活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【6月30日】

2007-06-30 | 単行本
 今日は活字休養日。
 その代わりダイハード4を観てきてしまいました。1、2と同じくらい面白かったです。3が今一つな感じだったのですが、3をもう少し面白くした感じです。乗用車でヘリを撃墜するのはまだしも、戦闘機と対峙するのはちょっとお笑いでしたね。
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【6月29日】

2007-06-29 | 文庫
 極大射程下巻も一気に読み終わりました。最後の数ページまで主人公の状況は不利で究極刑確定かと思わせておいて、上巻の最初の頃にちょろっと書いてあった伏線でどんでん返しとなります。銃器礼讃とも取られるような言い回しもあるのですが、アメリカ人と銃とは一体である文化なのだなぁと思いますね。
 久しぶりに本屋に寄ったら読みたい本がここかしこにあって全部買ったらいつ読めばいいのだろうと思いつつ、今日のところは我慢したのでした。

「極大射程 下」S・ハンター 新潮文庫
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【6月28日】

2007-06-28 | 文庫
 極大射程上巻を読み終えました。政府の秘密組織にはめられた主人公はかつて海兵隊員として鍛えられた本能と体力で窮地を脱します。
 この本の面白いところはなさそうでありそうなアメリカの暗部を描いていることもさることながら、日本人では恐らく一生知ることがない銃に関する知識が豊富に出てくることですね。

「極大射程 上」スティーブン・ハンター 新潮文庫
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【6月27日】

2007-06-27 | 文庫
 7年前に読んだ本だと細部まで覚えていないので読みながらも半分は新しい体験という感じです。映画のTHE SHOOTERは極大射程の映画化ですが、原題は Point of Impact というのです。湾岸戦争後のアメリカ、まだパパブッシュが大統領の頃が舞台です。ヴェトナム戦争で活躍した退役軍曹が得体の知れない政府系情報組織に嵌められてしまいます。
 日経ビジネスも読みました。

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【6月26日】

2007-06-26 | 雑誌
 フォーサイト7月号で目に付いたのは格差社会の記事でした。格差が広がっているとか格差是正とか一口に言うものの、そもそも格差とは何かという定義を国民が共有しているかというとそうでもないのが実態なのではないでしょうか。
 THE SHOOTERというスナイパーを描いた映画が公開されていますが、それを見てきました。原作、(邦題)極大射程は7年も前に一度読んでいるのですが、また取り出して読み直しています。最初のときも一気に読みましたが、今回もまたガンガン読ませてくれます。

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【6月25日】

2007-06-25 | 雑誌
 フォーサイト7月号を引き続き読んでました。
 新聞ではあまり報道されない地域のニュースなどが載っていてなかなか楽しい雑誌です。
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【6月24日】

2007-06-24 | 単行本
 休日にはショートショートというのが一番ですね。どこから読んでもどこで読み終わってもOK!というのがいいです。現代のショートショートというと阿刀田高が有名です。星新一のそれは基本がSFというのが身にあっています。
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【6月23日】

2007-06-23 | 単行本
 昔(といっても1969年頃)早川書房から世界SF全集が出版されて、当時ガキだった自分としてそんな全集を買えるわけもありませんでしたが、1冊だけ買ったのが第28巻星新一/作品100というものです。星新一ショートショートが巷で受け入れられそれだけで全集の一巻を担っていたのですが、とにかく100個のショートショートをまとめて読めるというのでこれだけは買ったのです。実家にあったのを探し出してきたのですが、なんか黄ばんでしまっていましたが、もちろん内容が黄ばんでいるわけではありません。数編、パラパラと読みました。
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【6月22日】

2007-06-22 | 雑誌
 小学館の広報誌本の窓フォーサイト7月号(を半分)読みました。
本の窓は医療特集で心臓外科で有名な南淵先生が寄稿しています。心臓外科医としては心臓手術をするなんて考えられないといいます。あらゆるリスクがその手術には待ち伏せていて、生きて帰ってこられるということが凄いことのように感じられます。日本の医者は心臓手術を簡単に考えすぎていて、どこの大学病院でもやられているのですが、技量の足りない医師がやりすぎるということです。南淵先生は年間200例の手術をこなしていますが、大学病院クラスでは数十例くらいの手術で堂々と教授を名乗っている人ばかりなのです。心臓手術は日本ではもっと限られた病院のみで行われるべきだと言われます。うーむ、最近大学病院の実力のなさはよく言われていますが、脳外科とか心臓外科とか難しい手術ほど大学病院は避けなければなりませんなぁ。
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【6月21日】

2007-06-21 | 新書
 百年前の私たちを読んでいると、昔の人も今の人も所詮おなじ人なのだなと思います。
 百年前の常識で現代の非常識というのはありがちなのです。でも電車で化粧する女性を非難する声はありますが、百年前も電車に乗る女子大生の(当時の)非常識を嘆く声があり、その時代時代で若者をみる大人の目は同じなんだなぁとわかります。
 著者は夏目漱石の研究者で、当時夏目漱石を読んだ人たちの意識感覚を調べたくて明治大正の雑書を(2000冊!)集めこの本を書きました。当時の文学とか新聞に触れる機会はありますが、雑書の世界というのはよほど神田の古本屋を巡らないと難しいので、この本はそういう意味でも面白いです。

「百年前の私たち」石原千秋 講談社現代新書
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