活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【6月30日】

2019-06-30 | 電子書籍
雨降りの朝の日曜日、ここのところ天気図を見ると教科書にあるような梅雨の天気図となっていますね。オホーツク海と太平洋に高気圧。その間に長々と前線があって小さな低気圧が通過していく。梅雨入りの頃は強い雨の降る陽性の梅雨でしたが、このところはシトシトじとじとの陰性の梅雨となっています。そんな今日はiPadで鉄道ファンをベッドで読んでおりました。鉄道のデザインの変遷という特集で、懐かしい列車の変遷でした。


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【6月29日】

2019-06-29 | 電子書籍
iPadでNEWTONを読んでいたら、そういえば最近号の通知が無いことに気づきました。おや、と思ってNEWTONPRESSのHPを見たら、アドビのシステムサービスが終了になったので、NEWTONもこの春でサービス中止になったのだと。それだけならまだしも、バックナンバーも6月18日でDL終了ということで、それはないんじゃないのと少々憤慨しました。APPLEからもNEWTONからもその話をメールで受け取った記憶はなく、静かに終了されてしまっており、アドビもアドビだと思いましたね。ファイルをDLした後は、アドビのサーバーにアクセスが行くわけではなく、ならばせめて半年くらいはDLをさせろよと思いますよ。3社とも利用者不在のアコギな商売だと思いますね(一番せこいのはアドビだな)。

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【6月28日】

2019-06-28 | 電子書籍
台風は思ったほど強くなく、そして南岸を離れたので大したことは無かったですね。でも朝は雨だったので朝ランはなく、その分床中読書でiPadで家電批評を読んでいました。家電批評は広告なしで実機を買い込んでその良さをレーティングする雑誌ですが、昔の暮らしの手帳のようなものです。
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【6月27日】

2019-06-27 | 単行本
歴史散歩地図 新宿渋谷原宿を読了。江戸の古地図がブームでそれに現代の地図を合わせて街歩きというのも流行っていますが、こちらは盛り場としての三つの街のほぼ戦前から80年代頃までの変遷を綴ったもの。職業明細図と火災保険図、住宅地図を手掛かりに昔あったビル、飲み屋、喫茶店が今はどうなっているのかがわかります。二回目の東京オリンピックが近づいていますが、一回目のオリンピックでは代々木公園が選手村だったと知る人も少なくなってきているのでは?その選手村の前はワシントンハイツという占領米軍の家族村だったことを知る人はもっと少ないでしょう。そんなことがよくわかる本でした。

「歴史散歩地図 新宿渋谷原宿」赤岩州五 草思社

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【6月26日】

2019-06-26 | 電子書籍
地球46億年 気候大変動を読み続けています。地球の過去の気候史は何冊も出ていますが興味本位の本もあり、でもこの本は46億年の気候変動をかなり科学的な方法、論拠でもって解説していて、今まで読んだこの手のものとしては読みごたえがあります。

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【6月25日】

2019-06-25 | 電子書籍
地球は暑くなっているというのは多勢の見解ですが、果たして本当なのかという意見もあります。確かにCO2の濃度は上がっているし、平均気温も上昇傾向。北極の氷の面積は減っている。シロクマも危機的だ。ところが実はシロクマは増えている、北極は残念だけれど南極の氷は増えているという調査もあったりで、不都合なニュースが消されているとも言われています。地球は長い歴史の中で温暖化と寒冷化を繰り返してきました。なぜそうなるのかはまだ判らないところです。ブルーバックスの新作地球46億年 気候大変動を読み始めました。

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【6月24日】

2019-06-24 | 雑誌
一個人7月号の万葉集、古事記、日本書紀の特集を読みましたが、なかなか素人向けの解説がわかりやすかったです。記紀と言われる同時代に書かれた古事記と日本書紀は何が違うのか。内容はほとんど同じなのですが、古事記はやまと言葉で書かれていて、漢字表記とはいってもいうなれば音のごろ合わせに使っているだけですが、日本書紀は完全漢文で書かれています。これは読む対象を違えているからで、日本書紀は中国のそれに習って偉大なる日本の起源・姿を対外的に示すということがあるのに対し、古事記は国内に大王(天皇)の正当性、偉大さを示すものであったということです。なるほどね。万葉集は奈良時代に選定されましたが四期に分けられるそうで、最初の二期が最も万葉らしいということです。万葉の歌は五七調とはいえ、今の和歌とはちょっと違っていて、自由さがありますね。大伴旅人や柿本人麻呂らが有名ですが、令和の元となった、大宰府での宴は、この時代の人たちにとって歌というものが、日常の言葉のような役割をしていたことの反映があるようです。ごく自然に歌が酒席で出てくるのですね。それは歌として最高のものではなくても。防人でも歌を詠むのですから。


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【6月23日】

2019-06-23 | その他
今日は夏の10キロマラソンでした。スイカマラソンといって、富里のスイカをふんだんに食べさせてくれるので人気のマラソンです。10キロマラソンなのに1万人が集まります。全国的にも屈指の人気でしょう。スイカは甘くておいしかったです。
会場までチャリで15キロを往復してこれがランより疲れました(ママチャリです)。で、今日は活字無しです。

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【6月22日】

2019-06-22 | 雑誌
最近の梅雨はシトシトという降り方よりも、晴れたと思ったら時々ざーーーーっという降り方が多くなった気がしますね。だから傘の持ち様が難しいです。
本の窓7月号を読みました。逆説の日本史マンガ版が毎月面白いです。このところの話は、松平定信の話で、寛政の改革をした人で、名君と言われた人ですが、確かに白河藩主としての定信は名君ともいわれましょうが、老中としての定信は朱子学に凝り固まったいけてない老中だったというのが見立てです。田沼意次の重商主義的な考え方を反転して、いわばデフレ経済を推奨したような政策でしたが、その結果は失脚という形になってしまいました。日本史では一時は定信が善で意次は賄賂政治家の悪とされていましたが、最近では意次の方が評価されていますね。

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【6月21日】

2019-06-21 | 文庫
久しぶりに面白い小説を読んだというのが正直な感想の月と6ペンス。作家はタヒチに立ち寄りもう亡くなってしまった画家のことを知己のあった人たちから聞きます。タヒチの自然は画家への天啓であり、画家はここを終生の地とします。死後、画家の作品は認められ巨額で取引されるようになります。がそれは画家にも作家にも関係のないことでした。人というものの面白さが書かれていますよ。光文社文庫が新約で売り出して成功したので新潮文庫も名作の新約に励んだ中の一冊です。

「月と6ペンス」Sモーム 新潮文庫
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