活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【12月31日】

2010-12-31 | 雑誌
ついに2010年も大晦日でございますね。夕方に御節の材料を買いにスーパーへ行ったら、もう殆ど無くて通常の売り場に変身中でした。大好物の伊達巻が無かったのがショックでしたね。午前中は大賑わいだったようです。かろうじて残っていたパック物の御節セットでお茶を濁すことになりました。まぁ、その代わり我が家では煮物を大量に作ってはありますが...。大掃除も最後の部分の窓拭きなどをしました。年賀状が早くも一枚、住所に見当たらないと戻ってきてしまいました。という一日ですが、ニュートン2月号、微分と積分を読んでいます。微積は高校数学で挫折した科目で、でも現代において微積分なしにものは語れない、ということで何とか理解をしたいと悪あがきをしているのであります。加速度を微分すると速度(だっけ?)になるとか、まぁ身の回りは微積分に満ちているのでありますね。
よいお年を…。
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【12月30日】

2010-12-30 | その他
今年も晦日前になりました。底冷えの一日でありましたが、大掃除もせずにショッピングセンターなどに行っておりましたら、活字の類は(朝刊以外)触れませんでした。でもショッピングセンターの本屋で今年最後の本を4冊ゲット。まぁ雑誌とかを立ち読みしたので(主にサッカー関係)それが活字ということで。
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【12月29日】

2010-12-29 | 新書

歴史のIFはよくある想像ですが、もし唐の高宗が天皇を名乗らなかったら、天武天皇は天皇ではなくやはり皇帝を名乗らざるを得なかったのではと思います。天皇は道教の最高神格ですあり、飛鳥時代に道教思想はそう影響はなかったはずで、だとすれば、天武皇帝とか持統皇帝となった可能性もあるわけです。天皇が1500年の皇統を維持できたのは、天皇が権威であって権力ではなかったからというのが通説ですが、皇帝ですとまさに権力の塊であり、万世一系というよりも王朝の交代が頻繁に起きたのではと思ってしまいます。藤原道長だって皇帝になったかもしれないし、平清盛もしかり、頼朝も幕府ではなく皇帝として王朝を形作った可能性もあるのではと想像します。さらには徳川王朝を倒した薩長は明治共和制になったかもしれず、その後の歴史も変わった可能性は大きいですよね。あくまでも歴史のIFの世界であります。それはさておき、天武天皇から持統天皇にかけては近親結婚が続き、皇統の純血が図られたのですが、天皇が日本に根をはやしたその時でありますね。天智と持統を読了。

「天智と持統」遠山美都男 講談社現代新書

 

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【12月28日】

2010-12-28 | 新書

昨日あたりから仕事納めというところも多いようで、朝の電車も空いてきました。天智と持統を再開です。壬申の乱の真の黒幕は誰か、兄弟であった天智と天武との関係はどうだったのか、そこに持統(天智の娘にして天武の妻)はどう絡んでいたのか、という疑問を持って日本書紀を読み進めると、どうやら持統天皇が黒幕だったように推測されるというのでありますね。天武が編纂を開始した日本書紀ですが、持統が主にストーリーを展開したということのようです。ちなみに天皇という称号は天武が初めてで、天武は一代限りの称号として天皇を名乗ったらしいのですが(唐の三代皇帝高宗・・・則天武后が奥さんでした・・・が一代限りとして天皇を名乗ったのにちなんだようです)、持統が後をついで天皇となり流れがついたようです。ちなみに天武以前は大王でしたから、さかのぼって天皇と照合されて日本書紀に書かれたとのことです。

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【12月27日】

2010-12-27 | 雑誌
鉄道全路線も溜まっていたのをまとめて読んだのですが、地図中心も2月分溜まっていて、通勤電車の中で読みました。12月号は新幹線特集で、もちろん鉄道雑誌ではないので地図から見るというものですが、日仏独伊が占めていた高速鉄道の地位は韓国と中国の追い上げにあっています。とにかく中国はとりあえず最初のものを作らせておいて、あとは自国の技術だと言い張って輸出ドライブをかけるのですから、安閑とできません。1月号は地図投影法の話。グーグルマップは何図法でできているか、今まで気にしたことはなかったのですが、メルカトル図法だそうです。この図法だと北緯・南緯85度より極側は地図にならないのですが、小さなメッシュをファイルにしているグーグルマップにはこの図法が一番いいのだそうです。
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【12月26日】

