つげ義春の紀行文にハマっております。昭和の後半から平成の初めにかけての旅行に関する随筆なのですが、鄙びた宿を専門に泊まり歩いていますが、秋田の五能線沿いにあるとんでもない宿を見つけたとき(ほとんど崩れかかっていてとても営業許可が降りているとは思えない)さすがに唖然としたそうです(写真を撮ってこなかったことを悔やんでいる)。鄙びたと言っても狙った宿が全部思いに叶った宿ではないのですが、考えようによってはこれはこれでありかもしれないと思うところがいいです。家族で行った近場の旅行(今のコロナ禍にはぴったし)の話も面白いです。