トラは岩田、カープがマエケンの投げ合いとなりましたが、軍配はマエケンに上がりました。
5回まで、お互い譲らず、どちらが先に得点するのかという展開でした。
6回、新井、ブラゼルの2塁打でトラが先制、その後関本が2ベースを打ったのですが、ブラゼルがホームでアウト。
走塁に躊躇した分遅れたのか、ホームから足が外れ、惜しくも追加点が出来ませんでした。
ブラゼルは、審判に猛烈に抗議をしますが、真弓監督はベンチから出ようともしません。
ここは、例えアウトと思っても、選手が必死に抗議しておれば、出て行って慰めるだけの器量が欲しい。
岩田もここと言う勝負ところが弱いようです。
能見にも言えるのですが、前半と後半が明らかに投球に精彩がなくなり、スタミナなのか、メンタル面なのか分かりませんが、不運も重なり失速してしまいます。
不運と言えば、今日のカープの得点は、打ち取ってはいたのですが、あと一歩及ばず、アウトに出来ない微妙なズレを感じます。
結局、岩田は、7回1/3を111球、10被安打、6奪三振、2四球でした。
厳しい見方をすれば、勝ちの執念が、トラはカープより劣っていたということでしょう。
6回 ブラゼルの先制2塁打 6回、2塁から関本の2塁打でホームをつくがアウト
今年前半のトラは、波に乗り調子に乗れば、快勝するのですが、エースと呼ばれるピッチャーには、手こずり、あっさりと負けてしまうような気がします。
選手は、一生懸命なのでしょうが、見ているものに、それが伝わらないのは、プロとして残念です。
一生懸命さは、打者では、打撃だけではなく守備での活躍が、後半問題となるように思います。
長打が少ないなか、守備力が勝負を決めるのが、今年の通説なのですが・・・・
折角の勝率五割のチャンスを逸したのは、後半も同じように、ここ一番の弱さが出てくるようです。
ここは、打撃も守備も調子の良いものを優先して使うようにして欲しいものです。
考えようによっては、11も借金があったのが2にまで減少したことをよしとしなくてはならないようです。