”エラーも野球の内”と言われますが、これはエラーしたものの言い訳なのでしょうか?
誰もエラーしょうとしてエラーするものはいないとも云われています。
でも、そのエラーで負けたとなると、した者も、周りのものも”面白くない”ことは確かです。
これを教訓として、取り返すことが急務です。
これでチエンジと思ったスタンリッジも、あとは気持ちが切れたのか連打され、自らも暴投し、ゼロのはずが5点となっては・・・・
新井の集中力の欠如と云っては、言い過ぎでしょうか?
明日から、この汚名返上して欲しいものです。
相手投手が防御率1点台の菊池となれば、あと追いつき追い越せるのは非常に難しくなります。
もし、これが2点ぐらいで済んでいたら、まだ追いかける気持ちが維持出来たかも知れません。
スタンリッジの落胆した気持ちは推測難くありません。
ここは、勝負に徹するなら、思い切って替えることが出来たのではないでしょうか?
結果論ではなく、交流戦の戦い方としては、2連戦であり、投手をつぎ込むことが可能なのです。
スタンリッジも3回までは良くありませんでした。
菊池も制球に苦しんでおり、傷口を最小にしておけば、どうなるか分からなかったと思うのは、楽天的でしょうか?
西武は、9回には先発の十亀を使って、調整を兼ね、勝つことをチームに知らしめたのです。
トラも、非情であっても、勝つぞ、という意思表示をして欲しかった。
皮肉にも、中継ぎの鶴、玉置が好投し、ゼロに押えました。
特に、玉置の好投は、この試合唯一の収穫でした。
7回 良太の5号ソロ
もう一つ、この試合で、スキがあったと思われるところがありました。
DHでコンラッドを使ったことです。
2軍で1本ホームランを打ったらしいですが、好調で上がってきたわけではなさそうです。
コンラッドは、代打で充分と思っていたのですが・・・・
4打席で、三振2つと2ベース、最後はショートゴロでゲッツーでは、もの足りません。
憶測するに、今、トラは、新しい助っ人”ボイヤー”の獲得に力を入れており、この祭、コンラッドを切る状況をつくるためのDHとすれば、ファンをバカにしていると言わざるを得ません。
これが本当とすれば、勝とうと言う意思が見られず、選手にもスキが出ても仕方がなかったと言えます。
今まで、交流戦でセ・リーグが奮わないのは、DH制を上手く利用出来ず、2連戦の戦い方に問題があったように思われます。
一つのエラーで負けたのは、この試合だけで済めばよいのですが、これが発端として、連敗に繋がってゆくことを憂います。
昨年、松山でのミスから、トラが下降線をたどったことを云われており、その2の舞だけは避けて欲しいものです。