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北陸新幹線、開業(2014年度末)に向けて

2012年09月10日 10時57分22秒 | 鉄道のよもやま話

国土交通省は7日発表の2013年度予算の概算要求に、整備新幹線5区間の整備費(国費)として、12年度当初予算と同額の706億円を盛り込みました。

ここには、6月に認可された北陸新幹線の金沢ー敦賀の事業費も含まれているようです。

北陸新幹線は、長野ー金沢間を2014年度末に開業予定です。
金沢ー敦賀は、2025年頃開業予定となっています。

  

JR東日本とJR西日本は去る4日、開業予定の北陸新幹線に導入する新型車両の概要を発表しました。
フアストクラスの「グランクラス」を導入するほか、国内で初めて全トイレに温水洗浄機を付けるなど機能面の充実をも計ると言われています。

新型車両は、12両編成で、白を基調とした外観の車体の上部に沿線の空を表した青色をあしらい、その周りを日本の伝統工芸の銅器をイメージした銅色で縁取りしています。

内装は、茶系のシックな雰囲気で、普通席でも窓際などにコンセントが付いています。
普通車の前後の座席の座席間は、東京ー長野間を走っている「E2系」より6センチ広い。
JR東日本とJR西日本が相互に乗り入れるため、車両もそれぞれで製造され、来年秋に最初の車両が完成されます。

   

これで、東京ー金沢間を約2時間半で結ばれます。
最高時速は、整備新幹線規格の260Km/h。

金沢ー敦賀間については、いわゆる「フリーゲージ」を導入し、新幹線と在来線とを直通運転されるようです
線路幅が違う在来線と行き来出来る列車「フリーゲージトレイン」(FGT)を走らせ、敦賀ー大阪間を乗り換えなしで直通運転で繋ごうとするものです。

現在、長野新幹線ではE2系N編成が「あさま」として運転されていますが、2014年の北陸新幹線開業時には、新幹線の車両寿命である15年を超えるなどの事情により、新型車両が発表されたものです。

この新型車両は、両社の共同開発で、JR東日本が所有する車両をE7系、JR西日本が所有する車両をW7系と称することも発表されました。