徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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トラ、岩本、初登板 初勝利 打撃陣も豹変

2012年09月09日 19時29分44秒 | 野球・タイガース

2年目20歳(10月21日誕生日で)の岩本の初登板、初先発を初勝利で飾りました。

6回を78球、2被安打、4奪三振、1与四球、で無失点。
マウンド度胸も大したもので、見事な内容であり、6回での降板はもったいない気持にさせられました。

6回、78球では、完投、完封ペースで、こうなれば出来るところまで、投げさせてはと思われましたが、初登板と言うこともあり、ボチボチ握力も落ちると判断したのか、どうか分かりませんが、最初はここまでとしたのでしょうか?

  

 

ただ、ストレートは140Kそこそこで、ゆるいカーブなどの変化球に効果があったのですが、案外と慣れれば打たれるのではと心配です。

先日の歳内もそうでしたが、中々マウンド度胸もあり、首を振るなど、頼もしい限りです。
完投出来るほど甘いものではない事は分かりますが、もっと見たい気持ちにさせられました。
この卵を、金の卵にするのかどうかは、これからの指導者如何にかかってきます。

小嶋や秋山、西村はどうしたのでしょうか?
彼らに、歳内、岩本だけではなく、他にも隠れた原石、それにベテランをも加えて、活気ある投手陣を編成して欲しいものです。

暗い話題が続いていただけに、少し明るい光が見えて、これが来季にも発揮できる環境作りが大事でしょう。

 

  
   8回、ブラゼル 12号ソロ            ヒーローインタビューを受ける岩本

 

また、打撃陣は、今日に限って活発でした。
今季、それでなくとも打てないと言われ、タイムリーが出なく、投手陣泣かせの打線でした。
今季 時々、思いだしたように、打線の爆発はあったのですが、長続きしません。
いわゆる、好調の波に乗ることがなく、今日の打線が、波に乗り、勢いが付くことを期待したいものです。

この中日戦を見ても、1点取るのがやっとという状態の打線が、今日は、面白いようにタイムリーが飛び出し、この初登板の若い投手のバックアップをしました。

特に、上本が5打数4安打2盗塁と今日の勝利の立役者の一人となりました。
大和の2安打、良太の2安打、マートン3安打、ブラゼルの2安打、内12号ソロを含み、合わせて13安打の猛攻でした。

打線は水ものと言われますので、この打線もあまりあてには出来ませんが、ここ2.3試合、先発オーダーに大きな変化がなく、落ち着いた打線になったのも、一つの原因でしょう。
今日は、金本、新井、桧山の代打も出すことなく、徐々にベテランの出る幕が制限されてゆくのでしょうか?

そうなれば益々、中村GMの仕事が重要となってくるのですが、はたして、失礼ながら、中村GMには、それだけの権限と見識と決断力があるのでしょうか?

ファンは、暗黒時代の中村監督のイメージが強く、あまり良い思い出はないのですが、それを反面教師として、トラの再建を願わざるを得ません。