活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【2月28日】

2018-02-28 | 単行本

かつて海外旅行が夢であった時代、例えばハワイやアメリカ西海岸に行くのに使うキャリアはJALはありましたが、やはり憧れはパンナム(パン・アメリカン航空)でした。知らない人も多くなりましたが(60歳以上の人は知っている)兼高かおる世界の旅という日曜日の午前中の番組は人気番組でしたが、タイトルが流れる画面はパンナムのボーイング707の空中映像でした。また海外旅行をすると航空会社は航空バッグをプレゼントしてくれて、パンナムのバッグを日常使っているのを見ると羨ましかった思い出があります。そのパンナムは航空自由化の波に乗り損ねて倒産してしまいます。世界に君臨したパンナムですが、そのヒストリーを日本人で描いたパン・アメリカン航空物語を読んでいます。

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【2月27日】

2018-02-27 | その他

本日は会社をさぼってスキーに行ってきました。年に一度のスキーです。ピンポイントに上天気で、雪質、気温、ゲレンデ状態など文句のつけようのない日和でした。群馬にある川場スキー場に行ってきましたが、視界も良くて目の前の武尊山、遠く浅間山、日光白根山、志賀高原が一望できて幸せでありました。このスキー場にはモーグルバーンがあって、なんと、平昌で銅メダルを取った原大智はここで練習をしているのだそうです。強烈な筋のついたバーンは普通では滑れませんね。
車の運転は他の人がやってくれたので、かといって本を読むということも無く、SAに置いてあるJHのHighway Walkerを読んでいただけでした。

 

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【2月26日】

2018-02-26 | 単行本

マクスウェルが電磁気学の方程式を作り上げるまでは、19世紀の物理学会はニュートンの重力方程式で電磁気をまとめようとしていました。そして光速は慣性系を問わず一定であるとする特殊相対性理論以前は光速をどうまとめるかが問題になっていました。マクスウェルが電気と磁気ををまとめ、電磁波(光)は有限の速度を持っていることを方程式から明らかにしたことで、アインシュタインの理論構成へとつながりました。この本はこの過程を巡っての数学と物理の歴史をなるべく数式を使わず(使っても中1程度)解説してくれた教養書でした。

「世界を数式で想像できれば」ロビン・アリアンロッド 青土社

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【2月25日】

2018-02-25 | その他

今日も活字は連休でした。
それよりも今日のトピックは設楽悠太のマラソン日本最高記録達成ですね。協会から1億円ももらえるのですね。井上も6分台で大迫と並んでここにきて男子は活況を呈してきました。女子も常に21分、22分を出してくれるようになるといいのですが。

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【2月24日】

2018-02-24 | 電子書籍

オリンピックで女子アルペンスーパー大回転とスノボのパラレル大回転を二刀流で金を取ったチェコのレデツカにはびっくりしましたね。趣味での二刀流はそこら中にいますが、このレベルになれば相当磨き込まないといけないわけで、どう練習配分をしていたのか不思議に思います。天性なのでしょうねぇ。野球の大谷もという言う意味では天性と言えるのでしょう。
活字は休養日でござんした。

 

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【2月23日】

2018-02-23 | 単行本

紀元前のギリシャ時代の幾何学者(エラトステネス)は中学生でもわかる幾何学で地球の直径を5%の誤差で計算しました。夏至の日に真上から太陽の陽が差す井戸があるエジプトの地と、アレクサンドリア間の距離とそこでの日差しの角度とで計算したわけです。距離がもう少し正確に出ていればもっと精度は上がったものと思われます。ギリシャ人は地球は丸いと思っていたのもすごいですね。世界を数式で想像できればは数学史も判り易く書かれています。

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【2月22日】

2018-02-22 | 単行本

大杉漣さんが亡くなりましたが、急性心不全とはいうものの、これは正式な病名ではなく、何かが起きて心臓が止まったということで、何かは今のところ不明ですね。持病もなく、体形も普通で悪いところは無さそうなのに、逝くときは逝ってしまう。お悔やみ申し上げます。
世界を数式で想像できればの4日目。科学に貢献した人が次々と登場してきます。今日はファラデー。この人は物理、化学に最も貢献した人の一人なのに、その当時は科学者としては認められいなかったそうです。正規の学業を積んでいなかったというのが理由のようです。実験をベースに理論を作った人でした。マクスウェルはファラデーの功績の上に自らの電磁気論を組み立てます。

 

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【2月21日】

2018-02-21 | 単行本

世界を数式で想像できればの3日目。ニュートンは重力加速度を初めて明らかにしました。有名な9.8m/sec/secというもので、毎秒9.8mずつ加速するというものです。質量の過多に関係なく、全ての物質に等しくかかるものですな。10gのものも10kgのものも10mの高さから落とせば、約1秒後に地面に落ちるわけです(空気抵抗を除く)。重力加速度はaという定数で表され、力Fは質量mと重力加速度aとの掛け算となり、F=maと表されます。重さというのはまさにmaのことで、地球の重力圏から出た宇宙ではaが0になるとma=0になりつまり無重力でぷわぷわしているということになるわけです。身近なところにニュートンがいるというのも面白いです。

 

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【2月20日】

2018-02-20 | 雑誌

ビックコミックオリジナル。太宰治原作の人間失格は漫画家の画が何とも言えず、まるでホラーを読んでいるようです。原作を読んだことが無いので何とも言えないのですが、太宰と言えば人間失格(ほかにも名作はありますが)で、文庫本670万部が売れたそうです。青空文庫でも読めるのですな。一方、昭和天皇も面白い出来になってきました。

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【2月19日】

2018-02-19 | 単行本

世界を数式で想像できればは電磁気学の法則をなしたマクスウェルの方程式の話をメインに、その周囲の物理学と数学の読み物です。ニュートンによって力学は微積分によって示されるようになりましたが、電気とは何かというのが19世紀にようやくわかってきて、マックスウェルが電気と磁気は同じものであるという電磁気学を数式でまとめたのです。やがて20世紀になると原子のふるまいを理解しようとして量子力学が生まれ、この三つの力学が現代物理学の根底にあるわけですね。いずれも数式で表されるということが特徴です。数学はもともと動物を2匹、3匹と数えたり足したり引いたりする算術が発展したものですが、こういう人間の観念上のものが、現実の物理、世の中、ひいては宇宙をも記述できるというのは奇跡のような気がします。

 

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