日経ビジネスの今週号をまず読んで(最近はiPodもDSも今度出るPS3も台湾のEMSメーカーが作っていて台湾こけると大変なことになるというお話が面白かったです)、ローマ人の物語・すべての道はローマに通ず(下)を読み終えました。街道、上下水道、橋というインフラの他にも教育、医療にまで帝国内での整備をはかったある意味自由があったローマ帝国は、キリスト教がだめにしたといえるのではないかと思ってしまいます(キリスト教徒には悪いけれど)。帝国という言葉はいいイメージは無いのですが、現代でも独裁国家は残っていて、そんな国家よりも2000年前の帝国のほうがよっぽど住みやすかったのではないかと思ったりします。
「ローマ人の物語・すべての道はローマに通ず(下)」塩野七生 新潮文庫
「ローマ人の物語・すべての道はローマに通ず(下)」塩野七生 新潮文庫