活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【2月28日】

2023-02-28 | その他

泊まりのスキーに出ております。朝一で家を出て新潟の上越国際スキー場にやってまいりました。抜けるような青空で(気温が高いので)雪質はちょっとというところでしたが、見晴らしの良さに満点です。夕食は飲み放題で呑んだくれたので活字は無しです。

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【2月27日】

2023-02-27 | 電子書籍

昨日に続いて北杜夫のどくとるマンボウ青春の山を読んでいます。北杜夫の代表作に白きたおやかな峰があります。北杜夫は精神科医でしたが、松本高校の先輩からカラコルム(ヒマラヤの西側、パキスタン北部)のディラン峰(7257m)遠征隊のドクターとして参加してほしいと、ほぼ強制的に言われて参加し、その時のことをベースにした作品です。その作品とは別にエッセイがいくつ書かれていて、それが収められています。こちらの方はどくとるマンボウのユーモア満載のエッセイとなっていて、青春時代にアルプスを風のように歩き回った自分が嘘のようにデレデレになった様子を書き連ねています。ベースキャンプは3900mほどで、そこでウロウロしていたのですが、隊長からせめてC1(4200m)まで上がらないと行ったことにならないと言われ、証明書をもらうために息も絶え絶え登ったのでした。遠征隊そのものは頂上まであと70mちょっとで撤退を余儀なくされました。

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【2月26日】

2023-02-26 | 電子書籍

先日の山行の電車の中でバッテリー切れになって途中になっていた、どくとるマンボウ青春の山を読んでいます。この本は書き下ろしではなく、マンボウ物で色々と書かれた山物を再編集したものです。北杜夫は昆虫が大好きで、松本高校時代は山に虫取りに散々あるき回りました。同じ頃田淵行男も北アルプスを歩き回って蝶の図鑑を作りました。どこかですれ違ったのかなあ。

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【2月25日】

2023-02-25 | 新書

ヒト(すべての生物)は死ななくてはなりません。それは次世代の進化のためです。でもヒトにとって死は恐ろしい。多くの生物は死ぬ直前まで若いものとほとんど変わりなく生きています(生殖もします)。そしてその死は我々多くの人間が望むようにピンピンコロリです。でもヒトにとってピンピンコロリでも死ぬことはわかっているので、死は恐ろしいものと理解しています。その理由は幸福を失うからですね。人同士のつながりこそが幸せの源泉です(共感力があるからだそうです)。すがるものが欲しくて宗教が存在するわけです。でもこれからはAIが取って代わるかもしれません。なにしろ、AIは不死です。神と同等です。知能は進化し続けます。神の言葉信じるように、AIのお告げ(解答)を信じる時代が来るやもしれません。今のネット環境を見回すと、思考するという作業はどんどん減っています。コピペでいいのですから。最近の検索技術もそうです。AIお任せです。余計なものを作ってくれたなと思いますがね。近未来小説でAIによる人類征服はありうる感じがします。数百年後(?)、最後の最後にAI(その時は神かも)が人類に強要したらどうなるでしょう。

「生物はなぜ死ぬのか」小林武彦 講談社現代新書

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【2月24日】

2023-02-24 | 新書

生物はなぜ死ぬのか、再開。読み終えるかと思ったら、少し残したので明日読み終える予定。生物はみな死にます。死なないとならないのですね。人以外は死ぬことを意識することはありません。なぜ人は死ぬことが怖いのでしょう。これは哲学の世界です。人が(生物が)死ぬのか子孫を残すため、そして進化するため。老体がいつまでも生きていては進化が進みません。老いては子に譲らなくてはなりません。ただ人は、ある程度まで子を教育しないとなりません。そこが宿命です。だからそこそこまで長寿でないとならないのです。

 

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【2月23日】

2023-02-23 | 電子書籍

今日の山行は往復6時間弱の電車なので、Kindleに北杜夫のどくとるマンボウ青春の山を入れてたっぷりと読もうと意気込んでいました。Kindleはバッテリーの持ちがいいのでスマホで読むよりも安心できます。家を出る時残バッテリー47%で余裕だと思っていたのに、往きの半分ちょっとのところであえなくダウン。結果、重い荷物になってしまいました。

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【2月22日】

2023-02-22 | その他

タモリの金曜深夜の長寿番組、タモリ倶楽部が3月末で終了というアナウンスに、ネットもどこも悲しい、寂しいの声が上がっています。自分も寂しいの一言です。40年も続いているんですね。せめて空耳アワーだけでも残してくれ~~という声が上がっていますが、深く同意です。日常的周囲のことをさらっと取り上げ、タモリらしいノリでさばいていくこの番組は、他のタレントでは難しいでしょう。

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【2月21日】

2023-02-21 | 単行本

山と溪谷3月号を半分ほど読み終えました。遭難特集です。水曜日は山行を予定しているので(低山ですが)、参考になればと思いました。今の遭難は道迷いが多いです。道迷いはアルプスのようなところだと少ないのです。一本道なので濃霧や雪山でもない限り道を外しません。でも低山は植林の道や獣道や迷った人の道などが輻輳していて、悩まされます。自分も何回も道を外したことがあります。GPSのスマホ地図を使いこなせれば、まず大丈夫なのですが、そういう準備をしていない人も結構いるようです。

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【2月20日】

2023-02-20 | 雑誌

ビックコミックオリジナルです。卑弥呼が俄然面白くなってきました。昭和天皇も日中戦争が泥沼化する過程が描かれて緊迫します。ビックコミックオリジナルに連載されている作品は不定期休載があって、全部を載せると逆に定価ではすまなくなる分量になってしまいますね。今号はたーたんが休載でした。もっともこの作品は主人公の性格が嫌いで、ストーリーよりもそのことで読まないマンガです(変なこだわりです)。

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【2月19日】

2023-02-19 | 新書

この歳になると死が一刻一刻と近づいています。万人にいつかは訪れる死ですが、地球上の生命体には必ず訪れます。生物はなぜ死ぬのかは去年の新書大賞2位を獲っています。地球に海が生まれ、有機物が生成されアミノ酸が合成されると、やがてRNAという遺伝子が誕生しました。RNAは生物ではありません。情報の塊ですね。何の情報か、できた時は何の意味も無かったでしょう。でも他の有機物やRNAと着いたり離れたり、試行錯誤が続いて、複製ができるようになり、さらに何億年も試行錯誤が続き、やがて生命と言われる細胞(バクテリア)が登場します。この生命が生まれるということは25mプールにバラバラに分解した腕時計の部品を沈め、ぐるぐるかき混ぜていたら自然に腕時計が完成し、しかも動き出す確率に等しいというのだそうです。

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