活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【8月31日】

2017-08-31 | 文庫

8月最後の今日はやけに涼しい一日でした(ただし関東)。ビゴーが見た明治職業事情を半分まで読みました。今は無くなった職業に、下駄の歯入れ屋、壮士、屑拾いなどがあります。下駄の歯入れ屋は昭和30年代まで地方ではあったらしいですが、壮士というのは死語ですね。国会議員などに取り巻いて演説をする人です。屑拾いも下駄の歯入れ屋と同じく、昭和30年代までは居たような記憶です。

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【8月30日】

2017-08-30 | 文庫

昨日まで昭和初期の世相を読んでいましたが、今日からは明治初期の職業の話です。フランス人ビゴーという人がイラストと解説をもって日本を紹介したもの、ビゴーが見た明治職業事情を始めました。イラストといっても風刺漫画に近い描き方で、実際に見たものの他に、写真に撮ってイラスト化したものもあるようです。

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【8月29日】

2017-08-29 | 文庫

戦前にの日本を読了。戦前の日本と今の日本を比べて、80年以上の年代の差から来る当然の違いは別として、絶対にないものがありますが、それはスラム街(貧民街、貧民窟)です。最下層の人たちで、今でもアジア各国には存在しますが、戦後の日本から無くなりました。社会保障制度ができたからですが、なにしろ凄い世界だったと思います。残飯屋という職業があって、士官学校から残飯をもらい受けて、水で洗って食べるのだそうです。スラム街は四ツ谷、赤坂、麻布、本郷、牛込など都内各所にあって、汚水に満ちた生活で臭いも強烈だったということです。信じられませんね。

「戦前の日本」伊藤知弘 彩図社

 

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【8月28日】

2017-08-28 | 電子書籍

戦前の日本を読んでいますが、戦前のサラリーマンというのは今のサラリーマンと近いところもありますが、全然違うところもあって、それは財閥のサラリーマンはそんじょそこらのサラリーマンと違ってエリートであり、昭和4年頃の課長の年収は今の金額にして5千万円だそうです。昨日の日経新聞に、日本の取締役は平均年収2700万円でベトナムにも抜かれていると出ていましたが(それで人材を取れなくなっているようです)、凄い格差があったものです。
青空文庫をちょっと覗いていたら小暮理太郎のページで初旅の大菩薩嶺という短編を見つけてDLして半時ほどで読みました。昭和8年、大菩薩を登山した記録ですが、戦前の日本と被る時代の登山でした。

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【8月27日】

2017-08-27 | 電子書籍

dマガジンでデジタルキャパ9月号を読みました。新しいカメラ特集などを読んで、そろそろ新しいカメラが欲しいなぁと思いました。カメラってかつてフィルムの時代は一眼レフを買えばレンズを買いそろえて10年は使えましたが、今は3年経てばもう買い替えという時代になってしまいました。写真一枚当たりの単価はタダ同然になって誰でも好きなだけ撮れるようになったのは素晴らしいことですが、フィルム時代の一枚一撃みたいな時代が懐かしいです。

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【8月26日】

2017-08-26 | 雑誌

先週の日曜日に買ったビックコミックオリジナルをようやく今日読みました。ビックコミックオリジナルは長期連載が多くて、かつてはあぶさんがそうでしたが、いよいよ浮浪雲があと2回で終了だそうですね。1973年から開始で1000回以上の連載です。1000回と言っても年間24冊の発行ですから積み重ねるのは大変ですね。人の性(さが)を描いてきたマンガでしたが、9月20日号で終わるそうです。あとの長寿連載は釣りバカ日誌と三丁目の夕日です。三丁目の夕日はすでに月一連載になっています。釣りバカはどこまで続くのでしょう。

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【8月25日】

2017-08-25 | 文庫

虫の音がコオロギに変わってきました。
戦前は(軍国主義下で)今よりも暗くて過ごしにくかったとかつて小学校の社会科で習ったことは、実はそうでもなかったということを書いた本が結構出ています。暗かったことにしておこうという人たちに教育されてしまっていたのですね。確かに戦時中は締め付けが厳しかったことは事実かもしれませんが、戦争も押し詰まるまでは結構自由な生活が出来ていたようです。もちろん、現代並みの自由ではなく、当時の尺度での自由です。本屋で目にした戦前の日本を買って読んでいます。

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【8月24日】

2017-08-24 | 雑誌

本の窓9・10月号を読んでおりました。相変わらず菅原文子のエッセイにイライラした後(もう少しまともなエッセイを書いてもらいたい)、一橋文哉の最近の日本の刑事事件事情を読んで、逆説の日本史を楽しみに読みました。ずーっと連載されている西村京太郎の十津川刑事ものは今回の作品はけっこうおもしろいです。

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【8月23日】

2017-08-23 | 新書

地球はなぜ「水の惑星」なのかを読了。そもそも地球に液体の水があるというのは、宇宙的に見てもかなり奇跡的なことのようです。最近は木星の衛星エウロパには氷の表面化に液体の水があるようだという観測もありますが、ひょっとして生物の可能性は十分あるにしても、知的生命となるとまずありえませんね。地球は液体の水が地表にあってさらに水だけでなく陸地もあったということが今の人類の反映につながっていると言えるそうです。地球に水があるのは太陽からの微妙な距離(ハビタブルゾーン)という奇跡もありますが、プレートテクトニクスが起きている(大陸が動いている)というのが大きな理由だそうです。どうやら太陽系でプレートテクトニクスが起きているのは地球だけだそうで、それも奇跡の一つですよね。今続々と惑星があつ恒星系が見つかっていて、生命体が他のどこかに存在する可能性はほぼ100%だと(自分は)思うのですが、知的生命がどれほどいるかはなかなか微妙なところだと思いますね。この本は最後に著者がこれから日本を継ぐ若者に惑星科学学ぶための心構えを伝えています。

「地球はなぜ「水の惑星」なのか」唐戸俊一郎 ブルーバックス

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【8月22日】

2017-08-22 | 新書

朝の通勤は地球はなぜ「水の惑星」なのかを読み、帰宅の電車ではパーソンオブインタレストを見ているので、本の進み方が遅いこと。本の方はなぜ海があるのかという位の本だと思って読み始めたのですが、惑星科学の王道を行くような内容で、時々(判り易く?)グラフを参照するのですが、なかなかこれが難しかったりします。微惑星が衝突して惑星はでき、マグマオーシャンで包まれた地球ですが、数千万年で冷え固まり、固まった時は海はできていたというのです。マグマが固まるときに水が揮発してということらしいです。かんじんのそこのところが書かれていないのでキツネにつままれた感じで読み進めています。

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