活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【12月31日】

2017-12-31 | その他

大晦日。正月の支度は昨日のうちに終わりましたが、朝早くから年越しそばを打ってきました。素人そば打ち同好会というのに入っていて、そのメンバーで年越しそばを打ったわけです。師匠は昨日のうちに7キロの蕎麦を打ったそうで、さすが。自分は500gです(つなぎと水を入れて1キロ、7人前の蕎麦になります)。その後は昼飯にかっぱ寿司に行って60皿食べ(ただし5人です)、スーパーで肉を買いこんで夕食は肉三昧。ということでプレ正月の一日で活字は0です。

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【12月30日】

2017-12-30 | その他

本日は大掃除。とはいっても家人が殆ど済ませてくれていたので、窓の外側をきれいにして終わりです。頼まれているHPを作る作業を午後やって本日は終了~~。明日からいよいよ大詰めモードですなぁ。

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【12月29日】

2017-12-29 | 新書

以前、青森の三内丸山遺跡に行った時、縄文文化の素晴らしさに感動しました。それまでは弥生時代に先駆ける先史的な位置づけで、文化的には劣っているものというイメージでした。でも、今は縄文文化は日本が世界に誇る文化であったと思っています。弥生文化は確かに稲作を中心とした農耕文化で、縄文文化は狩猟採取文化です。農耕文化が現代につながる人類史を築いたのは確かですが、失ったものも多かったわけです。伝染病や貧富の格差、極端な人口増、資源浪費、戦争などは農耕文化が生み出したものです。縄文文化は弥生文化が紀元前500年頃にやってきて、駆逐されたかというとそうではなく、共存し融合していったとわかっています。ただ、北海道の住民は弥生文化を拒否し、縄文文化を色濃く残した続縄文文化からアイヌ独自の文化(擦文文化)へと変わっていきます。そして、ヒトとしても縄文人の特徴をよく残しているそうです。縄文人は鼻が高く、彫深く、ヨーロッパ的な顔立ちだそうです。ということで今年最後の本はアイヌと縄文という本を読んでいます。

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【12月28日】

2017-12-28 | 文庫

このロンドンを襲ったペストは、早い段階で富裕層をロンドンから避難へと向かわせました。ニュートンもその一人で、疎開先のケンブリッジでの期間、微分積分を発見したのですね。ある意味ペストのおかげで人類は大いなる進歩を遂げたわけです。デフォーのペストは、パンデミックに会った人々の様子を上層階級から下々まで克明に綴っています。恐らく現代でもヒトの反応と言うのは同じだろうと思います。ロンドンでは悲惨な状態でしたが、群衆がパニックになったということはありませんでした。食料などはちゃんと供給されたからでしょう。現代でも勉強になります。かなり厚い文庫ですが、章立てが無く一編で出来上がっています。

「ペスト」ダニエル・デフォー 中公文庫

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【12月27日】

2017-12-27 | 文庫

ペストはどうやって感染するかというと、げっ歯類(ネズミ類)に取りついたペスト菌がノミを介してヒトに移ります。ノミに食われた近くのリンパ節が腫れて膿瘍を作るのが腺ペスト。これが一般的です。70%の致死率のようです。肺炎を起こしたものが肺ペストで、これはヒト・ヒト感染を起こし、一番危険と言われます。肺ペストになるとほぼ死んでしまうといいます。この小説では今まで元気だった人が突然通りを歩いていてバタッと死んでしまう描写がありますが、これは敗血症ペストあるいは肺ペストの可能性がありますね。中世、近世に流行ったペストですが、最近はパンデミックのようなことは起きません。部分的な発病はありますが。理由はネズミにあるようです。かつてはクマネズミが家にいて、このネズミはヒトの側にいたのでこのネズミを媒介にノミがヒトにたかったのですが、18世紀初頭にロシアから大量のドブネズミが移ってきて、クマネズミを駆逐してしまったのだそうです。ドブネズミは名前の通り、どぶの界隈にいてヒトとあまり接触しません。だからペストの大流行が減ったのだといいます。現代、暖かくなったビルなどではクマネズミがまた勢力を盛り返していると聞きます。となると、ペストがパンデミックを起こす下地が出来つつあるのかもしれません。

