今年に入って初めて観た本山製錬所。
その解体は驚くくらいに進んでいた。
本山製錬所と言えば足尾銅山の顔、その顔がなくなってしまった。
あの製錬所は、もう戻らない。
・・・・・(涙)
↑2006年5月には、硫酸工場が健在だった。
硫酸工場は、一番最初に解体された。
↑同年月の写真。
昨日見たら、「足尾製錬」の文字が入った塔が消えていた。
これは残すものだとばかり思っていただけにショック。
↑2005年5月の大煙突
↑昨日見た大煙突。
煙突を取り囲む施設が取り払われ、煙突の下部部分が露わになった。
↑足尾の顔の中の、更に顔とも言うべき溶炉棟。2005年5月の姿。
↑同じく溶炉棟を上段から観たもの。これは2008年6月の姿。
誰が名付けたかマンモスの檻の愛称で、マニア達に親しまれていた。
↑しかし、そのマンモスの檻も、このような状態に・・。
マンモスは逃げてしまったのだ。
↑アスベストや有害物質が飛散する恐れのある施設は、テント張りをして解体作業を進める。
その上は硫酸工場があった場所で、既に緑化が進んでいる。
猿がその草を食べ、皮肉にものどかな風景を見せていた。
赤錆びた鉄骨に重機の鋭い歯が立てられ、その光景は弱い者苛めのようで、見るのが辛かった。
こんなことなら不法侵入しとけば良かった!
時間の許す限り足尾に行き、製錬所の最期を見届けなくては。
何れにせよ、製錬所は淋しい風景となりそうです・・・(涙
「まさか此処までとは!」
とボーゼンとするくらいに解体が進んでおりました(涙
でもね、本山付近を歩きながら
「次回の目標」
が定まったのです!
本○坑○
○楽○
に行こう!・・ってことになりました。
坑○の方は、1192さん、行ったことがあるとか。
自分は、その近くの○楽○を見てみたいと、ずーっと思っていたのです。
それと、施錠された廃墟でも定期点検はするそうで、その折に見せてもらうことも可能だそうです。
しかし、これには長井館長のお力添えが必要です。
何れにせよ、あらゆる知恵を使って朽ちるに任せた足尾の遺産を観て参りましょう!
しょうがないと判っていてもネー・・・
本当、入っときゃよかったと・・・
一度マジでトライしてみたが、深夜一人で
は、やはりビビッってしまった。
もうちょっと明るくなるのを待てばよかったがなどと・・・
今さら言っても始まらない。
見たかったが、既に取り壊され 見れなかった廃墟も多数。
本山精錬所もその一つということで
足尾は、これ以外にも いろいろ魅力があるので 残されたもの
まだ、気が付いてないものなど
これからも探索に励みましょう!!