一気読みした「毒笑小説」「怪笑小説」。
タイトルに付いた「笑」の文字を裏切る事無く面白い作品だった。
・・・そうかぁ、ケイゴリンは教師嫌いなのかぁ。
自分には恩師と呼べる師が二人も居てくれるせいか、教師嫌いにならずに済んでいるけど、彼に恩師は居ないのかな?
それとも、彼ほど頭の良い人間には、どんな教師でさえもアホに見えてしまうのか?
ま、何に寄らず「先生」と呼ばれる職業に嫌悪感を抱く人は少なくないかも。
・・・自分は下級官吏が一番に嫌い。
奥田英郎が言う「馬鹿○○」の事。(おっと!ヤバヤバ!)
さてと!明日からは、篠田節子三昧と参りませうぞ。
テレビドラマを少しだけ見て・・あまりの怖さにきちんとは見られませんでした。
映画「手紙」を見た人も、すごく考えさせられたと言っていて・・・
過去の出来事に苦しむという設定が多いのでしょうか。
でも、チラッと見ただけなのに綾瀬はるかちゃんが好きになりました。切なかった・・・。
「白夜行」のドラマ、怖かったですか?
(こう言う時にTVを見ない生活が悔やまれる!)
この小説を読みながら「こんなに簡単に、しかも素人が、完全犯罪を成し遂げられないよなぁ」と、多少鼻白みながらも、先の展開が知りたくてグングンと読み進んで行きました。
最近は、東野圭吾にやられっぱなしです。(笑)
この人の凄い処は、書き出しから惹き込まれる事ですねぇ。
映画「手紙」は、とても丁寧に撮られた作品らしいですね。
・・・あ、邦画で思い出しましたけど、素晴らしく読み応えがあった横山秀夫「出口のない海」の映画を見たら・・・恐ろしく退屈な作品になっていてゲンナリでした。
監督の手腕に疑問を持つと共に、主演の市川海老蔵の演技の下手さ加減には開いた口が塞がらない・・ってなもので。
海老蔵は役者としても今ひとつ。
彼方此方の女優さんと浮名を流すのも結構だけど、もっと芸の精進に身を入れぬかいっ!・・・と叱咤したくなります。