旧愚だくさんブログ

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五色沼湖生群とFukushimaRuin

2006年05月05日 | カメ見聞録・国内編

昨日に引き続き今日も出掛けて、隣県でありながら東北地方の福島県に行って来た。目的は会津磐梯山麓の五色沼湖生群の散策・・・あの神秘的な色をした湖を是非とも子カメ達に見せたかったので。

五色沼は、意外にも最近生まれた湖で、明治21年の磐梯山水蒸気爆発(噴火とは違う)によって飛ばされ・流された30億トンもの岩石と泥流が川を堰き止め、桧原湖、小野川湖、秋元湖を始め300を超える湖沼群を作り出したそうな。その中でも酸性度の高い沼が独特の色合いを見せる事から「五色沼」と呼ばれて親しまれて来たのだそう。

Cimg223130small 五色沼には、毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、竜沼、弁天沼、青沼、るり沼、柳沼、弥六沼などがあるが、上写真は、それ等沼の中で最も神秘的なみどろ沼。
一つの沼が、緑・赤・青の三色に分かれている。

Cimg224530smallこれは青沼。
沼周辺に巡らされた散策路を歩いていた時、木立ちの間から、ふいにこの神秘的な沼が現れた時の感激ったら!
五色沼の中では面積小さめの沼・・・まるで手のひらの上で輝くアクアマリンの宝石の様。おとぎの世界にふと迷い込んだかの様な気分にもさせてくれる沼・・・沼の精が現れて「金の斧か銀の斧か・・・」なーんて言いそう。

沼を愛で、写真を撮ったりしながらゆっくりと歩いて、1時間強の湖沼群散策終了。 Cimg220630small_1
五色沼から車を走らせながら、 昨日の足尾散策の余韻抜け切らぬせいか、道中、廃墟を見つけては寄り込みつつ観察&撮影。
←これはスキー場に隣接して建てられたロッジの廃墟でかなりの巨大物件。
福島県にはバブルの遺物とも言うべきレジャー施設廃墟が数多く見られて、またもやカメ大興奮!

廃墟散策に満足した後は、ノーマルな観光客に戻って(笑)会津界隈観光のお約束とも言うべく喜多方方面に向かった。
で、喜多方一美味しいと言われる「坂内食堂」に行き、1時間20分も並んで待って「肉そば」(チャーシュー麺)に舌鼓を打ち「並んだ甲斐があった!」と、大満足。
行った場所は近場ながらも、地元&近郊の良さと奥深さを改めて感じた大型連休だった。<完>←なんちゃって!