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【12月26日】

2017-12-26 | 文庫

クリスマスも終わりますと、例年のことながら怒涛の如く新年に向かって時が進みます。仕事もあと2日です。ペストはなかなか面白いです。ダニエル・ディフォーは作家でありながらジャーナリストでもあったので、当時のロンドン市発表の死亡週報を克明に追ったりして、ペストの記録を残そうとしています。もちろん、叔父からの伝聞を元に作った話ですが、他にも取材をしたはずで、ロンドン市民の様子が良く描かれています。14世紀のペスト禍と違って感染ということがわかってきて、一軒から病人が出ると、その家を外から封鎖してしまうのですね。外出も禁止で隔離してしまうわけです。当然健康な家族もいて、文句も出るし、こっそり逃げ出す人もいたりするわけですが、基本は病人を抱えて辛抱するしかないわけです。やがて一家全滅ということもあったようです。そういう家は12時間交代で見張りが付きますが、これは貧民に仕事を与えるという意味合いを込めて任せていたのです。そして死体も貧民に馬車で運ばせて、大きな穴に放り込んで土をかけるという始末でした。金のある市民は早々に脱出して地方に疎開をしたのですが、残された貧民層は暴動寸前になりましたが、これらの与えられた仕事をこなすうちに感染して大量に死んだそうで、ディフォーに言わせればうまくさばいたという感じのようです。17世紀、江戸は元禄の直前の頃のことです。

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【12月25日】

2017-12-25 | 文庫

ペスト、再開。1665年のロンドンペスト禍は14世紀中世のペスト禍のように、なすすべもなく人口の3分の1が死に絶えるということはなく、それでも7万人が死んだとされています。おまけに翌年はロンドン大火があって、当時木造の街であったロンドンは燃え尽きて、その後に現代に残る石造りの街並みが出来たのだそうです。そしてそれまで残っていた木造の汚らしいところが燃えたのでペストも翌年は収まりを見せたともいいます。

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【12月24日】

2017-12-24 | その他

クリスマスイブでありますが、我が家のクリスマスパーティは明日であります。でもチキンは買ってきて食べてまさにプレクリスマス。
年賀状の宛名書きで一日を過ごしました。例年、PCでプリントアウトするのですが、今年は写真年賀状にしたら、プリンターで(紙が厚くて)吸い込まず、しょうがないので手書きで住所を書きました。いい加減疲れますよね。昔は全部手書きだったのですが。

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【12月23日】

2017-12-23 | 雑誌

来年のカレンダーを何カ所かに飾るのですが、トイレのカレンダーは例年雑誌に付録の小型のやつを飾ります。鉄道雑誌や写真誌の付録でいいものを探すのですが、今年はCAPA付録のものが出来がいいのでそれをゲット。買ったCAPA1月号を炬燵に入ってめくっていました。毎年カメラの進化が続きますが、どこまで行くのでしょうね。

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【12月22日】

2017-12-22 | 雑誌

冬至でありますね。柚子湯に入ってカボチャを食べました。まだ風習が残っている我が家です。明日からは夏至に向かってた太陽は進むというわけです。
本の窓1月号を読みました。そしてペストを読んでいます。ペストと言えば皆が思い浮かべるのはカミュのペストですが、今読んでいるのはディフォーのペストです。ディフォーはあのロビンソン・クルーソーのディフォーです。17世紀のロンドンを襲ったペスト禍をドキュメント風に描いています。ディフォー自身はこの時5歳で、この作品はペスト禍を切り抜けた叔父の話が元になっています。

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