コクド・西武鉄道のモンダイはここのところちょっとマスコミ紙面から薄くなっていますがどうなっているんでしょうね。清二氏は文学者として生き、経営にタッチする存念は無いと言い切っています。セゾングループ総帥だった清二氏は異母弟義明氏との確執が昔から伝えてられていましたが、この時期雑誌インタビューを通じて現在の心境を語っています。
今の西武鉄道は銀行がどうやって自分に都合の良いように食いちぎろうとしているかという所を、堤兄弟達が株主名義の問題からその方法に異議を申し立てているところですが、清二氏としては父康次郎の後を次いでからの義明氏が殿様として君臨してきた経歴を振り返って、この逆風を乗り切っていけるのか心配しています(セゾン時代に銀行から裏切られた体験が下地になっている)。
江戸時代、老中に昇進していく譜代大名はその過程で奏者番を経験させられ、徹底的に(将軍の前で粗相をしないように)自らのお殿様気分を改めさせられたそうです。義明氏が取り巻きの中でのみ経営者として生きてきたことを清二氏は心配しています。どうなるのでしょうか。
「西武と日本を憂う」堤清二 日経ビジネス5/30
今の西武鉄道は銀行がどうやって自分に都合の良いように食いちぎろうとしているかという所を、堤兄弟達が株主名義の問題からその方法に異議を申し立てているところですが、清二氏としては父康次郎の後を次いでからの義明氏が殿様として君臨してきた経歴を振り返って、この逆風を乗り切っていけるのか心配しています(セゾン時代に銀行から裏切られた体験が下地になっている)。
江戸時代、老中に昇進していく譜代大名はその過程で奏者番を経験させられ、徹底的に(将軍の前で粗相をしないように)自らのお殿様気分を改めさせられたそうです。義明氏が取り巻きの中でのみ経営者として生きてきたことを清二氏は心配しています。どうなるのでしょうか。
「西武と日本を憂う」堤清二 日経ビジネス5/30