2010-12-26 | 雑誌
年末というモードからいよいよ年の瀬というモードになってまいりました。スーパーはクリスマスものから御節ものへ売り場変えです。今日は大掃除が無いので(昨日はたっぷりやらされた)、古いVHS(新婚旅行なんてのもある)のデジタル化をしながら鉄道全路線20東京メトロを読んでいました。これでJRと大手私鉄が終わりましたが、来春から公共鉄道と中小私鉄が30週出て都合100冊の出来上がりということになるようです。毎週買っているので580円はたいした金額でありませんが、まとめて買えば6万円近くするので、週間百科といえどもあなどれません。
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【12月25日】

2010-12-25 | その他
かなり以前に買った東京凸凹地図帳を本棚から取り出して読んでおりました。東京というところを現在の地形図で見ると建物におおわれていて、等高線がよく見えませんし、昔流れていた川なども暗渠化されていて、もともとの地形が読みとりにくくなっています。これを建物をなくして陰影図という形で処理すると、本郷台地や武蔵野台地、石神井川、神田川などがよく見えるようになり、それぞれの川が台地を刻んでいる様子がよくわかり、寺は台地の上にあり、人は水周りのことから台地の下に暮らすことが多いということがわかります。NHKのブラタモリはよく見る番組なのですが、まさにこの地図帳を見ながら現代の街中に痕跡を探していく番組で面白いです。
鉄道全路線19西日本鉄道も読みました。
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【12月24日】

2010-12-24 | 雑誌
鉄道全路線大手私鉄17京王電鉄18京阪電気鉄道を読みました。だいぶ前に買っておいたのですが、そのまま積んでおいたのを今日読んだわけです。大手私鉄で唯一京阪はいままで一回も乗ったことが無いのですね。大きなターミナルに接続していないのであえて宇治に行くか石山寺に行かないとなかなか乗ることは無い感じです。
クリスマスイブですがいかがお過ごしですか。
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【12月23日】

2010-12-23 | 雑誌

来年のカレンダーが欲しくて、雑誌の付録を見ていたらCAPA1月号についているのが一番素敵だったので680円で雑誌ともどもなら安いものだとゲットして、久しぶりに写真雑誌をぱらぱら見ることになりました。フィルム時代の一眼レフはそれこそ10年以上も使えたのですが、デジタル一眼になってからは3年ももちませんね。レンズも同じメーカーの一眼レフでもフル規格とAPS-Cとではレンズが違って困ります。この雑誌を買ったときにレジに山積みになっていた集英社の広報誌青春と読書1月号をもらってきてこれも読みました。小学館の本の窓とどちらが面白いかというと、他社の本もどんどん紹介している本の窓のほうがちょっと分がいいかな、と。

 

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【12月22日】

2010-12-22 | 新書

今日は冬至でしたが、暖かい一日でした。
天智と持統
という本を読み始めました。いわゆる古代史ですが、大化の改新、壬申の乱というところの歴史像が最近教科書どおりではなくなっているようです。そもそも天皇という名前は天武天皇から始まったようで、天智天皇は当時としては天智大王(オオキミ)と呼ばれていたようです。皇太子という名前もなく、皇子の中から適宜選ばれていたようです。天皇というのも中国の老子の思想から来たものですし、日本書紀そのものも中国にならって王朝の正当性を書き記したものという書物なのですね。もっとも王朝の正当性といっても、神武以来の皇統が天武天皇で切れたということでもなく、大王という制度のような制度でないものから天皇という皇統が改めて始まったということで書かれたということのようであります。天皇の起源を書いた本が最近店頭でも多くなりましたが、このあたりの研究が進んできたのでしょうね。

 

 

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