活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【9月30日】

2013-09-30 | 新書

超弦理論入門、読み終えました。物質とは何か、空間とは何か、時間とは何か、物理学はそれらを追い求めていますが、その結論は出ていません。しかしどうやら物質の究極はヒモのようなものでできているらしいということまでわかってきました。少なくともこの理論以外では物理現象を説明できないということだそうです。そして次元は9次元(時間を入れて10次元)でできていて6つはコンパクト化されて3次元だけが見えているということだそうです。理論物理は数学世界そのものなのですが、そういう数式の解からどうして世界の様子がわかるのか、素人にはわかりません。が、しかし、今まで読んだ超弦理論の本では一番理解しやすかった本でした。

「超弦理論入門」大栗博司 ブルーバックス

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【9月29日】

2013-09-29 | 電子書籍

写真雑誌CAPA10月号を電子版で買って読みました。紙版より250円お得です。さらに掲載写真のキャプションなど、老眼にはきつい小さな文字も拡大して読めますし、きれいな写真はiPadの画面いっぱいにして眺めるといい感じです。写真誌こそ電子版がいいと思いますね。でもアサヒカメラとか厚い紙面のものはちょっときついかもしれませんね。CAPAくらいがちょうどいいかも。いつまでも場所を取らずに取っておけますし。

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【9月28日】

2013-09-28 | 新書

大栗先生の超弦理論入門を読んでいますが、この理論の解説書としては実にわかりやすいです。NHKの番組を見た後だからよけいかもしれませんが、今までの入門書では結局どういうことか話の筋が見えなくなることが多かったのですが、この本はそういうこともありますが気にしないようにという語りがあります。今日の所での収穫はオイラーの公式です。オイラーは人類がうんだ5人の数学者に必ず入る18世紀の数学者ですが、その公式とは 1+2+3+4+5+・・・=-1/12というものです。正の整数を無限大に足した結果は負の分数だというのです。数学上の正しい数式は e^{itheta} = costheta + i , sintheta ですが、理解しやすく表現するとこうなるということだそうで。人類の至宝といわれる公式だそうです。一般人には理解の外のものですが、ちょっとあっけにとられます。

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【9月27日】

2013-09-27 | 新書

つい先日NHK特集で数学の話をしていましたが、その中で宇宙の始原を探る究極の数式ということで超弦理論が取り上げられていました。弦理論から始まって超弦理論になって、その関係の本を読んでもちんぷんかんぷんなのですが、今夏発売のブルーバックスの大栗先生の超弦理論入門は読み始めですが、なかなか理解が進みます。NHK特集を見た後というのも理解を進ませるのかもしれません。宇宙の始まりだけではなく、四つの力をまとめる大統一理論もこの超弦理論によってかなえることができるやもしれないといわれています。そのためにはこの世の次元が10次元であるということが必要なのですが、そこがまた一般人の理解を超えたところでありますね。

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【9月26日】

2013-09-26 | 文庫

星新一の描いた未来で、ある未来の生活、すばらしき三十年後というのがあって、1967年から30年後つまり、1997年の世界を描いたものがあります。すべてが自動化された生活ということで、自動洗顔器や自動料理機(電子レンジではなくてボタン一つでパンがポンと出て来る)、勉強は学校ではなく自宅の学習装置というものです。こういう小説を読んで未来に胸をときめかせていたなぁと想い出します。この短編の中で一つ実現しているのが、大きな立体テレビでチャンネルは50あるというもの。ただそのチャンネルは火星からの放送も含んでいますが...。

「つぎはぎプラネット」星新一 新潮文庫

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【9月25日】

2013-09-25 | 文庫

星新一、つぎはぎプラネット再開です。60年前後の作品が主ですが、ビデオコーダーの(近未来)世界を扱ったものは、なかなか現代を読みあてていますね。ただビデオテープを乗り越えていないのですが(もちろん60年代にデジタルという言葉はありませんからね)、料理やゴルフの練習、万引き防止、街頭調査など今映像を塚手処理をしているものは一通り星新一の頭の中で想像できたようです。一方で2000年には宇宙(ロケット)空港があるというのはさすがに実現しませんでした。

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【9月24日】

2013-09-24 | その他

三連休を外して今日は休暇を取って墓参りに行ってきまして、350キロもドライブしてきましたので活字など読む間が無く、という一日でした。

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【9月23日】

2013-09-23 | 新書

本棚から少し前に読んだ本をパラパラと。生命の鉄理論の本で、宇宙でもありふれた元素である鉄と生命との関わりのことが書かれた本です。鉄はヘモグロビンにあって、酸素を体内に運ぶ役割をしていますが、体にはしめて6グラムぐらいもあるそうです。そもそも地球は岩石の星のように思われていますが、実は鉄の星であるのですね。地球の中心にある核は内核と外核があって内核は鉄の固体です。その回りを液体の外核があって(その外側にマントルがあります)内核を取り巻くように回ることで、地球がダイナモになって磁場が生じて、それが太陽風や宇宙線など有害な放射線から地球を守っているというわけです。動物には酸素が欠かせませんが、鉄がないとそもそも生命が存在し得なかったということです(最初の生命は酸素無しで発生しましたし)。

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【9月22日】

2013-09-22 | 電子書籍

iPadでNEWTONの9月号ブラックホール特集などを読みました。ブラックホールは理論上から導き出される天体で、直接観察することはできないので状況証拠から存在を確認するということになります。なんでも吸い込む天体というイメージですが、ブラックホールは回転していてその軸が地球の方を向いていると(そもそもそういう時の超新星爆発は)地球に壊滅的影響を与える可能性があります。そういうことが無く、地球の生物が進化してきたのは僥倖といえますね。

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【9月21日】

2013-09-21 | 雑誌

ちょっと気温が上がりましたが、日陰であたる風は秋の風という感じで、今日はダラダラと寝そべっていました。毎年不思議に思うのは、時計で計ったように咲く、彼岸花です。数日の違いで秋分の日にあわせて咲きますね。今年も咲き始めました。今日はJR全駅を3冊。新庄駅、長門駅、高知駅です。

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