ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

中ノ水谷  ~ 沢で焚火 ~ 2012

2012-09-23 | 山登り

12・9・22 Sat 

ひと月前のある夜、金沢の王将で仲間とお喋りをしていたときに「たま
には河原で焚火がしたいよねぇ~」という一言で、あっさりと今回の企
画が決まりました。

 

せっかくなので河原で焚火とあわせて、沢登りで山頂も目指してみまし
ょう!とういことで、今回の大野市秋生の山奥の沢へと入渓(8:40)

メンバーは金沢から 浅チャン、KITAさん、fukuさんの三名と僕の計四
名です。よろしくお願いします。

 

 

 

ここの沢は福井県内では屈指の美渓に入るであろう、と思っているとこ
ろです。前回訪れたのは少なくとも五、六年以上は前だろうと思う。

渓相や山の匂い…あの頃と変わっていないなぁ…変わったのは僕、つまり
自分自身だな、などととつきなみなことを一人ごちてとぼとぼと歩いて
います。

 

 

 

初日は水線通しに進んで行きました(一部、高捲き)。水温は意外と冷
たくはなかったですね、ただ気温の方が低かった。つい数日前まではあ
んなにも暑かったのに、今日はすこし肌寒いくらいです。

 

 

 

出合いを越えて進んでゆくごとに支流は段々と細くなってゆきます。こ
こまでくると下流に比べてずい分と浅く狭く感じます。13:00を過ぎた
頃から今夜の焚火の場所を探しながら河原を進みます。

 

 

 

まぁ、ここらでいいんじゃないか!?ということで泊場が決定!早速、
高台にシェルターを張り、河原では薪拾いをします♪

薪を集めたら、丁寧に繊細に優しく手間を惜しまず火を熾して育んで
ゆきます。焚火は最初の(この段階)がとても大切です。

 

 

 

で、火床が安定したら、もぅ一安心です。あとは適当に好きなものを焼
いたり飲んだりしながら過ごします。上の画像は熊笹の枝に「硬めのお
好み焼きネタ/味付き」を付けて焼いているところ。

 

 

 

酒類が呑めない僕ですが、今回は特別に、ホント滅多ににことなのです
が、サントリーの「角ハイボール」の350ml缶一本を呑みました、こ
ういうところでならアルコールによるドキドキ感やクラクラ感が日常よ
りも早く収まるから。
明朝は山頂を目指して登るので20:00過ぎに就寝です…・ 

 

…それは未明、ポツリ、ポツリとシェルターを叩く雨粒の響き、

それは、だんだんと激しさをましてきて…そして迎えた朝7:20…

 

 

 

未明からの雨音に眠りを邪魔されつつ、夜が明ける頃にすっかりと山頂へ
と登る気力を奪われてしまった我々は、「さぁ、行きましょう」という一
言で潔く下山します…💦

「予報では週末はまぁまぁの天気やったんやけどなぁ」などとボヤキもは
いりますが、しかし、以前の自分なら「この程度の天候なら決行でしょう」
と愚痴をこぼしたりケチをつけたりしたものでしたが。しかし今回はそん
な事は一言も云いません…、僕も成長したなと思いました。
否、この齢になると成長を通り越して老衰と云うのでしょうか、、、
僕の中で、今まで僕を支えてきた何かさえも少しづつ溶けてゆくんだろう
なぁ、ということを実感する瞬間であります。

 

 

 

帰路は捲き道を使います。とても快適な道ですね。昔に先輩や仲間たちと
一緒にこの道を歩いたのを思い出します。景色も匂いも僕の記憶が確かな
らば、あの頃のまんまなのに、それゆえに、自分の変貌が哀しい…。

 

 

 

12:20 車に到着!この後、大野の温泉で汗を流してから帰りました

久しぶりに焚火ができて大満足です。皆さん、ありがとうございました。
次回は河原でゴロ寝をしながらやってみようね!!

今週のオマケ(^^)