活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【10月31日】

2006-10-31 | 雑誌
 先週号と今週号の日経ビジネスを読みました。今週号のほうで一番注目だと思ったのはレアメタル資源の問題です。日本の工業技術製品はレアメタルに依っているものが多いのですが、原油以上に偏った国に資源が集中しているということです。特に中国に依存する物が多く、今は輸出に振り向けられているもののもうすぐ国内需要を満たすために日本に回せなくなるということです。とすると日本の産業基盤がおかしくなるわけで石油以上に問題と思われるのですね。
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【10月30日】

2006-10-30 | 文庫
 一部公立高校の社会科の履修不足が新聞をにぎわせていますが、私は選択として世界史をとりつつ必修の日本史をしょうがないという感じで授業を受けていた思い出がありますが、社会に出てから日本史もそれなりに面白いと思うようになり、それは司馬遼太郎などを読んでからなのですが、今けっこう日本史の本を読んでいます。今日から読み始めたのは律令制の虚と実という古代(飛鳥時代)から中世までの日本史の本です。この歳になってあえて教科書のような日本史を読もうとも思えず、民衆史とか政治史とか的を絞った本を選んでいる気がします。
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【10月29日】

2006-10-29 | 新書
 結局現在の日韓関係は韓国人は(基本的には)親日なのに韓国政府は反日ということのようですな。日本をダシにしていないと元気になれない韓国、韓国民としてのアイディンティティは反日にあるというのでしょうか。こういう状態だと日本としては為す術もないということでひたすら韓国が変わることを待つのみということにつきるようです。日本離れできない韓国は勉強になりました。

「日本離れできない韓国」黒田勝広 文春新書
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【10月28日】

2006-10-28 | 新書
 韓国ブームは一時の盛り上がりは落ち着きましたが、着実に日本に根を下ろしたようです。しかし日本人は韓流にアレルギーは持たないのに、韓国での日本アレルギーは相変わらずです。下々の人たちはそうではなさそうなのですが(現実的なつきあいを重視している)政府トップの人たち、特に盧武鉉大統領は金正日の手下のような行動を取って日本に対してイジメをしているかに見えます。特に竹島と靖国をめぐる(日本人から見ると)異常なまでの血の上り方は理解できないものがあります。ということで韓国の思考の元を探ろうと読んでいるのが、「日本離れできない韓国」であります。なかなか目からウロコな本です。
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【10月27日】

2006-10-27 | 新書
 昭和大相撲騒動記を読み終えました。相撲界の現在を知るためにこの本は役に立つと思います。大相撲ファンではないのですが、小さい頃から相撲はどこかで身近にあったものです。少なくとも小学校の校庭の片隅に相撲場があった世代としては(現在ではほとんど見かけなくなりましたが)全く気にならないとまではならないのですね。主人公の天龍は現代にもしこ名を継いだ人がいてプロレスラーとして活躍していますが、天龍という名前は暴れん坊なのでしょうか。

「昭和大相撲騒動記」大山眞人 平凡新書
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【10月26日】

2006-10-26 | 新書
 先週読まなかった日経ビジネスを読んでから平凡新書から先月出た昭和大相撲騒動記を読んでいます。昭和の初期に大相撲力士が待遇改善を目指してストライキを行った話です。大相撲は最近も満員御礼が出ない日も多く何か改革しなければという機運もあるのですが、例えば貴乃花親方が若乃花と相続を巡ってごたごたしていたとき、若乃花に比べて分の悪かった貴乃花でしたが改革案を発表したところ、北の湖親方に出過ぎているとたしなめられたことがありました。しかし、その改革案は一般人が読むと実に常識的で当たり前なことなのですが、封じられてしまったわけです。こと一つ取っても上下関係が硬直している大相撲の世界は昭和の初期になるともっとひどかったわけで、その頃の待遇改善運動の険しさが伝わります。
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【10月25日】

2006-10-25 | 単行本
 尾崎喜八の音楽への愛と感謝を読み終えました。尾崎喜八は詩人で没後30年ほど経ちますが、自分にとっては詩人というよりも登山家としての認識です。戦前に山の絵本という自然をエッセイで綴った作品を上梓してこのジャンルを開拓しました。串田孫一も好きなエッセイストなのですが、読んでいてしみじみと落ち着く感じがして好きです。82歳で亡くなる直前の最後の著作となったこの本を読むと、かように歳を取っていきたいものだ思うのです。

「音楽への愛と感謝」尾崎喜八 平凡社ライブラリー
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【10月24日】

2006-10-24 | 単行本
 フォーサイトの残りを読んで、本の窓を読んで、尾崎喜八(残り半分)を再び読み始めました。
 フォーサイトの書評はちょっと変わっていて、いわゆる最新刊ではなく10年以上も前に出た本から気になるものを2ページに渡ってじっくりと取り上げています。今月は講談社現代新書の私の紅衛兵時代というのを挙げています。是非買ってみたいと思いましたね。
 本の窓は今月も面白かったのですが、連載されている森詠のイヌの放課後が面白かったです。
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【10月23日】

2006-10-23 | 雑誌
 フォーサイトの最新号を読みました。安倍政権になって中韓訪問が北朝鮮核実験にタイミングが実に合っていたため外交得点をかせいだことや、ロシアのサハリン2への介入を通じて世界のエネルギー供給を操ろうとする実態などが面白かったです。
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【10月22日】

2006-10-22 | 雑誌
 今日はビックコミックオリジナルをビールを飲みながら読んでおりました。日曜日らしいといえば日曜日らしい。鍋でカボチャを煮ておったのですが、火を扱っているときはマンガを読んでは(おまけにビールを飲みながらでは)いけません。カボチャを焦がしてしまいました。
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