活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【12月31日】

2023-12-31 | 雑誌

大晦日の今日は、午前中に年越しそばを打って(二八で1kg打ちましたよ)、それを昼飯にエビ天を買ってきて食べました。そんでもって午後は山と渓谷1月号をぺらぺら読んでいるうちに寝てしまいました。なによりもこの年の瀬に鼻風邪が悪化して副鼻腔炎気味になり、医者もやっていないのに目頭が重く不快で、家族が持っていた抗生物質を飲んだら少し楽になり増した。

 

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【12月30日】

2023-12-30 | 新書

赤髭王の呪いを読み終えました。作者はフランス人であり、フランスは過去ドイツと戦って苦い敗戦を被っています。そのせいでいささかドイツアレルギーがあるようなところもあります。赤髭王の呪いはあばずれなドイツ人少女をめぐる殺人事件ですが、ツイスト博士の推理と交通事故と記憶の一時障害が大きな鍵となる話です。他に3編収めてあって短くもツイスト博士の華麗な推理が楽しめます。

「赤髭王の呪い」ポール・アルテ ハヤカワポケットミステリ

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【12月29日】

2023-12-29 | 単行本

過日、「槍・穂高」名峰誕生のミステリーという本を読んで、北アルプス生成の秘密を読みましたが、この本に写真を大量に加えて、想像図も付けた地学ノートという本が発売されていつか買おうと思っていましたが、kindleUnlimitedで借りることができたので、金田一耕助を昼間読んだ夜な夜な寝る前に読み進めておりましたが、ようやく読了となりました。北アルプスは穂高カルデラと槍カルデラが150万年から150万年前に起きてベースができたのですが、その後東西圧縮で隆起して3000mの山々になりました。そして氷河が削って急峻な岩場を作りました。日本にはカールという雪のたまり場の地形がいくつも残っていますが、自分もそうですが日本の氷河ってカールくらいしかなかったのだと思っていたのですが、実はそれなりの山岳氷河があったのですね。カールというのは氷河の源みたいなもので、そこから供給された氷が下流に流れていきました。アルプスに行ったことのある人はわかるのですが、例えば槍ヶ岳は槍沢という沢を登り詰めますが、ここは高いところから見るとU字谷を形成しているのがわかり、南岳・中岳・槍ヶ岳の下のカールから流れた氷が、おそらく300mの厚さ(今のヨーロッパの氷河並み!)の氷河を作っていた思われるそうです。穂高岳を形作る雄大な涸沢からも氷河が流れていて横尾山荘の近くまで流れていたのではないかと想像されるそうです。そういうのを知って山に入ると感動も違いますね。

「地学ノート」竹下光士 原山智 山と渓谷社

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【12月28日】

2023-12-28 | 新書

10月から金田一耕助を読み続けたこともあって、ほとんど電子版の読書でした。12月に入ってから紙の本を読みましたが、それも図書館のもので自分で買った本は秋以来ご無沙汰です。年末の本は先日読んで面白かったポール・アルテのもので赤髭王の呪いです。これも電子版。ハヤカワポケットミステリで、このシリーズを読む人はけっこう通ですよね。たまたまKindle版があったので借りている次第です。

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【12月27日】

2023-12-27 | 文庫

金田一耕助は一段落したのですが、もう一冊横溝正史の金田一耕助のモノローグという本を借りていたのでそれを読みました。戦前住んでいた吉祥寺から岡山に疎開する時の話、岡山の桜部落での人との付き合い、戦後になって本陣殺人事件を書くに至った経緯などがエッセイで書かれています。岡山にいたおかげで東京にいることと比べ、食糧難で苦労したということはなく、その分張り切って探偵小説を書くことができたといっています。そして江戸川乱歩の力添えでそれまでの三流作家から中央の推理小説界にデビューできたのだということです。薄い文庫なのであっという間に読めました。
KindleUnlimitedや図書館での金田一耕助ものは一段落ついたので、また色々と読もうと思います。

「金田一耕助のモノローグ」横溝正史 角川文庫

 

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【12月26日】

2023-12-26 | 文庫

クリスマスが終わっていよいよ年末モードです。ただで読める金田一耕助最後の1冊、悪霊島を読み終えました。これで10月から一気読みを始めてから28冊目になります。物語の最初に磯川警部のプライベートな人生が少し紹介されますが、これが後半の後半に意味を持つようになります。そして八つ墓村と同じく洞窟での騒動も起きます。横溝正史は犯人が最後に逮捕されて収監されるというエンディングを作りません。多くは服毒自殺などをして、社会からの制裁を受けない形をとります。今回の犯人も冷酷な犯人でしたが、最後は・・・。

「悪霊島」横溝正史 角川文庫

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【12月25日】

2023-12-25 | 文庫

悪霊島の上巻を読み終えました。山陽沖の瀬戸内海の島で起きる事件ですが、まず最初に連絡船で身元不明の男の死体が引き上げられます。そこからは悪霊島(通称は刑部島)の住人と関係者の説明が続きます。最後に島内で殺人事件が起き、話は佳境に入ります。推理小説というのは最初は緩慢に、後半は一気に話が進むというのが多く、読む方も後半にペースが上がりますね。

 

 

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【12月24日】

2023-12-24 | 文庫

今日もやることがいっぱいあって、金田一君はなかなか進みませんでした。夕食後に読み始めましたが、一杯やった後なので眠くなって途中で閉じてしまいました。

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【12月23日】

2023-12-23 | 文庫

今日は色々と立ち回ったので悪霊島はあまり進みませんでした。おまけに我が家のクリスマスパーティは今晩なので余計にそういうことになりました。クリスマスというとチキンで、フライドチキンならケンチキですが、もも肉一つであればスーパーとか色々なところで売っております。今年はガストのテイクアウトのチキンを用意しました。なかなかコスパよろしです。コストコが近くにあればコストコが良しなのですが、これに劣らない出来でありますよ。

 

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【12月22日】

2023-12-22 | 文庫

金田一耕助は病院坂の首縊りの家の事件のあとはアメリカに行ってしまいましたが、作品としてはこれが最終回ではなく、これが連載されていた野生時代に翌年、悪霊島が連載され、これが最後の作品となりました。当然舞台は病院坂の前の昭和42年の岡山です。当然磯川警部とコンビとなるのですが、冒頭に磯川警部のプライベートなところが明かされます。この作品は映画化されて、「ぬえの鳴く夜は恐ろしい」というのがキャッチコピーとしてヒットしました。これは作品の最初に瀕死の男がつぶやいた言葉です。悪霊島は上下二巻の長編となっています。今日のところは上巻の4分の1まで読みました。

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