活字日記

毎日読んだ活字系(雑誌、本、新聞、冊子)を可能な限りレポートします。

【11月30日】

2018-11-30 | 単行本

珈琲のエッセイを集めた本を読んでいます。知っている作家、知らない作家、今の作家、昔の作家のエッセイを集めたものです。おいしい文藝と名付けられた河出書房新社のシリーズで、こぽこぽ珈琲というものです。コーヒーのほかにラーメン、おなべ、パン、フルーツなどがシリーズ化されています。面白そうなので全部読んでみようかという気にさせられます。

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【11月29日】

2018-11-29 | 文庫

クマってかわいいぬいぐるみになるかと思えば、牙をむく凶暴さが強調されたりもします。一体どっちなんだと思いますが、クマは実は人を恐れているということです。クマは実に人を観察していて、人は自分より強いと思っているのだそうです。でも、子連れのクマだったり、若いクマだったりすると、時に人に向かってくることがある。クマに直面したらどうするか。一番いいのは直立して目をしっかり合わせて立つということだそうです。腰を抜かしてしまったら、座ったままでも目を見据える。弱気を見せたときにクマは襲ってくるそうで、どうせやられるのなら、開き直って見返すしかないということです。少し胆力があれば、腹の底からウォーっと吠えるのもいい。うまくいけば、しばらくのにらみ合いの後退散するそうです。逃げるのが一番ダメで、クマは60キロ位で走れるので逃げ切れません。覆いかぶさってきて、顔の真上に大きな口を開いて、よだれが顔にかかってきて、もう顔面をはぎ取られるという刹那に陥ったら、最後、こぶしを作って喉の奥にできるだけ腕を突っ込んで舌を握るというのがあるそうです。一緒に木の枝を突っ込んでもいいとか。こちらの多少の肉は削ぎ取られても生き残れる可能性があるそうです。とにかく弱気を見せてはダメだと。できますかね。ただ、一度でも人を襲って食べたことがあるクマはダメだそうで、人間が自分より弱いことがわかっているので、そういうクマが何回も人を襲うそうです。逃げられません。山でのクマよけは、クマよけ鈴が有名ですが、ペットボトルをボコボコさせるのもいいそうです。不快な音のようで、逃げていくとか。クマのことがかなり勉強になりました。クマの教科書です。

「クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等」片山龍峯 ちくま文庫

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【11月28日】

2018-11-28 | 文庫

主人公ハンターの姉崎等さんは地図も持たず、毛の下着に長袖シャツ、ジャンパーを着て、長靴で(北海道の)真冬でも山に入ります。米5升に特製味噌くらいの食料です。ただし、マッチをしっかり持って行きます。冬でも火の付きやすい木を知っていて、ナイフにナタにのこぎりを持ち、床になる木を倒して即製の小屋を作ります。数日山に入ってクマ猟をするのですが、サバイバルというか、究極の生き残り術みたいな感じです。クマの身になってなって山を歩き回り、谷の形、山の形を体にしみこませ、ホワイトアウト状態でも道迷いということは無いそうです。クマにあったらどうするか、二日目です。

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【11月27日】

2018-11-27 | 文庫

東北ではクマを追って山に分け入る人たちをマタギと呼びますが、北海道でもクマを追う人たちはいて、アイヌの人たちがそうです。千歳から定山渓にかけて猟場にしているアイヌ民族最後の狩人と言われる人に、インタビュー構成で作られたクマにあったらどうするかという記録を読み始めました。ただの熊撃ちの記録ではなく、アウトドア、サバイバル、クマやイタチなどの習性などがつづられていて、引き込まれます。

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【11月26日】

2018-11-26 | 雑誌

本の窓12月号です。井沢元彦のコミック版逆説の日本史が面白いです。漫画の千葉きよかずも見やすい絵で好みですね。こういうのは漫画家が違うと全然印象が変わりますが、この組み合わせは正解の気がします。それに引き換え冒頭の連載、菅原文子のエッセイは毎度のことながら根拠のない政権批判しかなく、この人は一体何を考えているのだろうと思わせます。読者フォーラムを見ると結構ファンがいるようですが、嵌められているなぁと思ったりしますよ。

 

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【11月25日】

2018-11-25 | その他

本日は昼から宴会となり、久しぶりに真昼間からの酒ということで、いい感じに酔っぱらっておりました。ということで、活字どころではなく、という状態でした。

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【11月24日】

2018-11-24 | 雑誌

昼間は日曜大工をしたりでけっこう忙しく、これからベッドに入って鉄道ピクトリアルの残りを読みます。

 

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【11月23日】

2018-11-23 | 雑誌

休日の朝、ベッドの中で鉄道ピクトリアルなどを小一時間読んでいました。休日は早朝ロングランが普通なのですが、今日は市の駅伝大会に出るのでちょっとゆっくりなわけです。その駅伝、たかが3.1キロなのですが、中途半端な距離で、ほぼ1000m走に近いハードな走りを要求されるので結構きついです。おまけに最後に陸上競技場に向けて上り坂があるので、ここがとてもつらい。ただ天気が良くて何よりでした。

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【11月22日】

2018-11-22 | 選書

今日はいい夫婦の日だそうで。車のナンバーも1122というのが多いですな。2525と並んで多いナンバーかと。
シーア派とスンニ派を読み終えましたが、混沌としている中東情勢理解のヒントがだいぶ授かりました。中東はアラブとペルシャとの駆け引きが基本だと思っていたのですが、概ねそういうことのようです。それがスンニ派(アラブ)とシーア派(イラン=ペルシャ)の宗派争いと形を変えているのですが、アラブにもシーア派が結構いて、イラクはアメリカの介入によって(イラク戦争)フセインが退場してからはシーア派の国になり、イランがイラク、シリア、ヨルダンに勢力を伸ばすようになったということへのサウジなどの危機感が複雑な関係を築いているということです。旧宗主国たる欧州の思惑、ロシアの思惑、アメリカの思惑、トルコの思惑、イスラエルの思惑、などが絡み絡みで、この地域はしばらく混沌とした情勢が続きそうです。中東情勢の理解が進んだ本でした。

「シーア派とスンニ派」池内恵 新潮選書

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【11月21日】

2018-11-21 | 雑誌

一泊旅行から帰ってきまして、昨日コンビニで買ったビックコミックオリジナルを帰ってから読みました。昭和天皇物語が冒頭を飾っていますが、この連載はなかなか面白いです。あとは黄昏流星群(TVドラマ化はおおこけだとか)、深夜食堂、刑事ゆがみですなぁ。

 

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