」を正式名にしているようです。
法律上は、「氏名」・「氏」が使われています。

     

         水彩画 ”八坂の塔と人力車”  F10 



明治時代の「苗字必称令」なるもので、苗字の本来の家の由来などがあいまいになり、現在の名字もある特定の者以外は、出鱈目が多分にあります。

それでは、今でも好きな名字を名乗っても良いか、というとそういう訳にはいかないようです。
現在では、名字の変更は、戸籍法により、やむを得ない事由のあるときに限って名字の変更が出来ます。
そのやむを得ない場合とは・・・
① その名前を名乗るのことが、本人に有害である場合。
   たとえば、天狗とか赤鬼とか珍奇な名字の時。
② 識別機能が十分でなく、難読な場合。
③ 通用が長い場合。
④ 身分の発生・変動に準じる場合。
  たとえば、内縁の妻や子が死亡した夫や父の名字を望む時

つまり、余程変わった名字を持つものでないと変更は認められません。