昨日に続いてdマガジンで今日は週刊新潮。週刊誌が好きで毎週買われる人もいるかと思いますが、昔は週刊誌は歯医者か銀行で読むものでしたね。特に銀行は夏はエアコンがガンガンだった時代、週刊誌を読んで涼む人が多かったものです。さて週刊新潮は都知事選の話題がいっぱい載っていましたが、今現在、小池さんが都知事になったということで、そういうことでこれらの記事を読むのも面白いです。
週刊誌などはめったに読まないのですが、dマガジンを契約したので、好きなだけ読めます。今日は週刊文春。買ってしまえば隅々まで読まないともったいないのですが、dマガジンなら面白いところだけつまみ食いでいいです。面白かったのは、自民党都議団のドン、内田幹事長の記事で、テキヤ上がりのこの人は恫喝どうようの言動で都議会議員団を牛耳ってきたというものです。石原慎太郎ですら服従していたといいますし、安倍総理でも手が付けられないようで、小池候補などは一番に毛嫌いされていていましたので推薦もあり得なかったわけです。こういう方は早めにご退出願った方が自民党のためだと思うのですがね。
へんな星たち読了。今どきは天文学というより天体物理学というようですね。この宇宙には10の22乗(1000億×1000億)個の恒星があるそうです。我らが太陽のように標準的な恒星があるとおもえば、連星、白色矮星、中性子星などなど、さらに生まれたばかりの星、最期を迎えそうな星、いろいろある中で、変わった星10個を紹介した本ですが、とりわけ印象に残るのが、いて座にあるWR104という7500光年かなたの星。蚊取り線香のような渦を地球に見せているのですが、この星、10万年くらいで超新星になりそうなのだそうです。その時、ガンマーバーストという宇宙最強のエネルギーを地球に向けて放射される可能性があるといいます。ガンマーバーストが見事地球に当たると、生物大量全滅の可能性があるそうです。過去にもそいういうことがあったとも言われています。生物大量全滅は4回くらい起きたと言われていますが、その一つがガンマーバーストだったらしいのです。まぁ人類がそもそもいない可能性もありますが、10万年というのは地質学的にはあっという間です。破局噴火なども起きそうですし、ガンマーバーストだけが原因にはならないかもしれません。が、しかし、恐るべき殺人光線です。
「へんな星たち」鳴沢真也 ブルーバックス
へんな星たち、二日目ですが、このブルーバックスは口絵にへんな星たちのカラーが載っていて、本当にへんな星たちです。色も素晴らしくきれいなもの、形が変なもの色々です。天文に興味がない人にはたいしたことはないでしょうが。
真田信之を読了です。著者は真田丸の時代考証も引き受けていて、それがこの本を書くきっかけになったそうです。真田丸の主役は信繁ですが、真田家の主役は信之ですね。ドラマには出てきませんが、領国経営は苦労したようです。
真田信之を読み終わって、さて次は、と家にある本を持って出なかったので本屋に入ってゲットしたのはへんな星たちという本。天文学の本です。最近は宇宙論の本を読むことが多くて、天文の本は久しぶりです。
「真田信之」黒田基樹 角川選書
真田信之を引き続き。真田丸では当然脚色が入っているわけですが、素顔の真田信之がここではわかります。弟の信繁が歴史に現れてくるのは大坂の陣からですからね。
dマガジンでCAPA8月号を読みました。
NHKの大河は真田丸ですけれど、真田一族の話はかつて池波正太郎の真田太平記を読んだので、大体わかっているのですが、人気の高い真田信繁(堺雅人)よりも兄の信之(大泉洋)のほうが好きなのですね。ドラマではちょっと抜けた感じの性格描写ですが、これは脚本の問題ですね。史実ではかなり勇猛な武将であったとのことです。その史実を信之に焦点を当てて書いた、ずばり真田信之を読んでいます。一次資料からわかる信之の前半生を解説していますが、信之はなんと93歳まで生きたのでありますよ。
関東南部は涼しい日が続いています。犬の散歩も楽です。土曜日はどうしてもビデオ三昧です。アマゾンのFireTVを買ってからはCSI:の第一クルーを見まくっていました。第二クルーに入っています。2000年から2001年の放送なので、ケータイとかPCの古さが目立ちます。でもストーリーは面白く、同じ警察の科学捜査ものでいえば、日本では科捜研の女がヒットしましたが、出来は全然CSI:のほうがいいですね。なもんで、活字休養日でした。
現代に格差はあるか? マスコミを見ていると格差社会という言葉がしきりです。現代の格差というのはほとんど所得格差ですね。身分における格差というものはありません。本人の努力次第では皇室以外のものになることは建前上は可能です。しかし、大東亜戦争以前では超えられない身分格差というものが存在していました。身分が違えば所得も違う。現代の所得格差は乗り越えがたいものでありますが、乗り越えが不可能ではありません。しかし、身分格差はどうにもならない慣習でもあります。弥生時代の頃から生まれた身分格差は2000年近くに渡って存在してきました。格差と序列の日本史はその歴史をたどる本でした。
格差と序列の日本史を読み終えそうだったので、帰りの電車用に何か一冊と思って書店に入り、一冊ゲットしたのですが、レジに講談社の広報誌、その名も本が置いてあっていただいてきまして、車中読んでいましたが、なかなか面白い内容でした。
「格差と序列の日本史」山本博文 新潮選書