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徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

トラ、19安打14得点、金曜日は無敗を継続

2013年05月03日 19時37分25秒 | 野球・タイガース

今日は勝つ番なんて言っている場合ではありません。
これでは、何時まで経っても貯金は増えず、巨人を追いかけることは出来ません。

と言っても、負けるより勝つ方が良いのに決まっているのですが、諸手を上げて喜んでばかりいられないようです。

初回、ヤクルトに先制され、さすが金曜日 不敗のメッセンジャーでも嫌な予感がしましたが・・・・
1回の裏、西岡の2ベース、マートン、良太の連続四球、ワイルドピッチで西岡が帰り同点。
続く福留のあまり良いあたりとは言えませんが、センター前に抜け、1点をリードします。

2回、メッセンジャーは、ヒットこそ打たれませんでしたが、良太の落球と四球で無死1,2塁のピンチを向かえます。
ノーアウトから、良太の落球で嫌なムードが漂い、ここから崩れても不思議ではなかったのですが、メッセンジャーの強運が味方しました。
ここを切り抜け、2回の裏の猛攻が始まります。

 

この回、藤井から6連続安打と新井のヒットで一挙6得点。
3回にヤクルトは、2点を入れますが、その裏、新井貴の2ベース等で4点を入れ12対3とし、これでやっと勝負が決まりました。

 
   
今日の先発オーダーは、新井良と福留を入れ替えました。


立ち上がり不安定だったメッセンジャーは、バックの援護もあり、7回126球 6被安打 4奪三振 3失点、3自責点で4勝目。

先日は、”ボロ勝ちのあとは、ボロ負け”と書きました。
今日は、”ボロ負けのあとは、ボロ勝ち”と書けば良かったのかも知れませんが、このような堂々巡りは、明日には、終止符をうってほしいものです。

      
 2回、藤井に続いてメッセンジャーも続きました。    今日のヒーローは、新井貴と大和
                               3安打したのは、上記2名とマートン、西岡の4名 

明日の先発は、岩田と発表されました。
岩田は、今年 3回先発して、3試合とも初回に失点し、負け投手になっています。
その不名誉を払拭する好投をみせ、打撃陣のバックアップを期待したいものです。

 


映画 「 藁の楯 (わらのたて)」

2013年05月03日 08時21分29秒 | 映画・社会

先日見ました映画「舟を編む」も、その題名の意図するところが、疑問でした。

今回の「藁の楯(わらのたて)」も、この題名が言いたいことは何だろうと言う興味がありました。
もちろん、それだけではありません。
予告編を見て、なかなか面白そうなストーリと言うこともありました。

大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也というキャスチングにも興味を持ちました。
これは、木内一裕の同名小説を映画化されたサスペンスアクション映画という触れ込みでした。

さて、この題名の「藁の楯」とは、素直に考えて、矛盾したものの例えと思われました。
つまり、何の役にも立たない藁(わら)を楯(たて)として使う事自体、矛盾極まりありません。
この映画では、その役に立たない藁は誰で、その藁を誰が楯として使ったのでしょうか・・・

 

  

話は、7歳の幼児が惨殺される事件が発生したことから、始まります。
8年前に同様の事件を起こし、出所したばかりの清丸国秀(藤原竜也)に容疑がかかり、警察の捜査が始まります。

事件から3ヶ月後、事態は大きく変わります。
殺された幼女の祖父・蜷川(にながわ)(山崎努)は政財界に顔の聞く大物で、その彼が、清丸を殺したものには10億円を支払うという広告を出したことから、多くの国民が殺気立ち、それを知った清丸は、身の危険を感じ、自首します。

東京まで護送することになったのですが、彼の身を守るために銘苅一基(大沢たかお)と白岩篤子(松嶋菜々子)の二人のSPを付けます。
何時、誰が襲ってくるとも分からない緊張した護送が始まります。
清丸への憎悪と賞金狙いの国民やその護衛警官までもが、SPの行く手を阻み、果たして警視庁まで清丸の命を守って護送出来るか・・・

 

  

 

しかし、その映画を見ていて、あれ・・・なんで・・・など突っ込むことが多くありました。

車の護送に失敗して新幹線の護送に替えますが、なぜ、困難が予想され、多くの人に狙われているのに、初めから乗客を入れての護送にしたでしょうか?
その新幹線がなぜ台湾の新幹線なのでしょうか?

新神戸駅で停車しましたが、新神戸駅を知っている者からすれば、それが新神戸駅でない事が分かります。 それも台湾の新幹線のどこかの駅だったのでしょうが、すごく違和感があり、これで緊迫感は無くなってきました。

又、線路での妨害で降りて山道を歩きますが、1台も通らない中、たまたま来た車に被害者の父が乗っており、その後来たタクシーには、謎の女運転手(余貴美子)が声をかけ、その車で検問所を通ることが出来ます。
そこには、女運転手もおらず、検問でもトランクも開けず、運転士いる白岩や客として後ろに乗っている銘苅も検問の警官は何の疑問も持たず、通します。
面がわれているはずなのですが・・・・

警視庁に連行した後、大勢の前で蜷川と清丸が対峙すること事態可笑しいのに、その蜷川の持っていた杖が仕込み杖であり、それを振りかざして清丸に襲い掛かりますが、取り囲んだ大勢の警官も遠巻きのため押えることが出来ず・・・・後は見てのお楽しみということで・・・・

余りにも、なんでやねんという無理な設定が多くあり、チョット興味を削がれました。
ただ、これも映画と割り切れば、それはそれで面白いのですが・・・・・

清丸の裁判での判決は、死刑・・・・
その清丸の裁判での最後の言葉を聞いて、余計に、こんな犯罪者にも命がけで、命を守る楯が必要だったのかを考えさせられました。