今日は4年に一度の肉の日だそうで。
雑誌東京人は面白い特集をちょくちょくやるのですが、去年8月号を読んでいます。こういうときdマガジンだとバックナンバーが読めて助かります。時代考証の特集で、夏は読み外したという感じです。アニメ、映画、ドラマなどでは時代考証がないと嘘くさくなります。時代考証は大河ドラマや時代劇の専売特許と思いますが、アニメなども昔の街を再現するときは時代考証が必須ということです。
エリザベス1世のライバルたち 英国歴史物語を読み終えました。発端がセシルの女王でエリザベス1世が出てくるので、そのことを史実の基づいて知りたかったのですが、セシルの女王の主人公ウィリアム・セシルは全体で数行しか出てきませんでした。でもエリザベス統治の40年間にわたって宰相の地位にあったということで、女王の右腕であったことはよくわかりました。16世紀、17世紀はまさに王位継承の混乱が国々を動かしていたと言えます。王位継承権を振りかざして隣国に介入するというのは当たり前のことで、日本の皇室とは違う王権の在り方がよく分かります。
「エリザベス1世のライバルたち 英国歴史物語」藤田幸久 アマゾン電子書籍
エリザベス1世のライバルたちを半分まで読みました。セシルの女王の登場人物は大方出ていますが、肝心のセシルはまだ登場しません。実在の人物なのですが。一方多くの貴族はマンガ以上に出てきます。それもキャサリン、メアリー、ヘンリー、チャールズという名がいくつも重複するので誰が誰だか最初は戸惑いますね。彼の国は同名を平気でつけますね。日本は聖武2世天皇なんていませんよ。
16世紀のイングランドの王位継承の過程、特にヘンリー8世からエリザベス1世にかけてを読んでいますが、まあ実に簡単に関係者が処刑されるものです。昨日までの首相のような立場だった部下をロンドン塔に押し込めて斬首するというようなことがしょっちゅう起こります。日本では信長から秀吉の時代ですが、戦の場ではともかく政治上でそう簡単には死刑をすることはなかったですよね。
ビックコミックでセシルの女王が面白いので、エリザベス1世の本を読もうと探しましたが、これが意外に無いのです。先日亡くなったエリザベス2世は何冊もあるのに、1世は歴史の彼方の人ということでしょうか。アマゾンの電子書籍でエリザベス1世を書いたものが出ていたので(それも無料)、ゲットして読んでいます。マンガの筋を思い出しながら。
闇の狩人を読み終えました。最後は記憶喪失の青年剣士が属していた藩のお家騒動という話があって、そこに話は絡んでいきます。盗賊の小頭は最後は妻とカタギの生活を送ります。青年剣士は藩に戻ることなく過去を省みることもなく結婚して自分の力で生きていきますというところでシャンシャンです。お家騒動の話になったところで少し緊迫感が薄れてしまいましたね。香具師の頭領と小頭とが手を組むのかと思っていましたが、そうはなりませんでした。仕掛人の元締めとしての頭領の最後はあっけないものでしたね。
「闇の狩人 下巻」池波正太郎 角川文庫電子版
白馬のローソンで買ってきたビックコミックオリジナルを読みました。白馬のローソンは雑誌売り場が隅っこの方に隠れるようにあったので、はじめはこのローソンは雑誌がないのかと思ったりしました(ほとんどが外人客でビールやつまみを買っていました)。セシルの女王が今日は一番面白かった。
昨日一昨日の雨は雪に変わって、地肌だらけの白馬村も雪に覆われました。リフトについていた雨水が氷として張り付いて、八方尾根のリフトは全部朝イチは休止となってしまいました。なので隣のスキー場47に行きましたが、こちらはゴンドラは動いているものの、上部リフトは止まっていて、1本だけ動いているペアリフトに行列ができました。この何年以上もリフトで並んだ覚えはなく、昔を思い出し新鮮な感じがしました。
昼飯を食べてスキー場を後にして、八方温泉みみずくの湯に入って320キロの道のりを帰ってきました。ということで3日連続活字なしでありました。