活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【10月11日】

2006-10-11 | 文庫
 ローマ人の物語が今月も文庫化発売されたので読んでおります。今回の物語は皇帝の順番から言うとマルクス・アウレリウスになるのですが、ちょっと趣向を変えて皇帝達の物語と同じくらいローマを語る上で重要なローマのインフラについての話です。つまり街道、水道などがどうしてあんなに立派に作られたのかということです。ローマの街道はそうキロ数8万キロに及び、同時代には万里の長城も作られていますが、こちらは5千キロほどです。そして車道幅4mでその両脇に3mの歩道付きという現代でもそうはない立派な物です。これが紀元前から作られていたなんて当時縄文と弥生の入り交じったような生活の日本からは想像を絶するものです。
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